Xiaomi 17T Pro 開封レビュー。Nothingとコスパはどっちがいいのか

RAMやストレージのコスト増加の影響はどのメーカーも受けている中シェアトップ5で見るとXiaomiが最もダメージを受けており第1四半期は前年対比約20%の大幅な減少です。

今回はXiaomi 17T Proを購入したので開封レビューをしつNothing Phone (4a) Proと比較レビューをしててみたいと思います。

開封。

まず開封をしていきたいと思いますが白を基調とした化粧箱で毎度お馴染みだと思います。

付属品を確認するとUSB-Cケーブル。

SIMピンに説明書。

そして100W対応の電源アダプターです。特に100Wの電源アダプターは別途購入するとなるそれなりのコストがかかるので嬉しいです。

同梱品で最低限揃う。

そして専用ケースも同梱されておりマット仕上げのシリコンタイプで前モデルと一緒です。

個人的にはこれであれば同じシリコンでもクリアケースの方がいいのでは?と思っちゃいます。

ただそれでも同梱してあるだけありがたいと思っておりその場凌ぎには十分です。

また開封時点でスクリーンプロテクターも装着されているので最低限は揃うのかなと思います。Appleなどは環境保護を建前に付属品をカットすることでコストカットをしていますがXiaomiや中華系はいまだに付属品をしっかり充実させてくれているのは嬉しいところです。

デザインを確認。

次にデザインを確認していきたいと思いますが前モデルからほとんど違いはないように見えます。

本体上部と本体左側面はアンテナスリットくらいでマイクすらないのはちょっと意外です。

そして本体右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンとAndroidではお馴染みだと思います。

最後に本体下部を確認するとスピーカーグリルにUSB-CにマイクにSIMトレイとなっています。

サイドフレームはアルミでフラット形状かつマット仕上げを採用しているので質感は高めです。

そして本体背面を確認するとフラット形状かつマット仕上げのGorilla Galass 7iでコーティングされたガラスとなっており自分が勘違いしていた部分として前モデルは繊維強化プラスチックを採用していたことでプラスチックであの質感だった方がすごいです。

実際に試したくはないですがガラスになったことで高級感が出る一方割れやすくなったかもです。

そして今回購入したのはディープブルーで色味はかなり良さげで指紋が目立ちにくいのがいいです。あくまでも主観ですが上位モデルのXiaomi 17 Ultraよりも色味が綺麗で良さげに見えます。

Nothing Phone (4a) Proと比較。

そしてここからは価格帯が違いますがNothing Phone (4a) Proと比較したいと思います。まず本体サイズでみるとNothing Phone (4a) Proの方が縦横は僅かに大きいですがより薄くなっている感じで重さでみるとNothing Phone (4a) Proの方が9g軽いです。

デザイン Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
本体サイズ 163.6×76.6×7.9mm 162.2×77.5×8.25mm
重さ 210g 219g
背面 アルミ ガラス(Gorilla Glass 7i)
防水防塵 IP68 IP68

実際に持ち比べてみるとXiaomi 17T Proの方がちょい小さい分ずっしり感が強めです。

物理ボタンの配置などに特段違いはありませんがNothing Phone (4a) ProはEssential Keyという簡単に言えばスクリーンショット用の物理ボタンを搭載しています。

そして本体背面を確認するとNothing Phone (4a) Proはサイドフレームから背面とアルミのUnibodyとなっていることからも一体感がある上で質感はかなり高く感じます。

好みの問題だと思いますがXiaomi 17T Proはオーソドックスなデザインに感じてしまいます。

ちなみにNothing Phone (4a) ProはUnibodyの弊害としてワイヤレス充電非対応です。

そしてデザインの印象を分けるもう一つの要素としてカメラデザインで好みが出やすいです。Nothing Phone (4a) Proはカメラ部分にNothing Phoneの要素を集約した感じでさらにグリフマトリックスの搭載と唯一無二のデザインですがかなり独特なのかなと思います。

一方でXiaomi 17T Proはスクエア型のカメラデザインでカメラフレームはアルミと非常にスッキリした印象ですが4眼構成ではなく右下はセンサーなのでちょい注意が必要です。

ちなみにカメラバンプ込みで本体の厚みを計測してみるとNothing Phone (4a) Proは12.19mmに対してXiaomi 17T Proは12.06mmと正直ほとんど一緒と言ってもいいです。

ちなみにテーブルに置いた時に僅かですがNothing Phone (4a) Proはカタカタします。

ユーザーの需要や設計の合理化などからも価格を抑えようとすると大型化する傾向にあります。デザインは好みの問題ですがトレードオフがあるとはいえ価格差が約4万円と考えるとNothing Phone (4a) Proはデザインへのコストのかけかたが非常に上手い印象を受けます。

一方でXiaomi 17T Proは中華メーカーの機種と考えると非常にシンプルな印象を受けます。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイに関してディスプレイサイズでみると両機種とも同じく6.83インチです。

両機種とも同じくフラットディスプレイを採用していることからも筐体サイズの僅かな違いはベゼルの差だと思っておりNothing Phone (4a) Proの方が地味に太いことを確認出来ます。

そして基礎スペックの部分に関して表示解像度や画素密度もほとんど一緒となっています。

コンテンツの表示を確認。

ちなみにYouTubeを再生してみるとデフォルトでみればXiaomi 17T Proの方が赤みが僅かに強いように見えますが個人的にはそこまで気になるような差はないのかなと思います。

ディスプレイ輝度を確認。

次に視認性に直結する部分として輝度ですが海外サイトを参考にするとXiaomi 17T Proは自動調節で1069nitsに対してNothing Phone (4a) Proは1557nitsとなっています。

ディスプレイ Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
ディスプレイサイズ 6.83インチ
表示解像度 2800×1260/450ppi 2772×1280/447ppi
色深度 10bit 12bit
リフレッシュレート 144Hz
輝度/ピーク 5000nits 3500nits
輝度/GSM Arena 1557nits 1069nits
PWM調光 2160Hz 3840Hz
耐久性 Gorilla Glass 7i

あくまでも自分が今回試した感じだと屋内ではNothing Phone (4a) Proの方が明るいと感じることが多く屋外で比較してもNothing Phone (4a) Proの方が明るいという印象です。

基本Nothing Phone (4a) Proはオールシーンで輝度に困ることはほとんどないですがXiaomi 17T Proはちょっと暗いと感じることが多く屋外での使用頻度で判断すべきです。

その他最大144HzのリフレッシュレートやGorilla Galass 7iの採用と耐久性も一緒です。PWM調光に関してはXiaomi 17T Proが3840Hzと高いですが自分は差を実感出来ないです。

ざっくり言えばディスプレイの色味は好みで明るい分Nothing Phone (4a) Proの方が汎用性は高いという感じですが両機種ともディスプレイに妥協が見られないのが良さげです。

正直ディスプレイはフラッグシップでも進化が止まりつつあるのでこの価格帯なら尚更です。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックに関してアップデートの最大期間としてみれば同じく6年となっていますただNothing Phone (4a) Proはメジャーアップデートが3回なので割と差があります。

OS Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
サポート期間 3回(メジャー)/6年(セキュリティ) 5回(メジャー)/6年(セキュリティ)
おサイフケータイ
B21/n79 ×
Wi-Fi Wi-Fi6 Wi-Fi7
AirDropとの互換性 ×

ローカライズに関しておサイフケータイにeSIM対応と一緒ですがdocomoのn79やB21が非対応というのも一緒となっており個人的にはXiaomiには対応して欲しかったところです。

あと細かい部分でみるとXiaomi 17T ProはWi-Fi7に対応しているのはかなりデカいです。

ソフトとAIを確認。

一方でソフトに関して主観ですがNothing Phone (4a) ProはAOSPに近い印象です。それこそUIが独特なことに加えグリフマトリックスなどかなり拘っているように見えますがカスタマイズやオプションという部分でみると非常にシンプルになっているかなと思います。

一方でXiaomi 17T ProのHyperOSは以前と比較するとかなり分かりやすくなりました。ただAndroidに慣れている人ほどHyperOSはちょっと違和感を感じることが多いかもです。

そしてAIに関してXiaomi 17T Proは最低限に対してNothing Phone (4a) Proの最大の特徴はEssential Spaceで簡単に言えばメモ機能をよりAIで強化した感じになります。

あとで確認したいことをEssenstial Keyで保存してあとはAIが追加で補足してくれます。個人的にはこの機能がかなり気に入っており割と対応している機種も少ないからこそ重宝です。

またChat GPTを割と深いレベルで統合しているのは魅力の一つなのかなと思います。一方でXiaomi 17T Proの意外だった部分としてはAirDrop over Quick Shareに対応していることでiPhoneなどApple製品とのデータ共有がより簡単になったことです。

また専用アプリが必要ですがApple製品との連携性はXiaomiの方がよほど進んでいます。正直AirDrop over Quick ShareはNothingに先に対応して欲しかったところですが地味にハード要件があるとの噂もありフラッグシップレベルのSoCが必要なのかもと言われています。

容量構成を確認。

そして容量構成に関してRAMは規格も容量も一緒となっていますがXiaomi 17T Proは512GBまであることに加えストレージ規格がUFS4.1に対応とかなりの差があります。

容量構成 Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
容量構成 RAM12GB/ROM256GB RAM12GB/ROM256GB
RAM12GB/ROM512GB
RAM LPDDR5X
ストレージ UFS3.1 UFS4.1
SoC Snapdragon 7 Gen 4 Dimensity9500

そして搭載SoCに関してもフラッグシップ向けとミドルレンジ向けとかなりの差があります。その上で発熱とパフォーマンスの持続性を調べるためにベンチマークで負荷をかけてみました。

パフォーマンスの持続性と発熱を確認。

先日話題になった通りベンチマークスコアに関してはあくまでも参考程度でお願い致します。

トップスコアに関しては200万点近くの差があるためちょっと比較にならないかなと思います。

発熱 Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
1回目終了時点 31.1 40.2
2回目終了時点 33.1 43.9
3回目終了時点 32.8 41.5

一方で発熱に関してパフォーマンスに違いがある分仕方ないとは思いますがNothing Phone (4a) Proはほとんど発熱しない感じでかなり上手く制御している印象です。

次にパフォーマンスの持続性を調べるためにWild Life Stress Testをしてみました。

トップスコアだけでみると3倍近くの差があるとはいえロースコアでみるとほぼ差がないです。Xiaomi 17T Proは発熱するとかなり強めのスロットリングをかけるので安定率が低いです。

ちなみに計測終了後に外部温度を計測したところ両機種とも38度くらいとほぼ変わらずです。今回触った感じだとNothing Phone (4a) Proの方が上手く閾値を満たしている印象です。

自分のように負荷の高いゲームをやらない人間からするとNothing Phone (4a) Proの方が発熱しなく十分に快適な上にアニメーションの差かNothing Phone (4a) Proがサクサクです。

バッテリー関連を比較。

そしてバッテリー関連においてXiaomi 17T Proは7000mAhと単純に容量が多いです。ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとXiaomi 17T Proは20時間を超えていることからも圧倒的でこのスコアは個人的にはちょっと異常に感じてしまいます。

実使用における電池持ちは試してみないと分からないですがNothing Phone (4a) Proは手持ちの個体だと電池持ちが良いとは正直思えないのでスコアは正直鵜呑みに出来ません。

とはいえスコア差を考えればXiaomi 17T Proの方が電池持ちがいいことに違いはないです。

バッテリー Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
容量 5080mAh 7000mAh
バッテリーテスト 15時間16分 21時間41分
充電速度 50W(有線) 100W(有線)/50W(ワイヤレス)
充電30分/フル充電 68%/61分 72%/44分

充電速度に関して最大充電速度に違いがありフル充電に45分程度というのが単純にすごいです。Nothing Phone (4a) Proが遅いというよりはXiaomi 17T Proが異常な感じです。

またXiaomi 17T Proは対応ワイヤレス充電器を使うことで最大50Wで充電が可能です。ただ充電器が日本で発売されていないことが影響しているのか公式サイトでは充電速度には言及しておらずあとは最大22.5Wでの高速リバース有線充電機能にも対応しています。

何より電池持ちに充電速度と多くのユーザーが気にする部分にしっかりコストをかけています。

その他を比較。

その他防水防塵においてXiaomi 17T ProはIP68なので基本は沈めても大丈夫になります。そして生体認証に関してインカメラを利用した2D顔認証と光学式画面内指紋センサーは一緒で認証速度や認証のしやすに関してはほぼ一緒で正直特段優劣はないのかなと思います。

次に音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたがこれは想定外の印象でNothing Phone (4a) Proの方が明らかに音質がいい印象です。正直価格帯を考えるとXiaomi 17T Proのスピーカーはちょっとお粗末に感じてしまいます。

カメラを確認。

そしてカメラに関して広角はXiaomi 17T Proの方が1/1.31インチなので大きいです。一方で超広角に関しては両機種とも控えめで望遠に関しては同じくJN5を採用しています。

カメラ Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
超広角 IMX355(8MP 1/4.0インチ) OV13B(13MP 1/3.0インチ)
広角 LYT-700c(50MP 1/1.56インチ) OVX9500(50MP 1/1.3インチ)
望遠 JN5(50MP 1/2.76インチ) JN5(50MP 1/2.76インチ)
ズーム 3.5倍(光学)/140倍(デジタル) 5倍(光学)/120倍(デジタル)

ただレンズ構成が異なりNothing Phone (4a) Proは光学3.5倍でありながら最大140倍に対応でとりあえず写真とのサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

今回のサンプルにおいてXiaomi 17T Proはオーセンティックモードで撮影しています。

天気があいにくでしたがXiaomi 17T Proの方が明るく補正されている印象を受けます。

広角で撮影。

Xiaomi 17T Proはオーセンティックモードにしても黄色味がかなり強い印象を受けます。

接写をしてみましたがNothing Phone (4a) Proの方がセンサーサイズの影響なのか僅かに寄りやすい印象を受けます。

Nothing Phone (4a) Proの方が現実寄りの色味に近いのがちょっと興味深いです。

ポートレートで撮影。

Xiaomi 17T Proはマスターポートレートモードで撮影しています。

Xiaomi 17T Proの方が明るく補正されている一方で黄色みが強いです。

2倍にすると取り回しはほとんど一緒に感じます。

自分の撮り方の問題もあると思いますがNothing Phone (4a) Proの方がフォーカスが甘くなりがちの印象です。

次に両機種とも望遠画角で撮影してみました。

被写体が小さいとXiaomi 17T Proの方が圧倒的に被写体に寄りやすいです。

マクロモードで撮影。

次にマクロモードに設定して撮影してみました。

今回のような被写体だとNothing Phone (4a) Proの方が圧倒的に寄れます。

望遠で撮影。

やはり色味の違いで好みが出るのかなと思います。

両機種とも光学倍率で撮影してみました。

Xiaomi 17T Proはインナーズームの可能性がありますが、明るさが逆転するのが面白いところです。

Nothing Phone (4a) ProはAIズームに切り替わっているので補正感が強くなります。

この補正感をどう感じるかで評価が分かれると思います。

とはいえ120倍になるとほとんど変わらない感じで、Nothing Phone (4a) Proの最大140倍ズームは正直実用性はないのかなと思います。

望遠でマルチに撮影。

まずは望遠画角で接写してみました。

Xiaomi 17T Proの5倍撮影はかなりサクサク撮れる印象です。

次に両機種ともインナーズームで撮影してみました。

この感じだとXiaomi 17T Proの方がまだ安定している印象です。

超広角(低照度)で撮影。

Nothing Phone (4a) Proはナイトモードを固定化できますが、今回のサンプルはオートで撮影しています。

Xiaomi 17T Proは僅かにフレアが入っていることを確認することが出来ます。

広角(低照度)で撮影。

センサーサイズの差の影響もあるのかXiaomi 17T Proの方が明るく補正される印象です。

Xiaomi 17T Proはちょっと色が白く抜けちゃっている印象です。

強い光源があるシーンですが、意外にもNothing Phone (4a) Proの方がゴーストを抑制出来ています。

望遠(低照度)で撮影。

Nothing Phone (4a) Proの方が暗めです。

Xiaomi 17T Proはちょっと白く抜けている印象です。

最後にNothing Phone (4a) Proはインナーズームですが、意外にも綺麗に撮れている印象です。

まとめ。

今回はXiaomi 17T Proを購入したので開封しつつNothing Phone (4a) Proと比較してみましたが価格差が約4万円もあるの中でどう捉えるかはユーザー次第だと思います。

あくまでも主観ですが8万円前後で購入できる機種となった場合はPixel 10aかNothing Phone (4a) Proの2択でこれ以上を求めるならフラッグシップが視野に入ります。

価格 Phone (4a) Pro Xiaomi 17T Pro
256GB 7万9800円 11万9800円
512GB 13万9800円

その中でXiaomi 17T Proは約12万円なのでフラッグシップとして見ればギリギリ安いです。

何よりXiaomi 17T Proはセミフラッグシップと捉えるのかミッドハイレンジと捉えるかでまた見え方が変わってくるのかなと思っておりセミフラッグシップモデルとして捉えるならあと1〜2万円だして各社の無印を選択するのもありなのかと絶妙すぎて難しいところです。

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