立ち位置が絶妙。Pixel 8が久しぶりにワクワクする機種だと思う6つの理由

ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。

詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか?」をご参照下さい。一方で先日にはGoogle Pixel 8シリーズのほぼフルスペックがリークしており想定以上に進化していることを確認できます。

詳細は「Pixel 8のほぼフルスペック判明。想定以上の進化でめっちゃやばい」をご参照下さい。さて今回海外サイトによるとGoogle Pixel 8シリーズは久しぶりにワクワクする機種だと指摘しているので簡単にまとめたいと思います。

デザイン面の進化。

今回海外サイトがPixel 8シリーズは久しぶりにワクワクできる機種になる可能性があると指摘。かなり共感できる部分があるので確認していきたいと思います。

フラットディスプレイの採用。

まず一つ目としてデザイン関連で主にPixel 8 ProのことになりますがEdgeディスプレイを止めてフラットディスプレイを採用。これはすでに公開されているティザー動画やリークしているレンダリング画像からも確認できる。

2.5Dガラスと僅かに湾曲している可能性もありますがほぼフラット化することに違いはない。SamsungがGalaxy Note 4の世代で初めてEdgeディスプレイを採用しましたが実用性があまりない。

デザイン面で見ればベゼルレス化に貢献できるとはいえメーカーはEdgディスプレイだからこその使い方や機能を見出せていない印象でSamsungに関してもGalaxy S24 Ultraでやめる可能性。

Edgeディスプレイを採用することで横幅を抑えることもできますが片手操作する際にEdge部分に触れてしまい誤反応の原因になりディスプレイ自体のコストが増加することに加えEdge部分をサイドフレームがしっかり保護してくれるわけでもないので耐久性の問題もある。

また視認性の問題もあり機種によっては動画再生の際にEdge部分が黒帯になることもある。

Pixel 8 Proがフラットディスプレイ化することで明らかにサイドのベゼルは太くなっている。ただそれでも実用性が改善されスクリーンプロテクターとの相性もかなり改善されます。

今まではEdgeディスプレイに画面内指紋センサーの組み合わせからほぼTPUの一択でした。一方でPixel 8シリーズでは超音波式指紋センサーを搭載していると予測されています。

ガラスフィルムと相性は出ると思いますがフラットになるだけでも選択肢はかなり増える可能性。GoogleがPixel 6 ProでなぜEdgeディスプレイを採用したのか不明ですが2世代で終了へ。

Edgeディスプレイというだけで選択肢からはずれるユーザーがいるくらいなのでPixel 8 Proがフラットディスプレイを採用するだけでより多くのユーザーが興味を持つかも。

マット仕上げを採用している可能性。

また先日Googleが公開したティザー動画からもPixel 8 Proはマット仕上げを採用と指摘。Pixel 6シリーズの時もそうでしたがティザーではマット仕上げに見えても実際には光沢仕上げを採用しているということもあり正直ティザー動画だけでは判断しきれない部分です。

ただ同サイトによるとPixel 8は光沢仕上げでPixel 8 Proはマット仕上げを採用と指摘。ティザー動画で公開されたのはPixel 8がピオニーでPixel 8 Proはポーセリンのみ。

このカラバリから判断した話で実際には他のカラバリでどうなっているのかはまだ判断出来ない。ただ多くのメーカーの最上位モデルがマット仕上げを採用する中Pixel 8 Proで仲間入りかも。

個人的にはマット仕上げというだけでも欲しくフラットディスプレイでかなり最高です。意外にもフラットディスプレイ+マット仕上げの機種って限定的なので非常に楽しみです。

基礎スペックの底上げ。

次に2つ目としてスペック面でワクワクする部分を確認していきたいと思います。

アップデートサポート期間が強化。

まずGoogleが久しぶりにアップデートで王者に返り咲く可能性。事前情報において具体的な数字には言及されていませんがPixel 8シリーズのサポート期間はGalaxyを超える可能性がありiPhoneに匹敵する可能性があると予測されています。

ちなみにGalaxyの一部機種はメジャーアップデートが4回にセキュリティが最大で5年に対応。一方でiPhoneは一部機種が最大7年に対応しましたが多くの機種は最大で5年という感じ。

このことからもPixel 8シリーズはメジャーアップデートが最大で5回に対応する可能性あり。残念なことにセキュリティアップデートは5年以上に対応するのか現時点で不明という感じ。

アップデートサポート期間をフルに使う人がどの程度いるのか不明ですがPixelは価格に優位性。また少しでも安く欲しいと考える人は型落ちになったタイミングや中古品を狙う可能性がある。

そういったユーザーに対してのニーズもアップデートサポート期間が拡張されることで満たせる。

カメラセンサーの刷新。

そしてハード面ではカメラセンサーが刷新されメインカメラセンサーはSamsungのGN2を採用。すでにGN2を採用した機種は発売されており決して新しいセンサーとはいえない状況。

ただ中華メーカーの機種を中心に1インチの大型センサーを搭載することがトレンドに。その中でGN2は1/1.12インチと大型であることに違いはなく競争力が増す可能性があります。

ちなみに無印でみた場合は1/1.12インチクラスのセンサーを搭載した機種はほぼないです。なのでセンサーサイズだけで見れば特にPixel 8はかなり存在感のある機種になる可能性。

またカメラセンサーの刷新はリーク情報をみる限り低照度撮影の強化を念頭にしているかも。センサーサイズが大きくなれば取り込む光量が増えるため明るくノイズが少なくなります。

またスタッガードHDRに対応したセンサーのためフレアやゴーストに白飛びなどが改善かも。その結果Pixelのナイトモードの弱点だった部分がしっかり底上げされる可能性があります。

さらに動画版ナイトモードにも対応すると予測されておりセンサーが大きい方が単純に有利です。以前よりGoogleは低照度撮影に力を入れていましたがハードの弱点をカバーしきれず。

近年はハードが底上げされたため安定してきましたがそれでも物足りなさがあるという感じ。ただPixel 8シリーズでは広角のみとは低照度撮影が写真にしろ動画にしろ飛躍するかも。

パフォーマンスの向上。

そして何より注目すべきがGoogle Tensor G3の採用で処理性能が大幅に向上。事前情報通りであれば1+4+4の9コア構成でライバルのSoCと比較するとミドルコアが多い。

Google Tensor G2ではメインコアが2つという異質な構造でしたがメインコアに古いCortex-X1を採用していたことからも消費電力も多く発熱もしやすいという感じでした。

何よりCortex-X1はSnapdragon888と同世代なのでベンチマークもかなり見劣りします。一方でGoogle Tensor G3はSnapdragon 8 Gen 2と同じくCortex-X3を採用との予測。

さらに新しい世代のメインコアを採用することでCortex-A715とCortex-A510も採用に。そのためアーキテクチャ自体が刷新されておりパフォーマンスは一気に改善する可能性。

ゲームに対してどの程度のパフォーマンスを発揮できるのかは正直Google次第です。

SoCが刷新されても本体の発熱対策がしっかりしないと他社のように快適とはいかないかも。ただゲームをやらないユーザーにとっては十分なパフォーマンスになる可能性があり。

Googleの強みと言えるAIも底上げされカメラなどもその恩恵を受ける可能性があります。Snapdragon 8 Gen 2を見ている限り電池持ちの改善にも期待でき発熱がどうなるかだけ。

その他ディスプレイも強化されることが判明しておりスペック自体が一気に底上げされます。さらにAndroid14を標準搭載していることからも新機能もすぐに試すことができるのが魅力。

価格に優位性。

そして最後に3つ目として価格で値上げされたとしても価格の優位性は変わらない可能性。例えばPixel 6 Proは$899に対してiPhone 13 Pro Maxは$1099でGalaxy S22 Ultraは$1199と圧倒的に安い状況でPixel 7シリーズでも価格を据え置きにしたからこそ強い。

そしてPixelだけが高くなるということは考えにくいのでこの強みは今後も継続する可能性。ちなみにPixel 8 ProのライバルとなるのはA17 Proを採用したiPhone 15 Pro MaxやSnapdragon 8 Gen 3を搭載したGalaxy S24 Ultraという感じになってきます。

現時点での情報においてSnapdragon 8 Gen 3はさらにコストが増加すると予測されています。

先日にHuaweiが独自SoCとなるKirin9000sを採用したHuawei Mate60シリーズを発表。今後Kirin9000sに切り替えていくと言われておりSnapdragonの需要が減る可能性。

今まではSoCを製造することが出来ず4Gという制限付きでQualcommから供給されていました。ただKirin9000sが登場したことでHuaweiはQualcommとの取引をやめる可能性があります。

なので一部情報によるとQualcommは6000万台分のSoCの売上を落とす可能性があり。そうなってくると今まで以上に少ない販売数で利益をとるという戦略が強化される可能性。

となると今後Snapdragonのコストはどんどん増加するという流れになるのかもしれません。

スマホ向けのSoCで最もコストが高いといわれているSnapdragon 8 Gen 2よりさらに高い。これは本体価格に反映される可能性があるのでGoogleとしてはチャンスになる可能性あり。

また国内での価格は不明ですが仮にPixel 8が10万円としてみたら分かりやすい立ち位置に。10万円程度で購入できるフラッグシップなんてほぼないので10万円投資が出来ないなら単純にフラッグシップを諦める。

今やキャリアモデルのミドルレンジは8万円弱の世界です。一方でPixel 8 Proが15万円と仮定した場合15万円の投資が出来ないなら最上位は諦める。今や最上位は20万円オーバーなので15万円が無理なら必然的にフラッグシップの無印が候補に。

実際に蓋を開けてみないと分からないですが価格の優位性は変わらない可能性が高い。

まとめ。

今回はPixel 8がワクワクする理由について海外サイトが指摘していたのでまとめてみました。進化が鈍化している市場の中でPixel 8シリーズの進化はすごく分かりやすいかもしれません。

これで価格を据え置きにしろというのは酷な話でそれなりに値上げしても十分に魅力的です。

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