Tabletが良いからこそ。Pixel Foldが想定以上に期待できる5つの理由

Google Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

ただ一方で上位モデルであるPixel 7とはスペック上で差別化できておらず、ユーザーにとって非常に分かりにくいので分かりやすいラインナップがGoogleの今後の課題に感じます。

詳細は「Pixel 7aは本当にコスパ最強?価格崩壊中Pixel 7と比較レビュー」をご参照下さい。さて今回Pixel Tabletを使った上でPixel Foldがより期待できるようになった理由について簡単にまとめたいと思います。

パフォーマンスの持続性が改善する可能性。

今回の記事はスペックから判断しており実際に確認しないと不明なことなのでご了承下さい。まず一つ目として本体の発熱とパフォーマンスの持続性でPixel FoldはPixel 7などと同じGoogle Tensor G2を搭載していますがちょっと他のPixelと異なる可能性があります。

少なくとも手持ちでみた場合Pixel 7とPixel 7 Proはベンチマークで負荷をかけた場合1回目は75万点前後出るのに対してPixel 7aに関しては70万点前後と差があります。

ちなみにPixel 7aとPixel 7は同じRAM8GBなのにスコアに差があるので注意が必要。

ただ先日にPixel Tabletを購入してベンチマークで負荷をかけた時に最高が88万点。ちなみにPixel TabletのRAMは8GBですがそれでも歴代Pixelで実質トップクラスです。

少なくとも手持ちで試した感じだと同じGoogle Tensor G2でも20万点くらい差がある。このスコアの差の原因の一つとして考えれるのがおそらくですが本体の発熱対策です。

筐体が小さく排熱が苦手なPixel 7aのスコアが最も低く筐体が最も大きいPixel Tabletのスコアが最も高い。またRAMの差の影響のあるかもしれませんが筐体サイズが大きいPixel 7 Proの方がPixel 7よりスコアが高い。

この流れでみるとPixel FoldのスコアはPixel Tablet以下Pixel 7 Pro以上になる可能性がありちょっと期待したくなるかも。

Pixel 7aやPixel 7など多くのPixelは連続でベンチマークを回した場合に1回目と3回目でスコアに差がありますがPixel Tabletはほとんど差がない感じです
内部温度も上がりにくくPixel TabletはGoogle Tensor G2搭載機種の中では圧倒的にパフォーマンスの持続性も優れている可能性。

Pixel Foldに関しても閉じた状態では厳しいかもしれませんが開いた状態では排熱しやすくなっているかも。

XiaomiやHuaweiなどはヒンジを上手く活かすことで本体を開いた状態で上手く排熱をできるような構造を採用しているのでPixel Foldも公式ホームページで言及はありませんが開いた状態が前提の上で排熱が上手く進むように設計されている可能性は十分にあります。

もちろん限界もあると思いますがGoogle Tensor G2搭載機種の中では発熱がしにくいかも。そうなればパフォーマンスの持続性も思っていたよりも悪くはないという感じになるかも。

また電池持ちに関しては判断が出来ませんが発熱がしにくいのであれば消費電力が一気に増えにくいので結果電池持ちもそこまで悪くないという流れになるかもしれません。

公式ホームページを見るとPixel 7シリーズと同じ電池持ちになっていますが実際に使っていて全く同じではなくむしろ差があるくらいなので非常に気になるところです。

ただパフォーマンスが想定以上に安定しているなら電池持ちも想定よりはいいかも。

指紋認証が安定しているかも。

次に2つ目として期待できるというよりは何方かと言えば安心できるのが指紋認証です。Pixel Foldは電源ボタンに統合された指紋認証を搭載しておりPixel 5a 5Gまでは背面に指紋認証を搭載していましたが電源ボタンとは別に搭載されている流れでした。

その後指紋認証は電源ボタンに統合されることなく画面内指紋センサーに移行しています。ただPixel Tabletでは電源ボタンに指紋認証が統合されておりPixelとしては初かも。

全く同じセンサーを使っているとは限りませんがセンサー部分に触れるだけで認証可能です。また認証速度自体は正直速いとは思いませんが割とテキトーによっても反応する感じで認証する際に失敗することはほぼないという感じでPixel Foldもそこまで心配なし。

またPixel Foldはサブディスプレイのみですが顔認証にも対応しているので生体認証のオールマイティさで言えばPixel TabletよりPixel Foldの方が優秀に感じます。

Pixel 6シリーズで初めて画面内指紋センサーが搭載されて以降アップデートを重ねてだいぶ改善されてきたとはいえやはり個体差に個人差が出やすいという印象があります。

一方で従来の物理式だと個人差も個体差も出にくい印象でユーザーにとっては安心材料かも。とりあえずPixel Tabletの指紋認証を使ってみて個人的には問題ない感じなのでPixel Foldの指紋認証も不具合がなければ同じ感じに使えるようになると思います。

三脚なしの天体写真モード。

そして3つ目としてちゃんと確認しきれていないだけかもしれませんがカメラの使い勝手。

現状Pixelの中で最上位のカメラを搭載しているのがPixel 7 Proで比較してみるとハードは大きな違いがありますがソフト面では共通している部分がかなり多い印象です。

ざっくり確認した感じでPixel 7 Proが対応していてPixel Foldが非対応の機能はマクロ撮影とアクションパンなどのモーションモードという感じ。一方で個人的に気になったのがナイトモードでPVを見る限りPixel Foldはフレックスモードを利用してナイトタイムプラスモードが使えます。

公式ホームページでは確認できませんがもしかしたら三脚なしでもPixel Foldを平台にフレックスモードの状態で置くことで天体写真モードが使える可能性があるのは非常に楽しみ。

Pixelは手持ちでもナイトモードがかなり強いですがやはり本領発揮と言えるのは天体写真モードでこれはいまだに他の機種にはない強みです。

ただ残念な部分としては三脚に固定しないと撮影が出来ないという感じでしたがフレックスモードで三脚なしでPixel Foldで天体写真モードが撮れるならかなり魅力的です。

またインカメラではなくリアカメラを利用してセルフィーを撮影できるのは強みでPixel 7aで削られたシネマティックモードもセルフィー撮影で使えることに加えナイトモードもセルフィー撮影でしっかり使えるのはかなり魅力的に感じてしまいます。

何より天体写真モードが仮にフレックスモードで使えるのであればめちゃくちゃ楽しみです。

スピーカーの改善。

次に4つ目としてスピーカーで世代を重ねるごとに改善しているとはいえ他社にはまだ劣る印象。また搭載しているスピーカーの差なのかPixel 7aでは音量よりも音質がしっかり改善。

一方でPixel 7 Proは音量が中心で音質も僅かに改善と近年徐々にステップアップ。

それでPixel Tabletになると筐体サイズがタブレットとスマホと大きな差があるとはいえ音量も音質も過去最高クラスという感じで筐体サイズがスマホより大きくなるPixel Foldはスピーカーが改善されているのではと期待したくなります。

とりあえずPixel Tabletで音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたがPixel Tabletはスピーカーが全部で4箇所に対してPixel Foldは2箇所なので音量などは劣る可能性が高いです。

ただPixel 7 Proは上部スピーカーは上部ベゼル部分でスピーカーグリルは本体下部のみとなっていますがPixel Foldは上下ともスピーカーグリル。なので何かしら改善されている可能性があり個人的にはちょっと期待している感じです。

正直なところスピーカーがいいと思える折畳式機種は限定的でGalaxy Z Fold 4はまだ低音がマシな方という感じでバランスが最も優れているのがHuawei Mate X3という印象。

Pixel自体のスピーカーがそこまで優秀なわけではないので過度の期待はしていませんが歴代Pixelと比較してPixel Foldはそれなりに頑張っているのではと期待しています。

アプリの最適化。

そして5つ目としてまだまだ発展途上だと思いますがアプリの最適化です。Pixel Tabletを触っているとサードパーティ製を中心にスマホの拡大版のものが多いです。

ただ無理に全画面表示にしようとしているわけではないものが多く余白はかなりありますが無理に大きく表示するよりも見やすさを優先して微調整している印象を受けます。

一方でGoogle純正アプリはかなり最適化が進んでいる印象で通常のスマホを使っているとあまり実感できない感じです。またタスクバーにも対応していますが固定表示ではなくユーザーが切り替えたいタイミングでワンポイントで表示できるのは個人的にありです。

Pixel Tabletがある程度対応しているアプリはPixel Foldで対応している可能性。もちろん純正アプリでもChromeとかまだまだ改善の余地があるように感じます。

ただ現時点でも思っていたより使いやすい感じでGoogle純正のタブレットが近年なかったので意識していませんでしたが画面分割機能などやアプリのグループ化は面白いです。

Pixel Tabletを使ったことである程度アプリの最適化がどんな感じなのかイメージ出来た。

まとめ

今回はPixel Tabletを使った上で思っていたよりPixel Foldが期待できるので簡単にまとめてみましたがアメリカと比較して約1ヶ月のタイムラグがあるのは残念に感じます。

ただようやく予約も出来たので個人的には一安心で今後Android14含めて楽しみです。

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