Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた

Pixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。

そして先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。

詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。さて今回Google StoreにおいてGoogle Pixel 7aを購入したので開封レビューをしてみたいと思います。

開封。

まず開封をしていきたいと思いますが毎度お馴染みという感じで白を基調としたシンプルな化粧箱。Pixel 6シリーズからは電源アダプターがカットされたこともあり化粧箱もかなり薄いです。

付属品を確認すると説明書/SIMピン/変換アダプター/USB-Cケーブルとお決まりのパターンです。ちなみに電源アダプターも折角なら購入を考えている人は純正の30W電源アダプターが分かりやすい。

Googleは充電時間の目安などは全て純正アダプターで充電した上で表記しているので最低でも30Wはほしいところ。そしてPixel 7シリーズではあまり聞きませんでしたがPixel 6シリーズの時はPD対応の電源アダプターじゃないと充電出来ないバグが発生しました。

なので最悪を想定するなら電源アダプター側もUSB-Cになっているものを購入するのがおすすめ。

そして開封に合わせて確認しておきたいのがスクリーンプロテクターで自分が購入した時点で自分が好きなSpigenのガラスフィルムが発売されていなかったのでラスタバナナの極薄ガラスフィルムを購入しました。

個人的にはあまり安いアクセサリーは信用しておらずPixel 7aはGorilla Glass 3と耐久性にちょっと問題があるので強そうなのを購入しました。ただ購入した時に完全に抜けていたのが指紋認証対応かで記載がないことからも諦めていました。

でも実際に貼った後でも指紋認証はそれなりに反応してくれるので個人的には一安心です。正直Spigenから専用フィルムが出るまでの繋ぎですがラスタバナナなので安心して使えそうです。

デザインを確認。

デザインを確認すると本体サイズは152.0×72.9×9.0mmと自分の手の大きさでも十分に持てる。

ただ重さは193.5gとちょっと重くなったのは残念で折角Pixel 6aやPixel 7で軽量化の流れだったのにPixel 7aで重くなって流れをとめてしまったのは残念に感じてしまいます。

でもPixel 7aのサイズ感ってめちゃくちゃ持ちやすいという感じではないからこそ逆に190gオーバーでもめちゃくちゃ重いという印象はありません。

ただこれはユーザー次第で自分が直近で触っていたのがVivo X Fold 2やGalaxy S23 Ultraなど重量級だったので余計にそう感じるのかもしれません。

そしてバックパネルを確認するとGorilla Glass 3でコーティングされたガラスで光沢仕上げ。

今回購入したのはSeaとカラバリによって印象が変わる可能性がありますが指紋は目立つという感じではなく色味もいい感じです。ちなみにPixel 6aの時は背面がぷにぷにしている感じでしたがPixel 7aも同様です。

本体上部を確認するとマイク程度。

本体左側面はSIMトイレと非常にシンプルです。

右側面には音量ボタンと電源ボタン。

本体下部にはUSB-Cとスピーカーグリルといつも通り。サイドフレームにはアルミが採用されておりマット仕上げとなっていることからも質感高め。またカメラフレーム部分も合わせてマット仕上げが採用されているため統一感があっていいです。

フロント部分は太いベゼルのままでパンチホールデザインの継続採用と特段違いは感じません。

搭載しているセンサーサイズが小さいこともありPixel 7などと比較するとカメラ部分も小さくカメラバンプも控えめなのでカメラデザインが特徴でありながらも威圧感がないのがいい。

デザイン的には文句なしですが耐久性が微妙なので気になる人はケースが必須です。

ディスプレイを確認。

そしてディスプレイを確認していくと6.1インチのFHDでHDRに対応など大きな違いはなし。

個人的に気になった部分としてはディスプレイ輝度ですが公式サイトで最大輝度の表記はない。また執筆時点で海外サイトもディスプレイテストの結果を公開しておらず詳細は不明です。

ただ強化しているのであればアピールしてもおかしくないので進化していないのかもしれません。

となると最大800nits程度で屋内で使う分には十分ですが屋外ではちょっと厳しいかもしれません。ターゲット層を考えると特に屋外でカメラを使っている時に見にくく感じることがあるかも。

そして何よりの進化ポイントがPixel 7と同じく90HzのSmooth Displayに対応したこと。

オプションで60Hzもしくは90Hzを選択することができ強制的に有効化はされるわけではないです。90Hzになることのデメリットとしては消費電力が増えるの電池持ちの悪化や発熱に繋がる。

一方でメリットとしてはTwitterやクロームなどをスクロールする際により滑らかに表示される。実際にスピードが変わっているわけではありませんがよりサクサク動く印象を受けます。

またディスプレイの更新頻度が高くなることから残像が減り目が疲れにくくなります。

よくゲームをやらないから関係ないと言われますが個人的にはゲームをやっている時以外の方がメリットが多いと思っておりスマホを使っていて目が疲れやすい人ほどぜひ使ってみてほしいです。

少なくともYouTubeなど動画や漫画を見る際に十分な明るさに綺麗さを持ったディスプレイです。

あとはディスプレイと合わせて確認したいのが画面内指紋センサーです。先ほどご紹介したガラスフィルムを装着後に指紋認証を登録して試してみましたが個人的には何の問題ない。

カメラのサンプルを撮影しに行った際も外で割とテキトーに認証していましたがストレスなし。

Pixel 7aは光学式を採用していることもあり指紋認証と相性が悪いことが多い人にお勧めはタップの感度を上げるオプションをオンにする/フィルムを貼った後に指紋認証を登録する/同じ指を複数回登録する/暗い場所や明るい場所と照度が異なる環境で登録してみるのがいいです。

またインカメラを利用した顔認証に対応しておりロック解除は好きな方を使えばいいと思います。

ただアプリで生体認証の登録が求められる場合は基本指紋認証が優先になってくるので指紋認証もある程度使える環境は構築しておくのがおすすめという感じです。

基礎スペックを確認。

基礎スペックを確認するとアップデートサポート期間の表記が変更されている気がします。

今までは最大5年という表記でしたがPixel 7aやPixel Foldは最低5年に変更されている。

公式サイトを確認してもPixel 7aなど機種別の記述はないですがPixel 7シリーズなど既存機種はいつまでがサポート期間と明記されているので今後5年以上に対応するのかも。

ただメジャーアップデートは従来と同じく3回なのかそれ以上に伸びたのか確認できていません。

そして何より神だと思うのがdocomoが取扱を開始したということもありますがB21にn79に対応。

これで今まで指摘されてきた対応バンドの問題も改善されて今後eSIMが強化されてもdocomoだけ取り残されるということはなく安心で逆にdocomoが取り扱ったことでより無敵状態に。

そしてミリ波非対応でeSIM含めたDual SIMに対応しておりSDカードスロットは非搭載です。

容量構成はRAM8GBと底上げされており前モデルの時に話題となった再リロード問題はちょっと試した感じでは特段問題なく使える感じです。一応アプリを10個近く開いた状態でYouTube Musicアプリでバックグラウンドで再生しつつアプリを切り替えてみましたが再リロードされることはなく問題なし。

ただ関係あるのか定かではありませんがアプリにログインする際に他のアプリを通して認証するもの。例えばInstagramにログインする際にFacebookのアカウントでログインできますがログインをする際の認証時点でアプリを上手く切り替えられなかったのか数回失敗したのがちょっと気になるという感じです。

ただ安定して使えている印象で今後様子見です。一方で残念だったのが256GBがなくベースの128GBモデルのみで256GBモデルをカットしたことで逆に価格を抑えられたのかも。

そして初期設定してから間もないタイミングですがベンチマークを3回連続で回してみました。

初期設定も終わっていない状態で回しているので参考にあまりならないと思います。現にGoogle Tensor G2を搭載している割にはスコアが低めでPixel 6a以上Pixel 7以下。

ちなみに一回ごとの計測終了のタイミングで温度を計測したところ35.2/37.1/35.4度とちょっと暖かいかなという感じでしたが熱いという感じではない。ただサイドフレームを中心に熱くなるので持っていると不快に感じるかも。

また季節的な要因もあると思いますが初期設定の時から常に発熱している感じでカメラのサンプルを撮影に行った時も基本はずっと暖かいという感じで落ち着かない。

その状態でベンチマークテストを行なったため今回の結果は仕方ないのかもしれません。今後しっかり様子見をしますがPixel 6aやPixel 7よりなんか熱いという感じ。

バッテリー容量は4385mAhですがほぼスペックが一緒のPixel 7より僅かに大きいこと。さらにディスプレイサイズが小さいことを考えると電池持ちが優れている可能性もあります。

少なくとも今回の開封のタイミングでは判断することが難しく今後しっかり試していきたい。

ちなみに開封時点で60%弱あり各種テストをやった後の電池残量が20%ちょいだったので40%近くのバッテリーを消費と他の機種の開封時点と比較すると電池消費は多めです。

有線による充電速度は変わらずですがワイヤレス充電に対応しており最大5Wな理由としてはPixel Budsとバッテリーシェアをすることがメインでワイヤレスイヤホンの充電なら5Wでも十分。

なのでPixel 7aをワイヤレス充電に対応させることがメインではないからこそ納得です。防水防塵はIP67でイヤホンジャックなしとこの辺は前モデルから大きな違いがありません。

そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたがステレオスピーカーに対応しているとはいえ正直特出した何かがあるという感じではない。

ただしっかり比較していませんがPixel 7 Pro対比で音量は相変わらず小さい。けど音の輪郭がはっきりした印象で臨場感はちょっとだけ改善したようにも感じます。

カメラを確認。

そしてカメラを確認していきたいと思いますがメインカメラセンサーは1/1.73インチのIMX787を搭載しており超広角には13MPのIMX712を搭載していると事前情報通りです。

また光学2倍にデジタル8倍ズームとメインカメラセンサーのピクセルビニングとAI超解像ズームを上手く利用してデジタルズームとはいえ望遠レンズなしでもそこそこのズーム倍率を実現。

写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

画角的にみるとPixel 7aは0.5倍でPixel 6aが0.6倍なのでちょっと狭くなっています。ただ画角が狭くなった分超広角特有の歪みは発生しにくくなっているのかも。

広角で撮影。

次に刷新されたメインカメラセンサーで撮影してみましたが特段何か変わった?という感じです。

相変わらずポートレートなしでも接写すればボケ感は素晴らしく、センサーが大きくなったからといって最短撮影距離が長くなったり何か新しい癖がでたわけではありません。

良くも悪くもいつも通りのカメラという感じで他の機種と比較しないと何か変わった?という感じ。

ポートレートでも撮影してみました。ちょっと精度があまめかもしれません。

次にポートレートですが2倍で撮影してみました。画質はそこまで変わらないですが全体的にちょっと暗めです。

望遠で撮影。

そして光学2倍で撮影してみました。以下4倍/7倍の順番です。

4倍でちょっとノイズが多めで7倍になると厳しめかなという感じです。ただ望遠レンズを搭載していないことを考えると頑張っている印象です。低照度の環境においては今後公開予定の比較レビューの時に合わせてまとめたいと思います

ケースを購入。

そして今回本体の購入と合わせて特典込みで3つのケースを購入しました。

まず純正ケースから確認するとソフトシリコンケースとなっており従来と異なり半透明じゃない。

典型的なシリコンケースという感じでデザインでみても何かGoogleらしさがあるわけじゃない。ケース自体の取り外しはかなりしやすく頻繁に取り外しをする自分にとってはありがたい。

ただ落とした時にケースも一緒にはずれてしまうのではないかなと心配にもなります。

以前のようにケースが劣化するという感じではないですがこれでこの金額かという感じ。

次にSpigenのクリアケースを購入してみました。

耐衝撃性は純正よりSpigenの方が優秀だと思っているので娘と公園にいく時など汚れたり落としてもいい時に使う予定です。

Pixel 7aは残念なことに両面ともGorilla Glass 3を採用しているので不安な方はフィルムにケースとしっかり保護した方が良く自分も傷をつけたくないので購入しました。

いつも通りピッタリのケースで取り外しは正直かなり硬くてしにくいのがデメリット。

そして購入特典として期間限定の純正ケースが貰えますが個人的にはこれが一番いい。

デザイン的には好みが出るところですが取り外しもしやく堅牢性もありいい感じです。

正直下手なケースを購入するならPixel 7aを期間内に買って限定ケースを貰うのがいい。

まとめ

今回自分はGoogle Storeで購入しており購入特典として1万円分のストアクレジットが貰える。さらにPixel 6aを下取りに出す予定で最大2万5000円の還元となり合計で3万5000円の還元。

定価が6万2700円と前モデル対比で1万円近く高くなりましたが条件を上手く満たせば3万円以下で購入することが可能と個人的には十分にありな価格に感じます。

何より自分はdocomoユーザーなのでdocomoのバンドにしっかり対応しただけでも神機種。Pixel 6aの時にあったデメリットをしっかり潰した機種で今年の筆頭機種になると思います。

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