Pixel 7a 短期レビュー。スペックでは分からなかった部分を本音で語る

先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。

詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。

詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Google Pixel 7aを約1週間使ってきたので短期レビューをしてみたいと思います。

アクセサリーを確認。

まず先日公開させて頂いた開封レビューには間に合わなかったアクセサリーを確認したと思います。その場しのぎで購入したラスタバナナのガラスフィルムですが手元から滑って15cmくらいの高さでしたがディスプレイ側から落ちたことに不運にも割れてしまい残念な感じに。

ただ本命と言えるSpigenのガラスフィルムが届いていたので張り替えたいと思います。

まだ使い始めたばかりということもありディスプレイのベゼル部分もそこまで汚れておらず綺麗な状態だったので大して掃除することもなく簡単に張り替え作業に移行ができました。

Spigenのガイド付きタイプだと張り替えが非常に簡単で本体をガイドに合わせて設置してその上からフィルムを載せて押してあげるだけと不器用な自分でも超簡単に貼ることができます。

また2枚入りというのもありがたく万が一割れてしまった場合にすぐに張り替えられるのもいい。

そして気になる人が多い指紋認証だと思いますが自分の場合は張り替えたら感度が上がった。あくまでも自分の個体で自分の指紋ならの話になりますがラスタバナナより明らかにいいです。

しかも本来であればフィルムを張り替えた後に指紋認証の再登録はほぼマストですが指紋認証の再登録もしていないのに指紋認証がしやすくなったので正直びっくりしました。

本当は開封レビューの時にご紹介したかったくらい自分はSpigenに絶対的な信頼があります。

また初めてですが今回Spigenのカメラ保護フィルムも合わせて購入してみました。

Pixel 7で多発していたカメラの破損問題ですがネットでは寒暖差による圧力やケースをはずす時にカメラ部分を押してはずすユーザーが多いことからもその圧力で破れたとか様々な推測がありますがGoogleが原因を明らかにしていないことからも真実は不明です。

ただ現実問題気になる人が多く何かしらの対策が出来ないのではないかと思う人もいます。動画撮影時点でPixel 7aにおいてカメラの破損問題報告はないため同様に発生するのか不明。

また発生したとしても相当低い確率ですが今回は少しでも保護するという意味で購入しました。

貼り方も非常に簡単でカメラ部分を綺麗にしてガイドを合わせて貼り付けるだけと簡単です。

フィルムを貼ることで部分的にPixel 6aのようなカメラデザインになるのは好みが出ると思う。またこれを貼ったところでカメラ問題の対策になるのか不明ですが傷をつきにくくなる。

とりあえず気休めでもいいから何かしらの保護をしておきたい人は試してみるのはありかもです。

動作性にちょっと不満。

次に約1週間使って気になった部分について確認していきたいと思いますがあくまでもこれはPixel 7シリーズなど上位モデルと比較した場合や普段ハイエンドしか使っていない自分の印象を元にしているので予めご了承下さい。

全体的にスペックがしっかり底上げされたこともあり満足度はかなり高いですが気になるのは動作性です。

Pixel 7aはGoogle Tensor G2を搭載しているためベンチマークで見れば75万点くらいでるのでミドルレンジでは優秀な方です。

ただ実使用の面でみると再リロードがちょっと気になります Pixel 6aの時は数個のアプリを開いた状態でアプリを切り替える度に再リロードが発生する感じでしたがPixel 7aはそこまでではないです。

一方で1時間程度おいた場合Pixel 7シリーズなどは同じアプリでも再リロードがかからないのにPixel 7aはほぼ間違いなくかかるのでPixel 7a単体で見た場合は特段ストレスという感じではありませんが上位モデルと比較してしまうとちょっとストレスです。

おそらくですがRAMの問題ではなくバックグラウンドにおける制限が違うのではないかと思う。

Pixel 7aの方がバッググラウンドでの制御がきつめでアプリをこまめに制御しているのかも。その結果か待機状態における消費電力はかなり少ないという感じで電池持ちにはメリット。

ここ2年くらいハイエンドからPixel 7aに買い換える人は少ないかもしれませんが今までハイエンドを使っていたユーザーがPixel 7aに買い換えた場合はちょっとストレスかも。

逆にミドルレンジであればストレスはなくPixel 6a対比でもストレスは全くない感じです。

そしてもう一つ気になるのが自分が唯一やるゲームであるLINEポコポコがもっさりすること。一応開発者オプションからリフレッシュレートを表示してみると常に90Hzで表示されている。

またピーク時のリフレッシュレートを適用をオンにしてもちょっともっさりしている感じ。60Hz表示対応の機種や発熱がひどい状態でクロックダウンされている時のハイエンドのような挙動。

Pixel 7シリーズでは同様の挙動にならないためPixel 7aがちょっと気になるという感じです。この感じだと原神などトップクラスのタイトルはちょっと快適にするのは厳しいと思います。

そもそもミドルレンジで高負荷なゲームをやるなよという話になると思いますがLINEポコポコでこの挙動なのでゲームをオールマイティにプレイするにはちょっと厳しいかなという印象です。

発熱と電池持ち。

そして同じく動作性に近いですが発熱はPixel 6a対比でちょっとしやすいかなという印象です。ちなみに発熱=悪ではなく一番やばいのは内部温度が高いの外部温度があまり上がっていないこと。

この場合放熱が上手く出来ていないことになるので本体の故障のリスクが上がります。

LINEでのビデオ通話は10分くらいでかなり熱くなりBluetoothでのデータ転送も同じく10分程度で地味に熱くなるという感じでミドルレンジユーザーからすればちょっと不安になるかもしれません。

ベンチマークをみる限りPixel 6a対比でスロットルダウンするタイミングが遅くなっている印象。

また一方で本体の放熱性を強化したことで内部温度が40度近くなってもパフォーマンスはある程度維持している感じでPixel 6aとチューニングが異なる感じですがPixel 7aの方がユーザーにとって熱いと感じることが多いと思うので不快に感じるかもしれません。

ちなみに本体はかなり熱くなりますが従来4K撮影は5分程度で強制終了という感じでしたが自分が試した感じだと15分は大丈夫な感じでもしかしたらもっと長時間撮影がいけるかもしれないのでそれだけ放熱性が優れていることになります。

ただ本体が熱くなるという意味では覚悟した方がいい。

そして電池持ちに関しては寝る前の電池残量が50%前後のことが多くそこまでいい感じではない。Pixel 7aを購入してからの1週間は個人的にかなり忙しくていつもよりは触っている時間が少ない。

その中で電池残量が50%をきることを考えると体感的にはPixel 7やPixel 6aよりは悪いかも。使っていない時は本当に電池が減らないですが発熱するような使い方をすると一気に減る感じです。

Pixel 7aのターゲット層を考えると触る頻度も少なく発熱するような使い方も少ないと思う。そのため電池持ちも割と安定すると思いますがそれなりの頻度で使うならちょっと心配かも。

他の機種でも同様ですが特にGPS関連を使った時は発熱に電池の消費は地味にやばいかもです。執筆時点での海外サイトのバッテリーテストの結果は公開されていませんが95以下の可能性。

少なくともミドルレンジのような絶対的な電池持ちはなく本体も熱くなりやすい印象です。これは良くも悪くもハイパフォーマンスのGoogle Tensor G2を搭載していることが原因に。

満足度は高い。

個人的にはゲームプレイ時のカクツキはちょっと残念でしたが発熱と電池持ちは想定内で問題なし。また90Hz表示に対応したこともあり日常使いではかなり快適で満足度もかなり高くなりました。

指紋認証自体もPixel 7シリーズと同様に快適になったことに加え顔認証の対応は大きいです。マスクを外せるシーンが増えたこともあり顔認証が使えるシーンも増えてきたことになります。

スピーカーも音量はまだまだ小さいとはいえ音質が改善されたことで使いやすくなった印象。

そしてカメラに関してはめちゃくちゃ変わったという印象は正直ありませんが従来のPixelのように扱いやすいカメラのままノイズが少なくズーム性能の改善と汎用性が改善されたと思います。

ただシネマティックモードやアクションパンなどに対応していないのはちょっと残念です。安定性の部分はちょっと欠けていますがそれ以外は十分に魅力的な仕上がりでやはり強いと思う。

まとめ

今回はPixel 7aを約1週間使ったので短期レビューをしてみましたが直販版は6万2700円です。さらにストアクレジットが1万円分貰え3000円相当のケースが貰えるので実質5万円程度です。

5万円で購入できる機種でこれだけ使いやすいことを考えるとかなりおすすめしやすいと思います。今後ミドルレンジのベンチマークはPixel 7aというくらい今年の中心的な立ち位置になるかも。

そして事前情報通りなら最後のaシリーズになる可能性があるのでちょっと名残惜しいですよね。

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