Pixel 8は値上げの可能性大。ただ絶対的な価格の優勢は変わらず

先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。またPixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。

詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。さて今回Android PoliceによるとGoogle Pixel 8シリーズは値上げされてもおかしくないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Pixel 7の方がお買い得な可能性も。

実際のところ正式発表されるまでは分からないですがPixel 7aは事前情報通りであれば値上げ。アメリカでは$50の値上げでヨーロッパで100ユーロの値上げになると予測されています。

正式な価格は不明ですが値上げされる可能性が高いことに違いはなく覚悟した方がいいです。ただこの値上げによってPixel 7aが中途半端な立ち位置になると感じる人も多いかもしれません。

Pixel 7aが値上げされることに対して海外サイトがちょっと厳し目の指摘をしています。

まずPixel 6aはPixelの中だけではなく他社のミドルレンジと比較して絶対的なコスパの良さ。ただ$500になることで絶対的な優位性はなくなると指摘。

とはいえ世界情勢を考えると値上げ傾向が強いのでPixel 7aの値上げも仕方ないと思っており変に価格を据え置きにして分かりにくい部分のスペックをカットされるよりは潔く値上げしてもらった方がいいと思います。

そしてPixel 7aの値上げによってややこしくなってくるのがPixel 7との差別化です。

Pixel 7aは90Hz表示やワイヤレス充電にRAM8GBに対応などカメラは絶対的な差があるとはいえそれ以外の部分ではかなり共通している部分が多く部分的にはPixel 7aの方が優秀の可能性も。

一方で海外際とは米Amazonにおいて直近のPixelの価格動向を調査結果に言及しています。

例えばPixel 6は2021年10月に$599で発売され2022年7月には$500以下で後継機種であるPixel 7が発売された2022年10月には$400までに下がっていることが判明しています。

一方でPixel 7に関してはPixel 6対比で価格の下落が早く2023年3月には$450前後まで下落。Pixel 6はざっくり言えば発売から半年で$100の値下げですがPixel 7は半年もいかずに$150近く値上げされていることになります。

この理由としては単純でPixel 6シリーズ対比でPixel 7シリーズは頻繁に値下げされていることから市場価値が下がるのも早いことになります。言ってしまえばこのままのペースでいくとPixel 8シリーズが出る今年の10月頃には$400以下になっている可能性があり。

少なくとも価格動向を見る限りでPixel 7aよりPixel 7の方が安く購入できる機会が多くなる可能性がありスペック的にはPixel 7の方が上。このことを考えるとPixel 7aの立ち位置は中途半端により感じてしまうかもしれません。

そしてこの価格動向からもPixel 8シリーズはPixel 7シリーズより値上げされる可能性が高い。単純に考えれば廉価モデルであるPixel 7aだけ値上げということは正直考えにくいです。

またラインナップでのバランスを考えればPixel 8は$699でPixel 8 Proは$899程度になるかも。アメリカにおけるPixel 7の価格が異常に安いということもありますがPixel 7aの価格を含めて判断すれば値上げするための値上げと受け取ることもできる。

ちなみに値上げとなるとイメージが悪いですがPixel 4が$799でPixel 4 XLが$899であったことを考えると5G非対応の4年前の機種よりもまだ安いと考えるといかに今のPixelが安いかと再確認できる感じになります。

ラインナップ変更の下準備。

あくまでもPixel 7aが事前情報通り値上げされていることが前提に話になりますがPixel 7aはちょっと例年と異質な立ち位置。従来aシリーズは無印の廉価モデルの立ち位置でPixel 7aで見ればコードネームからも2023年に発表/発売とはいえ2022年モデル扱いです。

ですがおそらくGoogleが意識しているのはPixel 7シリーズではなくPixel 8シリーズとの差別化。Pixel 8シリーズの値上げの可能性もそうですがPixel 7aとスペックでもしっかり差別化するかも。

事前情報通りであればGoogle Tensor G3が搭載される可能性が非常に高いと思います。

一方でリークしているデザインを確認する限りPixel 8はベゼルがよりスリム化されていることからディスプレイ自体が刷新されている可能性。またPixel 7aが90Hz表示に対応することからもPixel 8シリーズで共通して120Hz表示に対応してもおかしくない。

ただPixel 8 ProはまだしもPixel 8は可変式120Hz表示に対応するかは不明。さらに容量構成に関してPixel 8はRAM12GBに対応すると予測されておりストレージは128/256GBと同じでもしっかり底上げの可能性。

カメラに関しては有名なリーカーがセンサーサイズに言及しており1/1.12インチになるとの予測。これは事前情報にあったSamsungのGN2と同じセンサーサイズでメインカメラセンサーにGN2を採用する可能性がより高くなったと思います。

Pixel 7aで値上げすることでPixel 8シリーズも値上げしやすくなる。そうなるとPixel 8のスペックも底上げしやすく差別化もしやすいと好循環になります。また一部情報によるとPixel 7aは毎年アップデートされる最後のaシリーズになるとの予測。

この情報にどれだけの信憑性があるのか不明ですが情報通りなら来年はPixel 8aが登場することなく2025年にPixel 9aが登場する可能性があるとしています。さらに製品サイクルの変更に伴い命名規則もaシリーズから変更される可能性があるとの予測。

そして2024年モデルはaシリーズがないことからもフラッグシップが3モデル展開になるとの予測。事前情報通りであれば新たに小型のProモデルが追加される可能性があると予測されています。

この情報通りであれば今年はラインナップ変更のための下準備期間と捉えることができる。

あくまでもリークしているデザインでみる限りアスペクト比が違ったのにPixel 8シリーズでは共通化されているように見えスペックの違いから一部デザインは異なりますが今まで以上に似たデザインで単純にPixel 8 Proを小型化したようなデザインがPixel 8に見える。

またスペックも先ほどの話と重複しますがRAMやリフレッシュレートなど共通化する可能性。

バッテリー容量やディスプレイサイズなど筐体サイズの違いから発生するスペックの違いは仕方ないですがそれ以外は極力共通化してPixel 8は来年Proモデルに昇格するための準備。

一方で従来の無印がなくなるので現行のaシリーズが無印に昇格するための準備としてPixel 7aではスペックの底上げに加え値上げするのかも。

なのでこの推測通りであれば2025年には従来の無印の廉価版がaシリーズという感じではなく従来のaシリーズの廉価版が新たに追加されて価格がかなり抑えめになると考えた方が分かりやすいように感じます。

あくまでもPixel 7aのスペックや値上げと事前情報を都合よく解釈した推測ですが個人的には割とハマっているなという印象なのでこの推測はなくはないかなと思っています。

今年のPixel 7aは変換期であることからも余計に中途半端になりがちなのかもしれません。

価格の優位性は変わらず。

今年上半期を見ているとかなり分かりやすい動向となっており大きく二分化されている印象。OppoやXiaomiはおそらく市場調査結果からも後継機種を価格据え置きで出す感じではなくスペックを大幅に削って価格を優先したモデルを展開。

またエントリーモデルを見ると価格を据え置きにするためにもともと貧弱なスペックをさらに削って値上げだけは回避している。そしてハイエンドモデルは単純に値上がりしており逆に潔くも個人的には感じます。

今年の夏モデルのミドルレンジはGalaxy A54くらいしか発表されておらず価格は現時点で不明。今後Pixel 7aにXperia 10Ⅴが追加される感じになりますがPixel 7aだけが値上がりになるか。

それともミドルレンジ全体で値上げ傾向にあるのか気になるところ。そしてPixel 8シリーズは実質ハイエンドモデル相当なので他社の機種と同様に値上げされてもおかしくない感じです。

現状最上位であるPixel 7 Proが約12万4000円で購入できる一方でライバルとなるiPhone 14 Pro MaxやGalaxy S23 Ultraは15万円以上で20万円に近い価格設定です。

その中でPixel 8 Proで値上げされたとしても15万円を超えるとは考えにくく表面的に見れば高くなることに違いはありませんが他社と比較した場合の価格的優位性に変わりはありません。

ハイエンドモデルが欲しいけど少しでも安く購入したいユーザーにとってPixel 8シリーズはまだ安く購入できるモデルとして注目を集めることに違いはないです。

何より国内で見ても2019年に発売されたPixel 4シリーズとほぼ同じ価格設定となっているのが単純にすごいです。今年の夏モデルとしてGalaxy S23 Ultraに加えXperia 1ⅤやAQUOS R8が発表される可能性。

そして下半期で見ればiPhone 15 ProシリーズやGalaxy Zシリーズが追加されると思いますがキャリアモデルの価格で見れば20万円超えは当たり前の世界になっているのかもしれません。

端末価格自体が値上げされなくても為替の影響で高くなるのは仕方ないと思います。こればかりはメーカーの問題ではなくメーカーとしても利益率を削る必要はないかなと思います。

とりあえずスペックが強化される=値上げされてもおかしくないと思うのが一番だと思います。

まとめ

今回はPixel 7aの価格からPixel 8シリーズが値上げされる可能性が出てきたので簡単にまとめてみましたがまずはPixel 7aやPixel Foldの価格がどの程度になるのか楽しみです。

個人的にはめっちゃ欲しいPixel Foldより高いPixelが今年出るとは思えないので結局Pixel 8シリーズが現行モデル対比で値上げされたとしても安いことに変わりはないです。

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