2020年に登場したPixel 4aは計画通りだった可能性がありますが、同年10月に正式発表されたPixel 4a 5GとPixel 5はGoogle Tensorの開発進捗の影響を受けて急遽ラインナップが変更。
その結果同年のラインナップはSoCで見れば全てミドルレンジと他社と比較すれば異質な状況に。また2020年の皺寄せは2021年に正式発表されたGoogle Pixel 6シリーズに出ており、同じシリーズでありながらアスペクト比が異なるなど統一性のない状態に。
ここ近年Googleは良くも悪くもGoogle Tensorに振り回されている状態で浮き沈みを繰り返している状態です。今回Android PoliceがGoogleのPixel 9シリーズの価格と整合性に言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
大方の予測では高価格化される。
先日にOneLeaks氏がデザインをリークした通り、今年のフラッグシップモデルは3モデル構成になる可能性が高いです。以前リークしたロードマップからも今年は小型のProモデルが追加されると予測されていましたがまさにその通りの流れになりそうです。
ただ一方でProモデルの拡充は単純に考えればプレミアム路線への布石で多くの海外サイトはPixel 9シリーズでGoogleはさらに値上げしてくる可能性が高いと予測しています。
無印 | 中位 | 最上位 | |
Pixel 8 | $699 | – | $999 |
Pixel 9 | $799? | $999? | $1199? |
iPhone 15 | $799 | $999 | $1299 |
Galaxy S24 | $799 | $999 | $1299 |
実際にどうなるのか不明ですが小型のProモデルを追加することで最上位モデルは価格のバランスからも値上げしやすくなる。また最上位だけでみるとiPhone 15 Pro MaxにGalaxy S24 Ultraと前モデル対比で値上げしたことからも余計に値上げが許容されやすい環境になっています。
価格の合理性がなくなる。
Googleとしてもより利益を確保したいためかプレミアム路線に変更したい気持ちも分かります。ただ先ほどの話とも重複しますが近年のGoogleはGoogle Tensorに振り回されており、同サイトは以下のようにコメントしています。
2021年の再発明以来、多くのピクセルのラインナップを偉大さから保持しています。パフォーマンスの問題、アップデートの遅延、頭痛を誘発するバグは、実質的にすべてのTensor搭載の携帯電話で見られており、Pixel 6の受信不良のようなデバイス固有の頭痛は言うまでもありません。
Google Tensorに切り替えてから数多くの不具合に悩まされてきていますが、他社と比較して圧倒的に安かったからこそユーザーも納得しやすく、Googleとしてもユーザーの声を軽視しやすかった可能性があります。
ただこれがPixel 8シリーズで値上げされたことでユーザーを納得させにくい状況となっており、Pixel 9シリーズでさらに高価格化されるのであればユーザーにとってついに価格の合理性を欠く可能性もあります。
Pixel 9シリーズが搭載するGoogle Tensor G4は超マイナーアップデートモデルになると予測されており、おそらく現行モデルが抱えている通信関連の不具合に発熱のしやすさに電池持ちの悪さなど劇的に改善されない可能性があります。
その中で値上げした場合にGoogleは十分な説得をできるのか不明で、コストが爆増する可能性があるGoogle Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズではどうなってしまうのか非常に気になるところです。
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