結論が出た。Google Pixel 6とPixel 6aのどちらがおすすめか

例年通りであれば10月に正式発表されることが多いフラッグシップモデルですが早くもPixel 7シリーズのデザインが判明しており、さらにPixel 6の時は中途半端だった本体サイズがPixel 7ではさらに小型化することが判明しています。

詳細は「Pixel 7のディスプレイサイズが判明?僅かに小型化みたい」をご参照下さい。また今年の後半に2世代目のGoogle Tensorを搭載して正式発表されると予測されていたGoogle Pixel NotePadが再び延期されたと予測されています。

詳細は「もう嫌だ。Google Pixel NotePad。また延期されたかも」をご参照下さい。さて今回Pixel 6が安売りされているからこそ悩んでいるユーザーが多いのでPixel 6とPixel 6aの比較レビューをしてみたいと思います。

最初に結論。

最初に結論を言ってしまえば90Hzのリフレッシュレートにワイヤレス充電により優れたカメラ。ここに約2万円の価格差を見出せる人はPixel 6で見出せない人はPixel 6aという感じです。

Pixel 6aはPixel 6の廉価モデルの立ち位置ですがPixel 6の最大のライバルがPixel 6aです。

デザインを確認。

その上でまずデザインから確認していきたいと思います。デザインとして共通のデザインを採用。

ただPixel 6aの方が搭載しているカメラセンサーが小さいことからもカメラ部分がより小さくさらにカメラバンプも控えめという感じでどちらも目立つデザインではありますがまだPixel 6aの方がスッキリしている印象です。

持った感じとしてはスペック以上に差を感じてPixel 6aがかなりコンパクトというわけではんく競合機種と比較して標準的なサイズ感になっただけにも関わらずPixel 6と比較するとより手頃なサイズ感でPixel 6の筐体サイズがデカいと感じていた人にとってPixel 6aのサイズ感は許容範囲に感じます。

また持った際に重さの違いも明確な違いを実感します。Pixel 6はPixel 6 Proと比較すれば小さいですがPixel 6aと比較するとかなりデカいなという印象。

やはりどんなに良くてもサイズ感が合わないと機種変更の候補から外れてしまうと思いますがPixel 6aではしっかりとユーザーのニーズを拾って反映させている印象を受けます。

少しでも小さい方がいいと思うユーザーにとって取り回しの良さはPixel 6a一択という感じです。

一方バックパネルの耐久性に関してPixel 6は発売以降傷がつきやすいとか割れやすいとかの報告はあまりありませんがPixel 6aに関してはすでにあり耐久性の面ではPixel 6の方が優秀に感じます。

少なくともPixel 6aは擦り傷防止などからもケースと合わせて使うことがおすすめに感じます。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイですが表示解像度が同じことからも画素密度はディスプレイサイズが小さい。

Pixel 6aの方が僅かに高いですがその違いを認識を困難することは困難でアスペクト比も一緒です。なので筐体サイズが大きくディスプレイサイズも大きいPixel 6の方が単純にコンテンツが大きく表示され結果見やすい印象を受けます。

記事執筆時点でPixel 6aの詳細なディスプレイテストの結果が公開されていませんがおそくら両機種とも共通で標準表示が500nitsでHDR表示が800nitsという感じ。

ただ自動調節の場合だとPixel 6の方が明るく表示されておりシーンによると思いますが見やすいです。

そして大きな違いとして2つあり一つ目としてPixel 6は90HzのSmooth Displayに対応していること。60Hzと90Hzでは差を感じないという声もありますが個人的には明らかに違いを感じます。

残像含めて明らかにPixel 6の方がサクサクです。段120Hz表示を使っている人からすれば両機種とも物足りないことに違いはない。ただ高リフレッシュレートに慣れている人こそ60Hz表示はストレスに感じやすくまだPixel 6の方がマシという印象を受けると思います。

個人的には高リフレッシュレートに慣れているせいもあるかやはりPixel 6の方が明らかに快適です。

そして2つ目としてはディスプレイの耐久性です Pixel 6は最新ではありませんがハイエンド相当のGorilla Glass Victusを採用しておりPixel 6aのGorilla Glass 3と比較すると雲泥の差。

全体的にPixel 6の方が耐久性に優れておりPixel 6も完璧とは言えませんがPixel 6aに関してはしっかりとアクセサリーなどでサポートしてあげないとちょっと怖いかなという印象です。

基礎スペックの確認。

そして基礎スペックを確認していきたいと思います。通信関連やeSIM対応などは基本一緒です。

容量構成に関しての違いとしてはRAMでPixel 6は8GBに対応。海外サイトによるとPixel 6aはバックグランドでアプリを常駐させずすぐにオフロードにすると評価。

そのためアプリをこまめに切り替えて使うユーザーからするとリロードが必要になるため動作が遅く感じる要因の一つと評価。RAM不足にならないための仕様なのかそれともバグや不具合なのかは現時点で分からないです。

RAM6GBもあれば一般ユーザーからすれば十分に感じますがそこまで厳格な管理をしている理由がちょっと知りたいところで今後明らかになるかもしれません。

アップデートサポート期間は同じですがPixel 6aの方が半年発売が遅いことからも単純にセキュリティアップデートサポート期間が長いです。そして同じくGoogle Tensorを搭載。ベンチマークを3回連続で回して負荷をかけてみました。

スコアで見るとPixel 6aの方が僅かに高い。また両機種とも発熱によってスロットルダウンして徐々にスコアが下がっていますが今回試した限りだとPixel 6aの方がスコアが安定している。

また内部温度において3回目でPixel 6は40度を超えていますが実際に触った感じだと温度差以上にPixel 6の方が熱いという印象でPixel 6aも熱いと思っていましたがまだましです。

もちろん長時間負荷をかけた時にまた結果が異なってくる可能性もありますがベンチマークと同じ負荷をかけた場合は前評判が悪いPixel 6aよりもPixel 6の方が熱くなるという感じです。

ただ搭載SoCは一緒でもアプリの切り替えやリフレッシュレートの差からも日常的な使い方であってもPixel 6の方がよりスムーズという印象でちょっとの差かもしれませんがより快適に感じます。

またバッテリー容量が減少していることも影響しているのかPixel 6aの電池持ちの評判は悪い。ただ記事執筆時点でまだ2日目ですがPixel 6aは待機状態における電力効率が優秀に感じる。

最適化が終了した後どの程度の電池持ちになるかは不明ですが言われているほど悪くないかも。前モデルほどの圧倒的な電池持ちではないですがPixel 6とならいい感じの勝負かもしれません。

あとは地味に評価が分かれる部分としてはPixel 6aがワイヤレス充電非対応であることとです。そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。

個人的な印象としてはPixel 6の方が僅かに大きく聞こえますが両機種も音量は小さめです。

ただ音質に関してはPixel 6aの方がステレオ感が僅かに強いという感じでPixel 6aの方が自分好みのスピーカーを搭載している印象ですが大きな差があるといえばそんなことはないです。

また刷新された指紋センサーを搭載しているPixel 6aですがSpigenのガラスフィルムを装着と同じ条件で比較した場合正直ほとんど差がなくPixel 6の方がちょっと丁寧にやる必要がある感じ。

個体差があるため難しいところですがPixel 6はゆっくり丁寧にかつ強めに指紋を当てないと失敗する頻度が高めですがPixel 6aに関しては割とテキトーにやっても反応してくれるので楽です。

その他イヤホンジャック非搭載は共通で違いがあるとすればPixel 6はIP68に対応していること。ただ注意点としてPixel 6aは水に沈めちゃダメでPixel 6なら大丈夫というわけではありません。

基礎スペックで見ればPixel 6の方がより快適で発熱や電池持ちはまだマシという印象です。

カメラを確認。

そして最後にカメラを確認したいとと思います。Pixel 6aもGoogle Tensorを搭載したことで消しゴムマジックや顔フォーカスに対応していますがモーションモードには非対応です。

これは搭載しているカメラセンサーの差から非対応とされています。またメインカメラセンサーにおいてPixel 6aはお馴染みのIMX363でPixel 6はGN1とセンサーサイズが大きく異なります。

ただ超広角やインカメラは大して変わらないです。まず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

まずPixel 6aで撮影。

次にPixel 6で撮影。

そしてPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。シーンによってはPixel 6aの方がちょっと派手に感じることも。

1倍で撮影。

次にPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。違いがほとんど分からないです。

そしてPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。やはりボケ感は大型センサーを搭載しているPixel 6の方が強めでPixel 6で撮影した写真の方がディテールまで描写できているように感じます。

望遠で撮影。

次にPixel 6aで2倍で撮影。

そしてPixel 6の2倍で撮影。Pixel 6の方がよりディテールまで描写できている印象を受けます。

そしてPixel 6aで7倍で撮影。

そしてPixel 6で撮影。流石に画素数が高いセンサーを搭載していることもあるのか僅かに画質が優れている印象ですがどちらも厳し目の印象です。

ポートレートで撮影。

そしてPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。Pixel 6ではちょっと引いた感じになってしまい、また大型センサーに加えポートレートでデジタル加工とPixel 6aの方がより自然な仕上がりになっている印象を受けます。

何よりPixel 6は絞り機能があるわけではないのでボケ感が出て欲しくない時ににボケ感が強めに出てしまう可能性は十分にあり得ます。また写真の場合は同じく最大7倍ズームのためほとんど差を感じませんが動画になると大きな差。

おそらく2倍撮影の場合Pixel 6は50MPのセンサーをクロップしていないためこの差に繋がる。動画でズーム撮影をしたい人はPixel 6を選んでおけば間違いないという感じです。

次に低照度の環境で写真と動画のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

ナイトモードで撮影。

次にPixel 6aのナイトモードかつ手持ちで撮影。

次にPixel 6で撮影。今回のサンプルを撮影した限りではPixel 6aの方が手ぶれ補正が弱めな印象。そのためPixel 6では手ぶれが発生していないシーンでもPixel 6aだと手ぶれが発生しています。

次にPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。明らかにPixel 6の方が明るく撮影できています。

そしてPixel 6aで撮影。

そしてPixel 6で撮影。よりクリアに撮影できているとはいえ白飛びやゴーストなどPixelのデメリット部分はそこまで大きな違いはありません。

そして最後に三脚に固定してPixel 6aの天体写真モードで撮影。露光時間は2分弱くらいでした。

そしてPixel 6で露光時間は3分弱くらい。露光時間の差もありますがPixel 6の方がよりい多くの星を撮影できています。

まとめ。

やっと実機で比較できた感じで個人的にはスッキリ。Google StoreにおいてPixel 6はもう1色のみ。Pixel 6の方が欲しいと思うユーザーは家電量販店などで在庫があれば購入する感じだと思います。

少なくとも現状をみる限りPixel 6はいつ終売になってもおかしくない印象を受けます。

個人的にはPixel 6aの方がPixel 6のデメリット部分を上手くまとめていてくれる感じですが発熱と電池持ちはちょっと気になるところ。個人的にはPixel 6aの方がおすすめしやすい印象です。

ただ一方90Hz表示やカメラなどでしっかりとした差があり高い分より快適に使える印象です。

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