Tensor G5への布石。Googleが台湾に新たな開発拠点をオープン

Google

GoogleはPixel 10シリーズで搭載すると予測されているGoogle Tensor G5でついにTSMC製に切り替える可能性があると予測されており、先日の情報からもGoogleはGoogle Tensor G5のプロトタイプを台湾のテスト企業に渡したとされています。

現時点でどの程度の進化を遂げるか不明ですがSamsung製からTSMC製に切り替わることでAI関連だけではなく全体的なパフォーマンスが大幅に向上する可能性は十分に考えられます。

今回9To5GoogleによるとGoogleは台湾での開発拠点を強化したと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

台湾に最先端の拠点。

今回の情報によるとGoogleはNestやPixelなどハードウェアの開発を強化するために新北市の TParkに新しい開発拠点を開設したことが判明したとしています。

新しい建物と研究室により、AI とデバイスのエンジニアリングチームはハードウェア設計と研究の進歩を追求し、人々が毎日使用する AI デバイスを提供できるようになります。

Googleにとってアメリカ以外で「ハードウェア」の開発拠点として最大規模となっており、Googleにとって総合すると5つ目の拠点になるとしています。

Googleは2021年に2024年と近年台湾に連続で拠点を拡張していることを考えるとGoogle Tensor G5との兼ね合いもあるのかもしれません。グNestやFitbitに関しては何ともですがPixelの今後の主軸はAIになると思うのでやはり重要になってくるのはSoCだと思います。

Googleも今後TSMCとの兼ね合いから台湾でしっかりとした開発拠点をもった方が効率がいいのかもしれません。そのうちPixelの販売自体も台湾で強化する流れになるのかもしれません。

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