Pixel 7aキラー。Nothing Phone (2a)は本当にコスパが良いのか

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方で先日に海外サイトはGoogle Pixel 8シリーズで強化された顔認証に加え生体認証が唯一正しく機能する機種だと絶賛しています。

詳細は「Pixel 8。Androidで唯一生体認証で正しいロック解除を行う機種」をご参照下さい。さて今回Nothing Phone (2a)は本当のコスパがいい機種なのか海外サイトのテスト結果を基に主観的にまとめたいと思います

明るくてみやすいディスプレイなのか?

近年コスパという言葉が注目を集めていますが多くのユーザーは安いという意味で使っている。そのため安易にコスパが良いからという言葉で購入してしまうと失敗したなと思うユーザーも。

何より安いには安いの理由があり中華メーカーは特に見せ方が上手いからこそ人気もある。なので今回はNothing Phone (2a)は本当にコスパが良いのか確認していきたいと思います。

まず一つ目としてスペックでは分かりにくい部分としてディスプレイ輝度で見やすい明るさなのか。Nothingの発表によるとHDR表示で最大1100nitsでピーク輝度は最大で1300nitsです。

海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にすると手動調節で664nitsで自動調節は981nitsです。少なくともターゲット層を考えれば1000nits弱の明るさがあれば屋外でも最低限使えると思う。

ちなみにミドルレンジであるPixel 7aを確認すると手動調節が498nitsで自動調節は1070nitsです。なのでスペックで見ればPixel 7aの方が僅かに上ですが実使用においてはほとんど差がないかも。

あとは実際に試してみないと分からない部分としてはディスプレイ輝度の平均値でMAX値も重要。とはいえ平均的に明るく調節してくれるディスプレイの方がユーザビリティは改善すると思う。

少なくともこの価格帯の機種であることを考えれば十分に見やすい明るさに対応している可能性。そして海外サイトによるとリフレッシュレートは60Hz/90Hz/120Hzの段階式に対応している。

なので可変式に対応しておらずNothing Phone (2)とは異なるディスプレイを採用している。少なくとも可変式に対応していないためディスプレイの燃費は悪い可能性がありますがそもそもミドルレンジで120Hzに対応している機種かつ国内で発売されている機種は限定的です。

Pixel 7aは90Hzに対応しているとはいえXperia 10Ⅴは60Hzであることを考えるとより快適。ミドルレンジとしては十分に明るく見やすいディスプレイを搭載している可能性が高いと思います。

むしろディスプレイよりもディスプレイサイズや筐体サイズの方を気にした方がいいのかも。横幅が約76mmに重さが190gとフラッグシップの大型モデルのようなサイズ感になっています。

そのため片手操作しやすいサイズ感とはいえないのでユーザーの好みが出る部分だと思います。

十分なパフォーマンスなのか?

次に2つ目としてはパフォーマンスで5万円の機種にそこまでのパフォーマンスを求める人はいないと思いますが日常生活である程度快適に使えるかどうかは非常に重要になってくると思う。

Nothing Phone (2a)はカスタマイズSoCであるDimensity7200 Proを搭載しており海外サイトのテスト結果を参考にすると約68万点なのでSnapdragon 6 Gen 1やSnapdragon695などよりはかなり優秀ですが80万点を超えるGoogle Tensor G2には及ばず。

とはいえNothing Phone (2a)は日常使う上では十分なパフォーマンスに対応しておりオプションになりますがRAM12GBに120Hz表示に対応していることを考えるとより快適かも。

基礎スペックの部分では少なくとも国内で発売されているミドルレンジの中ではかなり強いと思う。

また近年のAndroidは発熱に悩まされてきたことからもパフォーマンスの持続性や本体の発熱に不安に感じる人も多いと思いますが海外サイトによると3D Mark Wild Life Stress Testで98%の安定率を誇りトップパフォーマンスが高いとは言えませんが負荷をかけても安定しています。

ちなみにXperia 10Ⅴは99.6%でGalaxy A54は99.6%とほぼ同じ感じですがPixel 7aは68.9%です。このことを考えると同じ負荷をかけた場合Pixel 7aのパフォーマンスは高いけど持続性に欠ける。

つまりPixel 7aはミドルレンジの中でも発熱がしやすいと判断することができ大きなデメリット。ちなみに海外サイトによるとNothing Phone (2a)は不快な熱さにならないと評価しています。

電池持ちは優秀なのか?

そしてパフォーマンスとある意味表裏一体になってくるのが電池持ちでライトユーザーはパフォーマンスの高さよりも電池持ちの良さを重視している方が多く電池持ちはかなり重要です。

その中で海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとNothing Phone (2a)は15時間53分と現在同サイトがテスト結果を公開している機種の中でトップ10に入る感じです。

個人的な体感としてはスコアが13時間を超えてくると電池持ちが良く16時間前後で異常なほど良い。自分の使い方にマッチしているかは不明なため実際に使って見るまで何ともですがスコアを参考にすれば電池持ちは国内で発売されている機種の中でもトップクラスでそこまでの心配は不要。

ちなみにGalaxy A54は11時間ちょいに対して電池持ちに全振りしているように感じる。Xperia 10Ⅴは16時間14分と及びませんがベンチマークがほぼ2倍で同程度の電池持ちはすごい。

ちなみにPixel 7aに関して海外サイトは新しい評価基準でのバッテリーテストの結果を公開していませんが以前の方式のスコアから推測すると11時間以下になる可能性が高いと思います。

そのためPixel 7aとは電池持ちや発熱の部分では圧倒的に優れている可能性があります。ちなみに充電速度に関して最大45Wの充電に対応しており充電開始30分で59%でフル充電で63分です。

Xperia 10ⅤやPixel 7aは最大で18Wであることからもフル充電に2時間近く要します。充電速度が速いといえるわけではありませんが割と標準的な充電速度なのかなという印象です。

ちなみにワイヤレス充電は非対応で内部的には余裕があると思うのでコストカットの可能性。Pixel 7aはワイヤレス充電に対応していることからもこれで対応していたら文句なしだった。

ローカライズは進んでいる。

そしてカメラに関してはスペックで見ても実際にどの程度の写真が撮れるのか不明です。スペック的に見れば卒なく撮れるカメラという印象ですが実際に使ってみないと癖が分からない。

ただ簡単に綺麗に撮れるというライトユーザーが求めるニーズは最低限満たしている可能性。そして耐久性の部分ですがディスプレイにはGorilla Glass 5を採用しているためGorilla Glass Victusを採用しているXperia 10Ⅴには及ばないですがPixel 7aより上です。

そして防水防塵に関してはIP54相当なのでフラッグシップなどのIP68には及ばないです。Nothingによるとコストカットのために試験をクリアさせていないとしており実際にはIP68相当。

ただIP68相当に対応しているとアピールしても水没した場合などに補償してくれないと思う。このことを考えると実際認証を受けているIP54と考えておくべきで砂や水の中に沈めるのはダメ。

少なくともPixel 7aでもIP67に対応していることを考えるとちょっと物足りないと感じます。とはいえ多くのユーザーはケースを装着するため耐久性はそこまで気にする必要もないです。

またNothing Phone (2a)では初めてFelicaチップを搭載していることが明らかになっています。

ただ現時点だと関係各所との調節中とされていることからも発売日にSuicaやiDなどの各種決済が使えるようになっているかまでは不明ですがFelicaを搭載してくれただけでもありがたいのかも。

その他国内バンドにおいてdocomo専用となるB21やN79には非対応となっているのでドコモのユーザーからすれば少し前のPixelと同じ感じで特に地方に住むユーザーの方が影響を受けるかも。

とはいえ最近のdocomoは都心を中心に通信速度が安定しないので逆に気にしなくてもいいかも。何よりキャリアの扱いはないにしろ世代を重ねるごとに日本市場へのローカライズが進んでいる。

特にFelicaチップがないのがネックという声が多かったように感じるので大きな一歩です。その他メジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが最大4年なので十分だと思う。

指紋認証やスピーカーなど使ってみないと分からない部分も多いですがスペック的には十分。

ある意味Pixelと一緒。

価格も128GBモデルが4万9800円で256GBモデルが5万5800円といううのは非常に安いです。あとは気になる部分として販路が公式サイトなどキャリアの取り扱いがないためかなり限定されキャリアモデルがない弊害の一つとも言えますが保証が最大で1年とPixelと同じです。

有料の補償プランなどがないためユーザーに過失があった場合は全額自己負担になるのはマイナス。また基本オンラインサポートになるのである程度のリテラシーがないと厳しいかなと思う。

少なくとも出来るだけ安く使いやすいスマホが欲しいに人にとっておすすめの機種だと思います。むしろこのスペックでよくここまでの価格に抑えたなという感じで今から実際に使うのが楽しみ。

まとめ。

今回はNothing Phone (2a)の気になるポイントについて主観的にまとめてみました。製品は凄くいいですが自分の親などには販路が限定されていることからもおすすめしにくいです。

ただ逆に今後Nothingの知名度が上がっていけばおすすめしやすい機種になるのかも。

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