Pixel 9への布石?Google Assistantから人気がない17個の機能が削除

国内においては前モデルが安すぎたのか高価格化して批判されているGoogle Pixel 8 Proですが以前よりターゲット層が分かりやすく、さらにGoogleの拘りも明確になっています。

詳細は「使ってみて分かった。Pixel 8とPixel 8 Pro。どちらを買うべきか」をご参照下さい。また先日には12月のFeature Dropが配信を開始しており、これでようやくPixel 8 Proがスタートラインに立てたという感じです。

詳細は「まさに神アプデ。Pixel 8 Proが12月のアプデでゲームにカメラを強化」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleによるとGoogleはGoogle Assistantから17個の機能を削除する報告しているので簡単にまとめたいと思います。

十分に活用されいない機能を削除に。

一部情報によるとGoogleはPixel 9シリーズでよりパーソナライズされたAIアシスタントを搭載する可能性があると予測されており、今後Google AssistantがPixelに最適化される可能性があります。

そして今回の情報によるとGoogleはGoogle Assistantで十分に活用されていない17の機能を削除することを明らかにしたとしています。

  1. Google Play Booksでオーディオブックを音声で再生および制御します。
    • モバイルデバイスからオーディオブックをキャストできます。
  2. Googleアシスタント対応デバイスでメディアアラーム、音楽アラーム、またはラジオアラームを設定または使用する。
    • 同様の動作を持つカスタムルーチンを作成するか、標準アラームを使用できます。
  3. 料理本へのアクセスまたは管理、デバイスからデバイスへのレシピの転送、指導レシピビデオの再生、またはステップバイステップのレシピの表示。
    • Googleアシスタントを使用して、ウェブやYouTubeでレシピを検索できます。
  4. スマートディスプレイとスピーカーでストップウォッチを管理する。
    • タイマーとアラームを設定できます。
  5. 音声を使用してデバイスに電話をかけたり、Googleファミリーグループにメッセージをブロードキャストしたりします。
    • あなたはまだあなたの家のデバイスに放送することができます。
  6. 音声を使用して、電子メール、ビデオ、または音声メッセージを送信します。
    • 電話をかけたり、テキストメッセージを送信したりできます。
  7. あなたの声でGoogleカレンダーのイベントを再スケジュールします。
    • あなたはまだ新しいイベントをスケジュールすることができます。
  8. GoogleマップのGoogleアシスタント運転モードでアプリランチャーを使用して、メッセージの読み込みと送信、通話、メディアの制御を行います。
    • Googleマップでも同じように音声コントロールを使用できます。
  9. 以前に予定されていたファミリーベルの発表をスケジュールまたは聞くように依頼します。同様の動作を持つカスタムルーチンを作成できます。
  10. 落ち着いて瞑想するように頼む。
    • YouTubeなどのメディアプロバイダーで瞑想のオプションを求めることができます。
  11. アクティビティの音声コントロールは、Fitbit SenseおよびVersa 3デバイスでは使用できなくなります。
    • アクティビティを開始、停止、一時停止、再開するには、デバイスのボタンを使用する必要があります。ピクセルウォッチでは、アクティビティを音声制御できます。
  12. 睡眠の要約の表示は、Googleスマートディスプレイでのみ利用できます。サードパーティのスマートクロックで音声で睡眠の詳細を尋ねることができます。
  13. スピーカーやスマートディスプレイからの通話は、Duoを使用していない限り、発信者IDでは表示されません。
  14. スマートディスプレイで周囲の「通勤」時間の見積もりを表示する。
    • あなたはまだ通勤時間を尋ね、音声で道順を得ることができます。
  15. 個人的な旅行の旅程を音声で確認する。
    • フライトのステータスを尋ねることができます。
  16. 連絡先に関する情報を尋ねる。
    • 連絡先に電話をかけることができます。
  17. 支払いの送信、予約、ソーシャルメディアへの投稿など、音声による特定の行動を求める。
    • インストールしたアプリを開くようにアシスタントに依頼することもできます。

これら機能は2月に削除予定となっており使っている人からすれば残念な流れです。ただ一方でGoogleがGoogle Assistantのリソースをより人気がある機能に集中させていくのは妥当とも言えます。

また今回の機能削除はGoogle Assistantから削除されたとしてもGeminiがカバーできるようになるのかもしれません。何よりGoogleが今後どのように進化させていくのか気になるところです。

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