早く欲しすぎる。Pixel 8 Proがめちゃくちゃ強いと思う4つの理由

国内で発売される折畳式機種はグローバル市場と比較するとかなり限定的ですが、今年注目の折畳式機種であるGalaxy Z Fold 5とPixel Foldを比較してみたらコンセプトがかなり違うことが判明しました。

詳細は「方向性が真逆の存在。Galaxy Z Fold 5とPixel Foldを徹底比較」をご参照下さい。またまもなく配信が開始する可能性が高いAndroid14ですがβ版を利用しているPixelユーザーから電池持ちが大幅に改善したとの報告が多数あがっていることが判明しています。

詳細は「Pixelにかなりの恩恵。Android14で電池持ちが大幅改善かも」をご参照下さい。今回は今年後半に登場するPixel 8 Proがかなり強いと思う4つの理由を主観的にまとめたいと思います。

デザインのブラッシュアップ。

まず一つ目の理由としてデザインがブラッシュされ事前情報からもフラットディスプレイを採用。SamsungがGalaxy Note 4シリーズで初めてEdgeディスプレイを採用してから最上位を中心に多くのメーカーの機種が採用しており今でも中華メーカーを中心に採用しています。

一時期HuaweiはEdge部分に音量ボタンを統合するなど意味を見出そうとしていましたがSamsungを始めとして多くのメーカーのEdgeディスプレイを採用した機種はEdge部分で何か特別なことができる訳ではなく単純にデザイン面でのアドバンテージしかない状況に。

フラットディスプレイと比較するとディスプレイが湾曲している分横幅をスリム化させやすい。ただその分片手操作する際に誤反応が発生しやすくなり何よりディスプレイの耐久性が下がる。

Galaxy S23シリーズの落下テストを確認すると最も高価なGalaxy S23 Ultraがディスプレイのサイド部分から割れやすいことが判明しており単純に耐衝撃性が低いです。

Samsungはアーマーアルミフレームの採用やGorilla Glass Victus 2の採用など本体の耐久性の改善をアピールしていますが結局Edgeディスプレイの採用で割れやすくなっている。

また今や画面内指紋センサーを搭載している機種が増えておりアクセサリーとの相性がある。その上でEdgeディスプレイを採用しているとなると選択肢はかなり限定されてきて微妙に感じる。

デザイン面で得られるメリットよりもアクセサリーとの相性や耐衝撃性の低下などデメリットの方が目立ちやすくそもそもフラットディスプレイと比較すればコストも高いです。

ただPixel 8 Proではフラットディスプレイを採用していることをティザー動画から確認できる。仮にGorilla Glass Victusを継続採用だとしても落とした時に破損する確率はPixel 7 Proより下がる可能性がありアクセサリーにおいてもガラスフィルムが選びやすくなる。

Samsung自身もGalaxy S23 UltraでS-Penが使いにくいことからよりフラット化にGoogleは変に固執することなく2世代でEdgeディスプレイを終了されたのは英断に感じます。

耐衝撃性の改善にアクセサリーとの相性の改善は単純にユーザビリティの改善に繋がります。決して特別なことをしているわけではありませんがメリットよりもデメリット改善優先が嬉しい。

より差別化できるカメラを搭載。

次に2つ目としてカメラセンサーの刷新で低照度における撮影がより改善される可能性。事前情報通りであればPixel 8シリーズのメインカメラセンサーはSamsungのGN2を採用へ。

現行モデルが採用しているGN1は50MPの1/1.3インチですがGN2は50MPの1/1.12インチと一気に大型化することになりセンサーサイズが大きくなればより多くの光量を取り込める。

中華メーカーの機種で見れば1インチセンサーを採用している機種が増えており特別感はない。ただ一方で国内でみると1インチセンサーを搭載しているのはAQUOS R8 proくらいでPixel 8シリーズは事前情報通りであれば国内トップクラスのセンサーを搭載することに。

センサー自体が大型化するだけでも楽しみなのにGoogleの目的はスタッドガードHDRへの対応。一部情報によるとスタッガードHDRに対応するためにカメラセンサーを刷新との話もあります。

もともとPixelのHDRは強めという感じですがさらに改善されより明るく撮影することが可能。その上で分かりやすいメリットとしてPixelの弱点でもあるフレアやゴーストが改善される。

ナイトモード自体が強く天体写真モードは三脚が必須とはいえ差別化にも繋がっています。ただ強い光源があったりすると一気にバランスの悪い写真になってしまうのが残念な部分でした。

どこまで改善されるか現時点で不明ですがフレアやゴーストが改善されれば汎用性が拡大。

さらに2つ目のメリットとして画像処理時間も短縮されることから撮影時の手ブレが発生しにくい。そのため今まで強かった動体の撮影もさらに改善される可能性があり差別化に繋がる可能性。

Xiaomiやvivoなども一部モデルで動体の撮影をアピールしていますが実際に使ってみるとPixelほどではないという感じでやはりフォーカスがぶれやすく写真自体も微妙になりやすい。

Pixel 8 Proはレーザーオートフォーカス用センサーもより強化すると予測されていることからスタッガードHDRと組み合わせることで今まで以上に動体の撮影がしやすくなる可能性があります。

センサーサイズが大型化することで撮影する際の癖が強くなる可能性がありユーザーによっては扱いにくくなるかもしれませんが自分はデメリットよりメリットの方が魅力的に感じます。

電池持ちの改善。

そして3つ目としてSoCの底上げでGoogle Tensor G3のパフォーマンスにかなり期待しています。事前情報通りであればGoogle Tensor G3のメインコアはCortex-X3を採用するとの予測。

Google Tensorのパフォーマンスはよく低いと言われますがメインコアの性能でみればSnapdragon888と同じでGoogle Tensor G2も同じメインコアなのでいくらメインコアを2つ搭載しているからといってSnapdragon888以上Snapdragon 8+ Gen 1以下なのは納得です。

またGoogle Tensor G2は発熱回避のために消費電力が多いCortex-X2をあえて採用せず2年連続でCortex-X1を採用したことに加えSamsungの5nmプロセスルールも継続採用に。

Google Tensorの時点でベンチマークスコアが1年遅れという感じだったのにGoogle Tensor G2ではクロック数こそ変わりましたがアーキテクチャはほぼ一緒だったので結果的にSnapdragonと比較して2年遅れという感じでスコアが見劣りするのは当たり前です。

一方でGoogle Tensor G3はメインコアにSnapdragon 8 Gen 2と同じくCortex-X3を採用。なのでメインコアだけで見ればSnapdragon 8 Gen 2と同等になる可能性がありジャンプアップ。

さらにミドルコアや高効率コアも刷新されミドルコアに関しては4コア構成とちょっと異質です。アーキテクチャ自体が刷新されメインコアが1つになることで電力効率が大幅に改善する可能性。

Snapdragon 8 Gen 3には及ばないと思いますがSnapdragon 8 Gen 2と同等になれば十分。Snapdragon 8 Gen 2との大きな違いがあるとすればTSMCではなくSamsungというところです。

結局Snapdragon 8 Gen 2以上のパフォーマンスを発揮できるかはPixel 8自体の発熱対策次第で今までのGoogleを見ればパフォーマンス重視のチューニングはしないと思う。

そのためパフォーマンスが底上げされても長時間ゲームを快適にするような機種ではない可能性。ただTPU含めたAIをより強化した上で電池持ちが改善されたら満足度がかなり高くなること。

ベンチマークは分かりやすい指標の一つですが結局ゲームをしない限り80万点も200万点もほとんど体感は一緒という感じで何より電池持ちの改善と発熱の抑制に期待したいところ。

Snapdragon 8 Gen 2の電力効率が優秀だからこそGoogle Tensor G3も期待したくなる。

優位性のある価格。

最後に4つ目として価格で現時点で確定的な情報はないですがバカみたいな値上がりは考えいにくい。ちなみに一部情報によるとPixel 8のベースモデルは現行モデルが$599に対して$649の値上げ。

Pixel 8だけが値上げとは正直考えにくいのでPixel 8 Proも同様に値上げされれば$949です。ちなみにGoogle StoreにおけるPixel 7 Proの価格は税込で1ドル=138円という感じです。

なのでPixel 7 Proが発売された当時の為替で計算するとPixel 8 Proは13万1000円という感じ。ただ現時点での為替とかなり乖離していることを考えるともっと高くなる可能性は十分にあり得ます。

なので安くみて13万円ちょいで個人的には15万円以下になれば御の字という感じになりそうです。

国内で見ればGalaxy S23 UltraやXperia 1Ⅴなど最上位モデルは20万円前後という感じです。Pixel 8 Proがどんなに値上がりしたとしても流石に20万円近くの価格設定は考えにくい。

仮に値上げになったとしても価格のアドバンテージは健在のままの可能性が高く単純に強いです。Pixel 7シリーズでみるとカメラ部分のガラスが割れるとか音量ボタンがはずれるなど品質面は他社に及ばないという印象ですが逆に何も不具合が発生しない機種はないという感じ。

品質が低いなら保証を手厚くすれば良いだけで何より価格が安いことに違いはないです。少なくとも今年登場する最上位モデルの中でも価格は圧倒的な強みになると思います。

まとめ

今回はPixel 8 Proが絶対的に強いと思う4つの理由について主観的にまとめてみました。何より個人的にはめちゃくちゃ楽しみで1日でも早く発表されてほしいとかなり待ち遠しいです。

国内でももっと人気が出ればマーケティングが強化されより購入しやすい環境が整うかも。

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