Galaxy Z Flip 5とFold 5が国内正式発表。想定以上に安いけどありなのか

先日にはシンガポール版のGalaxy Z Flip 5を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Galaxy Z Flip 5 開封レビュー。世界で最も売れる折畳式機種」をご参照下さい。

さらに今年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。

さて今回Samsung JapanがGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5を正式発表したので簡単にまとめたいと思います。

国内で正式発表。

まずクラムシェル型であるGalaxy Z Flip 5から確認していきたいと思います。取り扱いキャリアはdocomoとauのみとなって今回楽天の取り扱いはなし。

docomo版を確認するとカラバリはミント/グラファイト/ラベンダーの3色展開となっています。本体価格は16万820円で機種変更かついつでもカエドキプログラムを利用することで実質8万1620円です。

次にau版を確認するとクリーム/ミント/グラファイトの3色展開でラベンダーはdocomoのみ。そしてクリームはauのみと分かれておりキャリア専売のカラバリがあるところは悩ましいところ。

また本体価格は一括で15万4300円で動画撮影時点において機種変更かつプログラム利用で実質7万7070円でMNPの場合は実質6万570円で購入できるなどかなり安いのではという印象。

さらにauオンラインショップ限定かつグラファイト限定ですが512GBモデルが用意されています。一括価格が17万9900円で機種変更かつプログラム利用で8万7190円で実質購入が可能でMNPの場合だと実質7万690円で購入できるなど想定以上に安いという印象を受けます。

海外版の価格を見ていたからこそ自分の金銭感覚がバグっていただけの可能性もありますが15万円ちょいで512GBモデルも18万円以下で購入できるならだいぶ魅力に感じてしまいます。

次にGalaxy Z Fold 5のdocomo版を確認するとアイシーブルーとブラックの2色展開です。一括価格は25万7400円で機種変更かつプログラム利用で実質14万7840円で購入可能。

次にau版を確認するとアイシーブルーとブラックの2色展開で一括価格は24万2660円と安い値上がりはあっても値下げはないと思っていたので正直かなりびっくりという感じです。

ちなみに機種変更かつプログラム利用で実質14万2160円でMNPの場合は12万5660円で購入可能。docomoにしろauにしろ256GBモデルにおいてはカラバリが共通となっていますがauオンラインショップ限定かつブラック限定ですが大容量モデルも用意されています。

512GBモデルは一括26万9300円で機種変更かつプログラム利用で実質15万2280円で購入可能。そして1TBモデルは一括29万8200円で機種変更かつプログラム利用で実質16万7460円です。

ちなみにMNPかつプログラム利用で512GBモデルは13万5780円で1TBモデルは実質15万960円です。9月1日から発売予定となっており予約キャンペーンも行われているので狙い目という感じです。

何よりキャリアモデルの価格が想定以上に安くau版はさらに安い上にストレージオプションも用意。スマホとして見れば決して安くはないですが円安の状況下でかなり頑張ってくれたと思う。

そして個人的に最も注目していたGalaxy WatchですがついにFelicaチップを搭載しました。ただ執筆時点で対応するサービスは未定で発売日までに使えるようになるのかも不明。

9月以降の発売とされていますが発売までに対応するのかもっと後になるのか気になるところでこの感じだと最初はSuicaのみとかPixel Watchには劣るのかもしれません。

ただFelicaを搭載したことで今後にしっかり繋がるのでかなり魅力的な存在になった可能性も。

Galaxy Z Flip 5はありなのか?

先日にはGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5の海外版を購入したので開封レビューを公開させて頂いていますが今回は短期間使ってきた上で感じたことをまとめたいと思います。

まず今年世界で最も売れる折畳式機種である可能性があるGalaxy Z Flip 5ですがデザイン性に全振りしたという感じでスペック好きな自分にとっては合わなかったです。

念願である水滴型ヒンジを採用した上でヒンジの薄型化に成功したことで折り畳んだ時にヒンジ周辺部分の隙間がほとんどなくなったので目立ちにくくなりデザイン上でもスッキリ。

ただ折り畳んだ状態では厚みが15mmもあることからも普通のスマホの約2倍とまだまだ分厚い。一方で折り畳んだ時のコンパクトさは唯一無二であり自分で見れば胸ポケットに入るのが便利。

さらにサブディスプレイが3.4インチと大型化されたことで通知の確認などライトな作業はサブディスプレイで完結することが出来るようになったので汎用性はかなり改善した印象です。

背面は光沢仕上げを採用しているとはいえ指紋は思っていたより目立ちにくくポップな色味もいい。特に男性より女性受けしそうなデザインに感じますが男性の自分でも楽しいという感じです。

さらにサブディスプレイでライトな作業が完結できるようになったことは耐久性の面でも安心に。

折畳式機種のメインディスプレイは通常のガラスを採用したスマホと比較すれば脆いです。

なので万が一本体を開いた状態で落としてしまうと破損するリスクが高くなりますがGalaxy Z Flip 5を本体を閉じた状態でも最低限は出来るのでメインディスプレイを開く必要性がなく移動中や外出中においてちょっと安心感が増したなという印象を受けます。

また通常のスマホで見れば6.7インチのディスプレイを搭載している機種は大型モデルに200gオーバーが当たり前となっている中でGalaxy Z Flip 5は比較的軽い方に含まれると思う。

一方で気になる部分としてはリアカメラは想定以上の写真や動画を撮影できますが数年前のハイエンドモデルと同等という感じでリアカメラのセルフィーを売りにしている機種ではちょっと物足りないという感じでリアカメラはもうちょっと強くてもよかった印象を受けます。

また基礎スペックは相変わらず高くアップデートサポート期間も最大で5年と十分に長いです。

ただ内部スペースの制約からも発熱はしやすく電池持ちは正直あまり良いとは言えない状況。あとはSamsungもおそらく手探りだと思いますがサブディスプレイがGalaxyにしては閉鎖的。

対応アプリが限定的ということもありウィジェットを採用したんだと思いますが日本では配信されていないGood Lockありきでカスタマイズ性が特徴のGalaxyの中で大きな特徴の一つが閉鎖的になっているのはちょっと残念に感じてしまうのかなと思います。

折畳式機種自体がスペックは比較的弱めですがGalaxy Z Flip 5はその中でもカメラや電池持ちがかなり弱めで持ち運びのしやすさとデザインに全振りしたという感じです。

なので細かい部分が気になる人にはあまりおすすめ出来ない感じで普段からスペックは気にならず、とにかくデザインが優先で楽しく使える機種が欲しい人にとっておすすめしやすい機種に感じます。

あくまでも自分にはその魅力があまり分からなかったという感じでユーザー次第だと思います。個人的に一番衝撃的だったのがキャリアモデルの価格でここまで安いとは思いませんでした。

キャリアのプログラムを上手く利用すればかなり安く買えるのでこの価格なら納得という感じです。

Galaxy Z Fold 5はありなのか?

次に今年のGalaxyの中で最上位モデルとなるGalaxy Z Fold 5を確認したいと思います。現状発売されている折畳式機種の中で最も多くのユーザーの声に応えることができる機種。

折畳式機種の中では電池持ちもそこそこよくビルドクオリティはかなり高いかなという印象。一方で何よりの特徴がカスタマイズ性で折畳式機種が抱えている欠点をカスタマイズによって最大限カバーしているという感じです。

そもそもグローバル市場で発売されている折畳式機種が今年になって選択肢が増えてきたとはいえグローバル向けのアプリにもっとも真摯に向き合ってきたのがSamsungだと思います。

ただアプリの最適化はSamsungだけでどうしようもないのでアプリごとにアスペクト比の変更が可能だったり折畳式機種特有の機能の一つであるフレックスモードに強制的とはいえほとんどのアプリを対応させることが可能と選択肢が多い。

またサブディスプレイからメインディスプレイへの連動性は多くの機種が対応していますがメインディスプレイからサブディスプレイへの連動性もサポートしています。

またメインディスプレイとサブディスプレイで異なるホーム画面の設定を出来るなど現状ユーザーがこんな機能があったら便利だと思う機能のほとんどをカバーをしているのではないかなと思うくらいすごいです。

その他S-Penに対応しておりスタイラスペンに対応した数少ない選択肢の一つになります。パフォーマンスはGalaxy S23シリーズに近いものがあり本体を開いた状態であれば放熱性もそれなりに優れているので発熱がかなりやばいという感じにはなりにくい印象です。

一方で気になる部分としてカスタマイズ性が最大の特徴でありカスタマイズが面倒に感じる人はおすすめしにくいです。

アプリが最適化出来ていないからこそカスタマイズ性を持たせることでユーザーに選択肢を持たせて満足度を上げるという感じですが逆にカスタマイズにあまり興味がない人にとっては使いにくいかも。

結局コンテンツを最大限の大きさで表示するには本体を横向きにすることが前提になり縦向きの場合だとコンテンツは見にくいことが多いです。カスタマイズ性が最大の特徴でメリットであるからこ逆に言えば最大のデメリットに。

またカメラはGalaxy S23 Ultraなどには及ばないのはもちろん色味で好みがはっきりです。レーザーオートフォーカスを搭載した歴代Ultraモデルを使ったことがある人にとってカメラはちょっと使いにくいかなと思います。

今年はGalaxy S23 Ultraの完成度がかなり高いからこそGalaxy Z Fold 5と比較した時にスペックの物足りなさが目立つという感じ。Galaxy Z Fold 5は現状最もAndroidらしい使い方をできる折畳式機種という感じ。

楽しんで使うために手間を惜しまない人向けという感じで自分はPixel Foldの方が分かりやすい。Galaxy Z Flip 5と同様に思っていた以上に価格が安かったのがびっくりという感じです。

9月1日より発売予定で予約キャンペーンもあるので気になる人はチェックしてみてください。

まとめ。

今回はGalaxy Zシリーズが国内でも正式発表されたので簡単にまとめてみました。個人的には海外版の価格からもPixel Foldより高くなると思っていましたが安かったの驚き。

初めて折畳式機種を使う人にとってはGalaxy Zシリーズの方が満足度が高いと思います。一方でPixel Foldと方向性がかなり違うので気になる人は過去記事を参考にしてみて下さい。

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