本当にお得?Pixel Foldを少しでも安く購入する方法

Pixel 6aの時に感じたデメリット部分がしっかり改善された上で、円安の影響の中僅か1万円程度の値上げに踏みとどまったGoogle Pixel 7aを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

また早くも話題の中心は今年の後半に発表が予測されているPixel 8シリーズであり、先日の情報からもPixel 8シリーズは4色展開でそれぞれ限定色が用意されている可能性があります。詳細は「今年のGoogleは奇想天外。Pixel 8のカラバリ判明に加え廉価版SoCも」をご参照下さい。

さて今回Google Pixel Foldを少しでも安く購入する方法とキャリアモデルに直販版の違いについて改めてまとめたいと思います。

予約特典期間内に購入する。

まずPixelで見ればセールで安くなることもありますが基本条件が良いのは予約特典期間です。

例えばPixel Foldで見るとGoogle Storeで7月16日までに予約/購入すると製品発送時に5万2000円分のストアクレジットが貰えるので実質20万1000円で購入可能になります。

ストアクレジットなのでGoogle Storeでしか使えないと汎用性が高いとは言えませんが次回Google Storeで何か購入する時に5万2000円の値引きで購入できるのはインパクトあり。

ストアクレジットをどう評価する次第ですが基本は予約特典時が最も多いことが多いです。さらに新製品の予約期間中はGoogle Storeにおける下取りも強化されることが多いです。

Pixel 7シリーズの時に話題になりましたがPixel 4シリーズの下取り価格が中古市場における相場よりも高く中古品をわざわざ買って下取りに出す人がいたくらいです。

Googleは年に何回か大型セールをやりますが基本は予約/購入キャンペーン期間内に買うこと。

Pixel 8シリーズの購入を考えている人はおそらく10月に正式発表されると思うので予約を開始してからの期間中が狙い目で慎重派の人は条件が多少悪くなる可能性がありますがブラックフライデーが狙い目という感じになり繰り返しになりますが発表直後が狙い目です。

分割購入をするのか?

そして2つ目としてキャリアモデル直販版の違いにもなってきますが買い方です。Google Storeではストアクレジットが貰えるため実質負担金を下げることができます。

ただ執筆時点では以前まで提供していた12回の分割支払いプランが利用出来ない状況に。そのため一括で購入できる人は問題ないとしても毎月の支払いを抑えたい人はクレジットカードで購入したならクレジットの方で分割支払いを設定する必要があります。

またクレジットで分割する場合は分割手数料が発生するので仕方ないですが損した感じに。なので現状価格が高いPixelほど実質負担金は魅力だけど支払いにハードルがある感じです。

一方でキャリアに関しては分割支払いはもちろんいつでもカエドキプログラムのような実質負担金を安くプログラムも提供されています。

docomoでみると一括価格は25万2890円で24回払いの場合は月1万537円で36回払いの場合は月7024円と任意で選択することが可能です。また購入時に審査がありますがクレジットで分割払いする時のような分割手数料はないです。

そしていつでもカエドキプログラムを利用した場合は2年で返却する場合は月6518円で24回目の支払いのタイミングで端末を一定の条件を満たした状態で返却することで残債が免除なので14万9930円で使えたことになります。

このプログラムはちょっと柔軟性もあり例えば2年ではなく1年のタイミングで返した場合は1万2100年の割引で実質13万7830円。逆に24回目の支払いのタイミングで返却しない場合はさらに2年の分割払いとなるので月4290円で使えるという感じになります。

Google Storeで一括で購入する余裕がない人や出来るだけ実質負担金を抑えたい人にとっては魅力的なプランですが注意点もあります。

2年後に返却する際にPixel Foldであれば10万2960円で引き取ってくれることになりますがこの金額は必ず担保されているわけではなく端末の状態が悪ければ追加料金が発生する可能性。

なので実質負担金を抑えるどころか増える可能性がありあくまでもレンタルとの認識がいい。また24回目で端末を返却せず再分割をすることも可能ですがそうなると旨味はないです。

ただ難しいと思うのがキャリアは最近プログラム利用前提での価格設定をしていることです。

プログラム利用時における分割手数料などはかかりませんが手数料などは本体価格に最初から上乗せしている感じで逆に使わないとちょっと損したなと捉えることもできます。

直販版の選択肢がある機種で一番高くつくのがキャリアモデルを一括で購入することです。プログラムを利用しないユーザーこそ直販版を選んだ方がいいのかなと思います。

補償をどう捉えるか。

そして3つ目として購入方法とも関わってきますが端末保証が直販版とは異なります。判断が難しいというべきかどちらを優先するべきというか直販版に関して保証期間が1年です。

そのため購入から1年経過後に何かあった場合は基本有料での修理になる可能性が高いです。またGoogleは機種ごとの部品別修理代金を明らかにしている訳でもなくデリケートな折畳式機種であるPixel Foldが破損した場合の修理代の見当がつかない。

ちなみにPixel 7 Proのディスプレイの修理代金が約4万円だったのでPixel Foldはやはり8万円から10万円は覚悟するしかありません。一方でdocomoで見ればPixel Foldはおそらくsmartあんしん補償で月額利用料金は990円なのではないかと思います。

ただ現時点で対象機種に含まれていないためこれは購入手続きが可能になるまで待つ必要あり。

仮にsmartあんしん補償で月額990円だと仮定した場合水没や紛失や全損などが発生した時交換機と交換する場合は1万2100円の負担で利用することが可能になります。

Google Storeにおける保証は不透明な部分が多いですがキャリアの補償プログラムは明瞭。そのためユーザーとしても万が一何かあった時の金額の目安がつくので安心感を得られます。

Googleがキャリアのような有料の補償プログラムを用意していればここまでややこしくない。現にSonyやSamsungは有料プランを用意しており直販版でもキャリアと同様の手厚い補償。

今後どうなるのか不明ですが現状だと補償をどう考えるかで選び方が変わってきます。

仮に購入から15ヶ月でディスプレイが故障した場合直販版は有料での修理になる可能性あり。

価格に関しては8万円近くみておく必要がありますが一方でドコモで見れば月額料金が15ヶ月分で累計1万4850円で交換機の手配料として1万2100円なので合計で2万6950円です。

少なくともPixel Foldのディスプレイの修理料金が3万円以下に収まることは考えにくい。またドコモ版と直販版における一括価格の価格差を見るとドコモ版の方が110円安い。

ちなみにキャンペーンを含めるとPixel Foldは実質20万1000円でドコモ版は22万2890円。

なので実質2万1890円docomoの方が高いですが先ほどの15ヶ月目に故障した仮定と合わせると4万8840円なので1年ちょい使ってディスプレイが故障した場合を想定すると直販版よりもドコモ版を購入した方が安く済む可能性があります。

単純に一括価格だけでみると直販版よりキャリアモデルの方が高いことが多く割高に感じますが補償を含めて考えるとまた別の話。

あくまでも今回の話はPixelかつdocomoで見た場合ですが一つだけ言えるのは購入前にどの程度の期間を使うのか決めることで計画性がなく表面的な価格で決めるのは危険。

計画を持って購入するのが一番お得。

改めてキャリアの補償サービスや端末価格を確認すると上手く出来ているなという印象。繰り返しになりますが計画性がなく端末を買い替えて使うのが一番高くつく可能性があること。

iPhoneが分かりやすい例ですが市場価値が高いものは例え高価であっても短期間での買い替えを繰り返していけば実質負担金がそこまでではないことが多いです。

逆に言えば単価は低いけど市場価値が低いものを長く使うのが結局高くつく可能性があります。最近のスマホはメーカーにもよりますがアップデートサポート期間がかなり長くなっています。

ただメーカーやキャリアが国内で推奨している販売方法はアップデートサポート期間と不一致。昔から大して変わっておらず2年程度の使用で買い替えが想定されているものが多いです。

逆に言えば2年以上使う場合は市場価値にはあまり期待しない方がいいと思った方がいいです。同じ端末を長く使うことは決して悪いことではなく日本人として昔からある美学の一つです。

ただ長く使うことを想定しているなら最初からお得とか考えない方がいいと思います。お得など関係なく自分が使いたい機種を使いたい期間しっかり使うというならいいと思います。

安く購入すること=お得とはいえず計画性を持って購入するのが一番お得という感じになりそう。

まとめ

今回はPixel Foldを少しでも安く購入する方法について主観的にまとめてみました。何より補償をどう捉えるかでキャリアモデルを選ぶべきか直販版を選ぶべきか決めるべき。

また今回はdocomoでまとめてみましたがauやSoftBankで違ってくる可能性もあります。改めて思うのは直販版と比較してキャリア版はスペックの違いから価格差が発生していない。

あくまでも分割プログラムの手数料と補償内容で変わってきているという感じになりそうです。

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