今年のGoogleは奇想天外。Pixel 8のカラバリ判明に加え廉価版SoCも

Google Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

ただ一方で上位モデルであるPixel 7とはスペック上で差別化できておらず、ユーザーにとって非常に分かりにくいので分かりやすいラインナップがGoogleの今後の課題に感じます。

詳細は「Pixel 7aは本当にコスパ最強?価格崩壊中Pixel 7と比較レビュー」をご参照下さい。さて今回Android AuthorityがPixel 7aのGoogle Tensor G2に言及しているのでまとめたいと思います。

Tensor G2は廉価版。

Pixel 7aはGoogle Storeでの価格が約6万円と為替の状況を考えるとかなり頑張った価格。さらにdocomoが取り扱いを開始したことで実質国内のフルバンドに対応したことからも歴代Pixelの中でも現状かなり魅力的な仕上がりになっていますがデメリットもあります。

その一つとしてメリットにもなりますがGoogle Tensor G2を搭載したことで処理性能が高い分発熱もしやすく電池持ちも悪くないとミドルレンジにしてはちょっと物足りないです。

ただ今回海外の開発者兼リーカーがPixel 7aに搭載されているGoogle Tensor G2に言及しておりPixel 7などが搭載しているものよりも廉価版を搭載している可能性があるとの話。

ちょっと知識がなくて申し訳ないですが同氏によるとPixel 7aは初期のプロトタイプ以外は新しいIPOPを採用したGoogle Tensor G2を搭載していることが判明したとしています。

同氏によると集積回路を作成する場合にペアダイをデバイスに貼り付けるだけでは済まず最初にパッケージ化する必要がある。

デバイス自体を出来るだけ薄くしつつ発熱を抑制するため最近採用されているパッケージング技術は非常に複雑化しておりコストも合わせて増加する。一方でGoogle TensorとGoogle Tensor G2はSamsung独自のパッケージング技術が採用。

ただPixel 7aが採用しているGoogle Tensor G2はコストカットのためかGoogle Tensorで採用されているFOPLP技術より廉価のIPOP技術を採用してパッケージングされている可能性。

なのでよりパッケージングにあまりコストをかけてないのでより分厚くなり発熱しやすい。同氏は採用されているパッケージング技術の違いによってどの程度の差が出るのかは試す方法すらなく正確に認識しているのはSamsungとGoogleのみだと指摘しています。

何より表面的に見ればPixel 7が搭載しているGoogle Tensor G2よりもPixel 7aが搭載しているGoogle Tensor G2の方が発熱がしやすい可能性がありパフォーマンスも低い。

筐体サイズの違いやハードにおける発熱対策が異なるため何とも言えませんが使っていてPixel 7よりPixel 7aの方が内部温度も外部温度もあがりやすくスロットルダウンするのも早いのでベンチマークもハイスコアも低ければスコアが下落するのも早いという印象です。

仮に同氏の指摘通りであればPixel 7aの発熱のしやすさや電池持ちの悪さはGoogle Tensor G2とハードに起因している問題のためアップデートで改善しない可能性。

逆にどんなにアップデートを重ねてもPixel 7達と同程度にはならない可能性があります。

コストがそれだけ高いのか。

今回の情報ではあくまでもPixel 7aの搭載しているGoogle Tensor G2に言及している。少なくともPixel 7とPixel 7 Proが搭載しているGoogle Tensor G2とは異なります。

一方で気になるのはスペックでは同じくGoogle Tensor G2を搭載しているPixel TabletとPixel Foldはどちらのバージョンを搭載しているのか。どちらも最大限コストカットはしていると思いますがPixel 7aのように価格優先モデルではないことからもPixel 7と同じGoogle Tensor G2を搭載していることに期待。

筐体サイズが違うため判断することはできずベンチマークスコアだけで見ればPixel Tabletが搭載しているGoogle Tensor G2はPixel 7と同じバージョンなのではないかと期待したくなる。

何より今回の指摘通りであればPixel 7aが搭載しているGoogle Tensor G2は実質Pixel 7a専用とも言えます。

逆にPixel 7が搭載しているGoogle Tensor G2とパッケージングを簡素化したことでどの程度のコストが浮くのか気になるところ。Pixel 7aだけに採用しているのであればそれだけSoC単体のコストに大きな違いがあるということなのか気になるところです。

これはユーザーからすれば非常に分かりにくい違いでスペックでは同じ扱いになります。ただパフォーマンスや電池持ちの面で差が出てくる可能性があるので正直何とも言えないです。

逆にGoogleがPixel 7aでSoCのコストカットが成功したと感じているのであればGoogle Tensor G3でも同じようにコストカットしたバージョンが出てくる可能性があります。

同じSoCを採用しているのが魅力なのにコストカットのために違いが生じるのはなんか微妙です。

ちなみに市場調査会社の調査結果によるとSnapdragon 8 Gen 2の原価コストは$160との推測。

スマホ向けの半導体不足はだいぶ落ち着いたと言われていますが世界的なインフレなどから今度はスマホの販売台数が減少しておりQualcommは確実に利益をとるためか高めの設定。

ちなみに同じTSMC製ですがAppleのA16 Bionicは$110程度と言われているので価格差がある。

一方でGoogle TensorはExynosをベースとしたカスタマイズモデルでサプライヤーもSamsungということからTSMCほど高くない可能性があり$100以下の可能性があります。

ただPixel自体の価格が安いからこそSoCを少しでも安くしたいという苦渋の決断だったかも。

一部噂ではGoogle Tensor G4からTSMC製に切り替わるとの話がありますが一気に高くなる可能性がありますがSoCの出来でその機種の良し悪しの一部は決まるので難しいところ。

Pixel 8のカラバリ。

そしてPixel 7aとは関係ないですが海外サイトによるとPixel 8とPixel 8 Pro用の壁紙がリークしたとしています。Pixel 6シリーズでは花がテーマでPixel 7シリーズでは鳥がテーマでしたがPixel 8シリーズではミネラルがテーマになることが判明したとしています。

まずPixel 8から確認するとヘイズ/ジェイド/リコリス/ピオニーの4色でリコリスは何方かと言えば濃い紫でピオニーはピンクというよりも黄色やオレンジよりの色味にみえます。

そしてPixel 8 Proはジェイド/リコリス/ポーセリン/スカイの4色とされておりポーセリンはPixel Foldでも採用されている白系のカラバリですがクリーム系になるのかも。

またジェイドとリコリスに関してはPixel 8シリーズで共通のカラバリになる可能性。一方でそれぞれ2色ずつ専用カラーがあることに。

あくまでも今回の壁紙のカラバリが本体のカラバリとリンクしているのであればという前提になりますがPixel 8シリーズ全体でPixel 7aのコーラルのようにオンラインショップ限定カラバリがあってもおかしくないです。

Pixel 7aと同じ流れであればそれぞれ3色がレギュラー色で1色は限定カラーという感じ。なのでPixel 8はヘイズかピオニーのどちらかでPixel 8 Proはスカイかポーセリンのどちらかが限定色という感じになりそうです。

従来は限定のカラバリなんてありませんでしたがPixel 7aではかなり好評でキャリアモデルとの差別化に繋がって個人的にはありに感じる。何より今回の情報通りであればPixel 8は決めきれないですがPixel 8 Proはスカイが気になる。

あとはリークしたPV動画を見る限りあまり期待できませんがPixel Foldのようにマット仕上げを採用してくれれば個人的には最高という感じです。昨年はGoogle I/Oのタイミングでチラ見せがありましたが今年はチラ見せがなかったのでカラバリは非常に楽しみ。

ただこの時点で大きなヒントが見つかっただけでもかなりイメージしやすくなったかも。

まとめ

今回はPixel 7aには廉価版Google Tensor G2を搭載している可能性が出てきたことに加えPixel 8シリーズのカラバリに関するヒントが見つかったので簡単にまとめてみました。

やはり話題の中心はPixel 8シリーズで特にカメラが強化されるPixel 8 Proが楽しみ。今年のメイン機種候補の一つでXperia 1ⅤとPixel Foldのどれにするのか迷いどころです。

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