Pixel 7aが強い。2023年上半期。本当に買って良かった機種4選

Google Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

ただ一方で上位モデルであるPixel 7とはスペック上で差別化できておらず、ユーザーにとって非常に分かりにくいので分かりやすいラインナップがGoogleの今後の課題に感じます。

詳細は「Pixel 7aは本当にコスパ最強?価格崩壊中Pixel 7と比較レビュー」をご参照下さい。さて今回2023年上半期に買った機種の中から買って良かった機種について簡単にまとめたいと思います。

Google Pixel 7a

まず一つ目の機種とPixel 7aでミドルレンジにほぼ興味がない自分にとっては快適に使える貴重な選択肢の一つになります。今後のアップデートでバグや不具合は改善していく可能性がありますが現時点で90Hz表示のオプションをオンにした状態でゲームをやるとリフレッシュレートが原因で挙動がおかしくなる。

またGoogle Tensor G2を搭載していることがメリットでもありますがデメリットになっており発熱がこの価格帯の機種としてきつめかなという印象。

ベンチマークスコアでは70万点前後とSnapdragon 8 Gen 2の130万点には及びませんがハイエンド相当のSoCであることに違いはない。なのでミドルレンジ向けSoCと比較すれば発熱はしやすいですが普段ハイエンドを使っているので自分の使い方ではほとんど気になることはない。

電池持ちに関しては海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると76と近年のPixelの中でもかなり悪い方で他社と比較しても悪い方と残念な結果。

ただ待機状態における電力効率が優秀なこともあるのか自分の使い方だと寝る前の電池残量は50%前後のことが多く十分に1日は持つ電池持ちなので個人的にはそこまで不満がある訳ではない。

Google Storeにおける直販版は約6万3000円で購入特典キャンペーン期間内に購入したので1万円分のストアクレジットと3000円相当のケースが貰えたことから実質5万円程度で購入できた。

価格が5万円で中身はハイエンド相当とこのギャップが良く言えばコスパが良いことになりますが逆に悪く言えばミドルレンジ相当の安定性がないというデメリットにも繋がっている印象。

何よりこの価格帯でこれだけ快適に使えれば十分でカメラはGoogleの安定したカメラを搭載。また今まで発熱が原因で強制終了となっていた長時間撮影も30分程度なら出来るように改善。

フラッグシップの無印に届きそうな基礎スペックの高さに加えGoogle自分のカメラと定価で6万ちょいの機種であることを考えれば十分過ぎて自分がレビューとかやるような仕事をしていないのであればPixel 7aで十分だったと思います。

またdocomoからの取り扱いが開始で国内でのフルバンドに対応したことも大きくPixel 7aは今まで以上におすすめしやすい機種に。

もちろんゲーム性能などはハイエンドには及びませんが少しでもパフォーマンスが高い機種が欲しいけど予算に余裕がないユーザーにおすすめ出来る機種で今年のミドルレンジでは注目株だと思います。

Galaxy S23 Ultra

次に2つ目の機種としてGalaxy S23 Ultraです。毎年最新モデルを購入しているユーザーはかなり限定的でそう思わないと思いますが正直Galaxy S22 Ultraから大して進化していない。

メインカメラセンサーは200MPに変更されたとはいえ目に見えて撮れる写真や動画が変わった訳でもなくデザインに関してはよりフラットディスプレイに近づいたとはいえほぼ変わらず。

最上位モデルとして見れば前モデルからの進化はほぼないに等しい機種に感じてしまいます。ただ安定性という部分では劇的に改善しておりハイエンドの可能性を見せてくれた機種に感じます。

海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとiPhone 13 Pro Maxが獲得した121を当面抜かすことができる機種はないのではと思うくらいハイエンドの中では電池持ちが良かった。

それをGalaxy S23 Ultraは超えて126を獲得しており現状ハイエンドの中ではトップクラスです。自分の使い方だと寝る前の電池残量が60%以上のことが多く触る頻度が少なかった日は70%前後で自分の使い方だと2日は充電なしで持つ可能性があるのでハイエンドと考えると異常に感じます。

Snapdragon 8 Gen 2をSamsungとQualcommが共同してチューニングした結果が良かったのかSamsung自身がソフトでの最適化をかなり頑張った結果なのか両方なのか定かではありません。

ただこの電池持ちの良さを体験してしまうと他の機種の電池持ちの評価が厳しくなっちゃうくらいです。

また従来Samsungは発売地域によってExxynosとQualcommと分けていましたが2つの異なるSoCである程度偏りが出ないように最適化していたことからもどちらも中途半端だった印象です。

これがExynosをやめてSnapdragonにまとめたらこれだけ完成度が高くなるなら個人的には本体価格が高くなったとしてもExynosを完全にやめてしまえばいいのにと思っちゃいます。

Galaxy S24シリーズではExynos搭載モデルが復活すると予測されていますがこれで電池持ちが悪化したらExynosは完全に邪魔だと思うかも。全体的に完成度が高く使っていて満足度が高い上に下手なミドルレンジより優れた電池持ちの実現と今期で最も安定した機種に感じます。

動画では触れていませんが韓国版/香港版って買っていつもならここで終わりですが満足度が高くキャリアモデルも購入したと久しぶりに同じ機種を3台購入したくらい買って良かったです。

vivo X Fold 2

3つ目としては国内で発売されていませんがvivo X Fold 2で折畳式機種として使いやすいこと。上半期に購入した折畳式機種で筐体自体の完成度が高いと思うのは圧倒的にHuawei Mate X3です。

折り畳んだ時に本体の厚みは11mmで重さは240gと従来の大型モデルと同程度のサイズ感を実現。さらにフレックスモードに対応した上でIPX8にも対応とヒンジの強化も抜かりない感じです。

カメラもやはりHuaweiというべきか折畳式機種の中ではかなり優れた写真を撮れる印象を受けます。またGMS非対応とはいえ色々設定したところ思っていたよりも通知がきてかなりびっくりしてます。

Google関連のアプリは動作が不安定なことが多いですが多くのアプリはそれなりに動きます。なのでHuawei Mate X3の方がいいのではと思うかもしれませんがvivo X Fold 2の方が折畳式機種らしい機能により対応していること。

個人的にはタスクバーに対応しているかどうかでもかなり印象が異なりハードはHuawei Mate X3の方が完成度が高いですがソフト面はVivo X Fold 2の方がまだ作り込まれているなという印象。

前モデルから薄型化され軽量化され片手操作もしやすくなった印象。前モデルの300gオーバーはやはりかなり重く感じましたが300g以下になると印象が大きく変わります。

また完全に好みの問題ですがカメラの色味などは中華メーカーの中で自分はvivoのチューニングが好きで折畳式機種の中では使いやすい印象です。Xperiaが好きなこともあるかもしれませんがツァイスナチュラルカラーの色味がかなり好きです。

前モデル対比でベリスコープが廃止になりましたが光学2倍のポートレート専用センサーがあるのが嬉しくvivo X90 Pro+でも基本は2倍以上でポートレートを使うことは少ないのでいい感じ。

メインディスプレイもサブディスプレイも滑らかに表示され自分が購入した時は22万円くらい。GMSを標準搭載していないことによるデメリットがあるためグローバルモデルに期待したいところ。

折畳式機種は20万円近く見る必要がある中vivo X Fold 2の満足度は個人的にかなり高いです。

Xperia 1Ⅴ

そして4つ目の機種として先日発売されたばかりのXperia 1ⅤでXperiaが好きなユーザーにとって堪らない仕上がりになっている可能性。今まではαシリーズと同じ撮影体験になるようにカメラアプリのインターフェースの共通化やマニュアル撮影にフォーカスして開発が進められてきた。

どちらかといえば画質の改善よりも機能面やUIの共通化が最優先という感じだったので多くのユーザーにとって癖がかなり強いという印象でしたがXperia 1Ⅴはオート撮影をより強化。

現実をより忠実に撮影するというコンセプトは変わらないですがちょっと加工感が強化され個人的な印象としてはαシリーズ寄りの色味。これはおそらくS-Cinetoneに対応するためにチューニングを変えた結果そうなったのかもしれません。

他社でもモードや色味を選択できる機種はありますがαシリーズのような感じでスマホでも撮れたら楽しいなと思っていたユーザーには嬉しい。

またXperiaが特別という訳ではありませんがメインカメラセンサーが48MPに強化された上でピクセルビニングを採用した上でPhoto ProのAモードとBasicモードでは画像重ね合わせ技術を採用。

他社が数年前から採用している技術がXperia 1Ⅴで採用されたことでオート撮影がかなりしやすい。その他4Kディスプレイは健在でスピーカーはスマホの中ではトップクラスとなっており音量も改善。

イヤホンジャックやSDカードスロットを搭載などSonyの拘りはより強化された上でオート撮影が強化されたことでXperiaが好きだけど気軽に撮影したいというニーズも上手くカバーできるように。

さらにナイトモードに対応したことでカメラの汎用性はかなり上がって使っていて楽しいです。

前モデルの時のように発熱でカメラが強制終了ということもなく不快に感じるような熱さになりにくい。電池持ちは良いとは思えませんが自分の使い方では1日は持つのでそこまで心配していません。

スペックやデザインを見ると大して進化していないように見えるかもしれませんがかなり使いやすい。ここまでSonyの拘りと使いやすさを上手く伸ばしてくると思ってなかったのでびっくりしました。

まとめ

今回は上半期に購入した機種の中から買って良かった機種を4つ選んでまとめてみました。下半期はPixel FoldにPixel 8シリーズなどめちゃくちゃ楽しみにしている機種があるので楽しみ。

さらにiPhone 15 Pro Maxもカメラはしっかり進化するといわれているのでかなり気になります。上半期が豊作に感じたからこそ今年の下半期がさらに楽しみという感じです。

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