先日にはSonyの新製品体験会に参加させて頂き、短時間とはいえXperia 1Ⅴの進化をしっかり感じることが出来たので今から発売が非常に楽しみです。詳細は「実際を触ったら超やばかった。Sony新製品体験会でXperia 1Ⅴをチェック」をご参照下さい。
さらに先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
さて今回万人向けのPixel 7 Proと究極の拘り向けのXperia 1Ⅴの比較レビューをしてみたいと思います。
デザイン比較。
直販版で比較した場合Pixel 7 Proは512GBモデルがないため256GBモデルで見ると約14万円でXperia 1Ⅳは512GBモデルですが約19万5000円と価格差で見ると5万5000円程度ありこの価格差をどう捉えるかだと思います。
今回は全体的に比較するというよりは気になるポイントを中心に比較していきたいと思います。ディスプレイサイズの違いもありますが筐体サイズに大きな違いがありXperia 1Ⅴの方が圧倒的に持ちやすく軽いです。
最上位モデルの中で見ればPixel 7 Proは決して重くはない。むしろXperia 1Ⅴは187gとちょっと軽すぎです。
合わせて気になる部分としてはEdgeディスプレイを採用していることで片手操作する際にEdge部分に干渉して誤反応が発生してしまうこともあり耐久性の面でもマイナス。
デザイン全体で見た時は完全に好みでPixel 7 Proは大型モデルでありがらも他社のような威圧感のあるデザインではなく何方かと言えばちょっと可愛いデザインです。
一方でXperia 1Ⅴは縦長と批判されますがデザインの差別化に貢献しておりサイドフレームにスリットが採用。
またPixel 7 Proは光沢仕上げを採用しているとはいえ指紋が目立ちにくいですがXperia 1Ⅴの方が目立ちにくくスマホのメンテナンスという意味でもXperia 1Ⅴが楽です。
どちらの機種も独特なデザインを採用しておりどちらを選んでも面白いと思います。
ディスプレイ比較。
Googleは全画面で1000nits表示の場合5%の点灯領域で1500nitsを約束しており標準化された75%の領域での点灯をチェックするディスプレイテストでは最大で1090nitsで手動調節の場合は588nitsです。
一方でXperia 1Ⅴは自動調節で866nitsで手動調節で590nitsです。さらにディスプレイが明るくなるクリエイターモードでは最大936nitsで手動は640nitsです。
むしろ平均値というべきなのか日常使っていてXperia 1Ⅴの方が明るく感じることが多い。Xperia 1Ⅴは4Kに対応しながらもここまで輝度を高くして画面の焼き付けがちょっと心配。
少しでも高精細なディスプレイでコンテンツを楽しみたい人にXperia 1Ⅴは堪らないと思う。ただ先ほどの話と重複しますがコンテンツはアスペクト比の問題からも小さくなりがちです。
リフレッシュレートは同じく120Hz表示ですがPixel 7 Proは可変式なので最適化されます。
スクロールの際はほとんど差を感じませんがアプリの切り替えなどアニメーションの差の影響か可変式を採用している機種の方がちょっともっさりしていると感じることもあります。
日常的に使う上ではPixel 7 Proの方がよく休日など自分の時間を楽しむ際にどれだけディスプレイに拘ってコンテンツを楽しみたいかでXperia 1Ⅴを選ぶべきかどうかです。
その他リアルタイムHDRドライブ機能など映像をより美しく魅せる機能にも対応しています。
基礎スペックを比較。
高いものを出来るだけ長く使いたいというニーズにXperia 1Ⅴを応えることが出来ていない。一方でキャリアで分割購入やプログラムを利用する場合はそこまで気にしなくていいかも。
結局キャリアの推奨しているプログラムを使えば3年程度対応していれば十分という感じでGoogleもPixel 7シリーズの予約特典時における下取りを見ると3年が一つの目安かも。
さらに直販版で見ればGoogle Storeではキャリアのようなプログラムを用意しておらず最大保証期間も1年に対してSonyは直販版でもキャリアに遜色ない保証サポートを提供。
この辺はユーザーの買い方次第ですが保証まで考えるとXperia 1Ⅴの方が安心できるかも。
そして搭載SoCで発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。
ちなみに計測終了ごとに外部温度を計測しましたがPixel 7 Proは35.8/37.1/38.2度でXperia 1Ⅴは36.5/37.6/37.1でPixel 7 Proの方がサイドフレームなどが熱くなるため。
不快に感じることが多くXperia 1Ⅴは全体的に熱いまでいかない程度に暖かくなる感じ。
久しぶりにPixel 7 Proでベンチマークを回してみましたがバージョンが変わった影響か内部温度は40度を超えないように早めにスロットルダウンさせている分スコアは低めの印象。
一方でXperia 1Ⅴはそこまで早めに制御している感じではないので落差が激しい感じに見える。また合わせて4K/60fps撮影でスタンドに立てた状態で撮影持続時間テストをしてみました。
Pixel 7 Pro | Xperia 1Ⅴ | |
15分 | 41.4度 | 35.8度 |
30分 | 42.8度(途中で終了) | 38.3度 |
45分 | – | 38.4度 |
60分 | – | 39.3度 |
Pixel 7 Proは撮影開始15分後で外部温度が41.4度で撮影開始22分後に42.8度で強制終了。一方でXperia 1Ⅴは撮影開始15分で35.8度で撮影開始30分後では38.3度という感じ。
ちなみにXperia 1Ⅴは1時間撮影を継続することができ外部温度は39.3度程度でした。今回は手に持っているわけではなく定点を撮影しているため実使用ではもっと短いと思う。
24度の屋内で撮影テストをしたのでこれからの時期はもっと早く撮影が終了する可能性。ただ同じ条件なら2倍以上Xperia 1Ⅴの方が長く撮影できる可能性があるのでこれは強みです。
一方でXperia 1Ⅴは充電開始30分で50%でフル充電に要した時間は1時間37分とそこまで差なし。
電池持ちに関して海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 7 Proは83でXperia 1Ⅴは115と大差ですが使い始めたばかりということまりそこまでの差を感じない。
これはXperia 1Ⅴの最適化が終わるまでは評価できず現時点で電池持ちがいいとは思えないです。
あとはイヤホンジャックにUSB-C経由の外部出力はXperia 1Ⅴのみが対応しています。
その他撮影している動画やゲーム画面をそのままYouTubeなどにライブストリーミングすることが可能でPixel 7 ProよりXperia 1Ⅴの方がよりYouTubeを楽しめる機能が搭載されている。
スピーカーは正直大差でオーディオ関連に機能はイヤホン含めXperia 1Ⅴが圧倒的です。
カメラ比較。
個人的にはどちらも動体の撮影に強いカメラを搭載しているので好きな機種です。写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
広角で撮影
ポートレートで撮影。
望遠で撮影
5倍以下のデジタルズームの画質改善に努めたこともあり地味に差がついています。
あとは今回サンプルがありませんが両機種とも動体の撮影に強くPixel 7 Proは顔フォーカスでXperia 1Ⅴは瞳オートフォーカスに対応していることで動体であっても顔にフォーカスが合っていることが多く失敗しにくい。
通常の撮影モードだとXperia 1Ⅴは秒30コマのバースト撮影に対応しているので、失敗など考えずひたすら撮れるので楽。一方でPixel 7 Proはポートレートモードでもしっかり撮れることが多いのでポートレートで動体を撮りたい人にはPixel 7 Proがおすすめです。
次に手持ちで低照度における環境でサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
低照度の環境で撮影。
まとめ
Xperia 1Ⅴのカメラの方が好きなだと思う人は価格差5万円あってもXperia 1Ⅴを選ぶべきです。世代が違いますがXperia 1ⅤとPixel 8 Proではどんな感じになるのか気になるところです。
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