先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleがGoogle Pixel 8シリーズのディスプレイサイズに言及しているので簡単にまとめたいと思います。
Android14のβ版。
まずPixel 8シリーズは標準搭載すると予測されているAndroid14のパブリックβ版の配信開始。開発者向けが2月下旬とAndroid13とほぼ同じタイミングで配信されていましたがパブリック版もほぼ例年通りと言える4月中旬より配信開始。
記憶違いだったら申し訳ないですがAndroid13は3月下旬よりβ版の配信を開始していたと思うのでAndroid14は2週間近く遅い感じです。
ちなみにGoogleは今後のβ版におけるタイムスケジュールを明らかにしており6月にはβ3が配信。4月から5月に配信されるβ1とβ2に関しては非常に不安定であることからもβ版を試したい人は6月以降に配信されるβ3からの方がいいと思います。
基本β3にβ4は安定版と言われておりOSとしてはある程度開発が終了しており後はアプリ開発者が自社のアプリを最終調節するための段階とも言われています。
そして8月以降に本配信が開始する可能性がありAndroid13の時は8月中旬だったことを考えるとAndroid14はパブリックβ版の配信開始が2週間遅いことから同じ開発進捗であれば8月下旬から9月上旬にPixelに対して本配信が開始する可能性あり。
ただもちろん今後の開発進捗によってはもっと遅れることもあれば昨年と同じく8月中旬頃かも。ちなみにPixelへの本配信が開始してプラス2ヶ月で他社でもAndroid14の配信が開始する感じ。
Android13の時はPixelに対して8月中旬だったのに対してGalaxy S22に対しては10月下旬。
なので推測通りであればアップデートにかなり力を入れているSamsungでさえGalaxy S23にAndroid14が配信されるのは10月下旬から11月上旬が一つの目安になるのかもしれません。
またパブリックβ版の対象機種ですがPixel 4a 5G/Pixel 5/Pixel 5a 5G/Pixel 6シリーズ/Pixel 7シリーズで残念なことにPixel 4aは対象外になったのでAndroid13で終了です。
またPixel 4a 5G/Pixel 5にとってはAndroid14が最後のメジャーアップデートでセキュリティアップデートも今年中に終了する可能性が高い。そのためPixel 4a 5G/Pixel 5のユーザーは今年で買い替えを検討する時期。
一方で正式発表されていませんが事前情報通りなら上半期に発表されるPixel 7a/Pixel Tablet/Pixel FoldはAndroid13を標準搭載の可能性が高いのでAndroid14の対象機種かつパブリックβ版の対象に機種になる可能性があります。
Android14はGoogle Tensor非搭載機種にとって最後のメジャーアップデートになる可能性。そのためAndroid15ではさらにGoogle Tensorを活かした最適化が進められるかもしれません。
ディスプレイサイズに言及。
先日にはPixel 8シリーズのCADに基づいて作成されたレンダリング画像が公開されました。
同氏の実績を考慮するとほぼ確定的なデザインとも言えますがPixel 8は6.2インチを採用して全体的に小型化しておりPixel 8 Proに関しては6.7インチでほぼサイズは維持という感じ。
まだ現時点ではアスペクト比などが不明ですがレンダリング画像をみる限りは同じに見え今まで以上にディスプレイサイズの差=本体サイズの差と分かりやすいかもしれません。
そして今回ディスプレイ関連の情報に精通しているRoss Young氏がPixel 8シリーズのディスプレイサイズに言及しておりPixel 8は6.16インチでPixel 8 Proは6.7インチと言及。
有名なリーカーはCADからディスプレイサイズを計算している感じですがRoss Young氏はサプライヤーの生産状況から情報を入手している可能性が高く情報の入手方法が異なります。
Pixel 8 Proは一緒ですがPixel 8はサイズが異なりますが歴代Pixelを見るとサイズに端数は使っておらず実際には6.16インチでスペックシートなどでは6.2インチになるかも。
ただ6.16インチになってくるとPixel 7aと同じサイズかつPixel 7aより筐体サイズが小さい。
そのため今年のPixelの中で最もコンパクトかつディスプレイサイズで見ればライバルのiPhone 14やGalaxy S23とほぼ同じディスプレイサイズになったとわかり安いかもしれません。
個人的にはPixel 7の6.3インチでも絶妙なサイズ感で使いやすいと思っていますがより小型化することで多くのユーザーのニーズを満たせると思います。Pixel 8の小型化はコンパクトモデルが好きな日本市場を意識しているのではとの声もありますがおそらく他社を意識。
もしくはPixel 8シリーズでアスペクト比を揃えた結果そのようになっただけかもしれません。ただこれ以上小さくすると一気にニーズがなくなるのでギリギリのラインという感じだと思います。
またサプライヤーはSamsungになると予測されていますがこれは事前情報通りで驚きはないです。
個人的に気になるのはPixel FoldでSamsungのM13と最新世代のディスプレイを採用するとの予測がありPixel 8シリーズでも同様にM13を採用するのか気になる。Pixel 8のデザインを見る限りベゼルがスリム化されているように見えより高品質なディスプレイを採用している印象。
なのでリフレッシュレートの強化やM13の採用など折角Samsung製を使うなら良いものがいい。
発表時期はほぼ一緒?
そして今回の情報によるとPixel 8シリーズのディスプレイは5月に大量生産を開始するとの話。
これを聞くと例年より早くPixel 8シリーズが正式発表される可能性があるのではないかと期待したくなりますがPixel 7シリーズのディスプレイの生産を開始したのも5月頃でした。
なのでディスプレイの生産時期だけで例年より早く発表されると期待はできない状況です。またPixel 8シリーズはGoogle Tensor G3を搭載すると予測されておりSamsungが製造。
Google Tensor G2に関しては2022年の5月から6月頃に大量生産を開始したと言われておりGoogle Tensor G3も同じタイミングになるかも。Samsungが2023年第1四半期の決算を先日発表しており営業利益が前年同期比で96%の減少と利益が大幅に減少しています。
モバイル部門に関してはGalaxy S23シリーズの売上がかなり好調だったこともあり大きくプラスになったみたいですが半導体部門の大幅なマイナスを全くカバー出来なかった感じです。
決算だけで見るとSamsungはやばいのではと思うかもしれませんが2020年以降の半導体特需でここ数年の業績が異常だった感じで第1四半期の決算をみる限りでは特需が終わりに近いです。
このことからも製造が全く追いつかないという状況でもなくなってきている可能性がありもしかしたらGoogle Tensor G3の製造は5月よりもうちょっと遅い可能性も十分にあり得る。
Google Tensor G3はモバイル部門がパフォーマンス不足から採用しなかったと言われているExynos2300がベースになっていると予測されていますがそれより気になるのは製造状況です。
明らかに4nmプロセスルールを採用した半導体になってからTSMCに遅れをとっている印象。Snapdragon 8 Gen 1やExynos2200の歩留率も一時期3割程度しかないと言われておりGoogle Tensor G3をどれだけ安定して生産できるのか。
Snapdragon 8 Gen 1の時のようにハズレギリギリの仕上がりだと発熱がひどくパフォーマンスもかなり不安定になるかもしれません。仮に現状でSamsungに余裕があるので生産体制含めてしっかり作りこんでほしいところです。
おそらくですがSamsung関連のコンポーネントは5月頃に大量生産を開始する可能性があり今後のAndroid14の内部コードからも5月以降により詳細なリークがふえるかもしれません。
何より今回の情報通りであればGoogle I/Oでチラ見せされる可能性が高いように感じます。
まとめ
今回はPixel 8シリーズのディスプレイに関する情報が出てきたのでまとめてみました。今回の情報通りであればレンダリング画像と合わせてPixel 8の小型化はほぼ確定です。
一方で想定以上に進化しそうなPixel 8シリーズですが価格をどれだけ頑張れるのか気になる。アメリカでインフレが発生していることを考えると値上がりしてもおかしくないかもしれません。
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