先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。今回は2022年にコスパ最強と言われたPixel 6aからPixel 7aはどの程度進化しているのか比較レビューをしてみたいと思います。
デザイン比較。
デザインから確認していくとPixel 6a対比で横が約1mm厚みが0.1mm増した感じでサイズ感としてはほとんど一緒です。
ただ横幅における1mmは持ちやすさにおいて地味に大きくPixel 7aは重さが15gとはいえ重くなったこともあり取り回しはちょっと悪化したように感じるのが残念なところです。
サイズ感で見ればPixel 6aにPixel 7aにPixel 7とほぼ同じサイズ感でわかりにくいです。
本体上部を確認するとマイクは一緒ですがアンテナスリットの位置が僅かに変更されています。
左側面を確認するとSIMトレイは一緒ですがPixel 7aはカメラフレーム部分がアルミに変更された影響もあるのかアンテナスリットが2本から3本に増えて電波強度を確保している。
右側面を確認すると音量ボタンに電源ボタンと搭載位置含めてほとんど一緒という感じ。
また本体下部を確認するとUSB-Cにスピーカーグリルでスピーカーグリルの大きさもほぼ一緒です。正直物理ボタンの配置などに大きな変更はなくサイドフレームもマット仕上げと共通です。
ちなみにPixel 6aは本体のカラバリ関係なくブラックで統一されていますがPixel 7aはカラバリに合わせてあるので雰囲気がちょっと違います。
バックパネルは残念なことに共通してGorilla Glass 3を採用しており耐久性は不安。
ちょっと押してみると柔らかさがある光沢仕上げで指紋はカラバリによって印象が異なると思いますが意識しない限りほとんで目立たない感じです。
またカメラフレーム部分においてPixel 7aはアルミを採用したこともありデザインのアクセントになっておりカメラ部分自体の大きさやカメラバンプはほぼ一緒だからこそPixel 7aの方が締まって見える。
正直デザインで見ると僅かにPixel 6aの方が取り回しが良い程度であとはカラバリとカメラ部分のデザインをどう捉えるかでこれはユーザーの好み次第という感じだと思います。
ディスプレイ比較。
次にディスプレイですがディスプレイサイズに表示解像度に画素密度にアスペクト比は一緒です。画素密度まで一緒であることを考えればベゼルは全くスリム化されていないと捉えることもできます。
またいつまで継続するのか定かではありませんがGorilla Glass 3の採用も一緒です。Pixel 7aはGoogle Storeでこそ6万ちょいですがdocomoやSoftBankは7万円オーバーです。
円安+キャリア価格でこの価格になってしまうと考えると仕方ないのかもしれませんがミッドハイレンジに近い価格帯の機種として耐久性は正直不安しかないとしか言えないです。
また執筆時点で海外サイトがディスプレイテストの結果を公開していないため何ともですが屋内で比較してみるとPixel 7aの方が自動調節の場合はちょっと明るいかなという印象です。
ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 6aは手動調節で最大で約500nitsでオートの場合は876nitsとされていますがもしかしたら僅かに改善されているかほぼ変わらない感じです。
手動でディスプレイ輝度をMAXにして比較した場合だとPixel 7aの方が発色良く見えます。
そして最大の違いとしてはPixel 7aが90HzのSmooth Displayに対応したことで快適さが違う。Pixel 7aを使った後にPixel 6aを使うとちょっとカクついているように感じるくらいです。
やはり残像の感じ方が全く違うので目の疲れ方も異なりPixel 7aはストレスなく使えます。正直Pixel 6aの時に残念だったのが60Hzでこれで90Hzだったらほぼ文句なしだった。
ただこれがPixel 7aでは改善されたのでミドルレンジと思えない快適さを手に入れたと思います。90Hzはスペックではよく分からないと思いますが一度慣れてしまうと中毒性のあるスペックです。
基礎スペック比較。
そして基礎スペックを確認するとAndroid13ですがPixel 6aは一年早く発売されているので残されたアップデート期間も1年短いですがそれでもあと4年残っていることを考えると魅力です。
そして最大の違いとしてはやはりPixel 7aがdocomoのn79やB21に対応したことでフルバンド対応。またdocomoからも販売されたことでdocomoモデルであれば店頭でサポートも受けられます。
ちょっと把握していなくて申し訳ないですがdocomoロゴはなくてもdocomoアプリはあるのか。ちなみに直販版にdocomoのSIMカードを入れた時はおすすめのドコモアプリが表示されました。
このことを考えるとdocomo版であってもほとんどキャリアアプリのプリインストールはないかも。
直販版と比較するとキャリアモデルの方が高いですが実店舗を持たないGoogleと比較するとキャリアモデルは安心してサポートを受けられるというのが最大のメリットに感じます。
対応バンドももちろんですがユーザーによってキャリアにする直販版にするか選択肢ができたのは非常に嬉しいところでPixel 7aのような中価格帯モデルこそ実店舗との相性がいいと思います。
容量構成に関してストレージにSDカードスロットなしは共通ですがRAMに違いがあります。
Pixel 6aの時は現在使用しているRAMの容量関係なく数個のアプリを開いた状態でアプリを切り替えると再リロードになる感じでしたがPixel 7aでは使っている感じでは改善している。
10個近くのアプリを開いた状態で時間をあけた上でアプリを切り替えた場合は再リロードが発生することもありますがこれはRAMの問題というよりはバックグラウンドの処理の問題に感じる。
ちょっと今後海外サイトでどのような評価になるのかしっかり注目していきたいと思います。そしてPixel 7aはGoogle Tensor G2を搭載しておりベンチマークを3回連続で回してみました。
今回試した感じだとスコア的にはあまり変わらず2回目以降にスコアが大きく落ちています。
また内部温度を確認するとPixel 6aは最大で37.6度に対してPixel 7aは40.4度です。
ちなみに計測終了のタイミングで外部温度を計測しましたがPixel 6aは32.7/34/36.8度でPixel 7aは35.2/37.1/35.4度となっておりPixel 6aの方が内部温度が低い状態でも早めにスロットルダウンさせてパフォーマンスを安定させているように見えます。
一方でPixel 7aの方が熱くなりますが内部温度が高い状態でもスコアが僅かに高いので放熱性は優れていると思いますがここをどう捉えるかはユーザー次第という感じだと思います。
この価格帯の機種として見れば両機種ともスコアは高めですが発熱はしやすいと思います。
バッテリー容量は僅かにPixel 6aの方が多く良くも悪くも60Hz表示なので燃費がいいです。ここ数日忙しすぎてまともにスマホに触っている時間もありませんがそれでも意外と消費する。
今後じっくり使っていてからの評価になりますが現時点ではPixel 6aより悪いような印象です。一方でPixel 7aは5Wといえワイヤレス充電に対応したのは嬉しいところで故障回避にも繋がる。
長く使いたい人ほど毎回充電ケーブルを差し込んでいると故障に繋がる可能性もあるので寝る前で充電最適化オプションをオンにした状態で充電すれば充電速度は気にならないと思う。
また結構違うのが生体認証でPixel 7aは顔認証に対応したことでユーザビリティの大幅改善。指紋認証も自分の手持ちで比較した感じだとPixel 7aの方が反応速度が早いかなという印象です。
そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが音量に関しては両機種とも小さいですがPixel 7aの方が僅かに大きいという感じです。一方で音質に関してはPixel 7aの方が音の輪郭がはっきりしており臨場感を感じます。
カメラ比較。
最後にカメラを確認していきたいと思います 大きな違いとしてはメインカメラセンサーで豆粒からついに1/1.73インチとミドルレンジとしてはそこそこの大きさに進化した感じです。
またインカメラにおいてPixel 7aはDPAFに対応しているのでオートフォーカス性能の改善。
地味な違いとしてPixel 6aは1/1.4倍ですがPixel 7aは0.7/1倍と超広角で撮影可能で4Kの動画撮影にも対応とセルフィーを多用する人にとってはPixel 7aがおすすめです。
写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
ここからPixel 7a/Pixel 6aの順番で撮影したサンプル画像になります。
ちょっと色味はPixel 7aの方が濃い感じでしょうか。また明暗がよりはっきりしているのがPixel 7aと印象ですが解像感などはそこまで変わらないという印象。ちなみにPixel 6aは0.6倍に対してPixel 7aは0.5倍なので同じ超広角でも画角が異なります。
広角で撮影。
メインカメラセンサーは刷新されて大型化しましたが今回のようなシーンだと正直あまり違いが分からないです。。
ちょっとPixel 6aの方がノイズが多いという感じでしょうか。
接写してみましたが最短撮影距離などはほぼ変わらずフォーカス精度はPixel 7aの方が優秀という印象。
ポートレートで撮影。
何回か撮影したのですが風が強い時などPixel 6aはちょっとフォーカスがずれがちという感じでした。
ポートレートでも2倍で撮影してみましたがPixel 6aの方がちょっとノイズ多めという印象です。
望遠で撮影。
最初に2倍で撮影してみましたがこの時点でちょっと怪しい感じです。
4倍で撮影してみましたがなんか看板部分はPixel 6aの方がはっきりしていますが周辺はノイズだらけという感じです。
次に7倍で撮影しましたがPixel 6aの方がやはりノイズ多めです。Pixel 7aはピクセルビニングをしていることもありズーム撮影も多少改善しているという印象を受けます。
ナイトモードで撮影。
最初に手持ちで超広角で撮影してみました。まだPixel 7aの方がノイズが少なめという感じでしょうか。
次に等倍で撮影してみました僅かにPixel 7aの方がノイズが少ない感じでしょうか。
最後に2倍で撮影してみましたが、思っていたよりも低照度の環境で差がでなかったという感じです。これだとPixel 7aとPixel 7の方がまだ差がわかりやすいという感じです。
逆にあまりカメラに拘りがないならPixel 6aでも十分に感じてしまいます。
まとめ。
今回はざっくりとですがPixel 6aとPixel 7aの比較レビューをしてみましたPixel 6aはGoogle Storeにおいて5万3900円に対してPixel 7aは6万2700円と価格差約1万円。
本体自体が値上がりしたことに加え円安がかなり進んだことを考えるとこの価格はかなり頑張ってる。Pixel 6aの方が市場価値が落ちていることもあり安く購入できる機会が多いと思います。
ただ価格差が1万円程度であればPixel 7aを購入した方が個人的には幸せになると思います。むしろPixel 7aのスペックはハイエンドの無印にも噛みつくレベルなのでかなり強いです。
個人的にはPixel 7aを安く購入できるタイミングで狙うのがありでPixel 6aからの買い替えもあり。
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