Pixel 7aは値上がりしてもコスパ最強。5月の新製品価格まとめ

先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。またPixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。

詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。さて今回5月のGoogle I/Oに正式発表される可能性が高いPixelの新製品について価格を中心にまとめたいと思います。

Pixel Tablet

まずGoogleにとって久しぶりのタブレットとなるPixel Tabletから確認したいと思います。すでにGoogleは2023年に正式発表することを明らかにしており一部スペックをチラ見せしています。

さらにリークしているスペックからも廉価モデルになる可能性があると予測されていましたが価格に関する具体的な情報はありませんでした。そして今回海外の有名なリーカーがついにPixel Tabletの価格に言及しており正直かなり期待ハズレなものであることが判明しました。

同氏によるとPixel Tabletの価格は600ユーロから650ユーロになる可能性があるとしています。ちなみにPixel Tabletは128GBモデルに加え256GBモデルも存在していることに言及しています。

つまりベースモデルでも600ユーロと想定していたよりもかなり高い可能性が出てきました。ヨーロッパでの価格のため非常に高い付加価値税込みの価格の可能性があるので他の地域ではもうちょっと安いかもしれません。

ちなみに2022年に発売された64GBのiPad Airは769ユーロで64GBのiPad miniは649ユーロで128GBのGalaxy Tab S8は699ユーロで販売されています。今回の情報通りであればライバル機種よりは多少安いと思いますが明確に安いという感じではない。

またPixel Tabletの大きな特徴として充電可能なステーションが同梱されていることが判明。ただこのステーションが120ユーロ近くするとの予測から同梱されることで高くなっている可能性。

個人的には予約/購入特典で最初はつけてもあとは別売りにしてPixel Tablet自体を安くした方が良かったように感じてしまいます。仮に同梱されていないかったら480ユーロ前後でライバル機種と比較しても価格のインパクトはそれなりにあります。

ちなみに執筆時点での為替で計算すると600ユーロの場合が約8万8600円で650ユーロの場合は9万5700円です。

リークしているスペックからもGoogle Tensor G2を搭載しているとはいえ液晶ディスプレイにRAM8GBにシングルレンズカメラでかなり世代の古いIMX355をインカメラに採用などSoC以外は正直廉価モデル相当のスペックで9万円前後の価格設定となるとコスパは正直悪い印象を受けます。

自分はNest Hub Maxの代わりとしても欲しいのでそこまで高いという印象ではないですがGoogleが求めたカジュアルタブレットとしてはちょっと高いかなという印象です。

タブレットでの利用をメインに想定している場合もうちょっと投資して他社を買った方がいいかも。あくまでも現時点でのリーク情報なので正式発表の際には違った価格かもしれません。

ただ現時点での情報で見れば思っていたよりもかなり高い可能性があると覚悟した方がいいです。

Pixel 7a

そして次に最も注目を集める可能性が高いPixel 7aですが現行モデル対比で値上げの$499の可能性。ちなみにGoogle StoreにおけるPixel 6aは5万3900円なので税込で1ドル=120円になります。

一方で執筆時点での為替を見ると約134円とかなり差があり単純に税抜計算で6万7000円。Googleが国内におけるPixel 6aの価格をいつの為替を基に決定したのか定かではありません。

単純に正式発表した2022年5月の為替を確認すると126円から130円の間という感じですが年初は115円前後だったので円安がそこまで進んでいない時に価格を決定した可能性があります。

2022年5月時点で見ても税込で見ればかなり頑張った価格設定という感じですが流石にこれだけ円安が進んでしまうと為替の影響は覚悟する必要があります。

2022年5月の為替を参考にすると実売価と1ドル6円から10円程度の差があります。もの凄く単純な考え方ですが仮に今の為替から6円もしくは10円安くした状態で計算してみると約6万2000円から約6万4000円の間という感じ。

超希望的な計算でも6万円は超えているのでおそらく実売価も税込で6万円は超える可能性あり。

実際に正式発表されたわけではなくリーク情報に基づいた試算とはいえアメリカ現地でさえ値上げの可能性が高いことからも国内でもPixel 6aより高くなることは覚悟した方がいいです。

ただこれだけ円安が進んでいることを考えれば逆に値上げされないほうがおかしいとも言えます。

Appleが為替の影響からもiPhoneを値上げしたことからも5万円前後の中価格帯は空いている。なので仮に6万円前後になったとしてもPixel 7aの価格は大きな強みになる可能性があります。

価格帯で見ればGalaxy A54やXperia 10Ⅴがライバルになると思いますが為替だけ見ても現行モデルよりも値上がりする可能性があり今年は新型iPhone SEが出てこない可能性が高い。

なのでやはりPixel 7aは強くスペック面で見ても90Hz表示に対応やワイヤレス充電に対応。

カメラセンサーの刷新にGoogle Tensor G2の搭載などかなり底上げされておりハイエンドの無印にも対抗できる可能性があるスペックになりそうなのでむしろ6万円から10万円前後まではカバーする可能性があります。

現時点でのリーク情報を見れば価格的にもライバルが不在でスマホに10万円は出したくない人はPixel 7aを買っておけば十分という感じになりそうです。前モデルより価格が高くなっても個人的にコスパはめちゃくちゃ改善すると期待しています。

Pixel Fold

そしてGoogleにとって最も高い製品になる可能性が高い折畳式機種のPixel Foldを確認します。事前情報では$1300程度になる可能性があるとも期待されていましたが直近の情報では$1799です。

これはアメリカで見るとGalaxy Z Fold 4やGalaxy Z Fold 3と同じ価格設定です。

そもそもアメリカで発売されているブック型の折畳式機種はGalaxy Z Foldシリーズくらいでグローバル市場でみても同じ感じである意味ブック型の折畳式機種の一つの基準かもしれません。

なのでGoogle製品として見れば高い感じですが折畳式機種として見れば普通という感じです。

もちろんSamsungより安くすることが出来れば良かったのかもしれませんがグローバル市場ではGalaxy Zシリーズの独壇場という感じなので逆に言えば高くなければいいと考えることもできる。

国内で見ればGalaxy Z Fold 4の価格が約25万円ですがこれはあくまでもキャリアモデルの価格。Googleが国内でPixel Foldを発売する際におそらく直販版も用意する可能性があるのでそうなればPixel Foldの方が安くなる可能性があります。

とはいっても20万円以下には期待できず逆に20万円以下になればすごいという感じです。この価格になる高すぎとよく言われますがそもそも折畳式機種は一般ユーザーをターゲットにした製品ではないことが前提です。

Pixelの場合Google Tensorを搭載しているためちょっと他社と比較しにくい部分ですが現状折畳式機種でミドルレンジモデルは存在しておらず基本はハイエンドモデルです。

なのでハイエンドモデルにそもそも高いと指摘する方が間違っているということになります。

また近年のPixelを見ると安いというイメージが先行している感じですが安いというイメージを定着させないという意味でも高い製品をしっかり出しておくのはありかなと思います。

結局ユーザーからわかりやすいコスパでイメージを定着をさせてしまうと値上げが出来なくなりそうなってくるとジリ貧になり利益率も低い。そして今の世界情勢からもコストを吸収しきれず値上げをしてしまうと中華メーカーのように売上に大きく響く感じになってしまう。

またコスパというイメージが強すぎると利益率の高いハイエンドモデルを売るのが難しくなる。結局安いとかコスパという言葉に縛られないためにもPixel Foldの価格はありだと思います。

折畳式機種だした高いけど欲しい人が買ってくれれば十分くらいのスタンスでいいと思います。一般ユーザー含めて幅広く売り始めたらそれこそ失敗の始まりにつながってしまうかも。

まとめ

今回は5月に発表される可能性が高いPixelの新製品について簡単にまとめてみました。価格的に安いと思われていたPixel Tabletが思っていた以上に高いのでどのような評価になるのか。

ただとりあえず使ってみないとコスパなんて判断出来ないので発売されたら全部購入する予定です。

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