Xperia 5Ⅳの直販版が安くてほしい。おすすめできる人出来ない人まとめ

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回SonyがXperia 5Ⅳの直販モデルを正式発表したのでキャリアモデルの違いなどと合わせてまとめたいと思います。

直販モデルを正式発表。

今回の発表内容を確認するとまずブラック/ホワイト/グリーンのレギュラー色のみの展開です。直販モデル限定カラバリやdocomo独占となっているパープルやブルーの取り扱いはありません。

ただXperia 5Ⅲの時もグローバルモデルと同じくレギュラー色のみだったので驚きはないです。また2月1日にSonyオンラインショップや部家電量販店で発売予定で価格は11万9900円です。

楽天版が対応バンド的にもモデル番号的にも実質直販モデルという感じだったので価格もある程度合わせてくると思っていましたがまさかの一緒。

またdocomoモデルが13万7280円でSoftBank版が14万7600円とキャリアモデルと比較すると直販モデルはしっかり押さえてきました。

またSonyが直販モデルに力を入れ始めたXperia 5こそは8月発売でしたがXperia 5IIもXperia 5Ⅲも4月下旬という感じの中Xperia 5Ⅳは約3ヶ月の前倒しでの発売になります。

Xperia 5Ⅳのキャリアモデルが10月21日に発売されたことからも約3ヶ月のタイムラグに改善従来は半年近くあったのが異常とも言えますが今後キャリアモデルと直販モデルのタイムラグの改善にも期待したくなる流れです。

すでに予約を開始しているのでチェックがおすすめです。

キャリアモデルとの違い。

そしてキャリアモデルとの違いをざっくり確認していきたいと思います。まず一つ目としてはストレージがキャリアモデルが128GBに対して直販モデルは256GBに増強。

ストレージが2倍と考えるとキャリアモデルと比較して実質一番安いとも言え地味に魅力です。

ただ一方でXperia 1Ⅳの直販モデルはRAM16GBに強化されたのでXperia 5Ⅳも淡い期待をしましたがRAM8GBを継続 Xperia 1ⅣはXperia Streamと合わせたGaming EditionのためにRAMを強化したと考えることができ逆にXperia 5Ⅳ用のXperia Streamは出てこないかも。

Xperia 1ⅣもXperia 5Ⅳもゲーミングスマホとしてアピールしている一方で発熱に弱い。

ただXperia 1ⅣはXperia Streamを使うことでかなりパフォーマンスが安定することが判明。なのでXperia 5Ⅳ用もちょっと頑張って欲しかったところです。

そして2つ目として対応バンドでキャリアモデルも従来のようにバンド縛りがありませんがauとSoftBank版に関してはdocomoのB21とn79に非対応ですが直販モデルは4キャリアのバンドにしっかり対応しているという感じです。

物理SIM+eSIMのDual SIM構成で注意点として5G対応のSIMを2枚セットした場合データ通信に設定したSIMのみが5G通信が可能で通話用に設定したSIMは4G通信という感じになります。

間違っていたら申し訳ないですが日本では5Gを使った音声通話サービスが開始していないので一部中華メーカーの機種のように対応していないと思われます。

そして3つ目としてはキャリアの独自カスタマイズがなく直販モデルはキャリアアプリやキャリアロゴがないのでスッキリしています。

特にdocomoはキャリアアプリがひどくアンインストール出来ないので正直鬱陶しいです。使わないアプリはアンインストールすることがおすすめとGoogleですら言っているのに真逆です。

また使わないアプリのせいで不具合が発生した場合まさに最悪ですが直販はないので安心です。

またキャリアモデルと比較して保証がないと勘違いしているユーザーが多いですがXperiaケアプランに加入すればキャリアの補償サポートと同程度のサポートは受けられます。

ただ大きな差があるとすればキャリアはキャリアショップで相談できるのに対して直販モデルは実店舗が少ないというのがデメリットという感じです。

発売したばかりの機種ではないため不具合が多発ということは考えにくいですがキャリアモデルのように気軽に相談できる場所がないのはユーザーにとってはデメリットで自分は正直デメリットには感じていません。

あと確認しないと分からないですが香港版では対応していながらもキャリアモデルでは潰されている撮影持続モードに対応しているのか。Xperia 1Ⅳの直販モデルは対応しているのでおそらくXperia 5Ⅳも対応している可能性。

今の時期であればそこまで問題ないかもしれませんがこれから春夏と外気温が高くなっていくと発熱が心配。撮影持続モードがあればBluetoothでペアリングできるジンバルが必要とはいえ発熱しても長時間撮影が可能になります。

出来るだけ長尺撮影をしたいと思うユーザーにとっては必須の機能にも感じます。

おすすめ出来ない人。

そして次にXperia 5Ⅳがおすすめではない人について簡単に確認していきたいと思います。まず一つ目として出来るだけ長く使いたい人でXperia 5Ⅳはメジャーアップデートが2回でセキュリティアップデートが3年とされています。

公式ホームページでは確認出来ませんでしたがおそらくAndroid13を標準搭載している可能性がありメジャーアップデートは残り1回の可能性。セキュリティアップデートに関しては残り2年半という感じでサポート期間が正直短いです。

実際に中華スマホは本体自体がセキュリティ上危険だとよく言われますがユーザーの使い方次第でインストールしたアプリやアクセスしたブラウザのページにマルウェアがないとは言い切れない。

なのでアップデートは重要でメーカーもセキュリティパッチの更新でセキュリティの強化に加え新たに見つかった脆弱性の修正を行なっているので長く使いたい人ほどサポートは気にするべき。

ネット接続をしない家電製品であればまだしも通信を行うスマホをまだ使えるからと同じ軸で考えるのは危険です。一方で自身でセキュリティソフトを購入するなど最低限のケアをするなら長く使えないことはないですがそれでも脆弱性など見つかった場合などには対応しきれないです。

そして2つ目としては長時間撮影や長時間のゲームなどをやりたい人。Xperia 5ⅣはSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているためパフォーマンス自体は高いですが発熱すると消費電力を抑えるためにきつめのソフト制御が入ります。

そのためゲームであればカクツキが発生する可能性がありパフォーマンスが下がる。またカメラに関してはユーザーの怪我を避けるため発熱がひどくなるとカメラアプリを強制終了させる仕様です。

撮影持続モードがなかった場合自身で発熱対策をしない限り回避方法がありません。ソフト制御だけではパフォーマンスの持続性を担保しきれておらずハード面でもグラファイトシートだけでは限界があります。

なので長時間高負荷をかけるようにタスク処理を行いたい場合は対策なしでは厳しいかなという印象。

そして3つ目としてはズーム撮影を多用する人です。Xperia 5Ⅳは60mmの望遠レンズを搭載していますが望遠レンズと捉えるよりはポートレート撮影専用と捉えた方が分かりやすいと思います。

光学2.5倍くらいでも構わない人は問題ないですが10倍とか20倍で撮りたい人には向かないです。

またカメラ自体もソフトでの修正が他のメーカーの機種と比較するとかなり控えめである程度撮影技術に知識がない人には向かないカメラという印象で癖がかなり強めという感じです。

言い方が悪いですが最低限のレベルが担保されていないので下手な人が撮るとほんとうにひどい感じになります。

特に気に入っている部分。

最後に自分が今までXperia 5Ⅳをつかってきてお気に入りの部分を確認していきたいと思います。まず一つ目としては電池持ちの良さで自分は長時間のゲームや長時間撮影をしないこともあり発熱にあまり遭遇することがない。

そのため消費電力が少ない使い方ができている可能性があり電池持ちもかなり安定しているように感じます。この筐体サイズで5000mAhのバッテリーを
搭載していることもあり寝る前の電池残量が60%前後のことが多く電池持ちの評判がすごくいいZenfone 9と同程度という印象です。

出来るだけ小さいスマホがほしいけどハイエンドが良く電池持ちも妥協したくないユーザーにおすすめ。

そして2つ目としてはスピーカーの音質です。音量は他社は最上位モデルと比較すればそこまで大きくないですがXperia 1Ⅳと比較すると大きめで音質に関しては現状トップクラスの印象。

好みの問題もあるかもしれませんが個人的にはXperia 5Ⅳのスピーカーを知ってしまうと他の機種のスピーカーは全て劣っている印象。あとはカメラで動体の撮影に強いのが良く走り回る子供をより自然に撮りたい時に重宝しています。

光学2.5倍というのもかなり使いやすく自分のように加工感がきついカメラが嫌いな人におすすめ。

まとめ

今回はXperia 5Ⅳの直販モデルが正式発表されたので改めてまとめてみました。何よりキャリアモデルとのタイムラグが改善したのは嬉しいところで今後iPhoneやPixelのように同日発売とまでいかなくても1ヶ月遅れ程度で販売してほしいようにも感じます。

安いとはいえキャリアモデルがどんどん直販モデルにスペック面で近づいてきていることからも直販モデルはタイムラグがあるならストレージ以外にも限定カラバリなど付加価値がほしいところ。

今年の新型Xperiaの直販モデルがどのようなタイムスケジュールになるのか非常に楽しみです。

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