こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ

例年通りであれば10月に正式発表されることが多いフラッグシップモデルですが早くもPixel 7シリーズのデザインが判明しており、さらにPixel 6の時は中途半端だった本体サイズがPixel 7ではさらに小型化することが判明しています。

詳細は「Pixel 7のディスプレイサイズが判明?僅かに小型化みたい」をご参照下さい。また今年の後半に2世代目のGoogle Tensorを搭載して正式発表されると予測されていたGoogle Pixel NotePadが再び延期されたと予測されています。

詳細は「もう嫌だ。Google Pixel NotePad。また延期されたかも」をご参照下さい。さて今回発売日より前に購入していたGoogle Pixel 6aが手元に届いたので開封レビューをしてみたいと思います。

開封。

前モデルまではギリギリ付属品がカットされていませんでしたがPixel 6aは一部付属品がカットされています。

合わせて化粧箱も薄型化しており付属品を確認すると説明書にUSB-Cケーブルに変換コネクターです。

そしてSIMピンが同梱されています。電源アダプターが同梱されていないため18W以下のアダプターしか所持していないユーザーは買い換えることをおすすめします。

またPixel 6の時はUSB-C/USB-Cに対応した電源アダプターでしか充電出来ない不具合が発生していたので心配な人はGoogleの純正電源アダプターなどがおすすめ。

自分は以前購入したAnker Nano II 45Wで充電予定です。

また今回アクセサリーも合わせて購入しました。

画面内指紋センサーを搭載している一方でフラットディスプレイを搭載しているのでSpigenのガラスフィルムを用意してみました。購入時点でAmazonの販売ページで指紋認証対応と記載されていませんがメーカーに確認したところ対応としています。

とりあえず初期設定の段階ではフィルムありで反応するので手持ちのPixel 6よりは同じSpigenのガラスフィルムでも反応がいい。かなり良いというわけではありませんがガラスフィルムでも丁寧にやれば反応してくれる感じです。

ちなみにですが海外サイトによると開封時点でバックパネルに傷がある個体も見つかっています。なので購入したユーザーは開封した段階で本体に傷がないか一通り確認することをおすすめします。

デザインを確認。

次にデザインを確認していきたいと思います。バックパネルはガラスではなくおそらくプラスチックで押すととちょっと凹む感じで少し柔らかいです。

ただパッと見の印象としてはガラスを採用しているPixel 6にかなり似ている印象で廉価モデル特有の安っぽさはありません。ただ光沢がある質感のため指紋が目立ちやすいのはちょっと残念です。

またカメラ部分のデザインに関してユーザーごとの評価は分かれると思いますがPixel 6と比較してもカメラセンサー自体が小型化していることもあるのかカメラバンプもよりマシになりカメラ部分が小型化。

デザイン的にちょっとすっきりした印象。Pixel 6aは全部で3色展開ですが今回はSageを購入。

グリーンなのかグリーンじゃないのか淡い色合いかつPixel 6シリーズにないカラバリなので新鮮です。

筐体サイズを確認すると横幅が71.8mmあるのでiPhone 13など他のメーカーの無印の機種と持ちやすさは同じ感じで多くのユーザーは許容範囲になるかなと思います Pixel 6シリーズはデカかったですがPixel 6aで他社と比較してより標準的なサイズ感になった印象を受けます。

また本体の重さは178gと決して軽いとは言えないですがPixel 6のデメリットの一つだったサイズ感をしっかりカバーしている印象。

フロント部分を確認するとフラットディスプレイにパンチホールデザインを採用。Pixel 6と同じくSamsungのコストが安いディスプレイを採用しているのかベゼルはちょっと太めです。

ただ廉価モデルであることからもそこまで拘るユーザーもいないと思います。むしろ気にすべきは相変わらずGorilla Galass 3を採用しているのでハイエンドはもちろん他のミドルレンジと比較しても耐久性は低いです。

なのでフィルムはもちろんケースも容易した方がいい。

今回は純正ケースも購入しましたが耐衝撃性にどの程度優れているのか把握していないので合わせてSpigenのクリアケースを購入。

このサイズ感なので落とす心配はあまりしていませんが少なくとも子供と公園にいく時は万が一があったら嫌なのでしっかり保護できるようにクリアケースをメインに使ってどこかにでかける時は純正ケースを使うと使い分けをすると思います。

ディスプレイを確認。

そして次にディスプレイですが6.1インチで表示解像度はFHDにHDRに対応など十分です。おそらくですがディスプレイ輝度も最大で800nits程度だと思うので屋内では十分だと思います。

ただ屋外では十分な明るさとは言えないので注意が必要。

またXperiaの動画をよく扱っていることから縦長がすごく嫌だとコメントを頂きますがPixel 6aのアスペクト比も20:9とかなり縦長です。縦長が嫌だと思うユーザーは避けた方がよく現行のラインナップでPixel 6 Proしか選択肢がないです。

また個人的には高リフレッシュレートに慣れているせいもあり60Hz表示なのがちょっと残念。PixelはOSの最適化でサクサク動く方ですがそれでも60Hz表示なので残像などが気になる感じ。

ただこれも不思議でPixel 6aのみ使って慣れてしまえば違和感はなくなると思います。

アスペクト比が20:9ということもあり一度に表示できる情報量が割と多く横幅も標準的なのでコンテンツもそれなりの大きさで問題ないと思います。スペックで見れば普通という感じでこれといった特徴もないですが多くのユーザーのニーズは最低限満たしているという印象です。

基礎スペックを確認。

そして基礎スペックを確認したいと思います。5GはSub-6は対応ですがミリ波は非対応です。

以前の記事でも触れさせて頂きましたがdocomoユーザーは注意が必要で5Gはn79に4GはB21非対応で自分の住環境では問題なく5Gも出来ているし4Gも問題ないため評価は出来ませんがしっかりとフルバンドに対応していて欲しいと思う人は避けた方がいい。

RAM6GBでROM128GBに対応で前モデルと一緒です。自分は開封したばかりなので何ともですが海外サイトの評価を見るとRAM不足というよりは制限されているような印象としておりまるでPixel 6をバッテリーセーブの状態だと評価。

軽く触った感じだとそんな印象はありませんがRAM6GBで不安な人は要チェックという感じです。またSDカードスロットは非対応でGoogle Photo含めて面倒な人はGoogle Oneの契約がおすすめでeSIMに対応しているのでDual SIMとして使うことが可能。

そして気になる人が多いのが発熱。大きな特徴の一つでもあるのがハイエンド相当のパフォーマンスを発揮するGoogle Tensorの搭載。とりあえず初期設定もまともに終わっていない状態ですがベンチマークを3回連続で回してみました。

Google Tensorを搭載している割には1回あたりのテスト時間がかなり長めという印象。また今後しっかり試して行きたいですが今回のスコアを確認する限りでは60万点前後と寂し目です。

70万点は出るかなと思っていたので物足りないですが初期設定終了間もないタイミングでテストをしたためバックグランドでもかなり動いていると思うので時間をあけてから試してみてどうなるのか気になるところです。

内部温度を見る限りだとPixel 6に近く40度前後で43度まではいかないという感じです。

また初期設定の段階から簡単に熱くなる印象でベンチマークを回せばかなり熱く感じます。ただ熱さの感じ方が違うというか機種によってはSoCを搭載しているカメラ周辺が熱くなる。

つまりバックパネルがかなり熱くなる印象ですがPixel 6aの場合はカメラ付近のサイドフレームがかなり熱く感じるのでピンポイントで指先で熱さを感じて余計に不快に感じてしまうのかもしれません。

海外サイトでの評価は酷評ですがSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1搭載機種にPixel 6シリーズを触った時がある人からすれば特段問題視するような熱さではありません。

ただ今までミドルレンジしか使ったことがなく最近のハイエンド特有の熱さを知らない人からすればPixel 6aの熱さはショックを受けるという感じで個人的には想定内の熱さという感じです。

また4410mAhのバッテリーを搭載しておりワイヤレス充電非対応で充電速度は最大で18W。おそらくですがバッテリー容量と充電速度を考慮するとフル充電に2時間近くかかる可能性があります。

また電池持ちに関しては現時点で評価できませんが海外サイトの評価を参考にすればもちろんユーザー次第ですが電池持ちは良くないと評価。

Pixel 6と比較してディスプレイサイズが小型化に60Hz表示とバッテリー容量が減少したとはいえ電池持ちは同程度であることに期待していたが残念なことにそうならなかったとの評価。

いつも参考にしている海外サイトのバッテリーテストのスコアが公開されていませんがもしかしたら86以下の可能性もあります。初期設定で触った感じだと各種テストで開封から30%ちょい消費した感じで良くも悪くもない。

あとは最適化が進んでどの程度になるのか気になりますが現時点では不安になるほどではない。少なくとも電池持ちは当初の懸念通り良いということはほぼない可能性。

また防水防塵はIP67でイヤホンジャックは非搭載。

さらに音量を50%でスピーカーテストをしてみました。とりあえず音質も音量も決して良いとは言えないですがそこそこでこの価格帯の機種であることを考えれば十分だと思います。

ただ個人的には音質は軽めという印象で音量は小さめとユーザーにとっては物足りなく感じると思う。

またガラスフィルムありで指紋認証を試した感じだととりあえず自分の手に個体の環境であれば問題なく反応してくれる感じで一安心という感じ。他のアクセサリーではどのような挙動になるか不明。

とりあえず自分はガラスフィルムで反応してくれるならそれで十分なのでSpigenの使用を継続します。

でも決して快適といえる感じではなく比較的丁寧にやってあげないとガラスフィルム越しでは反応しないという感じでこれがTPUフィルムであればもっと快適に認証できるのかもしれません。

刷新されたセンサーを搭載しているとはいえアクセサリーによっては大きく印象が変わらないです。指紋認証は個体差や個人差が必ず出てくるので不安な人はTPUなどのフィルムの方が安心できると思います。

カメラを確認。

そして最後にカメラを確認したいと思います Pixel 5aと同じメインカメラセンサーにPixel 6と同じ超広角レンズを搭載。写真とのサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。

超広角で撮影。

まず超広角で撮影。

白飛びもせずかなり綺麗に撮影できている感じです。

1倍で撮影。

次に1倍で撮影。

センサーサイズはIMX363なので小さいですがポートレートモードなしでもしっかりボケ感のある撮影が可能です。

望遠で撮影。

まずは2倍で撮影してみましたが色潰れしている部分もあれどまだ許容範囲に感じます。

そして7倍で撮影。一応ズーム撮影もできますよという感じで2倍が限界かなと思います。

そしてポートレートモードで撮影。相変わらず最短撮影距離も短くて使いやすいです。撮影のしやすさは健在で色味に関してはPixel 5などよりはPixel 5aなど寄りでちょっと派手めという印象です。

また今回最高気温33度の東京で4K/60fps撮影をしたところ4分くらいはとりあえず撮影できました。強制終了になったわけではなく自分で撮影をやめた感じです。

持続テストをしたわけではなく自分だったら5分以上連続で撮影しないことからも問題なし。ただ本体はベンチマークをした時と比にならないくらい熱く感じたので対策は必要だと思います。

今回のサンプルはケースありで撮影しましたが暖かくなる感じで今回試した範囲では強制終了にならず。ちなみに消しゴムマジックや顔フォーカスは対応していますがモーションモードは非対応です。

低照度撮影。

次に手持ちでナイトモードでサンプルを撮影してみました。全て1倍で撮影しましたが今回サンプルを撮影した上で気になったのはちょっと手ブレがしやすいこと。

何方かと言えば手ぶれ補正がちょっと弱いという感じです。

ただ手ブレさえ発生しなきゃ綺麗に撮影できます。

ただ相変わらず白飛びやゴーストは起きやすいです。

最後に三脚に固定して天体写真モードで撮影。露光時間は2分弱という感じでした。周囲が明るかったことに加え星自体も少なかったことからそこまで星が映らなかったのがちょっと残念です。

ただこの価格帯の機種として見ればナイトモードは圧巻だと思います。

Google Pixel Budsの開封。

また合わせてGoogle Pixel Buds Proを購入してみました。

付属品は説明書とイヤピースくらいです。

ちなみに化粧箱がGoogle Pixe Budsの時と比較してだいぶコンパクトになっています。

ケースのデザインは従来から大きな変化なし。Pixel Budsのケースと比較すると僅かにPixel Buds Proの方が横長という感じですがぱっと見はほとんど違いが分からないと思います。

ざっくり試した感じだとノイキャンは割と効いている感じで音質も改善した印象を受けます。今度屋外でどの程度改善されているのか確認したいところですがそこまで良くも悪くもない感じです。

まとめ。

Pixel 6aはメジャーアップデートは3回にセキュリティアップデートは5年に対応としっかり長め。おそらくですがまもなく配信が開始されるAndroid13を除いて3回のメジャーアップデートだと思います。

7月31日までGoogle StoreでPixel 6aを購入すればPixel Buds A seriesが購入特典で無料。実質4万円ちょっとで購入できることを考えれば安いと思います。

ミドルレンジに求められやすい電池持ちや発熱のしにくさは大きく欠如していますが約4万円という価格を考えれば許せるかなという感じ。どうしても発熱や電池持ちの部分はユーザーごとに対策が必要ですがそれ以外は安定のPixelです。

Androidのミドルレンジの中でもPixel 6aがおすすめしやすい機種に違いはない印象です。今後Xperia 10Ⅳなど他の機種との比較レビューも公開したいと思います。

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