Pixel 8はフルモデルチェンジ?ただ最大の不安はGoogle Tensor

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleがPixel 8シリーズのコードネームと一部スペックに言及しているのでまとめたいと思います。

コードネームが判明。

2022年モデルとしてPixelは4つのコードネームが判明しており2つはPixel 7シリーズ。残り2つは執筆時点で未発表ですが来年の上半期には発表される可能性があり一つは折畳式機種であるPixel NotePadでもう一つはPixel 7aもしくはPixel 7 Ultraの可能性。

ちなみに2022年モデルと表現していますが2022年に発表/発売される機種ではなくフラッグシップが起点として切り替わっています。なので2022年モデルは来年の今頃発表されるPixel 8シリーズより前に発表/発売される機種のことを指します。

またコードネームも規則性があり2021年モデルはトリの名称で2022年モデルはネコ科の名称。

そして今回の情報によるとPixel 8シリーズと思われるコードネームが判明したとしており一つはシバで一つはハスキーです。

このことからも2023年モデルは犬科から採用されているかも。今回の情報ではPixel 8のコードネームがシバとハスキーのどちらなのか不明です。ただ何より柴犬からコードネームが採用されているのは日本人としては馴染みやすくていいです。

まだ見つかっていないコードネームがある可能性がありますがPixel 8シリーズの開発が進んでいることを考えると現時点で判明している残り2つの未発表Pixel以上に2022年モデルは存在しないかも。

なので単純に考えればPixel 7aとPixel 7 Ultraの両方が2022年モデルとして同時にでない。となればPixel 7aが順当でカメラ特化型モデルはPixel 8シリーズで追加されるかも。

また一部情報ではPixel 7a XLが存在している可能性があるとも予測されていますが現時点でコードネームが見つかっていないことを考えるとあまり期待できないかもです。

今回の情報を整理すると上半期にPixel 7aとPixel NotePadで下半期にPixel 8シリーズと考えた方が分かりやすいかもしれません。

ただ一方で2023年モデルのコードネームは現時点で2つしか見つかっておらずPixel 8a含めて今後犬科のコードネームを採用した機種がAndroidの内部コードから見つかればそれは2023年モデルという流れになりそうです。

一部スペックと搭載SoC

そして今回一部スペックに言及しておりコードネームがUpside Down CakeとされているAndroid14を標準搭載していること。そしてディスプレイに関してPixel 8はFHD+で表示解像度は2268×1080でPixel 8 Proは2822×1344としていますが結構低めの画素密度。

ただこれは開発段階の話であり従来通りPixel 8はFHD+でPixel 8 ProはWQHD+の可能性。そして驚きだったのが両機種ともRAM12GBとなっており無印のRAMが強化される可能性がある。

もちろん今回判明した情報は単にプロトタイプの可能性があり今後変更される可能性もあります。

一方で不安に感じる部分もあり一つ目はPixel 7シリーズと同じくExynos5300を搭載かも。Pixel 6シリーズでは通信関連の不具合が多発しておりアップデートでも改善しきれませんでした。

ただPixel 7シリーズでは新しい通信モデルも採用したことで劇的に改善しています。

とはいえ個体によってはまだ問題が発生しており一部情報によるとPixel 7 UltraやPixel NotePadではQualcommの通信モデムを採用するかもとの噂もありExynosをそのまま継続して大丈夫なのか不安です。

少なくとも通信モデムが一緒であれば通信速度や電波感度はPixel 7シリーズと変わらない可能性がありPixel 8シリーズでも不具合が発生するかも。そして読み方が不明ですがZumaというコードネームが採用されたSoCを採用すること。

今回の情報ではGoogle Tensor G3と予測しています。

ただここで気になるのはExynos2300をベースにしたカスタマイズSoCであると表現していること。まだ情報が十分ではありませんがGalaxy S23シリーズではExynos搭載モデルはなくSnapdragon 8 Gen 2搭載モデルのみに。

その理由としてモバイル部門がExynos2300がSnapdragon 8 Gen 2と比較して不十分と判断したから不採用になる可能性が高いとの予測。言い方を悪くすればモバイル部門が不要と判断したSoCをGoogleがカスタマイズした上だとしてもなんかはずれくじに感じる。

ちなみにベンチマークで見るとGoogle Tensor G2はExynos2100と同等と評価されておりGoogle Tensor G3はExynos2200と同程度のイメージでいるのが分かりやすいかも。

ベンチマークで見れば90万点前後の可能性。

またGoogle Tensor G2は事前情報と異なりSamsungの5nmを採用している中Google Tensor G3はようやく4nmの可能性がありますが発熱が問題視されたSnapdragon 8 Gen 1やExynos2200と同じくSamsungの4nmを採用。

ここでこけると来年はPixel 8シリーズやSnapdragon 6 Gen 1を搭載するミドルレンジが結構不安定な状態になる可能性もあります。個人的にベンチマークのスコアを求めたハイパフォーマンスよりも電力効率の改善や発熱の抑制にフォーカスして欲しいと思います。

なのでGoogle TensorのハイスコアよりAIを中心とした構成は非常に好印象です。ただ派手にやらかしたSamsungの4nmである可能性があること。またモバイル部門が不採用のExynos2300とあまりものを採用している感じでPixel好きとしては寂しくなります。

フルモデルチェンジとラインナップ。

Googleはティックトック戦略を採用した可能性があると予測されています。以前のAppleにように数字の変更でメジャーアップデートにSモデルでマイナーアップデートと2年周期でメジャーアップデートを行うこと。

Pixel 6シリーズがメジャーアップデートでPixel 7シリーズは明らかにPixel 6シリーズのデメリットをしっかり潰した機種という感じ。

なのでマイナーアップデートモデルであると考えるとPixel 8シリーズはメジャーアップデートと期待したくなりますが現時点でデザイン含めてほとんどが分からない状態です。

ただ改めてみると初代PixelからPixel 3シリーズまでは同じデザイン言語という感じでPixel 4シリーズとPixel 5は同じデザイン言語でPixel 6シリーズとPixel 7シリーズが同じ。

この流れでいくとPixel 8シリーズはデザイン言語が変更されてもおかしくないです。一部情報では1.0型センサーを搭載するとの話もありますがそうなると今のデザインを継続するのは厳しくなりそうな感じ。

ちなみにPixel 7シリーズのほぼ確定的デザインがリークしたのは2022年の3月頃でGoogleが5月に開催されたGoogle I/Oでチラ見せしてます。例年より発表時期が早くなるという流れでない限り今年中にデザインが判明することはない。

また一方で先ほどの話とも重複しますが今回判明したのはPixel 8とPixel 8 Proの2機種。Pixel 7 Ultraと噂されているカメラ特化型モデルがPixel 8 Ultraとして追加されるかも。

現状のPixelはコストカットが優先という感じでSamsung製の部品をより多く採用しておりフルモデルチェンジとなるとコストが嵩むため本体価格にも影響してきます。

ただ価格の安さも一つの特徴になっていることを考えると本体価格を高くするのも覚悟が必要。中華スマホもそうですが価格で攻めてしまうと値上げした場合のユーザーの評価は厳し目に。

なので地味なマイナーアップデートを繰り返すしかないというジレンマに入る可能性がある。

そうなると利益も出しにくいのでPixel 8 Ultraのような価格に縛られない上位モデルを追加して利益を改善すると共に最上位モデルでGoogleのやりたいことをやる方針に。

そうすれば標準モデルは価格優先で上位モデルはやりたいこと優先にと差別化しやすいです。Googleはハードウェア部門に従来の2倍以上の投資をすると予測されていることからもラインナップはより強化されると思います。

だからこそプレミアムモデルの存在に期待したい。

まとめ

今回はPixel 8シリーズのコードネームと一部スペックについて簡単にまとめてみました。先日発表発売されたばかりですがメーカーからすれば開発期間はもう1年もないと焦る時期。

国内では価格の強さからも注目度が高くなっておりPixel 8シリーズではインパクトが欲しい。ここでインパクトをつけらればかなり勢いに乗ることができるように感じます。

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