今年はAppleが折畳式機種市場に参入すると言われており折畳式機種がより幅広い層にリーチする可能性が高く今まで以上に折畳式機種の注目度が高くなるとも言われています。
今回はSamsungさんからお借りして約1週間使ってきたのでGalaxy Z Fold8の短期レビューを主観的にまとめたいと思います。
残念に感じてしまったこと。
先日からSamsungさんよりGalaxy Z Fold8をお借りしており約1週間使ってきたので今回は短期間とはいえ個人的にちょっと気になったことについて主観的にまとめたいと思います。
まず一つ目としてスピーカーでとりあえず音量を70%に設定してテストをしてみました。ちょっと今回のサンプルだと分かりにくいと思いますが音楽を再生する分にはそれなりに聞こえますが自分がよくやるゲームの効果音やBGMでみると明確に物足りなさを感じてしまいます。
歴代Galaxyは中音域が主軸で高音が比較的に苦手という印象ですがGalay Z Fold7など折畳式機種でも低音域がしっかりしていたからこそスピーカーの臨場感を感じることが多いです。
ただ内部スペースの問題なのか不明ですがGalaxy Z Fold8はGalaxy Z Fold7対比で明確に低音域が物足りないこともありスピーカー全体がかなり軽めに感じることが多いです。
正直なところここ数年で使ったフラッグシップのGalaxyの中でも一番厳しいかなと思います。
本体縦向きの状態だとスピーカーが上下になるため実質モノラルスピーカーとの指摘もありますが個人的には音の広がり以前にスピーカー自体がかなり物足りなく感じてしまうのが残念です。
正直本体横向きにしてステレオ感が出るようにしても音質が物足りないことに違いはないです。
フレックスモードとアプリの最適化。
次に2つ目としてはソフト関連になりますがまずフレックスモード非対応なのは割と痛いです。自分の家にいる時はスタンドがあるため問題ないですが外出先などでスタンド入らずで定点のビデオ撮影やビデオ通話に動画の視聴が出来たのが便利だと思っていたので残念です。
ここ数年のGalaxy Zシリーズは当たり前のように対応してきたのでまさか非対応になるとは思っていなかった感じですがここはユーザーの使い方によって評価が分かれるかなと思います。
ただフレックスモードがないと自分の用途では本体横向きにして使う頻度がかなり減るので余計にスピーカーの搭載位置が中途半端に感じてしまうとまさに負の連鎖になっている感じです。
おそらくですがヒンジが細かい角度調整に対応していないからこそ非対応にしたんだと思います。ただこれでS-PenにUDCにフレックスモードとGalaxy Zの良さがどんどん削られています。
一応テントモードには対応していますがフレックスモードのように細かい角度調整が出来るわけではないので微妙な感じで正直フレックスモードの代わりになるとは思っていないです。
またアプリの最適化に関して主要アプリはほぼ問題ないですが全体でみれば物足りないです。
アプリが最適化されていない場合は本体横向きで強制的に表示されることが多くこの場合だと自動判定のオプションがオンになっていても向きを反対にすることはできても本体縦向きの状態で使うことは出来ずさらに画面分割なら逃げれるかなと思いましたが画面分割に非対応です。
ただ本体のLabから縦向き表示の強制化や画面分割表示の強制化をアプリごとに設定できます。オプションがあるだけありがたいですがアプリが最適化されていないからこそデフォルトでオンになっていないと判断することができアプリによっては挙動が怪しいので注意が必要です。
個人的にはフレックスモードを使う時以外は本体の向きを変えて使うのは好きではないです。
だからこそGalaxy Z Fold8のワイド形状は自分の用途にピッタリだと思っていましたが実際に試してみると中途半端さが目立つというべきか今後より洗練していてほしいかなと思います。
何より本体の向きを変えながら楽しむことが好きかどうかでユーザーの評価は変わると思います。
実際に使って良かったこと。
とりあえずざっくりと短期間使ってちょっと気になった部分を確認してみました。
ちなみに自分の認識違いだったら申し訳ないですがGoogleによるとAndroid17に対応アプリと表記する場合は折畳式機種やタブレットへの最適化が必須と言われており今後数年かけて状況が変わってくる可能性がありアプリ開発者もそのまま放置しておくのはかなりリスクがあります。
Googleは逆に古いAndroidにしか対応していないアプリはセキュリティのリスク的にもGoogle Play Storeから排除しているので結局は最新のAndroid対応がほぼ必須の状況に近いです。
なので今は不十分でも今後対応することに期待したいところで最適化すれば印象が変わります。
薄さよりも重要なこと。
一方で実際に使って良かったと感じる部分の一つ目としてこのサイズ感はめちゃくちゃいいです。ここ数年の折畳式機種市場をみると薄型化/軽量化に力を入れており特に薄型化の流れでした。
一方でGalaxy Z Fold8は開いた時の厚みが4.5mmなのでめっちゃくちゃ薄いわけではありません。また閉じた時の厚みも9.7mmなのでそれなりにありますがそれ以上に201gという軽さが強いです。
改めて折畳式機種の取り回しに直結する部分として薄さよりも軽さの方が重要だと実感します。本体を閉じた時の横幅が82mmなので自分の手の大きさだと片手操作は本当にギリギリです。
正直屋内であればどうにかなりますが電車に乗っている時など不安定な状況でヤバそうです。ただ自宅にいることが多いので安定した環境で使えることが多いのでデメリットにはならないです。
一方で本体を開いた時に軽く感じるからこそ片手で漫画を読んだりと想定よりも快適です。
ちなみにパンチホールが邪魔との意見が多いですがオプションからカメラ部分に被らないように表示することも可能ですがこの場合だと表示領域は狭くなり一部コンテンツは下の部分がきれます。
ただ個人的にはパンチホールがそこまで気になることはないのでUDCである必要はないです。
むしろUDCを採用することでコスト増加によって本体価格がさらに高くなることは避けてほしくUDCの採用によってインカメラの画質が悪化することを避けてほしいニーズが高いのかもです。
正直UDCを採用する必要はないですがパンチホールの場所を変えてくれれば印象が変わりそうです。
電池持ちの改善。
そして2つ目としては電池持ちでバッテリー容量を考えるとかなり改善した印象を受けます。Galaxy Z Fold7までは4400mAhと少なめで電池持ち自体もあまり良いとは言えない状況でした。
まして中華系がシリコンカーボンバッテリーを採用していることからも余計に劣っている印象です。一方でGalaxy Z Fold8は4800mAhと中華系と比較すれば劣りますが電池持ちは全然違います。
自分の使い方だと寝る前の電池残量が65%以上のことが多くGalaxy Z Fold7は50%以下のことが多かったのでざっくりと10%以上も電池持ちが改善しているので印象が大きく変わったと思います。
正直ここまで安定すると思っておらず自分の使い方だとGalaxy S26 Ultraに匹敵します。
折目の改善よりも重要なこと。
次に3つ目としてディスプレイの折目で正直国内発表会で見た時はそこまでという印象でした。ただこれは新しいディスプレイ技術を見た後に期待値が高まりすぎていただけかなと思います。
Galaxy Z Fold7と比較すれば折目が目立ちにくくなっていることに違いはないですが折目が完全になくなったわけではなく今後どんなに技術が発展しても完全になくなることはないかもです。
一方で従来のGalaxy Zシリーズの折目は狭くて深いという感じでしたがGalaxy Z Fold8は折目部分がほとんどフラットになったことで操作への影響が軽減されたのが大きな特徴です。
あくまでも個人的には折目は使っている時に気にならないですが凸凹している場合は操作中に影響が出ることもあったのでほぼフラットになったのは大きな進化なのかなと思います。
また手触りとして同じUTGを採用していると思いますがGalaxy Z Fold7対比でディスプレイが全体的に硬くなったこともあり軽くおしてみると分かりやすいですが安心感が増した印象を受けます。
もちろん耐久性を過信するわけにいかないですが1年で大きく変わったことを実感出来ます。
まとめ。
今回はSamsungさんからお借りしていたGalaxy Z Fold8の短期レビューをしてみました。色々と不満も言いましたがこのサイズ感はたまらない感じで自分の使い方もGalaxy Z Fold8に合わせて変えてみようと思っているくらいでとりあえず画面ロックをオフにして使っています。
何より軽いからこそ取り回しが良く女性もデザイン含めて楽しめる機種なのかなと思います。
製品貸与: Samsung Japan
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