事前情報からも今年後半にかけてRAMやストレージのコストがさらに増加すると言われています。ただ一部アナリストによるとピーク自体は年末頃に迎えるとしており、それ以降は高止まりの状態が継続すると予測されています。
今回韓国のメディアサイトが今後のスマホにおけるRAMやストレージのコストについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
さらにコスト増加。

今回の情報によるとSamsungが各メーカーに対してRAMの値上げを交渉している可能性があるとしており、まとめると以下のようになります。
| 分析セグメント | 報道内容・数値データ | 業界視点での解説・ポイント | |
|---|---|---|---|
| 📈 1. モバイルメモリ値上げ方針 (サムスンDS部門の動向) |
• 値上げ幅:既存契約価格より7〜10%追加引き上げを検討。
• 対象と時期:中国スマホメーカー(第3四半期〜)、Apple(第4四半期〜)。
• 背景:AI需要(HBM)やサーバー用DRAM優先により、汎用モバイル用メモリの供給不足(売り手市場)が継続。
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🚨 コスト高騰の不可避: 年内にかけてスマホ向けメモリの価格上昇が避けられない状況。 |
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| 📊 2. メモリ価格推移(Omdia) (DRAM/NANDセット価格) |
• 8GB DRAM / 256GB NAND:
前年3Q(35ドル)→ 1Q(109ドル)→ 3Q(140ドル)→ 4Q(144ドル予想)。前年比約300%高騰。 • 12GB DRAM / 512GB NAND:
前年3Q(60ドル)→ 3Q(202ドル)→ 4Q(206ドル予想)。 |
💡 2027年まで高止まり: 大容量モデルほど原価負担が激増し、高価格水準は2027年前半まで続く見通し。 |
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| 📱 3. スマホメーカーへの打撃 (製造原価率の上昇) |
• サムスンDX(製品)部門:原価全体に占めるメモリ比率が前四半期9.4%から12.2%に上昇。ディスプレイやカメラの原価比率を超過。
• メーカーの防衛策:価格据え置きのため「スペックダウン」「パーツ再利用」「ラインナップ削減」などを模索。
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🎴 利益率圧迫の危機: 値上げ分をすべて端末価格に転嫁できないため、製品仕様の簡素化が懸念される。 |
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| 🍎 4. Appleへの影響と販売価格 (iPhone Ultra / Duoの価格) |
• 折りたたみiPhone価格:300万ウォン(約37万円超)に達する見通し。Galaxy Z Fold 8 Ultra(257.7万ウォン)を大幅に上回る。
• Appleの交渉力:年間NAND消費量がサムスン携帯部門の約2倍、Xiaomiの約3倍と圧倒的なため、一括大量発注で値上げの影響を一部抑え込む方針。
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★ 圧倒的なバイヤーパワー: 価格抑制力はあるものの、最上位フォルダブル機本体の高価格化は避けられない。 |
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| 💡 5. 総評・まとめ |
• 結論:HBMなどのAI半導体需要による煽りを受け、モバイル用DRAM・NANDフラッシュの価格は前年比3倍レベルまで高騰。サムスン電子による7〜10%の追加値上げ推進により、スマートフォンの製造原価は限界に達しつつある。Apple等の大口メーカーは大量購入で緩和を図るものの、iPhone Duoをはじめとする2026年後半のフラッグシップ端末の価格高騰は避けられない情勢である。
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何より直近でみればvivoにOppoにXiaomiと新製品を発表する予定ですが、その価格がどうなるのかが参考になるのかもしれません。一方でAppleの交渉力は流石というべきに対して、Samsungのモバイル部門が冷遇されているのはちょっと可哀想です。
直近の情報によるとモバイル部門は赤字になっていることを考えると、コスト増加は価格に上乗せされる可能性があります。10%の上乗せになるのかは不明ですが、Galaxy S27シリーズは値上げ回避は厳しいのかもしれません。
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