今年はRAMやストレージのコスト増加に伴いスマホの価格が値上がりしていることは分かっているとはいえ海外スマホを購入すると値上げを顕著に実感させられることが多いです。
今回はXperia 1 VIIIIとOppo Find X9 Ultraの比較レビューを主観的にまとめたいと思います。
デザインを比較。
少なくとも執筆時点でOppo Find X9 Ultraは国内で正式発表されていませんが今年の夏頃に発売することを明らかにしており個人的にはかなり楽しみな機種の一つです。
またハードで見れば今年最強のUltraモデルだと思うので今回比較してみたいと思います。まずデザインから確認していきたいと思いますXperia 1 VIIIの方が一回りいかないくらい小さいという感じでディスプレイサイズに直結しますが取り回しは優秀なのかなと思います。
| デザイン | Find X9 Ultra | Xperia 1Ⅷ |
| 本体サイズ | 163.16×76.97×9.10mm | 162x74x8.3mm |
| 重さ | 236g | 200g |
| 耐久性/バックパネル | フェイクレザー+アルミ | Gorilla Glass Victus 2 |
| 防水/防塵 | IP68+IP69 | IP68 |
ちなみにOppo Find X9 Ultraはカラバリによって本体の厚みと重さが違っており手持ちのブラウンは本体の厚みが9.10mmで本体の重さが236gとかなりデカめの印象です。
個人的には本体の厚みの差よりも重さの差の方が気になりXperia 1 VIIIがかなり軽いです。
サイドフレームを確認すると両機種ともフラット形状かつアルミというのは共通です。
一方でOppo Find X9 UltraはSnap Keyと呼ばれるショートカットボタンを搭載しているのが便利である一方でクイックボタンの搭載位置はかなり中途半端に感じます。
一応カスタマイズ出来るとはいえ主にカメラ用途のボタンであることを考えると本体を横持ちで撮影する際に押しやすいようにしてほしくXperia 1 VIIIが分かりやすいです。
それだけ本体縦向きで撮影する人が多いということなのか個人的にはいつも疑問に感じます。
そして本体背面を確認するとフラット形状は一緒ですがXperia 1 VIIIはガラスです。一方でOppo Find X9 Ultraを確認すると手持ちのブラウンはフェイクレザーですがオレンジは繊維強化プラスチックとカラバリによって材質が違うので注意が必要です。
またXperia 1 VIIIはOREテクスチャを採用しており表面はかなりザラザラしています。今までになかった独特の質感で正直これは実機を見ないと良さが分からないかなと思います。
印象が大きく異なるカメラデザイン。
そしてデザインの印象を変える部分としてカメラですがOppo Find X9 Ultraは従来通りサークル型を採用していますがカメラの黒い部分は六角形のように見えます。一方でXperia 1 VIIIはスクエア型を採用しており好みが大きく分かれるかなと思います。
意外な部分としてXperia 1 VIIIもテーブルに置いた時に左右にガタガタしないです。個人的にはOppo Find X9 Ultraのオレンジが気になるところで国内版で取り扱いがあれば欲しいかなと思っておりブラウンとどれだけ印象が違うの比較してみたいです。
主観ですが手持ちでみればOppo Find X9 Ultraはカッコいいと思いますが高級感はあまり感じないからこそオレンジが気になっておりXperia 1 VIIIの方が面白いです。何より取り回しはXperia 1 VIIIの方が優秀で独特なデザインを採用している印象です。
ディスプレイを比較。
次にディスプレイを確認していきたいと思いますが筐体サイズが小さい分Xperia 1 VIIIは単純にディスプレイサイズが小さいことに加えデュアルフロントスピーカーを搭載するために上下に太めのベゼルを設けていることから筐体サイズよりもさらにディスプレイが小さいです。
Oppo Find X9 Ultraはパンチホールを採用していることからもベゼルに関してはスッキリしています。
コンテンツの表示を比較。
そしてYouTubeを再生してみましたがデフォルトのままだとOppo Find X9 Ultraの方が赤みが強いというかXperia 1 VIIIの方が青みがつよいというか真逆の印象を受けます。
表示解像度でみれば2Kに対応していることもあり神経質な人はXperia 1 VIIIのドット感が気になる可能性がある一方でXperia 1 VIIIの面白い機能としてはクリエイターモードです。
その名称からも自分でディスプレイを調節するのかと思うかもしれませんが実際には忠実な色味で表示するモードで例えば写真を編集する際にディスプレイの色味に影響を受けないようにするための機能でそれ以外はブラビア譲りのチューニングが反映されています。
ディスプレイ輝度を比較。
そしてディスプレイの視認性に直結する輝度ですがXperia 1 VIIIのピーク輝度は不明です。
| ディスプレイ | Find X9 Ultra | Xperia 1Ⅷ |
| ディスプレイサイズ | 6.82インチ | 6.5インチ |
| アスペクト比 | 19.8:9 | 19.5:9 |
| 表示解像度 | 3168×1440 | 2340×1080 |
| リフレッシュレート | 1〜144Hz(可変式) | 1〜120Hz(可変式) |
| 耐久性 | Gorilla Glass Victus 2 | |
| 輝度/GSM Arena | 1156nits(自動調節) | 1510nits |
海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にすると自動調節だとXperia 1 VIIIの方が圧倒的に明るく屋内で比較してみるとXperia 1 VIIIの方が明るく感じることが多いです。
そして屋外において比較してみるとXperia 1 VIIIの方が明るく感じることが多いです。ただちょっとした日陰に入ったりした時はテスト結果ほど明確な差はない印象を受けます。
Oppo Find X9 Ultraは純正のギャラリーアプリを開くと1900nitsを超えるので明るいです。ただ個人的には撮影した写真や動画を確認する時よりも撮影時のプレビュー画面を明るくしてほしい感じでなぜこのような仕様になっているのか個人的には分かっていません。
目に優しいディスプレイ。
またリフレッシュレートにおいてOppo Find X9 Ultraは最大144Hzに対応していますが特定のゲームアプリに限定されているので正直そこまでの差はないのかなと思います。
一方で耐久性は一緒となっていますがOppo Find X9 Ultraは最低1nitまで抑制可能な上にPWM調光に力を入れるなどユーザーの目に配慮した機能では明確な差があると思います。
何よりコンテンツを楽しむとなればOppo Find X9 Ultraの方がデカくて分かりやすいです。
基礎スペックを比較。
次に基礎スペックについてグローバルでみればOppo Find X9 Ultraの方がサポート期間が長いですが国内版に関しては現時点でどのような対応になるのかちょっと分からないです。
仮にOppo Find X9 Ultraはローカライズされた上で販売となればOppo Find X9と同じくサポート期間が削減される可能性がありこれは国内発表を待つしかない感じです。
| OS | Find X9 Ultra(グローバル) | Xperia 1Ⅷ |
| OS(標準搭載) | Android 16(ColorOS16) | Android 16 |
| サポート期間 | 5回(メジャー)/6年(セキュリティ) | 4回(メジャー)/6年(セキュリティ) |
| AirDropとの互換性/発表時点 | ◯ | × |
| ミリ波 | × | ◯ |
一方でローカライズがなかった場合はXperia 1 VIIIの方がより快適になると思います。ちなみにローカライズ関係なくOppo Find X9 Ultraのミリ波対応は期待出来ないです。
Apple製品との連携を強化。
そしてソフト部分でみるとOppo Find X9 UltraはApple製品との連携を強化しています。Macにミラーリングして使えたりiPhoneとペアリングすることでiPhoneで受けた通話などをOppo Find X9 Ultraで受けたり通知を確認するなど一枚のSIMで二台持ちできる感じです。
また現時点で大きな差だと思うのがAirDropとの互換性でXperia 1 VIIIは非対応です。Apple製品も合わせて使っている人ほどOppo Find X9 Ultraを選んだ方がいいです。
一方カスタマイズはOppo Find X9 Ultraの方が充実していますが良くも悪くも随所でAppleを意識したUIを採用しているので個人的にはなんで真似しちゃうのかなと思っちゃいます。
AIの違い。
そしてAIに関してColor OSはGoogleやSamsungと比較すれば基礎的な部分の対応と決して進んでいる印象を受けませんがXperia intelligenceとは真逆の立ち位置に感じます。
Xperia intelligenceは音楽を聴く時や動画を見る時にAIが自動で調節するイメージでユーザーがAIを使うという感じではないのでユーザーとしてはある意味分かりやすいです。
容量構成を比較。
そして容量構成に関してOppo Find X9 Ultraはグローバル版と同じであれば512GBと1TBの2モデル構成でSDカードスロット非搭載とXperia 1 VIIIの方が充実しています。
| 容量構成 | Find X9 Ultra(グローバル) | Xperia 1Ⅷ |
| 容量構成 | –
RAM12GB/ROM512GB – RAM16GB/ROM1TB |
RAM12GB/ROM256GB
RAM12GB/ROM256GB RAM16GB/ROM512GB RAM16GB/ROM1TB |
| SDカードスロット | × | ◯(最大2TBまで) |
| 搭載SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | |
次にパフォーマンスの持続性を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。
発熱とパフォーマンスの持続性を比較。
先日話題になった通りベンチマークスコアはあくまでも参考程度にするようにお願い致します。
あくまでもスコアで見れば同じSoCを採用している機種とは思えない位の差があります。
| 発熱 | Find X9 Ultra | Xperia 1 VIII |
| 1回目終了時点 | 39.6 | 39.3 |
| 2回目終了時点 | 41.4 | 40.3 |
| 3回目終了時点 | 48.6 | 38.1 |
一方で気になる部分として発熱で計測終了ごとに外部温度を計測したところXperia 1 VIIIはそれなりに発熱しますがOppo Find X9 Ultraのようにストレスを感じる熱さではないです。
またパフォーマンスの持続性を調べるためにWild Life Stress Testをしてみました。
トップスコアで見ればOppo Find X9 Ultraの方が高いですが安定率がかなり低いです。ちなみに計測終了後に外部温度を計測したところ両機種とも約47度ですがサイドフレームがかなり熱くなるOppo Find X9 Ultraと比較するとXperia 1 VIIIの方がまだマシです。
自分は負荷の高いゲームをやらないため何ともですがベンチマークで負荷をかけた限りだとOppo Find X9 Ultraはかなり熱くなる印象で開封から時間が経過しても変わらずです。
バッテリー関連を比較。
そしてバッテリーに関してOppo Find X9 Ultraは7000mAhオーバーとかなり強めです。実際の使用感は今後様子見が必要ですが海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとOppo Find X9 Ultraの方が2時間以上優秀なので電池持ちにかなり差があると思います。
スコアでみればXperia 1 VIIIは優秀でOppo Find X9 Ultraがちょっと異常な感じです。
| バッテリー | Find X9 Ultra | Xperia 1Ⅷ |
| バッテリー容量 | 5000mAh | |
| 充電速度 | 100W(有線)/50W(ワイヤレス) | 30W(有線)/15W(ワイヤレス) |
| バッテリーテスト | 20時間10分 | 17時間47分 |
| 充電開始30分/フル充電に要した時間 | 75%/45分 | 50%/85分 |
また充電速度に関して有線でみるとOppo Find X9 Ultraの方がバッテリー容量が2000mAh近く多いにも関わらず約半分の時間で終わることを考えると圧倒的な差があります。
またワイヤレス充電に関してもスペックで見ればOppo Find X9 Ultraの方が3倍以上も速いことを考えると充電に要する時間は短い可能性が高く正直勝負にならないと思います。
中華メーカーが販売を強化している市場の特性の影響もありますがかなりの差を感じます。
その他を比較。
そして防水防塵に関してOppo Find X9 UltraはIP69に対応しているので水中撮影が可能である一方でXperia 1 VIIIはイヤホンジャックの搭載と好みが分かれそうです。
そして生体認証に関して画面内か側面は正直好みである一方で学者によって説が分かれるみたいですが光学式よりは超音波式の方がセキュリティは高いと言われています。
Oppo Find X9 Ultraはインカメラを利用した2D顔認証に対応しており汎用性は高いです。
そして音量を70%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。音量に関してOppo Find X9 Ultraの方がかなり大きいですが音質はXperia 1 VIIIが圧倒的という印象でOppo Find X9 Ultraのスピーカーはかなり軽めに感じてしまいます。
カメラを比較。
最後にカメラを確認したいと思いますがハードで見ればかなりの差があると思います。
Xperia 1 VIIIの望遠は1/1.56インチなのでGalaxyやiPhoneにPixelと比較すると約2倍のセンサーサイズなのでかなりいいですがOppo Find X9 Ultraは1/1.28インチとXperia 1 VIIIの広角より大きいセンサーをペリスコープの上で搭載しています。
| カメラ | Find X9 Ultra | Xperia 1Ⅷ |
| 超広角 | LYT-600(50MP 1/1.95インチ) | IMX906(50MP 1/1.56インチ) |
| 広角 | LYT-901(200MP 1/1.12インチ) | IMX888(48MP 1.35インチ) |
| 望遠 | OV52A(200MP 1/1.28インチ) | IMX906(50MP 1/1.56インチ) |
| 望遠 | JNL(50MP 1/2.75インチ) | – |
| ズーム(光学) | 3/10倍 | 2.9倍(単焦点) |
| インカメラ | JN5(12MP 1/2.75インチ) | IMX663(12MP 1/2.93インチ) |
また内蔵テレコンと光学10倍に対応した2つ目のセンサーを搭載しており広角に関しては1/1.12インチと現状Sonyの最も高価かつ最も強いセンサーを採用している感じになります。
とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
色味に大きな違いがあることを確認することが出来ます。
逆光に近いシーンで撮影してみましたが白飛びやフレアは意外にも同程度です。
広角で撮影。
Oppo Find X9 Ultraの方が明るく補正されているとはいえ彩度はかなり高めです。
センサーサイズの差もありXperia 1 VIIIの方が被写体に寄りやすいです。
両機種とも太陽光の影響を受けて僅かに白っぽくなっています。
望遠で撮影。
次に両機種とも光学倍率で撮影してみました。
そして両機種ともインナーズームで撮影してみました。
Oppo Find X9 Ultraは光学倍率ですが、全体的に暗めです。
Xperia 1 VIIIは最大倍率ということもありノイズが多いですがOppo Find X9 Ultraは全体的に暗めです。
ポートレートで撮影。
割とボケ感が似ています。
Xperia 1 VIIIの方が被写体に寄りやすいです。
2倍になるとOppo Find X9 Ultraの方がフォーカスを合わせやすいです。
背景のボケ感にかなりの違いがあることを確認することが出来ます。
被写体が小さいとOppo Find X9 Ultraの方が寄りにくいです。
センサーサイズの差を考えるとXperia 1 VIIIも頑張っている印象です。
Oppo Find X9 Ultraはちょっとフォーカスがずれています。
今度はXperia 1 VIIIがズレてしまっています。
マクロで撮影。
Oppo Find X9 Ultraはマクロモードが用意されており倍率の変更が可能です。
ちなみに最大30倍まで拡大することが可能です。
望遠でマルチに撮影。
センサーサイズの違いからもOppo Find X9 Ultraの方が綺麗なボケ感が出ています。
これくらいの倍率だとOppo Find X9 Ultraの方が明るく補正されています。
ノイズなどそこまで変わらない印象を受けます。
割とこの程度の倍率だとXperia 1 VIIIも意外といい勝負が出来ています。
10倍になるとOppo Find X9 Ultraは被写体が小さい場合は全然寄れないです。
何より10倍までであればXperia 1 VIIIも割と頑張っており、それ以上の撮影をしたい場合はOppo Find X9 Ultraになるのかなと思います。
超広角(低照度)で撮影。
次に低照度の環境で手持ちでサンプルを撮影してきました。ちなみにXperia 1 VIIIは自動判定ですがOppo Find X9 Ultraナイトモードを固定出来ます。
明るさに違いはあれどノイズはセンサーサイズの差からもOppo Find X9 Ultraの方が多く感じます。
広角(低照度)で撮影。
センサーサイズに差があるとはいえ意外といい勝負が出来ています。
強い光源があるシーンでもめちゃくちゃ差があるわけではありません。ただXperia 1 VIIIはシーンによっては手ブレしやすいので注意が必要です。
望遠(低照度)で撮影。
同じく光学ですがOppo Find X9 Ultraの方がクッキリしている印象を受けます。
次に両機種ともインナーズームですがセンサーサイズの差が出ています。
さすがに望遠はOppo Find X9 Ultraの方が強いです。あとは全体的に気になる部分としてXperia 1 VIIIは現実寄り明るめに対してOppo Find X9 Ultraはかなり明るめの補正です。
これがOppo Find X9 Ultraも通常モードで撮影すればまた印象が変わってくるかもしれません。
まとめ。
今回はXperia 1 VIIIとOppo Find X9 Ultraの比較レビューをまとめてみました。Oppo Find X9 Ultraの国内価格が気になるところ同じ香港版でみるとXperia 1 VIIIが地味に高いですが国内に関してはローカライズがあるかどうかで変わってくるかなと思います。
| 定価 | Oppo Find X9 Ultra | Xperia 1Ⅷ |
| RAM12GB/ROM256GB | – | 23万5400円 |
| RAM12GB/ROM512GB | ? | 25万1900円 |
| RAM16GB/ROM512GB | – | 26万8400円 |
| RAM16GB/ROM1TB | ? | 29万9200円 |
あくまでも推測ですがローカライズありなら25万円くらいは見た方がいいかなと思います。低照度は別格に感じますが高照度の環境だと思っていたよりは差がなかった印象を受けます。
何よりOppo Find X9 Ultraは万能のカメラに対してXperia 1 VIIIはできる範囲で最大限楽しむカメラという感じでOppo Find X9 Ultraの方がわかりやすいと思います。
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