今後無印を買うのは慎重に。Pixel 9で小型Proモデルの追加が合理的な理由

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方で先日に海外サイトはGoogle Pixel 8シリーズで強化された顔認証に加え生体認証が唯一正しく機能する機種だと絶賛しています。

詳細は「Pixel 8。Androidで唯一生体認証で正しいロック解除を行う機種」をご参照下さい。さて今回GoogleがPixel 9シリーズで小型のProモデルを追加する目的について事前情報をもとに主観的にまとめたいと思います。

Pixel 8シリーズでの差別化。

以前リークしたロードマップからもGoogleは2024年に6.3インチの小型のProモデルを追加。さらに先日リークしたGoogle Tensor G4のベンチマークからも3種類目のコードネームが判明。

あくまでもリーク情報から推測すればPixel 9シリーズは3モデル展開になる可能性があります。先日の情報からもGoogleは2023年に1000万台以上出荷したことが明らかになっており順調にシェアを拡大している一方でシェア拡大のためにラインナップを強化する必要があるのか。

ここで気になる部分で先日GoogleのエンジニアによるとPixel 8でGemini Nanoが統合されず昨年の12月のFeature DropでPixel 8 ProのみGemini Nanoが統合されたことでレコーダーアプリで録音した内容を要約する機能が追加されましたが今後Pixel 8は対応せず。

Pixel 8が非対応の理由としてはいくつかのハード的な制約としていますが詳細は不明です。ただPixel 8 Proと比較した場合Google Tensor G3は共通なので大きな違いはRAMです。

AIをオフラインで動かす場合にRAMをかなり占有することが明らかになっておりGemini Nanoをしっかり動かそうとなった時にPixel 8のRAM8GBでは足りないという感じなのかもしれません。

また無理に動かしたとしてもRAM不足で全体的な挙動に影響を及ぼす可能性があります。Pixel 8シリーズが発売時点で分かっていた違いとしてはPixel 8 Proの動画ブースト機能です。

ただ海外サイトによるとサーバー管理の観点から今はPixel 8 Pro専用の機能であること。また動画ブーストの最初の処理はGoogle Tensor G3で行っていることからも同じSoCを搭載しているPixel 8が今後絶対対応しないわけではないと逆に対応する可能性も示唆しています。

ただ動画ブーストはオンライン処理のため本体のスペックに過度に依存しないのも大きいと思う。Pixel 6シリーズから現在の命名規則が採用されスペック違いはあれどざっくりと言えば小型モデルと大型モデルという違いだったのがPixel 8シリーズではより顕著な差別化をしている。

Pixel 8 Proのみがマニュアル撮影に対応したことや消しゴムマジックの精度の強化は非常に似ているPixel 8シリーズで差別化する必要があるのか正直疑問という感じでこれはGoogleがPixel 8 Proを少しでも多く売りたいという思惑からきている可能性があるかも。

何より現状を見ていても今後同じシリーズでもPixel 8のように差別化される可能性があります。

3モデル構成は合理的。

一方であまり露骨に差別化するとユーザーから不平不満を買う可能性もありだからといって無印を値上げすると売り上げに直結する可能性もあるので価格の変更もかなりリスクがあります。

頂くコメントを見ていても性能の問題というよりは本体の大きさでPixel 8を選んでいる人も。もちろん単純にPixel 8の方が安いからという理由でPixel 8を選んでいる人もいると思う。

ただPixel 8のスペックでは満足出来ないというユーザーのニーズを満たすために先ほどの話と重複しますがGoogleはPixel 9シリーズで小型のProモデルを追加するのかもしれません。

現時点でPixel 9シリーズの正式名称も分かっていないので今回の動画では6.3インチの小型のProモデルを6.3インチで6.8インチの大型モデルを6.8インチと呼ばさせて頂きます。

もちろん6.3インチモデルと6.8インチモデルでは筐体サイズの違いによるスペックの違いはある。当たり前の話ですが筐体サイズが違えばディスプレイサイズやバッテリー容量も違います。

なので本体の発熱のしやすさや電池持ちなど完全に共通化することは出来ませんがリークした。レンダリング画像をみる限りトリプルレンズカメラ構成で温度測定センサーを搭載しているかも。

主要なスペックは出来るだけ共通化するとなればRAMも最低で12GBに底上げされる可能性がありストレージオプションも最低が256GBと全体的に底上げしやすくなるのかもしれません。

またある意味最大のメリットとして6.3インチモデルは前モデルが存在していないことです。つまり価格の柵がないため自由な価格設定がしやすく6.3インチモデルに合わせて6.8インチも値上げすれば良く6.8インチモデルもただ大きいだけじゃないとなればユーザーも納得させやすい。

現状だとPixel 8は$699でPixel 8 Proは$999となっていますが6.3インチモデルを$899で6.8インチモデルを$1099くらいにしたとしても他社よりもまだアドバンテージがあります。

ちなみにGalaxy S24+やiPhone 15 Proなど中位モデルは$999前後のことが多くGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro Maxは$1299なのでPixelの方が安い流れになる。

まして6.8インチは6.3インチモデルを用意することで緩衝材になるので値上げがしやすくなる。こう考えるとPixel 9は出来るだけ価格の据え置きにしてPixel 9 ProシリーズでGoogleがやりたいことをしっかり仕上げてくるという流れにすると整合性があるように感じます。

仮に今回の推測通りであればPixel 8aとPixel 9の主な違いはサイズで一部スペック。そしてAI関連機能などソフト面はある程度共通化した上で価格優先モデルの立ち位置にする。

Pixel 9 ProシリーズはAI含めたスペック重視の立ち位置にしてより高価なモデルになるかも。

無印の未来はそこまで明るくない。

実際には正式発表されないと分からないですが今まで以上に無印を買うのは慎重になった方がいい。ベストテイクや音声消しゴムマジックなどGoogle Tensor G3経由のAI機能であれば一緒ですが結局RAMが絡んでくる機能は差別化されており最大7年のアップデートサポートが逆に仇となる。

まだPixel 8シリーズは発売されて半年という感じですが現時点で地味に差がある感じです。そして今後7年のサポート期間があるのでメジャーアップデートやFeature Dropが配信される。

ただアップデートが重なるごとにPixel 9シリーズとの差はもちろんPixel 8 Proとの差もどんどん目立つようになり結局現状でみればaシリーズと同じ括りになるのかもしれません。

そうなると最低限の新機能に対応できたとしてもRAMが足枷になるのであればAI関連の新機能は早々に追加されないという流れになり結果発売から2年くらいで置いてきぼりになるのかも。

勘違いしている人も地味にいますがアップデートが最大7年サポートされるからといって7年後の最新機能も満遍なく対応できるという意味ではなく新機能は早い段階で制限がかかる。

ただこれはPixel 8 Proでも同様の話でありPixel 8の方がもっと制限が強い可能性がある。単純に安いからという理由で買った人は別に気にする必要はないと思いますがサイズで妥協して購入して人は今後事前情報通り6.3インチモデルが追加されたら買い替えるのがあり。

6.3インチモデルが6.8インチモデルと同じAI機能に対応できるのであればある意味安心です。先日の情報からもGoogleは来年大言語モデルをAndroidに統合することに期待との話。

Gemini Nanoがすでに統合されている機種が存在していることを考えればGemini Proなどより高位の言語モデルを統合する可能性があり単純にAndroidにソフト面でくっつけないと思う。

仮にソフトで統合してしまうと求められるスペックが一気に高くなりAndroidを満足に動かせない機種が出てくると思うので幹部の発言はPixelに統合すると解釈ができます。

つまりオフライン処理がメインになると考えることができ求められるスペックがどんどん高くなる。

これがGalaxy S24シリーズが搭載しているGalaxy AIのようにオンライン処理がメインならPixel 8シリーズのように区別化されることはなかったのかもしれませんがGalaxy AIは2026年から有料化することが明らかになっておりメーカーによってユーザーにコストを負担してもらう部分が異なりPixelの場合は本体価格でGalaxyの場合はソフトという感じです。

今後のことを考えるとPixelはより高いモデルを買っておいた方がいいという流れになるのかも。

まとめ。

今回はPixel 9シリーズで小型のPROモデルを追加する意味についてまとめてみました。Googleが今後AIをオフライン処理をメインにしていくことを考えれば妥当な流れなのかも。

あとは安いことがジレンマになっているので小型のProモデルはちょうどいい転換期になるのかも。

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