Tensor G4で発熱改善。ようやくPixel 9では電池持ちがまともになるかも

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方で先日に海外サイトはGoogle Pixel 8シリーズで強化された顔認証に加え生体認証が唯一正しく機能する機種だと絶賛しています。

詳細は「Pixel 8。Androidで唯一生体認証で正しいロック解除を行う機種」をご参照下さい。さて今回fnnewsによるとPixel 9シリーズが搭載するGoogle Tensor G4のより詳細を報告しているので簡単にまとめたいと思います。

Samsungに製造を委託。

今年の後半に登場が予測されているPixel 9シリーズやPixel Fold 2は従来通りであればGoogle Tensor G4を搭載すると予測されていますが今回韓国からの情報としてGoogle Tensor G4はGoogle Tensor G3対比で発熱が改善する可能性があるとしています。

今回の情報によるとGoogle Tensor G4はSamsungの第3世代の4nmプロセスルールを採用。さらにSamsungとしては最新のパッケージング技術であるFOWLPを採用すると予測しています。

この新しいパッケージング技術を採用することによってSoC自体の電力効率や処理性能を改善。さらに電力効率が改善することからも消費電力が抑制できるため発熱自体も改善できるとの話。

GoogleとしてはGoogle Tensor G4でSamsungの4nmプロセスルールを採用することを決定した大きな要因となっているのがGalaxy S24シリーズが搭載しているExynos2400です。

Exynos2400もSamsungの第3世代の4nmプロセスルール採用に加え最新のパッケージング技術を採用しているのでGoogleにとってExynos2400はかなり分かりやすい見本になった可能性も。

また今回の情報から一つ推測できるとすればGoogle Tensor G4はExynos2400をベースにしたカスタマイズSoCになっている可能性がありメインコアにCortex-X4を採用している可能性も。

ちなみに先日にはGoogle Tensor G4のベンチマークがリークしておりメインコア含めて全体的にクロック数が上昇している一方でミドルコアは5つから4つに減るなど一部変更。

初代Google Tensorではメインコアを2つ搭載するなど異質なアーキテクチャを採用してきた。ただリークしたベンチマークが正しいのであればオーソドックスなオクタコア構成に。

ちなみにExynos2400は10コア構成なのでGoogle Tensor G4が仮にベースにしたとしてもアーキテクチャは地味に違う可能性がありますが最新のプロセスルールにパッケージング技術の採用だけでもGoogle Tensor G4は現行モデル対比でかなり安定化する可能性が出てきます。

また今回の情報によるとSamsungはExynosをより最適化するために新たな内部チームを発足。さらにExynos2500はSamsungの第2世代の3nmプロセスルールを採用することを指摘しています。

今年の後半に登場するSnapdragon 8 Gen 4もTSMCの3nmプロセスルールを採用との予測。なので今回の情報通りであればGoogle Tensor G4は1年程度遅れていることになります。

Eynos2400は超えない可能性。

また現行モデル対比で発熱や電力効率が改善されるのはPixelにとっては大きなメリットです。とはいえGoogle Tensor G4のアッパーは言ってしまえばExynos2400になる可能性があります。

手持ちにExynos2400を搭載したGalaxy S24やGalaxy S24+がないため海外サイトのテスト結果を参考にすると多少の誤差はあれどベンチマークスコアは170万点前後という感じ。

Snapdragon 8 Gen 2を搭載しているGalaxy S23シリーズのスコアは150万点前後なのでExynos2400はSnapdragon 8 Gen 2以上のスコアとなっていますがSnapdragon 8 Gen 3は200万点を超えてくる感じなのでSnapdragon 8 Gen 3には及ばないという感じです。

Pixel 8シリーズが搭載しているGoogle Tensor G3を見る限りSoCの発熱に警戒しているのかかなりきつめのスロットルダウンがかかるので発熱しにくくパフォーマンスの持続性も悪くないとはいえトップスコアが120万点以下とフラッグシップの中では遅れている感じです。

Google Tensor G4でGoogleがどのようなチューニングをしてくるか次第ですがGoogleが発熱しやすいと判断しているのであればスコアの上昇はそこまで期待できないかも。

となるとSnapdragon 8 Gen 2と同じく150万点前後のスコアになってくる可能性があります。同世代のA18 ProチップやSnapdragon 8 Gen 4と比較すればスコアはかなり見劣りするかも。

また機種によってかなり違うので何ともですがGalaxy S24のバッテリーテストの結果は12時間6分に対してGalaxy S23は11時間27分なのでバッテリー容量が増加したことを加味しても電池持ちが改善したとはいえ良いとはいえない感じでGalaxy S24+のスコアは12時間30分。

一方でGalaxy S23+は13時間51分なのでスコアの改善時間で見ればGalaxy S24と同等です。

ただSnapdragon 8 Gen 3を搭載したGalaxy S24 Ultraと比較するバッテリー容量にディスプレイサイズや表示解像度などがほぼ一緒でありながら13時間49分と大きな差があります。

あくまでもバッテリーテストの結果から見た感じだとExynos2400はSnapdragon 8 Gen 3と比較すると電力効率はそこまで優れている印象はなくGoogle Tensor G4もExynosがベースなら現行モデルより電池持ちが改善したとしても劇的な改善という感じにはならない可能性も。

ただ発熱に関してはGalaxy S24とGalaxy S24+はベイパーチャンバーが大型化したとはいえ前モデルの時のような不快な発熱は感じないとしているので改善していることに違いはないかも。

今までのGoogle Tensorのチューニングを見ると発熱抑制と電池持ちの改善が優先です。なのでトップスコアは抑えめでSnapdragon 8 Gen 2と同程度になる可能性があります。

SoCの世代で見れば他社に2世代分の差をつけられると考えておくと分かりやすいかもです。

本命は2025年から。

ただGoogleとしてはベンチマークでハイスコアを獲得するためのチューニングをしていない。ゲームをより快適にできる機種ではなくAIがより快適に動くための機種を目指している。

なのでAIがしっかりと動作するのであればベンチマークスコアなんてどうでもいいと思う。結局ゲームでもやらない限りベンチマークが70万点の機種と200万点の機種で動作に違いはない。

むしろSoCよりもRAMやリフレッシュレートがユーザビリティに直結する部分になると思う。あくまでも今回の情報を見る限りPixel 9シリーズで処理性能や電池持ちは改善する可能性。

そして発熱も抑制されているのであればゲームも現行モデルよりはプレイしやすくなるかも。とはいえGoogleにとって重要なのはGoogle Tensor G4ではなくGoogle Tensor G5です。

Googleの幹部は2025年に大言語モデルをAndroidに搭載することに期待との話。現にPixel 8 ProではGemini Nanoが統合されていることからもPixel 10 ProあたりではGemini ProやGemini Ultraなどの高度なAI機能を標準搭載してくる可能性があります。

大言語モデルをオフラインで動作させるためにはSoCの処理性能が非常に重要になってくるのでGoogleはGoogle Tensor G5でTSMCに切り替えることを計画している可能性。

つまりGoogleとしてはSamsungの現状の半導体では十分ではないと判断した可能性があります。またGoogle Tensor G4ではSamsungの新しいパッケージング技術が採用されるとの予測ですがこれはSamsungにとって新しいだけでTSMCはすでに採用しているパッケージング技術です。

一方でGoogle Tensor G5はAppleのAチップが採用している高度なパッケージング技術を採用した上でTSMCの3nmプロセスルールを採用しているとの予測で一気に改善するかも。

あくまでも事前情報通りであればGoogle Tensor G4は出来るだけコストをかけずに最前を尽くしたSoCになる可能性があり本命となるのはGoogle Tensor G5の可能性があります。

とはいえ堅調に成長しているGoogleにとってPixel 9シリーズは重要な存在に違いない。Googleは80%ルールを採用していると言われており全体の80%のユーザーが満足できれば十分。

つまりスペックに拘る自分のようなオタクやゲーム性能やベンチマークスコアに拘る残り20%のユーザーが満足できるような開発の仕方はせずGoogle Tensor G4でも80%のユーザーが十分に満足できるパフォーマンスを実現している可能性は高いと思います。

結局機種を比較すると上でベンチマークは一つの指標として有用ですが絶対ではありません。Googleにとってベンチマークスコアは過当競争になっていると感じているのかもしれません。

まとめ。

今回はGoogle Tensor G4の発熱に関する情報が出てきたのでまとめてみました。個人的にはAIとカメラを強化しつつもベンチマークスコアより電池持ちの改善を頑張ってほしい。

いくらフラグシップモデルとはいえ最近のPixelの電池持ちはちょっと不安定過ぎだと思う。

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