Pixel 9やPixel Fold 2。新たに標準搭載される可能性がある2つの新機能

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方で先日に海外サイトはGoogle Pixel 8シリーズで強化された顔認証に加え生体認証が唯一正しく機能する機種だと絶賛しています。

詳細は「Pixel 8。Androidで唯一生体認証で正しいロック解除を行う機種」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleによるとPixel Watch 3シリーズでウォッチ認証を進化させる可能性があると報告しているので簡単にまとめたい思います。

ウォッチ認証が進化。

事前情報からもPixel Watch 3シリーズはメジャーアップデートのターンということもあるのか。2モデル展開になるとされており現行モデルの41mmに加え45mmが新たに追加される可能性。

大型モデルを追加することでより多くのニーズを満たすことが可能になると思いますが現時点で大きさ以外のデザインやスペックに関する情報はなくどのような進化を遂げるのか気になります。

ただ今回の情報によるとGoogle Play Serviceアプリを逆コンパイルしたところGoogleがUWBを利用してPixel Watchをさらに強化しようと開発を進めていることが判明。

初代Pixel Watchが発売された時はSmart Lockに対応していましたが一度認証させてロックを解除させるとペアリングされているスマホ本体が最大4時間はロックなしの状態に。

Piel専用の機能というわけでもなくセキュリティの面からも見てもあまりおすすめの機能ではない。

ただ昨年の12月のFeature Dropにおいて初代Pixel WatchとPixel Watch 2が日本語でウォッチ認証に対応したことでApple Watchのように随時Pixel Watch経由でロックが解除に。

条件としてはペアリングしているPixel Watchが最新の状態になっていることに加えペアリングされているPixel本体の生体認証でロックが解除出来ない時に代わりにロック解除です。

例えば自分の使い方だとPixel 8 Proで基本は顔認証で本体のロックを解除していることが多い。ただこの時期花粉がひどいなので外出の際はマスクをつけていることが多くPixelの顔認証はマスク込みでは認証出来ないためこの場合にPiel Watchが代わりにロックを解除してくれます。

そして今回の情報によるとGoogle Play Serviceの内部コードからUWBの記述が判明。現在のウォッチ認証はBluetoothを利用してペアリングしている機種同士が一定の距離内に入ることでロック解除が可能になっていますがBluetoothは正確な距離を測定することが出来ず。

ただUWBを利用することでデバイス同士の距離をより正確に測定することが可能になります。

逆に言えばBluetoothで距離感をざっくりと認識させているということはデバイス同士がある程度距離が離れている状態でもロックが解除できてしまう可能性がありますがUWBであればよりデバイス同士が近づいた時にロックを解除するなどセキュリティ面が改善する可能性がある。

ちなみにウクライナやインドネシアなど一部地域でUWBの技術が認可されていないためそのような地域ではUWBで強化されたウォッチ認証がオフになり現行の認証が使えるとの話です。

実使用の面でどのような違いが出てくるのか不明ですが今後さらに汎用性が改善する可能性。

Pixel 9シリーズも搭載する可能性。

また今回の情報から見えてくることとして今後登場するPixelはUWBを標準搭載する可能性。

ちなみにPixel WatchやPixel Watch 2はUWBに対応していないため今後も強化されたウォッチ認証を使うことは出来ずPixelで見てもPixel 8 Proなど歴代ProモデルにPixel FoldにPixel Tabletと対応機種は限定のため限られた機種のためにウォッチ認証を進化させるとは考えにくい。

なので今後登場するPixel Watch 3シリーズやPixel 9シリーズにPixel Fold 2ではUWBを搭載している可能性があり最新シリーズでは機種関係なく使えるかも。

今年の1月に開催されたCES2024においてGoogleはUWBを利用してデバイス間のシームレスな音楽の再生の切り替えを発表しており今年の年末には実装予定であることを明らかにしました。

このことを考えるとPixel 9シリーズなどでUWBが標準搭載されてきてもおかしくないです。

またUWBは例えば車のデジタルキーとして利用されるなど今後Pixel Watchが鍵代わりかも。さらに今後は家の鍵などもUWBを利用してスマホやスマートウォッチで開閉が可能になるかも。

正直なところGoogleの場合対応機種が限定されていることもあるのか有効活用出来ていない。AppleのAirTagのような使い方もありますがGoogleは紛失防止タグなどは用意していません。

なのでウォッチ認証以外でUWBを使ってどのように新機能を実装してくるのか気になるところです。

Qi 2も共通対応の可能性。

またPixel 9シリーズやPixel Fold 2で共通して対応する可能性がある新機能がQi 2です。現状だとiPhone 15シリーズくらいしか対応していませんが本体にマグネットを内蔵することでiPhoneのMagSafeのようにマグネットタイプのワイヤレス充電ができるようになる可能性。

少なくともQi 2が正式発表された時にGoogleの幹部は前向きな発言をしており早ければPixel 9シリーズで実装される可能性が他社に動きがないことからもAndroidではPixelが最初になる可能性がありますがSamsungに何も動きがないのはちょっと不気味という感じです。

ただQi 2のデメリットとしては充電速度で最大で15Wまでと充電速度は速いとは言えません。SamsungのGalaxy S24シリーズであればワイヤレス充電速度と完全に一緒なので問題ない。

一方でPixel 8で見るとPixel Standを利用した場合に21WでPixel 8 Proは23Wと遅くなる。充電速度よりもiPhoneのようにアクセサリーの強化などに魅力を感じるかどうかなのかも。

ちなみに海外のリーカーによると中華メーカーはマグネットタイプを利用した50Wや80Wのワイヤレス充電の開発に成功しているとの話で15Wに制限されるQi 2には対応しない可能性。

そうなるとQi 2に対応する機種は限定的になりがちでPixelかGalaxyという感じになるかも。

小型のProモデルを追加する意味。

今回の情報をみる限りGoogleは自社のエコシステムの強化をより意識しているように見える。また一気に底上げしてくるとなればフラッグシップモデルであるPixel 9シリーズのタイミング。

現時点での情報を見るとPixel 8aはコストカットもありUWBに搭載している可能性は低いです。ただGoogleはある程度均一な体験を提供できるように頑張っているとは思いますがAIは別です。

先日にGoogleのエンジニアがPixel 8 にGemini Nanoが統合されないことを明らかに。昨年の12月のFeature DropでPixel 8 ProのみGemini Nanoが統合されたことでレコーダーアプリで録音した内容を要約する機能が追加されましたが今後Pixel 8は対応せず。

Pixel 8が非対応の理由としてはいくつかのハード的な制約としていますが詳細は不明です。ただPixel 8 Proと比較した場合Google Tensor G3は共通なので大きな違いはRAMです。

AIをオフラインで動かす場合にRAMをかなり占有することが明らかになっておりGemini Nanoをしっかり動かそうとなった時にPixel 8のRAM8GBでは足りないという感じなのかもしれません。

また現時点でどうなるか不明ですが音声消しゴムマジックやベストテイク機能などはPixel 7シリーズは対応しておらずハード的な制約で既存機種が対応できないのか不明です。

少なくとも直近の流れを見るとAI機能を中心に既存モデルには対応させず最新機種のみ対応。さらにその中でも最新機能を最大限使いたいなら最上位モデルを買うしかないという感じです。

だからこそGoogleは本体価格が高くなったとしても大型モデルが嫌なユーザーのために小型のProモデルをPixel 9シリーズで追加してPixel 9 ProシリーズとPixel Fold 2で今回のUWBやAI機能はしっかり対応させていくという感じにして廉価モデルであるPixel 8aやPixel 9とはある意味分かりやすく線引きをして売上の確保を狙っているのかもしれません。

現時点でAndroid15でPixel専用として追加される新機能も不明で以前より開発されている。デスクトップモードやアプリの複製機能などは機種限定でもいいのでそろそろ実装してほしい。

何より今年の後半はハードはもちろんソフトの部分でもどう差別化してくるのか楽しみです。

まとめ

今回はPixel 9シリーズやPixel Watch 3ではUWBを搭載しそうなので簡単にまとめてみました。あとは価格で仮に小型のProモデルを追加するなら大型のProモデルも現行モデルより値上げかも。

ただProモデルが高くなったとしてもスペックやソフトで明確な差があるなら逆にありだと思う。

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