個人的にはvivo X Fold+の感触が非常に良かったので先日には現時点でカメラ最強と評価されているvivo X90 Pro+を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「vivo X90 Pro+ 開封レビュー。かなり使いやすいカメラで世界最強も納得」をご参照ください。
一方で先日には2024年最強クラスのカメラを搭載しているvivo X100 Proの中国版を購入してみましたが期待を裏切らないカメラに仕上がっておりどハマりしています。詳細は「vivo X100 Pro 開封レビュー。今まで使っていて最も楽しいカメラスマホ」をご参照下さい。
さて今回GSM ArenaによるとvivoとOppoが折畳式機種市場から撤退する可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
市場から撤退する可能性。
2019年に初めて折畳式機種が発売されてからシェアを徐々に拡大して現在は全体の2%弱まで拡大。基本$999以上の機種が多いことを考えると超高価格帯の機種が徐々に売れている感じに。
ただ一方で今回の情報によるとOppoとvivoは折畳式市場から撤退する可能性があるとしています。かなり大雑把な噂という感じで信ぴょう性も不明ですがOppoとvivoが撤退する理由としては両ブランドの市場シェアが大幅に減少しているからとしており単純に言えば売れていないです。
とはいえOppoでみればOppo Find N2 Flipの売上が順調で早くもグローバル展開を実行。
さらに従来ブック型はグローバル展開をしてきませんでしたがOppo Find N3は大陸版とは別にアジアを中心にグローバル展開をしておりOnePlus Openがアメリカがヨーロッパで発売とかなりの広範囲で折畳式機種を発売するなど割と積極的なマーケティングをしているように見える。
ただ今回の情報ではOppoに言及しているとはいえOnePlusには言及していないので何とも言えず。今回の情報通りOppoは撤退することはあってもOnePlusは継続する可能性があるかもしれません。
現時点で後継機種のリークはありませんがOnePlus Openの評価が非常に高かったことを考えるとOppo Find N4やOnePlus Open 2を出してくる可能性が高いのではと思っちゃいます。
一方でvivoに関しては2023年にvivo X Flipとvivo X Fold 2を中国市場で発売しました。売れ行きに関する情報はありませんが一方で後継機種のリーク情報はかなり頻繁にあります。
仮に今回の情報通り撤退を考えているのであればvivo X Fold 3にvivo X Fold 3 Proとラインナップを強化してくるとは思えないのですが開発してきたからとりあえず出す形なのか。
ちなみにvivo X Fold 3 Proは事前情報通りであればSnapdragon 8 Gen 3の搭載。さらに64MPのペリスコープに5500mAhを超える大型バッテリーを搭載すると予測されています。
現行モデルの正当な後継機種という感じでデザインは不明ですがスペック重視の機種になるかも。
一方でvivo X Fold 3は64MPのペリスコープやワイヤレス充電などはカットされる可能性。さらにSnapdragon 8 Gen 2を継続採用すると予測されておりスペックよりコスト重視。
またブック型としては最軽量となる220g程度になる可能性があり現時点でデザインは不明ですがサイズ感や取り回しの良さを強化したデザイン重視の機種になる可能性があるとの予測です。
おそらくですがvivo X Fold 3はデザイン重視に加え廉価モデルの立ち位置になる可能性も。実際にリーク情報通りになるか不明ですが明らかに折畳式機種を強化してきている印象です。
なので今回の撤退する可能性があるとの情報は正直個人的には噂に過ぎないかなという印象です。
グローバル展開が重要。
開発コストがかかるため仕方ないのかもしれませんがOppoやvivoが苦戦する理由の一つとして中国市場では劣勢気味に対してグローバル展開もしていないので売上を伸ばしにくい状況です。
Oppoに関してはOppo Find N3のグローバル展開でどれだけ売上を伸ばすことが出来たのか2023年第4四半期の調査レポートが出てくるまで不透明ですがOnePlusと合わせれば改善かも。
一方でvivoに関しては今までインドネシアやマレーシアなどで体験会を開催していますが実際にグローバル展開はされておらずグローバル展開が一つの鍵になる可能性もあります。
以前公開された調査レポートにおいて中国市場において折畳式機種に求める最優先事項は軽さや薄さなど取り回しの良さでいち早く取り入れたHonor Magic V2やHuawei Mate X3が人気となっており中国市場での売上拡大の結果グローバル市場全体で見た時にSamsungを脅かす存在になってきておりGalaxy Z Fold 5よりも中国でシェアが高い状況にある。
またHonorは折畳式機種が今後のトレンドになると考えているのか中華メーカーの中でもグローバル展開に積極的で先日にはHonor Magic V2が一部市場で発売されておりHuaweiすらグローバル展開に消極的だったポルシェとのコラボモデルであるHonor Magic V2 RSRも一部市場で発売することを明らかにしており今後さらに力を入れてくる可能性があります。
また中国市場においてHuaweiの復活は大きな衝撃となっておりHuawei Mate 60シリーズとHuawei Mate X5では独自SoCとなるKirinチップが搭載され5Gも復活しています。
今までは5Gすら使うことが出来なかったのでHuaweiから離れてHonorなど他社を選ぶユーザーが多かったみたいですがHuaweiが復活したとなれば戻ってくるユーザーも増える可能性があります。
GMSが復活することは現時点ではないためグローバル市場での売上は伸びにくい可能性が高いです。ただ中国市場で人気が出ればHuaweiの折畳式機種が今まで以上に売れる可能性が出てきます。
そうなった時にHonorはまだしもvivoやOppoにXiaomiなどは中国でのシェアを獲りにくい。そうなるとやはり重要になってくるのはグローバル展開でXiaomiに関しては今年初めて折畳式機種をグローバル展開するとも言われており中国市場でのシェアが低いメーカーほど重要。
実際に今後どうなるか不明ですがAppleに動きが出てきていることからも逆に今が正念場です。Appleが仮に折畳式機種を出してトレンドになった場合今回の情報通り撤退してしまえばむしろ大きなマイナスになる可能性もあるのでかなり慎重な判断が必要になると思います。
ちなみに中国市場全体で見るとSamsungのシェアは1%程度ですが折畳式機種に限定すると10%は超えてきているみたいなので逆に言えば折畳式機種は市場を拡大できる余地はあると思う。
新たな段階へ進む可能性。
また今回の情報によると折畳式機種は次の段階に移行する可能性があると予測されています。Huaweiは従来の折畳式機種とは別に2回折りたたむことができるトリフォールド形状を採用した機種の量産準備に入ったとしており今年の上半期に正式発表される可能性があるとしています。
トリフォールドは側面から見るとZのように折り畳むことができHuaweiが量産を進めているのは開けば10インチ程度になるとされておりiPadやiPad Pro 11インチあたりを意識しているかも。
もちろん折畳式機種なので折りたたむことができるのでコンパクトに持ち運ぶことが可能に。
詳細なスペックや価格などは不明ですがHuaweiはトリフォールドを採用した機種の導入で中国市場におけるシェア1位の奪還を目指していると予測されておりアナリストたちもAppleを抜いてHuaweiがシェア1位を奪還するのは時間の問題と分析されているので興味深いです。
また中国市場でのシェアを拡大できればグローバル全体で見た時のシェアも拡大することになる。規制強化後の2020年第2四半期だったと思いますがHuaweiは一度念願の世界シェア1位を獲得。
今後SamsungとAppleのシェアを大幅に奪ってシェア上位に食い込む可能性があると思います。中国においてSamsungのシェアはほぼないに等しいので影響を受けるのは売上構成比が大きい。
Appleの可能性が高く長らく3位を守ってきたXiaomiも危険な状況になるのかもしれません。何よりHuaweiが準備を進めているトリフォールドスマホはタブレットのニーズをカバーするかも。
年間1億3000万台程度売れるタブレットPC市場も攻略する可能性がありAppleの市場シェアは40%前後でSamsungが19%前後となっている中でHuaweiの攻勢はタブレット市場に大きな影響。
少なくともスマホがタブレットの役割を果たすことができるのであれば不要に感じるユーザーも。何よりHuaweiの復活は飽和しているスマホ市場に大きな刺激を与える可能性があります。
一方で今回の情報通りHuaweiが天下をとっていくのであればvivoやOppoなどが市場から撤退してもおかしくないのかなと思いますがそもそもvivoにOppoにOnePlusと親会社は一緒なので競合させたくないのであれば最初から多面展開させなかったのではと思っちゃいます。
まとめ。
今回はvivoにOppoが折畳式市場から撤退する可能性が出てきたのでまとめてみました。個人的には好きなメーカーであるvivoに昨年一番良かった折畳式機種を発売したOppoが市場から撤退となるのは寂しいだけなので今後も頑張って開発を継続してほしいと思います。
ただ今のやり方をダラダラ継続しても売上は伸びないと思うので何か刺激は必要だと思います。
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