10月5日にPixel 9が発売?GalaxyとPixelのAIは真逆の立ち位置

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方でGoogle CloudにGemini Proを使って強化されたGalaxy AIを搭載したGalaxy S24 Ultraを購入したのでPixel 8 Proと比較してみました。

詳細「AIにほぼ差がない。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Pro 徹底比較」をご参照下さい。さて今回GSM Arenaによるとかこって検索が当面PixelとGalaxyの専用機能になることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

当面メーカーが制限。

Galaxy AIの新機能の一つとして日本語で言えばかこって検索機能がありSamsungもアピール。本体のAIとGoogleレンズを利用した機能でYouTubeやSNSなど掲載されている媒体関係なく検索したい物を丸で囲むことでAIが判断した上でGoogle経由で検索結果を表示できる機能です。

最初はGalaxy S24シリーズのみの対応でしたがPixel 8シリーズも1月のFearure Dropで対応。検索したい画像を表示した状態でジェスチャーナビゲーションバーを長押しして起動。

その後にスタイラスペンや指で丸で囲むだけと使い方が非常にシンプルなので注目度も高いです。

現状だとGalaxy S24シリーズとPixel 8シリーズのみですがやっていることとしてはGoogleレンズ経由で検索しているだけなので今後対応機種が増えると思いきや今回の情報からもかこって検索機能は一定期間ロックされ当面の間他社のAndroidに解放されないことが判明。

今回の情報によると2024年10月5日まで他社のAndroidに解放されないとしており現時点で囲って検索に対して活発な開発は進行中ではないこともSamsungが明らかにしています。

少なくとも他社のAndroidという表現のため今後登場するPixel 8aやGalaxy Z Fold 6にGalaxy Z Flip 6などは対応する可能性がありますがそれ以外は対応しない可能性があることに。

正直他社に解放しない理由が不明でGoogleの問題なのかSamsungの問題なのかも不明です。ただこのような閉鎖的な対応はWearOSの最新バージョンでも同様で変にSamsungとGoogleが密接していることもあり新機能を通して付加価値を高めようとしている狙いもあるかもしれません。

ただ海外サイトも指摘していますがかこって検索を使ってみたいからといってPixel 8やGalaxy S24を選ぶというユーザーは超限定的で閉鎖的にする意味があまりないと指摘しています。

少なくともGoogleレンズを使うことで似たようなことは出来るので超重要な機能でもない。また今回の情報通りであれば他社が積極的な開発をしていないことからもそこまで興味がない可能性も。

少なくとも昨年の終わりから今年始めの新製品ラッシュを見るとAIをアピールしている機種は多い。ただ中華メーカーの機種はGoogleのサービスではなくBaiduのAIサービスをベースに開発。

そのためSamsungやGoogleのかこって検索などにはそこまで興味がないのかもしれません。ただ中華メーカーが今後グローバルモデルを発表したらどのような感じになるのか気になるところ。

Pixel 9に何かしら関係?

また今回の情報で気になる部分として10月5日から他社で利用可能になるかもしれませんがと日付が10月とか大きな括りではなく詳細な日程に言及しているのでこの日は何かあるのかも。

時期的なもので見ると2つあり一つ目はAndroid15が本配信されるタイミングの可能性かも。例年通りであれば8月中旬頃には本配信ができるようになりますが昨年は何かトラブったのかPixel 8シリーズの正式発表日である10月4日に本配信を開始しており例年よりかなり遅めです。

ちなみに新型Pixelの正式発表日とAndroidの本配信日が一緒だったのは初だったみたいです。現時点での情報ではAndroid15にかこって検索が標準搭載されるのか何ともという感じです。

仮に標準搭載するのであればピュアアンドロイドに近いAQUOSやXperiaは対応するかも。一方で中華メーカーを中心に独自UIを採用しているメーカーはどのような対応するのか不明です。

ただそもそもAndroid15で標準搭載なら今回の表現はしない可能性が高いのかなと思います。

そして2つ目として10月5日にPixel 9シリーズが正式発表される可能性があることです。繰り返しになりますがPixel 8シリーズは10月4日に正式発表でGoogleは10月の第1週に新製品イベントを開催することが多いので可能性がないわけではないという思います。

ただ今年の10月5日は日本時間で見ると土曜日のため現地時間で10月4日の発表はありえます。一方で基本新製品イベントが土日に開催される可能性は低いので10月5日ではない可能性も。

今年で見ると10月1日から10月4日にPixel 9シリーズが正式発表される可能性があることに。現時点ではなぜ具体的な日付に言及しているのか定かではありませんが単純にみればPixel 9シリーズを正式発表するもしくは発売するまではSamsungとGoogleの専用機能に限定。

この流れの方が分かりやすいと思いますが仮にPixel 9シリーズの発売日がこの周辺ならPixel 9シリーズは9月下旬に正式発表される可能性が出てくることになりよく分からないです。

AIへのスタンスが真逆。

Samsungは最初は自社でGalaxy AIを開発する予定だったのかGoogleから持ちかけたのか不明。少なくとも起点となるサービスが一緒なのでPixel 8シリーズやGalaxy S24シリーズで対応している機能が類似しているのは当たり前でSamsungが後追いしているように見えます。

Samsungがあえて対応させなかったのか不明ですが音声消しゴムマジックやベストテイクに動画ブーストなど写真や動画の質を上げるAI機能に関してはGoogleが先行している印象です。

一方で同じように見えるSamsungとGoogleのAI関連機能ですが個人的には真逆に見えます。まず一つ目としてオンライン処理かオフライン処理かでGalaxy AIで追加された新機能の半分近くはオンライン処理に対してPixel 8シリーズでオンライン処理は動画ブーストのみです。

ベストテイクなど編集するにはGoogle Photoへのバックアップが必要のためある意味オンライン。ただGalaxy S24シリーズのように編集中に必ずオンライン接続をしないといけない訳ではない。

ちなみに類似機能であるGoogleの編集マジックとGalaxyのジェネレーティブエディットですが編集する内容にも影響されるとはいえデータ接続が安定しているならPixel 8より速いことが多い。

また編集マジックのように一度本体に保存されるわけではないのも管理する上では便利な時も。ただオンライン接続を必須としている時点である意味有料と判断することもできます。

Samsungが今後どのような展開をするのか不明ですがオンライン処理がメインだと真逆です。次に2つ目としてSamsungは今後Galaxy AIが有料化することを明らかにしていることです。

Googleは動画ブーストを現時点でPixel 8 Pro専用にしている理由としてサーバーの設備投資。少なくともサーバーのコストを考慮して今はPixel 8 Proに限定しているとしています。

ただ動画ブーストに関して最初の処理はGoogle Tensor G3を通して行っていることを明らかに。つまりハード的な条件で見ればPixel 8も対応する可能性がありGoogleも否定していないです。

そしてサーバーのコストの問題であるからこそ動画ブーストが今後有料化される可能性があるか。少なくともGoogleは現時点で動画ブーストの有料化は考えていないとしていますが今後対象機種が増えればサーバーのコストが増加する可能性があるのでどうなっていくのか不透明という感じです。

一方でSamsungに関しては2025年までGalaxy AIは無償で提供することを明らかにしています。またSamsungのトップの発言からも2026年に有料化されたとしても全ての機能ではないです。

あくまでも無料のまま使える機能があることになりますが単純に考えればオフライン処理の機能。オフライン処理の機能は本体のスペックに依存しているため追加のコストがかかりにくいです。

一方でオンライン処理の機能に関しては一部とはいえGoogleのサービスに依存しているため当たり前ですがコストが発生しており今後有料化されてもおかしくないかなと思います。

特にジェネレーティブエディットなどは今後有料化されてもおかしくない機能の一つに感じます。

ただ有料化するとしても月額支払いのサブスクのようにするのか機能ごとのバラ売りかつ買い切りタイプにしてSamsungアカウントに紐付けして機種変更後も対応機種なら使えるようにするのかなど見えない部分がありますが何よりオフライン重視かつ無料提供のGoogleと有料かつオンライン処理メインのSamsungは同じAIでも真逆の道となっています。

まとめ。

今回は囲って検索に関しては当面の間SamsungとGoogleに限定されることが判明したのでまとめてみましたが開発料の意味もこめて当面はメーカーを制限するのか気になるところ。

すぐに対応することが可能になれば開発に関与していない他のメーカーの方が得することに。

一方でかこって検索はよく検索する人にはハマると思いますが多くのユーザーを惹きつける機能と言われればそんなことはなくGoogleとSamsungの独占にしても意味があるのか不明です。

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