2024年5月の登場を待つべきか?Pixel 8aはあまり期待出来ない3つの理由

今年のフラッグシップモデルとなるGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 8 & 8 Pro 開封レビュー。この機種の魅力はまだまだ語りきれない」をご参照下さい。

一方で既存機種に関してAndroid14へのアップデートで電池持ちと発熱が改善されたとの報告も多く、また先日にはPixel 7aなどの電池持ちを改善させる方法を共有して頂きました。詳細は「Pixel 7aなど。電池持ちを劇的に改善させる簡単な方法が判明」をご参照ください。

さて今回は先日デザインがリークしたPixel 8aを待つべきか現行モデルをかうべきなのかリークを基にまとめたいと思います。

サイズ感にあまり期待出来ない

一部情報では今後の売上次第でGoogleはaシリーズのアップデートサイクルを変更するとの予測。AppleのiPhone SEのように2年周期に変更する計画があるとの話ですがPixel 7a次第です。

ただ先日にはPixel 8aのほぼ確定的なデザインがリークしており開発は進んでいる可能性。Googleが最終的に発表するか不明ですがこの流れだと来年の5月に発表される可能性があるかも。

その上でPixel 8シリーズやPixel 7aではなくPixel 8aを待つべきなのかどうか。一つ目としてサイズ感でリークが正しければPixel 7aとほぼサイズ感は一緒であることが判明。

デザイン 本体サイズ
Pixel 7a 152.4 x 72.9 x 9.0mm
Pixel 8a 152.1 x 72.6 x 8.9mm
Pixel 8 150.5 x 70.8 x 8.9mm

現時点で重さは分かっていませんがPixel 7aと同程度のサイズ感であれば同程度の重さかも。つまり190g前後の重さになる可能性があり決して軽い機種ではないかなと思います。

歴代のPixelで見ると廉価モデルが同世代のフラッグシップと比較すると一番小さいことが多い。

廉価モデルの中でもかなり大きかったPixel 5aですら一応Pixel 6よりは小さかったです。ただPixel 8は前モデル対比で小型化したことからもPixel 7aやPixel 8aより小さい機種に。

そのためサイズ感を優先するのであればPixel 8aを待つべきではないと考えた方がいい。ちなみに廉価版の方が大きいのはおかしいという声を聞きますが廉価版の方が大きくなりやすい。

小さな筐体にそれなりのスペックを詰め込むとなればコンポーネントを小型化する必要がある。そのためコストがかかり安く価格重視である廉価版はコストがかかりにくいように筐体は大きめのことが多くPixel 8でPixel 8aでよくある立ち位置になったという感じです。

ただ一部情報によるとPixel 9では大型化するとの話もあるので結果Pixel 8aの方が小さくなる可能性もありますがだいぶ先の話であり今回はあくまでもPixel 8aとPixel 8。

Pixel 7aでもちょっと大きいなと思う人はPixel 8aを待つ必要もなくPixel 8でもいいかも。

ちなみにPixel 8aはPixel 8と同様に四隅が丸みを帯びたデザインで並列型のカメラデザイン。ただカメラバンプ部分に関しては搭載しているセンサーが小さいため目立ちにくい可能性も。

あとはコストカットのためプラスチックにGorilla Galassでのコーティングの流れでIP67もおそらく継続していると思うのでデザインは似ていても耐久性は劣る可能性があります。

少なくともサイズ感が最優先のユーザーにとってはPixel 8aを待つべきではなく待つならPixel 9がどうなるかリークを待った方がよく今年と同じなら来年の3月頃にはわかると思う。

基礎スペックの進化に期待出来ない。

そして基礎スペック面は分からないことがほとんですがPixel 7aで進化しすぎたことをからあまりスペックの進化に期待するべきではないと思っておくのが一番分かりやすいと思います。

リークしているレンダリング画像からもベゼルは相変わらず太めなのでコストの低いものを採用。となればディスプレイ輝度の大幅な改善や120Hz表示への対応もあまり期待できません。

またPixel 8を超えるスペックになるとは思えないので最新のUFS4.0などにも期待出来ない。さらにPixel 8が最大で256GBまでしか対応していないので256GBモデルすらない可能性も。

そして気になる部分としてGoogle Tensor G3で発熱の改善には期待できるかもしれません。

少なくともPixel 8シリーズは前モデルと比較すると内部温度が上がりにくくなっており以前のような不快になる熱さにはなりにくくなっているのでPixel 8aもチューニング次第ではある程度期待できるかもしれません。

一方で発熱は改善したとしても電池持ちの改善はあまり期待出来ない状況で現時点で不明なバッテリーの容量にも影響される可能性あり。ちなみに海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 7が96に対してPixel 8は83と悪化しておりPixel 7 Proが83に対してPixel 8 Proは90と改善。

なのでどちらに転ぶかは分かりませんがPixel 8シリーズのスコアで見ると電池持ちが悪い。Pixel 7aのスコアが76とめちゃくちゃ低いのでこれ以上の悪化は正直避けてほしいところ。

ただよほどの劇的な改善をしない限り他社と比較しても電池持ちが普通のレベルにならない。多少のスコアの差があると思いますが電池持ちが良いと呼ばれる機種になるとは思えないです。

あとはPixel 7aで搭載されているGoogle Tensor G3はよりコストが安いパッケージングを採用。コストを抑制できる一方でデメリットとして発熱がしやすくなると言われておりまさにその通り。

Pixel 8aでもコストが低いパッケージング技術が採用されるのか不明ですが採用されたら危険です。その他生体認証は顔認証に画面内指紋センサーは一緒でスピーカーも僅かな改善の可能性です。

またカメラに関してはPixel 8シリーズで大刷新とならなかったことを考えると現状維持かも。ただGoogle Tensor G3を採用することで画像処理は向上するので画質は改善するかも。

一方でGoogle Tensor G3を搭載すれば音声消しゴムマジックや編集マジックに対応する可能性。ただPixel 8 Pro専用機能となっている動画ブーストや動画版ナイトモードには非対応かも。

どこまで使うかはユーザー次第ですがPixel 8aではその恩恵を最大限受けることが出来ない。繰り返しになりますがPixel 7aで進化しすぎたからこそPixel 8aでの進化はあまり期待出来ない。

進化させることは出来てもコスト増加に加え上位モデルとの差別化が難しいという感じです。なので新たな新機能を使いたいならPixel 8シリーズが有力でPixel 7aより優れた安定性を求めるのであればPixel 8aまで待つべき価値がある感じで刷新には期待しない方がいいです。

安さにはあまり期待出来ない。

そして3つ目として価格がどの程度になるのか現時点で不明で単純に考えれば値上げされる可能性。Pixel 7シリーズの価格のメリットの一つとしてはPixel 7aの価格抑制になったこと。

少なくともPixel 7aはPixel 7の廉価モデルという立ち位置であることからスペックがどんなに似通っても価格は超えることがなくPixel 8aも同様にPixel 8の価格を超えないと思う。

アメリカにおけるPixel 8の価格は$699で国内においては11万2900円とこの価格は超えない。一方でアメリカにおけるPixel 7aの価格は$499で国内においては6万2700円となっています。

逆に言えばPixel 8が値上げされPixel 7aとの価格差がしっかりできたことからもPixel 8aは値上げできる余地が出来たという感じでインフレや円安を考えれば値上げの方向性。

流石に現地価格で$100の値上げは考えにくいのでキリがいい数字としては$50の値上げです。なのでアメリカでは$549前後が一つの目安になりこれ以上た高くなると廉価モデルとは言えない。

ちなみに税込で見るとPixel 7aは1ドル=125円でPixel 8は1ドル=161円という感じです。Pixel 7の時は1ドル=140円程度だったのでフラッグシップと廉価では為替の反映させ方も違う。

アメリカでの価格は税抜表示なのでPixel 8を税抜で見ると1ドル=147円という感じで忠実。一方でPixel 7aは税抜だと1ドル=114円くらいなので当時の為替と大きく乖離しています。

なので国内での価格は高くなる可能性があるとはいえPixel 8ほど値上げ幅が大きくならないかも。

ちなみに$548と仮定した上でPixel 7aと同じ為替であれば税込で約6万8000円前後でPixel 8と同じ為替であれば約8万8000円なのでどちらであってもPixel 8の価格は超えない。

またラインナップ全体の価格で見れば7万円以下は安いと思える一方でPixel 8と価格差がありすぎ。一方で8万8000円になってくるとPixel 8との価格差も3万円程度とバランスが良く感じる。

少なくともPixel 7aとPixel 8では価格が約2倍と大きな差があるので値上げはしやすい状況。なので廉価モデルとはいえ今までのように安いという感じにはならない可能性があります。

事前情報通りであれば2年周期に変更されていると予測されていますがその方がいいように感じる。毎年アップデートすると何かしらのスペックは進化させないといけないのでコストが増える。

結果値上げされる可能性が高くなっていきますが2年周期にしてフラッグシップのコンポーネントを共通化してコストを抑えつつ少しずつ進化させていった方が値上げは回避しやすくなるかも。

ただGoogleにとって昨年であればPixel 6aで今年はPixel 7aと売上の主軸になっている。これを2年周期にすると新型発表されない年は大きく売上を落とす可能性も十分に考えられる。

市場調査会社のレポートによるとPixelは直近1年で出荷台数がようやく1000万台を突破。着実に販売台数を伸ばしていることも考えるとアップデートサイクルの変更もリスクがあり毎年アップデートすれば値上げのリスクがあると難しい判断を迫られているのかもしれません。

少なくともPixel 8よりは安いと思いますが今までのように安いとはならない可能性があります。直販版で8万円前後でキャリアモデルで10万円前後であれば個人的には御の字に感じます。

まとめ。

今回は現行モデルを購入するべきかPixel 8aまで待つべきなのか簡単にまとめてみました。少しでも安く買いたいなら待つべきだと思いますが個人的にはPixel 8の値下げを狙うべき。

あとはキャリアが今後ホリデーシーズンに向けてどのような施策をやるのか気になるところ。

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