ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。
詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか？」をご参照下さい。一方で先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。
詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleによるとGoogle Tensor G3は悪くないはずと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
悪くないはず。
GoogleはPixel 6シリーズで独自SoCとなるGoogle Tensorに切り替え。ただ色々と不備もあり特に5Gモデムは深刻な不具合を起こす原因にもなりました。そしてPixel 7シリーズではGoogle Tensor G2を搭載。
5Gモデムの刷新により通信関連の不具合は大幅に改善しましたが、発熱を回避するためにCPU関連のアーキテクチャはほぼ変更がなくSamsungの5nmを採用など、SoC全体で見た場合にほとんど進化がないという感じでした。
ただGoogle Tensor G3ではメインコアにCortex-X3を採用するなどアーキテクチャ全体が刷新。あくまでもアーキテクチャで見ればSnapdragon 8 Gen 2などと同レベルで、一気にライバルとの差をつめた感じです。
そして今回同サイトが以下のようにコメントしています。
それは絶対にそうではないので、パフォーマンスチャンピオンである必要があると言っているわけではありませんが、客観的にまともなチップである必要があります。文字通りのメルトダウンなしに、最新のアプリやゲームを処理できる必要があります。ユーザーは、熱が不快なレベルまで蓄積することなく携帯電話を使用できるはずです。そして、同じモデムが使用されているように見えますが、信号性能の向上は大歓迎です。
ざっくり言えばGoogle Tensor G3は悪くない必要があるとしています。まだ発売前ということもあり実力は未知数の部分もありますが、Google Tensor G3に期待したい部分もかなりあるという感じでしょうか。
トップパフォーマンスは必要ないと思いますが、何より発熱と電池持ちはどの程度改善しているのか気になるところです。
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