Google Pixel 7。最新アプデで新機能多数。より魅力的な存在に

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Googleが最新のアップデートでPixel 7シリーズをより魅力的に仕上げたので簡単にまとめたいと思います。

これだけでも買い換える価値あり。

12月のアップデートはPixel 4a以降のPixelに対応しており12月のセキュリティパッチは共通。一方でFeature Dropは全ての共通ではなく全てに対応しているのはPixel 7シリーズになります。

なので今回はPixel 7シリーズを中心にアップデートの内容を見ていきたいと思います。まず今回のアップデートとは関係はありませんが事前予告通りGoogle One VPNのサービス開始。

従来は2TB以上のGoogle Oneを契約しているユーザーは無料で使うことが出来ましたが今回Pixel 7シリーズはGoogle Oneの契約関係なくGoogleアカウントを持っていれば利用可能。

ざっくり言えばトラフィックとIPアドレスをマスキングしてオンライントラッキングを減らす。その結果公衆Wi-Fiやその他のセキュリティで保護されていないネットワークから保護すること。

つまりセキュリティ的に不安がある公共のWi-Fiや民間施設などにおけるフリーWi-Fiをより安全に使うことが可能になりました。普段外でこの手のWi-Fiに繋がない人には関係なし。

ただ地味に繋ぐ頻度が高い人にとってはPixel 7シリーズなら無料で使えるのはかなり魅力。またGoogleはPixel 7シリーズに対して5年間は無料でサポートすることも明らかに。

端末のセキュリティを気にする人が多いですが使い方におけるセキュリティは意識していない人が多い印象で外でWi-Fiを使う人はこれだけでもPixel 7シリーズに乗り換える価値があります。

また設定からオンにするとアラームのスヌーズ機能もあるので切り忘れも防いでくれます。Pixel 7ユーザーが無料で使う条件をサイド確認すると適正と認められたGoogleアカウント。

そしてGoogle Oneアプリが本体にインストールされていることで無料で利用が可能です。

Feature Drop

次にFeature Dropの内容になりますがまず一つ目として日本語ではクリア音声通話に対応。設定から着信音とバイブレーションの中に項目がありオプションをオンにすることで使えます。

Pixel 7シリーズ専用の機能となっており通話中のバックグラウンドのノイズを減らした上でユーザーの声をよりクリアにするという機能で通話機能をよく使うユーザーには嬉しい機能。

どの程度の効果があるのかパッと使った感じではイマイチよく分からなかったのが本音です。とはいえ他のメーカーだとちょっと放置気味もしくはマイク性能に影響されそうな部分をAIなどを基にしっかり底上げしてくれるのは嬉しい。

そして2つ目として自分は全然使わないですがレコーダーアプリにラベル機能が追加されたこと。話し手1と話し手2という感じでラベリング可能で録音をしつつも自動文字起こしをした時にどちらが話をした言葉か分かりやすくなる。

そして3つ目として楽しみにしているユーザーが多いのではないかと思う空間オーディオです。残念なことに今回のアップデートではまだ対応していませんが1月に対応することが明らかに。

Pixel Buds Proと組み合わせて使うことでいよいよ空間オーディオ機能が使えるようになります。ただ現時点で他のイヤホンでも動作するのか不明で何よりPixel Buds Proなら間違いなし。

おそらくですが1月のセキュリティパッチのタイミングで合わせて配信される可能性があります。

またPixel Buds Proに対してもアップデートが配信される可能性があるのでどちらも最新の状態にすれば使えるようになる可能性があり楽しみ方が増えるのは単純に嬉しいですよね。

またPixel Watchに対してもアップデートが配信されており天気アプリにおいて日の出/日の入りスタイルに対応しており合わせて発生していたバグも修正されたと思います。

また2023年に追加される機能ですがPixel Watchが転倒検出機能に対応することが明らかに。Apple Watchではすでに対応している機能でありユーザーに何かあって倒れた場合に検知する機能。

現にこの機能で救われたユーザーもいるので事故検出機能と合わせてより安全を意識に。また国内版の話になりますがPixel 7シリーズが今回のアップデートでWi-Fi 6Eについに対応。

海外版は標準対応していますが国内版に関しては認可の問題があったのか非対応でした。このアップデートに合わせて技適の認証番号も変更されています。

国内でWi-Fi 6Eが許可されたのは2022年9月2日と割と直近の話なのでGoogleが日本市場向けにカスタマイズした際には非対応の状態で発売までに間に合わなかった可能性が高く今回対応したのは非常に嬉しい。

Wi-Fi 6E対応機種が登場しても一方でWi-Fi 6Eに対応したルーターがなければ意味がない。GoogleはWi-Fi 6Eに対応したNest Wi-Fi Proをグローバル市場では10月中旬以降に発売。

ただ日本では執筆時点では発売しておらずPixel 7シリーズが対応したことを考えるとNest Wi-Fi Proが国内でも発売される布石になっている可能性があると思います。

個人的にはめちゃくちゃほしいWi-Fiルーターなので発売されたらクーポンを利用して買います。

昨年の12月のアップデートはPixel 6シリーズに深刻な不具合が発生して配信中止した上に約1ヶ月遅れとグタグタでしたが今年は特段遅れもなく順調で次は3月頃に配信されると思います。

またその時期になるとAndroid14のパブリックベータも開始する可能性があるので色々楽しみ。

従来PixelがSnapdragonを搭載していた時はQualcommもアップデートの開発に協力していたとされておりその結果安定したアップデートを毎月配信出来ていたとされています。

ただ昨年よりGoogle Tensorに切り替えた結果Snapdragonを搭載していないPixel 6シリーズはQualocomm協力の元アップデートを開発できなくGoogle自身も十分なワークフローを確立出来ない。

その結果Pixel 6シリーズの不具合やバグがかなり目立ちましたがグーグルは対処方法としてFeature Dropのβ版の配信を開始しており今回の12月のアップデートで見ればAndroid13 QPR1です。

今後もこのβ版を継続させてアップデートを安定させるように尽力していくと思われます。とはいえ全く不具合がないわけではなく個体差があるので一概に安定しているとは言い切れません。

ただPixel 6シリーズと比較すると不具合報告は圧倒的に減ったことに違いはありません。

Pixel Foldに動きあり。

そして今回のアップデートとは関係ないですが個人的に気になるのが折畳式機種であるPixel Foldです。そのデザインは先日リークしており一部スペックはAndroidの内部コードからリークしています。

そして今回の情報ではPixel Foldのものとされるベンチマークスコアがリークしたとの話。

まず機種名を確認するとGoogle Felixとなっておりネコ科の名称からも2022年モデルの可能性。つまりPixel 7シリーズやPixel 7aなどPixel 8シリーズなど2023年モデルが登場する前の機種。

また事前情報でこのコードネームはPixel Foldのものと予測されています。正直スコアはどうでもよく今回のベンチマークで確認できることの一つ目としてAndroid13搭載。

そして事前情報の段階では確定的な情報はありませんでしたがGoogle Tensor G2を搭載すること。ただPixel Tabletすら搭載することを考えればPixel Foldが搭載するのは当たり前かも。

そして容量構成に関する情報はありませんでしたがベンチマークからもRAM12GBであることを確認。

残念なことに今回の情報では確認できませんがPixel 7シリーズのように単価が安いわけではない。そのことを考えるとストレージオプションは限定してくる可能性があるので256GBが妥当な感じ。

あとは市場によって512GBモデルがあるかどうかで多くの地域ではRAN12GB/ROM256GBになるかも。ベンチマーク自体がフェイクの可能性もありますが今回の情報通りなら開発は進んでいることに。

少なくともベンチマークを計測できる段階まで進んでいると考えると個人的には非常に楽しみ。生産することを考えると遅くても3月頃までには最終確定だと思うので時間があるようでないです。

Googleが力を入れているAndroid12Lなど大型ディスプレイへの最適化がどこまで進むのか楽しみ。

まとめ

今回はPixel 7シリーズが12月のアップデートでしっかりと進化したのでまとめてみました。そして個人的にはNest Wi-Fi Proが発売される可能性がより高くなったのは嬉しい。

昨年と同じなら12月20日頃からホリデーセールがあるかもしれないのでそのタイミングに期待。次のFeature Dropは来年の3月頃だと思うので次はどんな新機能が追加されるのか楽しみです。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG