安さとの決別。これ以上安い廉価Pixelはあまりにも多くの妥協が必要

Google

ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。

詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか？」をご参照下さい。一方で先日にはついにGoogle Pixel 8シリーズが正式発表されましたが値上げされた一方でキャンペーンにはかなり力を入れているので実質負担金はかなり安く済みます。

詳細は「笑えるほど安く買えた。Google Pixel 8シリーズがついに正式発表」をご参照下さい。さて今回Android Policeによると現時点でGoogleは低コストのPixelを発売する予定はないと報告しているので簡単にまとめたいと思います。

低コストのPixelを開発しない。

先日にGoogleはPixel 8シリーズを正式発表しており、アメリカの現地価格でもそれぞれお$100の値上げという感じ。国内においてはPixel 7シリーズが安すぎたこともあったのか大幅な値上げになっています。

また今年の5月に正式発表されたPixel 7aも前モデル対比で値上げなどラインナップ全体で値上がりしている中より価格の安いPixelが欲しいというニーズもあると思います。

そして今回Googleモバイルビジネスの副社長であるNanda Ramachandran氏がインタビューにおいて、現在低コストのPixelの計画はないことを明らかにしたとしています。

新しいAIスマート、堅牢なカメラ、200ユーロ/200ドルで付随するセキュリティフレームワークなどの属性をバンドルするには「あまりにも多くの妥協」が必要だ。

GoogleはPixel 8シリーズで最大7年のアップデートと7年間の修理パーツの提供を明らかにしましたがこれだけでもコストが高くなる可能性があり、低価格のモデルで同様のサポートを提供するのは厳しいところ。

ただ今回同氏が触れた低コストのモデルというのはおそらくaシリーズのことではないと思います。開発が噂されているPixel 8aやPixel 7aより安いモデルを提供しないという意味だと思います。

少なくともPixel 7aなどを価格改定して併売した方がよほど効率的にも感じます。またGoogleとしても安さにフォーカスをしていないこととも言えます。

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