80%ルールが伊達じゃない。Pixelが絶対的におすすめしやすい4つの理由

Google初の折畳式機種であるGoogle Pixel Foldのアメリカ版を購入してみましたが、販売地域が限定されていることもあるのかアメリカ版でも技適があり、国内版とおそらく違うのは保証とおサイフケータイだと思います。

詳細は「Pixel Fold 最速自腹開封レビュー。想定以上に完成度が高いけど粗が目立つ」をご参照下さい。そして先日には今年の後半に正式発表が予測されているPixel 8シリーズのカラバリが判明しており従来より明るめの色になる可能性があります。

詳細は「Pixel 8は僅かな値上げで10月発売。容量構成とカラバリが判明」をご参照下さい。さて今回日本市場においてGoogle Pixelがおすすめしやすいと思う4つの理由について主観的にまとめたいと思います。

販路が拡大したこと。

まず一つ目として今までのデメリットだった販路が拡大され国内に最適化されたことです。初めてPixelが国内で展開された時大手キャリアからはdocomoとSoftBankから発売。

ただdocomoはPixel 3aを最後に取り扱いをやめPixel 5まではSoftBank専売の状態に。もともとiPhoneでシェアを拡大したキャリアでいくら専売とはいえAndroidを売るのは難しい。

Pixel 5からはauも取り扱いを開始して今年の5月に発売されたPixel 7aではdocomoも復活。結局国内で売れるかどうかの最低条件としては大手3大キャリアが扱うかどうかです。

注目度が高まったPixel 6aやPixel 7ではdocomoが取り扱っていなかったので国内バンドに最適化されておらずdocomoユーザーからすれば基本Google Storeで購入するしかないです。

自分のようなオタクであれば直販版の選択肢があるなら直販版一択という感じになりますが多くのユーザーは直販版があるかないかではなくキャリアで売っているかどうかという感じです。

なのでdocomoユーザーからすればキャリアショップで買えないなら候補からはずれる可能性が高い。

ただdocomoで取り扱いが開始したことで国内のバンドに最適化されたことで大手キャリアと契約しているユーザーであればオンラインショップでも実店舗でも購入することが可能になる。

結果より多くの人の目に触れる機会が多くなりさらに注目度が高くなっている印象を受けます。また直販版に最初から積極的なのは嬉しいところですが直販版は保証がちょっと弱い印象です。

直販版の方が安いことが多いですがキャリアのような有料保証プランがないのは地味にネックです。購入から1年は保証対象となっていますが多くのユーザーは1年以上使うと思います。

となると直販版の方が万が一故障などした場合にキャリアモデルより高くつく可能性があります。保証は必須とは思いませんが安心を買うという意味ではありで直販版はそもそも選択肢がない。

一方でキャリアモデルはキャリアの手厚い保証サービスに有料とはいえ加入できる選択肢がある。以前よりキャリアモデルとして販売されてきたメーカーの機種と比較すればPixelの動きは特別なことではなく同じ立ち位置になっただけ。

ただ今までディスアドバンテージの部分があっても注目度が高かったので購入しやすくなった今後はさらに注目度が高くなる可能性もある。そして国内で売れる機種となればメーカーやキャリアもさらにプロモーションを強化するかも。

そうなってくると多くのユーザーが購入しやすい環境がどんどん盤石になるかもしれません。

格差ないアップデートの配信。

次に2つ目としてアップデートですPixel 6シリーズからはメジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが5年とAndroidの中では長めであることが一つの魅力です。

また国内市場において機種変更サイクルが平均4.3年とされていることから多くのニーズを満たす。もちろんアップデートサポート期間が長いのが魅力ですが個人的には配信方法がかなり重要。

基本キャリアモデルはメーカーが最新のアップデートを公開した後に微調整を行います。そのためグローバルモデルと比較して配信時期が遅かったりすることに加え微調整をミスると結果不具合やバグに繋がる可能性があります。

またグローバルモデル向けに配信されたとしてもキャリアが不要と考えればアップデート自体が配信されないことがあり正直キャリア次第です。

例えばSamsungはアップデートにかなり力を入れており地域にもよりますが基本月に1回はある。ただ国内版は毎月必ずアップデートの配信があるわけではなくメジャーアップデートの配信時期も遅いとGalaxyの近年の魅力がキャリアによって潰されている現状があります。

一方でPixelの場合は直販版にキャリアモデルとGoogleが基本直接アップデートを配信しています。そのためグローバルモデルとタイムラグもなければアップデートの配信回数に違いもないです。

アップデートサポート期間が長いことも重要ですがアップデートの頻度が少ないとなんともです。

大手キャリアが扱っているAndroidの中でメーカーが直接配信しているのはPixelくらいで毎月のアップデートに3ヶ月周期のFeature Dropに迅速なメジャーアップデートの配信と他社の機種にはない魅力の一つでこれは当面の間Pixelの大きな魅力の一つになると思います。

多くのユーザーのニーズを満たすパフォーマンス。

そして3つ目としてGoogle Tensorに切り替わってからほとんどのユーザーが求めるパフォーマンスを満たしていることでPixelのレベルがあればほとんど不快に感じないと思う。

Androidメーカーはパフォーマンスの高さをアピールするため高負荷なゲームである原神のベンチマークで競いあっていますが日常使う上ではそこまでのベンチマークは必要ないです。

いつも自分が使っているベンチマークソフトでPixel 7などは80万点前後に対してGalaxy S23 UltraなどSnapdragon 8 Gen 2搭載機種は150万点前後と大きな差があります。

また今年の後半に登場するSnapdragon 8 Gen 3は200万点いくと言われています。

スコアだけで見ればGoogle Tensorのスコアはしょぼいですが日常使いであれば80万点でも150万点でも差を実感できるレベルではなく個人的には70万点以上からあまり差を感じません。

むしろSoCによるパフォーマンスというよりもリフレッシュレートなどその他のスペックによって差を実感する感じで例えばベンチマークで絶対的な強さを誇るiPhoneですが他社よりベンチマークが高くてもリフレッシュレートが60Hzだったため動作性がモッサリという感じでした。

ベンチマークが半分でも120Hz表示に対応している機種の方がストレスなく使えるという感じです。現状ベンチマークはインフレしておりどんなに高くなってもゲーム以外でほとんど差を時間しない。

そしてスマホでガチのゲームをやりたい人はかなり限定的であることを考えるとGoogle Tensorのパフォーマンスでも8割近くのユーザーのニーズを満たすことが出来ます。

むしろ多くのユーザーにとってGoogle Tensorまでのパフォーマンスまで必要ないという感じ。

だからこそGoogleはパフォーマンスではなくリアルタイム翻訳機能や文字起こし機能などAIの強化を優先しておりユーザーの使い勝手の改善をかなり意識したチューニングを採用。

もちろんGoogle Tensorを搭載していることで発熱がしやすいとか電池持ちが悪いとのデメリットもありますが動作性で不満に感じるユーザーはあまりいないかなと思う印象です。

競争力のある価格。

そして最後に4つ目として価格で単純に他社と比較しても価格が安いというのは魅力です。世界情勢に為替の影響からも世代を重ねるごとにスマホも高価格化されており気軽に買えないです。

ちょっと前までミドルレンジは5万円前後でフラグシップが10万円に最上位が15万円前後。これでも高いと言われていたのに今やミドルレンジが8万円前後でフラッグシップが13万円前後。

そして最上位は20万円前後になっており今後の為替次第ではミドルレンジでも10万円の時代かも今年の後半に登場するPixe 8の価格は不明ですが従来と同じ流れであれば1万円近く値上げ。

直販版で見ればPixel 8が9万5000円前後でPixel 8 Proが13万5000円前後の可能性。決して安いと言える価格ではありませんが他社のフラッグシップが13万円前後であることをから10万円を超えてないPixel 8は安く見えPixel 8 Proも15万円すらいかない可能性があります。

ミドルレンジが以前のように安かったらPixelの注目度はここまで上がってなかったかも。

ただミドルレンジでも7万円超えとなってくるとちょっと出してPixelの方がいいと考える人も今後価格がどうなっていくか不明ですが単純に考えればPixelだけ高くなって他社は据え置きという感じにはならないと思っておりPixelが安いことは当面アドバンテージにも。

またキャリアは法律によって割引が規制されておりどんどん厳しくなっている中でGoogleは直販版を上手く活かしてとかなりの安売りをしているのも美味いなと思います。

直販版がしっかり売れているのは国内で見ればAppleとGoogleのみという感じでキャリアにあまり依存していないメーカーだからこそできる施策の一つという印象も受けます。

なのでオタクたちからすればPixelを安く購入できる機会が他社よりは多いという印象です。

まとめ。

今回はPixelがおすすめしやすいと思う4つの理由について主観的にまとめてみました。Pixel 7aでかなり勢いがついた印象なのでPixel 8シリーズでさらに伸ばすことができるのか。

一時期日本が世界で最も売れている市場になったので今後のGoogleの展開も楽しみです。一応計画はあるみたいですが日本でもGoogle Storeの実店舗をオープンしてほしいですよね。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG