Pixel 6aの時に感じたデメリット部分がしっかり改善された上で、円安の影響の中僅か1万円程度の値上げに踏みとどまったGoogle Pixel 7aを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。
また早くも話題の中心は今年の後半に発表が予測されているPixel 8シリーズであり、先日の情報からもPixel 8シリーズは4色展開でそれぞれ限定色が用意されている可能性があります。詳細は「今年のGoogleは奇想天外。Pixel 8のカラバリ判明に加え廉価版SoCも」をご参照下さい。
さて今回Google Storeにおいてサマーセールが開催されているので簡単にまとめたいと思います。
サマーセールが開催。
ここ近年Googleは7月のサマーセールを開催していることからも今年も順当な流れに感じます。一方でセール期間が7月17日までとなっていることからも例年よりちょっと期間が短く感じます。
今回のセール対象商品は大きく5つでまずPixel Watchが6000円の値引きで3万3800円。合わせてセルラーモデルも同様の割引となっているため4万1800円で購入することが可能です。
今回妻がPixel Foldを予約したので合わせてPixel Watchを購入するつもりだったので今回のセールで狙い通り割引になったのは嬉しい。
あとは併用できるのかまだ確認していませんがスペシャルオファーのクーポンがあるので15%オフをさらに追加できる可能性がもあります。出来なくても15%オフより6000円の値引きの方が安く購入できるのでセールとしてありがたい。
個人的にはPixel Buds Proもセール対象になるかなと思っていたのですが今回は対象外。Pixel Foldの購入を考えている人は今回のセールでアクセサリーを充実させるのはありかも。
そしてPixel Buds A seriesが1500円の値引きで1万2200円で購入可能ですが正直微妙。
次にスマホで見るとPixel 6aが2万1560円の値引きで3万2340円で購入することが可能に。すでに型落ちとはいえ3万円ちょいで購入できるのは魅力的で下取りを上手く利用すると追加で1万2540円の値引きになるため全ての条件を満たすと実質1万9800円で購入可能です。
実質価格だけで見ると2万円程度でGoogle Tensor搭載機種を購入できるのはかなり魅力的。
そしてPixel 7は1万5000円の値引きに購入特典として5000円分のストアクレジットが貰える。そのためセール期間内に購入するだけでも実質2万円の値引きのため6万2500円で購入可能。
さらに下取りを上手く利用することで最大2万円の値引きになるので実質4万2500円で購入可能。
最後にPixel 7 Proは2万5000円の値引きに加え1万円のストアクレジットが貰えるので実質8万9300円で購入することが可能で下取り金額は最大で2万5000円なので実質6万4300円。
Pixel 7シリーズに関しては下取りを上手く利用することで半額程度で購入できるイメージです。ただ個人的に下取り金額自体は厳しめという感じで今出すのは惜しい機種もある印象です。
とりあえず下取り金額なしで考えて欲しいかどうかで判断するのがベストで対象機種が手元にありつつ不要に感じるのであれば今回のセールで出しちゃうのはありかなという印象。
例年通りであれば次の大型セールは9月の創立記念セールになると思われます。今年の大型セールの残り回数も減ってきたので気になるユーザーはチェックしてもいいかも。
Pixel 7aの魅力。
そして下取り価格なしでPixel 7が6万2500円に対してPixel 7aが6万2700円と価格が逆転。こうなってくると悩ましくなるのがPixel 7aとPixel 7のどちらを選ぶかだと思います。
スペックも似ており価格も近いことからもややこしいですが再確認しておくとPixel 7aはPixel 7の廉価モデルの立ち位置で基本はPixel 7の方が全体的にバランスがいいと思う。
詳細な違いなどは以前比較レビューを公開しているのでそちらをご確認頂けると幸いです。ただ一方でPixel 7aを選んでおいた方がいいなと思うユーザーは一部のdocomoユーザーです。
Pixel 3a以降docomoはPixelを取り扱っていなかったこともありバンドが最適化されていない。ただPixel 7aはdocomoでも取り扱いがあることからもバンドが最適化されています。
これはキャリアモデルの話であって直販版は関係ないと思うかもしれませんがそうではありません。
やはりdocomoのSIMカードで安心してPixelを使いたいならPixel 7aを選んだ方がいいです。ただPixel 7がdocomoのフルバンドに対応していないからといって全てのユーザーに影響が出るわけではなくn79とB21に非対応なことはユーザーの住環境によって変わります。
例えばB21は地方都市で4Gの通信速度を改善させるための補助的バンドでありB21に非対応だから通信が出来なくなるというわけではなく通信速度がプラスにならないというイメージです。
一方で東京や大阪などB3が整備されている都市ではB21がなくても困らないという感じです。次に5Gのn79は現状docomoが最も力を入れて整備をしている周波数で全体の半分のエリアです。
つまりざっくり言ってしまえばn79非対応機種はdocomoの5Gエリアの半分は使えないことに。ただn79に力を入れていることに違いはないですがdocomoの5G用のバンドはn79以外もある。
自分の環境だと東京に住んでいることもありB21の問題はなく5Gも家の中で普通に認識します。
そのためPixel 7aでもPixel 7でも通信速度など含めて特段変わりはなくほぼ一緒です。ただこれが地方になってくると分かりにくくなってくるのでユーザーごとにチェックが必要。
よくある認識違いとしてフルバンドに対応していないからdocomoで使えないことはないです。単純にdocomoのバンドの恩恵をフルに受けることが出来ないだけという感じです。
あとは旅行などに頻繁にいくなら別の話ですが最大限対応させる必要はないと思っています。例えば年に1回しか旅行しに行かないのに地方で快適に使えるようにするためにn79やB21などを意識する必要はないかなと思います。
Pixel 7aやPixel 7は非対応なので関係ないですがミリ波も同様だと思っており日常で恩恵をほぼ受けないなら拘る必要はないと思います。あくまでも日常使う上で快適なのはどちらかなのかで判断するのが個人的にはおすすめです。
中途半端で違いが分かりにくい。
価格がほぼ一緒になってしまうとPixel 7aの強みは国内のフルバンドに対応していることです。逆にauやSoftBankのユーザーは気にする必要はないのでPixel 7を選ぶのが分かりやすい。
正直スペックがかなり似たり寄ったりで明確な差ががないからこそ分かりにくいと思います。あと気にするべきは安定性の部分で発熱は自分の使い方ではPixel 7aの方がしやすいです。
ちょっと負荷をかけると熱くなる感じでPixel 7はPixel 7aほどではないという印象。発熱のしやすさの原因として言われているのがスペックでは同じGoogle Tensor G2です。
アーキテクチャは一緒ですがパッケージング技術が異なるとされておりPixel 7aが搭載しているGoogle Tensor G2の方が発熱しやすい可能性があると言われています。
Googleはコストを下げるためにざっくり言えばコストの安いパッケージング技術を採用したかも。その結果が発熱のしやすさで発熱がしやすいということは消費電力も多いので電池持ちも悪い。
海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にするとPixel 7aが76に対してPixel 7は96。決してPixel 7のスコアも良いとは言えませんがPixel 7aはちょっとひどいかなという印象。
割とこの2機種は電池持ちでは対照的で待機状態だとPixel 7aの方が圧倒的に優秀。ただ実際に使っているPixel 7aは簡単に電池残量が減っていくので評価が大きく分かれる。
ライトユーザーほど使用頻度が少なく待機状態の時が多いと思うので電池持ちが良く感じるかも。一方でオタクよりでそれなりに使う人にとってはPixel 7の方がまだマシという感じかも。
コスパがいいと話題で本来はハイエンドが欲しい人でも予算の問題からPixelを選ぶ人もいます。そのような人はPixel 7aではなくPixel 7を選んだ方が満足度が高い可能性があります。
一方で普段はミドルレンジを購入しているライトユーザーはPixel 7aの方が良いと思います。なので使い方によって評価が真逆になるので自分がどちらに含まれるのか判断した方がいいです。
ちなみに発熱に関してPixel 7aの方が発熱しやすいですがカメラの長時間撮影はまだマシ。もちろん撮影環境にもよりますがPixel 7のように短時間で強制終了とはなりにくいです。
なので発熱対策が強化されているのかされていないのかよく分からない部分もある感じです。
まとめ
Pixelを選ぶ際の魅力の一つとしてGoogle Storeにおける下取りでここも意識した方がいい。今回のセールでPixel 6aがめちゃくちゃ安いですが逆に市場価値も一気に落ちている可能性。
一方でPixel 7aやPixel 7はそこまでひどい感じではないので今後Pixel 8やPixel 9の購入を想定していて少しでも買い替えたいと思うならPixel 7は狙い目にも感じます。
購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |