Pixel 8で電池持ちが安定。国内シェア拡大で非常に重要な存在

Pixel 6aの時に感じたデメリット部分がしっかり改善された上で、円安の影響の中僅か1万円程度の値上げに踏みとどまったGoogle Pixel 7aを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

また早くも話題の中心は今年の後半に発表が予測されているPixel 8シリーズであり、先日の情報からもPixel 8シリーズは4色展開でそれぞれ限定色が用意されている可能性があります。詳細は「今年のGoogleは奇想天外。Pixel 8のカラバリ判明に加え廉価版SoCも」をご参照下さい。

さて今回Android AuthorityがGoogle Pixel 8シリーズのバッテリー容量と充電速度に言及しているので簡単にまとめたいと思います。

Pixel 8のバッテリー

10月に正式発表される可能性が高いPixel 8シリーズですがAndroid Authorityを通してのリークが頻発しており先日にはカメラセンサーの詳細やディスプレイの詳細が判明しています。

そして今回同サイトがバッテリー容量と充電速度に言及。どの機種でもそうですがバッテリーや充電速度に関する情報がリークするのは正式発表直前のことが多いので今回はかなり早めです。

ちなみにPixel 7aやPixel 7シリーズもバッテリー容量含め直前まで詳細は不明でした。

バッテリー容量 Pixel 7 Pixel 8
実質 4270mAh 4485mAh
標準 4355mAh ?

まず標準モデルであるPixel 8のバッテリー容量を確認すると4485mAhになる予測しています。公式サイトでPixel 7のバッテリー容量は標準で4355mAhであると表示されていますがこの標準とは電池テストと予想される動作に基づいて概算された一般的な容量としています。

つまり実際のバッテリー容量はもっと小さい可能性があり今回の情報では4270mAhとしています。Pixel 7は今回の情報通りであれば4270mAhに対してスペックでは4355mAhと表記されている。

一方でPixel 8は4485mAhになるとしていることからもスペック表記では4500mAhに近いのかも。Pixel 7の4270mAhという数字をちょっと調べた感じでは出てこなかったので判然としないです。

ただ一つ言えるのは今回の情報通りであればPixel 7よりバッテリー容量が増加することに。

ちなみにPixel 6は4614mAhのバッテリーを搭載していたことからもPixel 7で小型化。そして小さくなったバッテリーがPixel 8では再び大型化するという流れになると思います。

一方で充電速度に関しては有線の場合4Wと僅かですが強化されて24Wになるとされています。

充電速度 Pixel 7 Pixel 8
有線 20W 24W
ワイヤレス充電 12W 12W

充電速度よりバッテリーケアにフォーカスしていることを考えると強化されただけでもマシです。

ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 7は充電開始30分で48%まで充電することが可能でフル充電に要した時間は1時間40分であることを考えるとバッテリー容量が増えた分充電時間にあまり影響が出ないように充電速度を改善したと考えた方が納得できそうな感じです。

またワイヤレス充電に関しては現行モデルから変化はなく12Wが継続されているとしています。これは認証情報からも確認されていることであり12Wは確定で間違いないと思われます。

僅かとはいえ充電速度が改善されるのは嬉しいところですが事前情報通りであれば筐体サイズが小型化しながらもバッテリー容量が増加するのはすごいことで発熱とのバランスが気になる。

Pixel 8 Proのバッテリー

次にPixel 8 Proについて確認していくとバッテリー容量は4950mAhに強化との予測。

バッテリー容量 Pixel 7 Pro Pixel 8 Pro
実質 4926mAh 4950mAh
標準 5000mAh ?

ちなみにPixel 7 Proは標準で5000mAhと表記されていますが今回の情報では4926mAhです。そしてPixel 8 Proに関しては4950mAhと予測されているのでスペックでは5000mAh超えかも。

ただPixel 7からPixel 8と比較するとバッテリー容量の増加はほとんど変わらない可能性。充電速度に関してはPixel 8と同じく4W増加されて有線の場合は最大27Wに強化との予測。

ちなみに海外サイトを参考にするとPixel 7 Proは充電開始30分で46%でフル充電に要した時間は1時間49分とバッテリー容量が多い分Pixel 7よりも遅いという感じ。

ただPixel 8と異なりバッテリー容量が微増に留まっているので充電速度の改善度合いは上かも。

充電速度 Pixel 7 Pro Pixel 8 Pro
有線 23W 27W
ワイヤレス充電 12W 12W

ワイヤレス充電はPixel 8と異なり執筆時点で認証情報はありませんが変わらず12Wです。なのでバッテリー容量が増える分ワイヤレス充電はちょっと遅くなるという感じかもです。

Googleが最新技術をいち早く搭載しないのは明白ですが早ければ今年の後半から。次世代規格となるQi 2に対応した機種が登場すると予測されている中Pixel 8シリーズは非対応。

充電速度自体は最大で15Wと充電速度自体がめちゃくちゃ改善されるわけではありません。

ただAppleのMagSafeのようにマグネットタイプのワイヤレス充電方式に対応する規格です。

現状でAndroidでもMagSafeが使えるようにするためのマグネットシールやマグネットが内蔵されているケースが販売されているので使えますが正規に対応していないため認識違いだったら申し訳ないですがMagSafe非対応機種は充電速度が制限され最大で7.5Wです。

逆にiPhone 14など正式に対応している機種は15W程度での充電が可能です。Qi 2ではMagSafeと同程度の充電速度に対応しており現状よりは充電速度が2倍と魅力です。

やはり充電中に使えるというのは便利に感じますがPixelで対応するのは早くても来年以降かも。

あとやはり気になるのは電池持ちでバッテリー容量が増加することからも電池持ちの改善に期待。

Google Tensor G3を搭載することでスペック的に見れば電力効率は大幅に改善した上でパフォーマンスの改善にも期待できますがExynosベースであることからもどこまで改善できるか。

サプライヤーが全てではありませんがSnapdragon 8+ Gen 1にSnapdragon 8 Gen 2と明らかに発熱も抑制された上で電池持ちも改善傾向ですがExynos2200以降ないため不明。

少なくともExynosに関しては発熱に電池持ちにしろ悪いイメージのままとまっている感じです。Google Tensor G3はExynos2300がベースと言われており現時点では正直未知数です。

ただ発熱が抑制されれば電池持ちの改善には期待できるのでPixel 8シリーズに期待したい。無印は世代を重ねるごとに電池持ちが良くなっておりPixel 8ではさらに小型化。

その上で電池持ちも改善することができればかなり注目を集める存在になるかもしれません。Pixel 8 Proは無理でもPixel 8は海外サイトで100超えのスコアは獲得してほしいところ。

国内シェア拡大が一気に拡大。

今年の後半に開催されるイベントではおそらくPixel 8にPixel 8 ProにPixel Watch 2が正式発表される可能性がありPixel 6シリーズ以来の勢いをどれだけ継続できるのか。

ちなみに海外の市場調査会社であるCounterpointが日本市場におけるPixelのシェアを発表。

2021年1月から2022年の7月頃まではシェア3%前後という感じで成長は感じられなかった。逆に言えばPixel 6やPixel 6 Proの存在は国内でシェア拡大にあまり貢献出来なかった。

ただPixel 6aが発売された2022年7月頃からシェアを拡大していき2022年10月にはPixel 7シリーズが発売され僅か3ヶ月程度で2.5倍となるシェア7%まで一気に拡大しています。

その後年末商戦で10%前後まで上がっていますが2023年の2月から4月頃までは7%程度まで減少。ただ2023年5月においてPixel 7aが発売されて近年では最高クラスとなるシェア13%を獲得。

ちなみにメーカー別でみると2023年5月にPixelは国内シェア2位を獲得と大躍進しています。

おそらく7月から9月頃はまたシェアが下がると思いますが10月にPixel 8シリーズが発表されればシェアをさらに拡大する可能性があり国内市場で見れば一気にシェアを獲得。

よく言えば国内シェア2位とるなるとiPhoneに次いでAndroidでは最も売れていることに。この流れがいつまで継続するかは不明ですがやはり価格が重要になってきます。

Pixel 6シリーズの時くらいから注目度が高くなってきたことからもあと数年は価格優先。それ以降はブランドロイヤリティにかなり注力してリピーターを増やせば安定するかもしれません。

おそらく円安の影響などからもPixel 8シリーズは現行モデルより1万円近くの値上げは覚悟。ただ他社のフラッグシップと比較すれば安いことに違いはないので注目は集めやすいと思います。

国内市場でシェアを拡大できるかはPixel 7aがどれだけ安定的にに売れるかどうか。そしてPixel 8シリーズでさらに興味を持たせて購入させることができるかだと思います。

ちなみにアメリカと比較するとPixel Foldは全然売れていない印象でキャリアモデルは不明。ただ直販版は予約開始直後と執筆時点で出荷予定日のステータスに変動がない。

つまり初期在庫が完売していないことになります。一方でアメリカでは一部モデルは約3ヶ月待ちとかなりの反響で日本とアメリカでは売れ行きにかなり違いがある印象です。

一つの要因としては本体価格でアメリカで$1799と安くはないですがインフレに伴い人々の年収も上がっているため相対的にスマホの価格が下がっているように感じるかも。

一方で日本は年収があまり上がらず物価が円安の影響などから高くなっているのでハイエンドモデルは以前よりさらに購入のハードルが高くなっている印象を受けてしまいます。

個人的には売れなさすぎて2世代目は日本で発売しないということは避けてほしいところ。

まとめ

今回はPixel Foldのバッテリーに関する情報が出てきたので簡単にまとめてみました。Pixel 7 Proはディスプレイの問題からも特に燃費が悪いとされていたのでPixel 8 Proではディスプレイ含めて刷新され電池持ちの改善に注力してほしいところです。

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