先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Google Pixel Foldがあまりも欲し過ぎる4つの理由を主観的にまとめたいと思います。
横長のデザイン。
まず一つ目の理由としてデザインでディスプレイのアスペクト比がかなり特徴的であること。
現状の折畳式機種でみるとざっくり3タイプに分けることができ一つ目はvivo X Fold 2などメインディスプレイが8インチ前後でサブディスプレイが6.5インチでアスペクト比が21:9を採用。
メインディスプレイのアスペクト比も何方かと言えば長方形より正方形に近く閉じた状態も6.5インチの普通のスマホとして使える感じ。2つ目としてGalaxy Z Fold 4でメインディスプレイは7.6インチでサブディスプレイは6.2インチと全体的に縦長です。
3つ目としてOppo Find N2でメインディスプレイは7.1インチでサブディスプレイは5.8インチと横長の形状を採用。
個人的に最も当たり障りがないのが中華メーカーの多くが採用している一つ目のタイプで開いた状態でも閉じた状態でも使いやすいのがメリット。
一方でPixel Foldは3つ目のタイプでメインディスプレイは7.6インチでサブディスプレイは5.8インチと筐体サイズの違いからもPixel Foldの方がより横長という印象を受けると思う。
国内で見れば縦長か横長の2択でGalaxy Z Fold 4のサブディスプレイは縦長のためコンテンツがかなり小さく表示されるというデメリットがある一方で閉じた状態で持ちやすい。
一方でPixel Foldは横長のためコンテンツは大きく表示されますが片手操作がしにくい。好みが出やすい部分だと思いますが個人的には縦長より横長の方が使いやすい印象です。
また全画面表示であまり使うことがない自分にとって縦長のディスプレイよりも横長のディスプレイの方がコンテンツが大きく表示されることが多いので見やすさに直結。
通常のスマホならそこまで気にならないですが折畳式機種はよりコンテンツを大きく表示することでみやすくなることが特徴なので最低限の操作で少しでもみやすい方がいい。
またリークに過ぎませんがOppo Find N3のメインディスプレイは8インチ前後でサブディスプレイは6.5インチになると予測されていることからもデザインが大きく変わるかも。
仮に今の横長の形状を維持しつつそこまでディスプレイを大型化したら本体はかなり大型化。それこそ折りたたんだ時の横幅は80mmを超えてもおかしくないのでアスペクト比が変更かも。
つまり横長の形状を採用した折畳式機種は当面Pixel Foldのみになる可能性があること。
アプリが最適化されていないため何ともの部分がありますがOppo Find N2を使っていて縦長より横長の方が使いやすいと思っているのでPixel Foldのデザインにかなり惹かれます。
求めるスペックに対応。
次に2つ目として折畳式機種ユーザーが求める機能に幅広く対応していることです。
Galaxy S23 UltraやPixel 7 Proなど最上位クラスかつ通常の形状を採用したスマホと比較すると高いのスペックが弱いと批判されがちですが折畳式機種で見ればしっかり満たしてる。
例えばHonor Magic Vsで見るとメインディスプレイは90Hzに対してサブディスプレイは120Hzに対応とリフレッシュレートが異なります。折畳式機種を使ったことがない人はピンとこないと思いますがメインかサブのどちらかを固定で使うことは基本少ないです。
ディスプレイを切り替えながら使うことが多く個人的にはサブディスプレイからメインディスプレイに切り替えて使うことが多い感じでメインディスプレイに切り替えた時に90Hz表示になるとやはりもたつきを感じます。
少し前の機種であればサブディスプレイだけ120Hz表示に対応ということが多かったので違和感を持つことが多かったですがPixel Foldは共通して120Hz表示に対応。
またピーク輝度とはいえサブディスプレイは最大1550nitsでメインディスプレイは1450nitsと折畳式機種の中では明るい方です。
またヒンジの角度を段階調節できる機種は多くてもフレックスモードとしてアプリもしっかりと最適化されている機種は限定的で中華メーカーはGMSを標準搭載していないので仕方ないですが使えるシーンが限定。
さらにAndroid12Lで実装されたタスクバーですが自分が今まで使ってきた機種の中ではGalaxy Z Fold 3/Galaxy Z Fold 4にVivo X Fold 2とほとんどの機種が対応していない中でPixel Foldではしっかり対応。
さらにタスクバーも固定表示ではなくタップしてスポットで表示できると強化されています。その他現状だとHuawei Mate X3かGalaxy Zシリーズしか対応していないIPX8に対応。
あと地味に嬉しいのがワイヤレス充電に対応など折畳式機種を使ったことがある人からすればこの機能があったら嬉しいなと思う機能はしっかりカバーしているので使い勝手はいいかも。
もちろん折りたたんだ時に普通のスマホとある程度同じですがそもそも求められていることが違うので価格の観点から最上位モデルと比較してスペックが足りないと否定するのが違うと思う。
何より自分が折畳式機種に求めるスペックはしっかりカバーしているのでかなり欲しくなる。
手持ちのスリム化。
そして3つ目としては手持ちをよりスリム化させられる可能性があることに。自分も一時期そうでしたがガジェット好きは手持ちの機種を見せびらかしたくなること。
なので分かりやすく言えばスマホをより多く所持している方がある意味ステータスに。ただ自分が年をとっただけなのか手持ちを1台にまとめられるならまとめた方が楽です。
子育てするまでは自分の荷物があっても当たり前ですが邪魔に感じませんでしたが子供の荷物を持ち運ぶようになったら自分の荷物が邪魔に感じるようになって極力減らしたい。
絶対このスマホ以外で写真や動画を撮らないとか明確な拘りがない限りスマホが2台あっても正直邪魔だと感じるようになり仕事を辞めてフリーランスになってからは基本在宅なので予備バッテリーとしてのサブスマホの必要性もなくなったのでガジェットが好きでも一台あれば十分と思っています。
また基本家でくつろぐ時はスマホで何かすることはほとんどなくタブレットかパソコンで使っていることが多い。そのためディスプレイサイズは少しでも大きい方が楽で逆に出先でスマホのサイズで調べるのがちょっと面倒に感じることも。
なのでスマホでもっと大きい画面でとなるとPixel Foldは自分のニーズを満たしてくれる。出先にタブレットを持っていけばいいという話になりますがそうなると自分の荷物が増える。
また国内市場ではiPad一強という感じでAndroidかつハイエンドタブレットとなると選択肢がほぼなく現状ではGalaxy Tab S8+とGalaxy Tab S8 Ultraくらいです。
よく言われることですが折畳式機種を買うならスマホとタブレットを買った方がマシと。Pixel Foldのスペックは何方かと言えばフラッグシップの無印寄りという感じです。
他社しかないためなんともですがGalaxy Tab S8+とGalaxy S23のキャリア版の価格を合計すると約25万円とハイエンドのタブレットと無印を買うと価格はそこまで相違はない。
ディスプレイサイズに大きな違いがあるためGalaxy Tab S8の方が比較対象に相応しいですが残念なことに日本で発売されておらずそもそもセルラーモデルがないのはデメリットです。
屋内屋外と問わずスマホ兼ミニタブレットとして使えるのは魅力で自分のニーズに合っている。
またAndroid14でPixelもようやくアプリ複製機能に対応する可能性があることに加えeSIMの環境が少しずつ構築されてきたことからも一台持ちにまとめるには理想の環境。
最大でスマホ2台にタブレットとバックに入れて持ち運んでいたのがポケットにスマホ1台に。
自分好みのカメラを搭載。
最後に4つ目の理由としてPixelのカメラが搭載されている折畳式機種が欲しかったから。
スマホのカメラとして自分が好きなのはXperiaとPixelですが現状噂はあれどSonyからXperiaの折畳式機種が出るとは思えず出たとしてもソフトにハードと懸念点が多い。
一方でPixel Foldはもっとスペックが悲惨かなと思っていてソフト面でどうカバーするのかと気になっていましたが実際に発表されてスペックもしっかりまとまっている感じ。
現状だと自分の好きなカメラを搭載している折畳式機種はPixel Foldのみという感じです。
折畳式機種で見ればvivo X Fold 2のカメラも結構好きですが海外版どころか中国版しかない。なので設定すればある程度安定するとはいえ通知が不安でLINEも来ないことが多いです。
そもそもWi-Fiでしか運用出来ないことを考えるとメイン機種は無理で一台持ちも無理。ただPixel Foldという選択肢が出来た以上で折畳式機種で一台持ちをするなら確定です。
もちろんPixel 7 Proなどと比較するとスペック的に物足りないことに違いはありません。ただPixelのカメラソフトがあれば動体撮影もポートレート撮影も自分が求めるレベルの可能性。
結局今までは折畳式機種+何かスマホ一台の運用が多かったですがPixel Foldで解決かも。
まとめ
まだ実機を触っていないため分からない部分もかなりありますがめちゃくちゃ楽しみです。2019年の終わりからずっと発表されるのを待っていた機種なので楽しみで仕方ないです。
すでに気になるアクセサリーも地味にあるので本体が届いたらじっくり楽しみたいです。
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