先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Google Pixel Foldの予約が開始したので改めておすすめな人や買うべきな人について簡単にまとめたいと思います。
キャリア版の価格が出揃う。
正式発表と同時に価格が発表されたのはGoogle Storeにおける直販版のみとなっており25万円3000円です。一方で今回キャリアが予約開始に合わせて価格を公開しており以下のようになります。
価格 | 一括価格(プログラム利用時) | 発売日 |
Google Store | 25万円3000円 | 7月下旬発売予定 |
docomo | 25万2890円(14万9930円) | 7月中旬以降発売予定 |
au | 28万6000円(15万4620円) | 7月下旬以降発売予定 |
SoftBank | 28万7280円(14万3640円) | 7月31日発売 |
意外だったのがdocomo版が直販版含めて一括価格が一番安いことでdocomoとしてもしっかり売りたいんだと思います。もしくはPixel 3シリーズの悪夢を避けるためにインパクトがある価格設定をしたのかも。
プログラム利用時においてauは期間限定の割引が追加されているとはいえ大手3キャリアでSoftBank版が最も安く14万3640円。少なくとも価格だけで見るとdocomoとSoftBank版はかなり魅力的で2年後に返却すれば15万円前後で購入できるので地味に安い。
ちなみにSoftBank版はPixelなのに珍しく控えめでオブシディアンのみの取り扱いです。個人的にはキャリアよりも直販版の方がインパクトがありストアクレジットが5万2000円分。
またキャリアの下取りサービスって個人的にはしょぼいイメージが強く自分はdocomoなので下取りを利用する場合は郵送なので後日ポイント還元とあまり旨味を感じない印象です。
一方でストアクレジットだとGoogle Storeで販売されている製品にしか使えないですが今後発表される可能性があるPixel Watch 2やPixel 8シリーズでも使える可能性が高い。
今回Pixel Foldを予約する際にPixel 6 Proを下取り設定にしており最大で4万500円。一方で妻用にはGalaxy Z Fold 4を下取りに出したいと思っていましたが残念なことに下取り対象機種に含まれていない。
iPhone 14シリーズが含まれていることからもGalaxy Z Fold 4も含めて欲しかったですが国内では折畳式機種ユーザーからの買い替えを促進するよりiPhoneユーザーからの買い替えを促進している感じになりそう。
ちなみに今回の購入に合わせてストアクレジットを以前より貯めていたことに加え直近でPixel 7aとPixel Tabletのストアクレジットも加算され合計で11万4000円分。
さらにPixel Foldを購入することで5万2000円分がもらえるので実質16万6000円分。結果下取りと合わせて20万6500円の値引きで実質4万6500円で購入できたので満足。
妻用は下取りを設定していないのでストアクレジットのみで実質20万1000円です。結局2台購入してほぼ一台分の金額で購入できたので個人的にはかなり安かった印象。
一方で発売日に関してSoftBank版のみ7月31日としていることからおそらくこの日が国内における一律の発売日の可能性がありますがGoogle Storeの購入履歴を見ると8月1日以降の配送予定となっており7月下旬に届くのか今からちょっと不安です。
タブレットをそれなりに使うユーザー。
そして購入するべきなのか/どのような人がおすすめなのか確認していきたいと思います。まず一つ目として新しいプロダクトが好きな人におすすめしやすく保守的な人に向かない。
極論を言ってしまえばスマホが折り畳める必要なんてなく単価を下げるならSurface Duoの様に2枚のディスプレイをヒンジでくっつける構造を採用した方がよい購入しやすい価格になるかもしれません。
ただSurface Duoのような構造だとフル画面表示と相性が悪く最適化が不十分とも言えますがKindleなど全画面表示した場合ヒンジ部分というべきかベゼル部分は表示されないのは有名。
ちなみに表示されないというのはパンチホール部分のようにコンテンツの一部が欠けます。そのため漫画や動画ならまだしも小説とかになると1行丸々表示されないという感じになります。
これはアプリごとに最適化が必要であることからもMicrosoftだけの力ではどうにもならない。こう考えるとSurface Duoのような形状は価格面で見ると優位ですがユーザビリティは微妙。
そして折畳式機種に20万円以上出すならスマホとタブレットを買うとの声がよくあります。ただここでGoogleの発表を振り返るとあくまでもAndroidタブレットの話になりますがタブレットを所持しているユーザーでさえ1日の80%以上の時間は使われていないとの話。
そのためPixel Tabletはタブレットとしての側面を持たせる一方で使っていない時に付加価値を持たせるため専用スタンドを用意してスマートディスプレイの側面を持たせた感じ。
Androidタブレットといっても2〜3万円程度で購入できるものから20万円程度とピンキリで結局使わない時間が一番無駄で製品価値の損失ということになる。またユーザー次第ですがタブレットを使ったことをない人がタブレットを購入して生活に定着するかは別の話です。
結局あまり使っていないという人もかなり見てきているので折畳式機種を買うならスマホとタブレットを買うといってもタブレットを大して使わずお金の無駄になる可能性があります。
一方でPixel Foldはスマホにタブレットの側面を持たせた製品であり基本はスマホなのでタブレットより使う頻度は高い可能性。自分の利用シーンに合わせて切り替えられるのでスマホとタブレットより気軽で個人的には便利に感じます。
iPad Proなどをガチで使っている人にPixel Foldは向かないですがタブレットをコンテンツの消費のために使用している人ほどPixel Foldのような折畳式機種はハマる可能性が高いように感じます。
自分は座ってる時や寝転んでいる時はメインディスプレイを使って立っている時はサブディスプレイを使っていることが多くわざわざタブレットを持ち運ばなくていいのが楽。
無駄が多いように感じる折畳式機種ですがタブレット愛用者の絶妙なニーズをカバーしている。
スペックに固執していない人。
2つ目としてスペックにあまり固執していない人で折畳式機種は内部スペースの問題からも最上位モデルと比較するとスペックが見劣りすることが多いです。
Pixel Foldで見るとGoogle Tensor G2にRAM12GB/ROM256GBなどPixel 7 Proと比較すると見劣りしない部分もありますがカメラに関してメインカメラセンサーで見るとPixel 7 Proは1/1.3インチのGN1を搭載しているのに対してPixel Foldは1/2.0インチセンサーを採用。
Pixel Foldのメインカメラセンサーは廉価モデルであるPixel 7aより小型という感じでセンサーサイズだけで見ればPixel 6a以上Pixel 7a以下と決して大きくはありません。
またIPX8に対応しているとはいえPixel 7シリーズのようにIP68などに対応していません。ワイヤレス充電や顔認証に対応しているとはいえ発展途上だからこそ物足りないです。
なら結局Googleで見ればスペックがより優秀で安いPixel 7 Proでいいとなるかも。ただ個人的にはPixelだからこそPixel Foldのスペックの見劣りは気にならないと思います。
Xiaomi 13 Ultraやvivo X90 Pro+など折畳式機種を出している中華メーカーの最上位はスペックでゴリ押しという感じだからこそXiaomi Mix Fold 2やvivo X Fold 2はスペック的にかなり見劣りしてしまいますがPixelの場合はスペックでゴリ押ししていない。
実際に試してみないと分からないですがカメラでみればカメラソフトあってのハードでベンチマークよりもAIを活かした自動文字起こし機能やリアルタイム翻訳機能などGoogleがPixelでやりたいことはスペック優先から来ておらずカバーもしっかり出来ている。
折畳式機種が今後世代を重ねていった時に最上位モデルと同等のスペックを搭載できるのか。現時点では何とも言えず個人的には差別化のため出来たとしてもやらないようにも感じます。
現時点での技術でも本体を分厚くして本体価格がいくらでもいいなら正直出来ると思います。スペックで良し悪しを判断することも大切ですがPixel Foldを使って何かしたいと明確な目標みたいなものがある人ほどおすすめ。
その目標は別に他人を説得させるものではなく例えばいつもよりちょっと大きい画面で漫画を読みたいとかでもいいと思っています。
本当に欲しいものに投資できる人。
そして最後に価格が優先ではない人におすすめです。昨今コスパという言葉は安いという意味で使われることが多いことに加えコスパという言葉を使っているとかっこいいと感じている人もいます。
コスパがいい買い物ができた=賢く買い物できた=かっこいいみたいな人がかなり多い印象そもそもコスパという言葉を使えている時点で自分はカッコいいと感じている人もいる印象。
個人的にはコスパなんかどうでもよく欲しいと思えるものを購入できるのが一番カッコいい。学生さんであれば欲しいもののために頑張ってアルバイトして貯めたお金で買うとか社会人であれば毎月ちょっとずつで貯金した上で欲しいものを買うとかの方がカッコいい。
極論100万円あげるから好きなスマホ1台買っていいよとなれば多くの人は巷でよく言われているコスパがいい機種なんて購入する人は少ないと思います。だったら他人の評価など関係なく自分が欲しいものを頑張って稼いで買った人の方がカッコいい。
国内で発売されているGalaxy Z Fold 4やPixel Foldは25万円と表面的に高いです。ただ今やiPhone含めハイエンドの最上位は20万円前後が当たり前で特別高いわけではない。
折畳式機種は各社にとってプレミアムモデル扱いのことが多いので安いはずがないです。また折畳式機種の記事や動画を出すとこの金額ならパソコンを買うというコメントが絶対つく。
ひと昔前なら20万円のパソコンは高級だったかもしれませんが今は正直そんなことはない。
例えば自分がちょっと気になっているMacBook Proの16インチはちょっとカスタマイズすれば70万円前後で一眼に関しては本体だけで50万円前後でフルサイズのレンズを買えば10万円以上の出費になるので結局70万円近くのコストがかかるのでこう考えると25万円なんて正直安い。
逆にハイエンドスマホを下手なパソコンより処理性能が高く使用用途も幅広いのに20万円前後で抑えておいてくれているのはありがたいのかなと思っています。
だいぶ脱線してしまいましたがPixel Foldが何より欲しいと思う人に絶対的おすすめです。
まとめ
今回はPixel Foldの予約が開始したので改めておすすめできる人についてまとめてみました。自分は今回2色とも購入しており夫婦でPixel Foldへ買い替えという感じです。
ただ妻用のPixel Buds ProとPixel Watchを今買うか下半期に新型が出ることを期待して待つべきなのか悩んでいる途中で必要性を感じたらクーポンもあるので購入するかもです。
アクセサリーの販売も開始しているので本体を購入予定の人は物色してもいいかも。
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