先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Phone ArenaがGoogle Pixel Foldに対してかなり厳しめの指摘をしていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
価格にアドバンテージがない。
スペックをみる限り想定以上に完成度が高いという印象ですがもちろん不安な部分もあります。まず海外サイトが指摘している一つ目が価格です。
Pixel 5aやPixel 4aなど2020年モデルはミドルレンジモデルしか存在しなかったので何ともですが2021年モデル以降はPixelの安さがかなり際立っている印象で標準モデルであるPixel 6やPixel 7はアメリカでは$599と安い。
ちなみに立ち位置的に同じGalaxy S23は$899でiPhone 14は$799とかなり安く感じる。
Google Tensorのベンチマークスコアをどう評価する次第ですが下手なミドルレンジを購入するよりPixel 6やPixel 7など無印を購入した方がお得だよねという話になります。
また最上位で見てもPixel 7 Proは$899に対してGalaxy S23 Ultraは$1099でiPhone 14 Pro Maxも同様に$1099であることからもPixelの価格はアドバンテージがある。
さらにPixel 6シリーズやPixel 7シリーズの発売時には下取り含めた販促を大幅強化。もちろん手持ちの機種によりますがユーザーによっては最新のPixelに実質無料で買い替えられる。
北米地域で見るとAppleのシェアが約60%に対してPixelは僅か2%と大きな差がありますが今後積極的なプロモーションを継続することでジワジワとシェアを拡大することが可能かも。
ただ一方でシェア拡大に大きく貢献しているのが価格の安さでありPixel Foldは安くない。現地価格でみるとライバル機種となるGalaxy Z Fold 4と同じ$1799と価格の優位性がないです。
Pixel Foldの発売地域が世界で4カ国とかなり限定されており直接のライバルはGalaxyでヨーロッパではHonor Magic Vsが発売されますがGalaxy Z Fold 4やPixel Foldより安い。
価格が安いというPixelのメリットがPixel Foldにはないのが厳しいのでないかと指摘。ちなみに国内で見ても現時点で価格が明らかになっているPixel Foldの直販版は25万3000円。
一方でdocomo版Galaxy Z Fold 4は24万9700でGalaxy Z Fold 4の方が安い価格に。
ほとんどの場合で直販版とキャリアモデルがあればキャリアモデルはプログラム利用前提の価格設定になることが多いので高いですがPixel Foldの直販版はキャリアモデルより高い。
また必然的にPixel Foldのキャリアモデルはもっと高いということになり価格の優位性なし。少なくとも海外サイトはPixel Foldの価格が反Pixelのような価格だと指摘しています。
際立った特徴が現時点でない。
次に2つ目として何か分かりやすい特徴がないことを指摘。価格が高いのに分かりやすい特徴がないと一つ目の価格と複合的に指摘しています。例えばグローバル市場で同じブック型を採用しているライバル機種はHuawei Mate X3/Honor Magic Vs/Galaxy Z Fold 4などになります。
Huawei Mate X3はGMS非搭載と致命的なデメリットを抱えているとはいえ折畳式機種の中では圧倒的薄く圧倒的に軽いとデザインで上手く差別化できておりGalaxy Z Fold 4は縦長すぎるサブディスプレイに折り畳んだ時の分厚さなどデザインでは大きく劣りますが圧倒的なソフトがあると指摘。
そして防水やワイヤレス非対応でソフトの完成度もイマイチと劣る部分が多いですが他の3機種と比較してHonor Magic Vsは単純に安いとしています。一方でPixel Foldは価格が高い割にはライバル機種と比較して目立った特徴がないと指摘。
発売されていない製品のため実際に使ってみないという部分が強いですがスペックやデザインから判断すると厳しい戦いが強いられるのではと指摘。
ただPixel FoldはGoogleが現状最大限の最適化を行っている可能性がありカスタマイズ性はGalaxy Zシリーズには劣ったとしても最適化は勝る可能性があるとしていますがこればかりは実際に使ってみないと分からないです。
メインディスプレイの古臭いデザイン。
また最適化の部分に関わってくる可能性もありますが3つ目としてメインディスプレイのベゼルの太さを見ると2019年に一気に引き戻されるとデザインが古臭いことを指摘しています。
先ほどのライバル機種でみるとGalaxy Z Fold 4はUnder Display Cameraを採用しておりインカメラ自体がほぼ見えずベゼルがかなりスリム化 Huawei Mate X3などもパンチホールを採用しておりベゼルはスリム化されています。
おそらくですがPixel Foldのベゼルが批判されやすいのはベゼルの太さというよりもはベゼルの不均等さかもしれません。開いた状態における左右のベゼルはそこまで太いわけではなく上下のベゼルがかなり太い。
既存のPixelがパンチホールデザインを採用していることからもPixel Foldでも同様に採用できた可能性がありますが実際に採用しなかったことを考えるとデザインより優先したことがあると推測することができます。
上部ベゼルにインカメラを配置したから下部ベゼルも合わせてベゼルを太くしたというよりはディスプレイのアスペクト比を優先してベゼルの太さが決定されているように見えます。
アスペクト比を優先するならベゼルをスリム化して本体をよりコンパクトにすればいいと思った方がいいと思うかもしれませんが今度はスペックとの調整。Googleがベゼルを太くしてまでアプリ表示の最適化を優先してあるのであれば単純にデメリットとは言えません。
現にOSレベルでどんなに作りこんでもアプリ表示の最適化がイマイチだと結局はスマホ版を拡大表示しただけで折畳式機種の魅力が活きないです。ただ現時点ではスペックに分かりやすい魅力がない上にベゼルはかなり太くて時代遅れ。
そしてソフトの最適化が特徴になるかもしれませんが現時点で判断できないのに高いと指摘。
スペックに競争力がない。
そして4つ目としてライバル機種と比較して見劣りするスペックを搭載していること。
Pixel Foldの充電速度は明らかにされていませんがHuawei Mate X3やHonor Magic Vsなど中華系のメーカーの機種に有線であろうとワイヤレス充電で勝ることはないと思います。
スペック次第ではGalaxy Z Fold 4には充電速度で勝るかもしれませんが団栗の背比べです。またカメラセンサーに対してもライバル機種と比較すると大きく見劣りするとの指摘。
メインカメラセンサーで見ればPixel Foldは1/2.0インチ程度に対してライバルの3機種は1/1.5インチ前後のセンサーを搭載するなどかなり小さい。現状のPixelと比較してもPixel 7aより小さいセンサーを搭載しており超広角/望遠のセンサー自体も大きくないです。
スマホのカメラは搭載しているセンサーだけでは決まらずカメラソフトの方が重要になってくる。そのため実際に試してみないと分からない部分で現状判断できずそれが問題と指摘しています。
$1799と高価なデバイスであるからこそスペックやデザインでライバル機種と明確な差別化が必要。
ただPixel Foldの強みになりそうな部分としてはアプリの最適化やカメラソフトの強さなど実際に発表時点で判断できないものが多く余計に厳しめの評価がされていると思います。
また同サイトによるとPixel Foldの価格はPixel TabletとPixel 7を買っても十分にお釣りがくると一つ目と被りますが既存のPixelが安いからこそ余計に目立つと指摘。
これでGalaxy Z Fold 4より安い価格で発表されていれば評価は大きく変わっていたかも。ただそうではく同じであるからこそGalaxy Z Fold 4より見劣りしてしまうと指摘しています。
何より海外サイトはもっと分かりやすい特徴があるか安いかとPixelにしては中途半端と言いたい可能性があります。だからこそかなり厳しめの指摘が多いという感じなのかもしれません。
個人的にはスペックで見てもそこまで見劣りしている印象は受けず水滴型ヒンジを採用した上でIPX8に対応して開いた状態で本体が薄いにも関わらずワイヤレス充電にもしっかり対応。
またフレックスモードはしっかり仕上げてくる可能性がありこの時点でソフトにハードとHonor Magic Vsより優秀と評価される可能性がありHuawei Mate X3はそもそもGMSが非搭載なので論外との評価が増えると思います。
となるとやはり直接のライバルとなるのはGalaxy Z Fold 4やGalaxy Z Fold 5でデザインは好みが出る部分ですが現時点で折り畳んだ状態でGalaxy Z Fold 5よりPixel Foldの方が薄いことはほぼ確定しています。
あとはアプリの最適化やカメラですがこれは実際に比較しない限り判断は出来ません。少なくともGalaxy Z Fold 4やGalaxy Z Fold 5が優れているのはカスタマイズ性くらい。
ベゼルの太さもアプリの最適化を優先した結果ならアプリが少しでも大きく最適化の方がいい。結局デザインがどんなに優れていても最適化で大きく見劣りするなら魅力を活かせないです。
それこそ普通のスマホとタブレットを買った方がいいのではないかと言われちゃいます。
まとめ
今回は海外サイトがPixel Foldに対して厳しめの指摘をしていたので簡単にまとめてみました。個人的には言いたいことは分かるが同意はほとんど出来ないという感じで何より発売を待つだけ。
ネガティブな指摘であっても逆に欲しくなるくらい自分にとって待望の新製品です。
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