先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Android14にラインナップと下半期のPixelが最強だと思う理由について簡単にまとめたいと思います。
アプリ複製機能に対応。
事前情報を確認する限り上半期にPixel 7aとPixel Tabletが発表され下半期にPixel 8シリーズとPixel Foldが登場の可能性。さらに8月にはAndroid14の本配信が開始と予測されているので個人的には下半期に特に注目。
まず一つ目の理由として先日の記事でも触れさせて頂きましたがPixelになかったアプリ複製機能に対応する可能性があること。
執筆時点でのβ版ではまだオープンになっていないみたいですがアプリの複製機能を開発していることが判明しており開発が順調にいけば実装される可能性あり。
2台持ちをしている人やDual SIMで使っている人からすればアプリ複製機能はかなり欲しい機能。
Dual SIMといっても通話回線にデータ回線と明確に使用用途が分かれている人は別ですが自分のように2台持ちが前提で状況によっては1台持ちにしている人にとってアプリが複製できた方が楽で例えば自分は家族用と仕事用でLINEのアカウントを分けているので1台持ちにするなら必須。
GalaxyやHUAWEIの一部機種はすでに複製機能を実装しているため問題ないですが自分がよく使うPixelやXperiaは対応していない。以前はアメリカのGoogle Play StoreでLine Liteをインストールして使っていましたが残念なことにLINE Liteのサービスは昨年に終了しています。
それ以降はislandという個人用プロファイルと仕事用プロファイルの2つで管理するアプリをインストールして仕事用プロファイルとしてLINEなど複製したいアプリをインストールして使っていました。
ただやはり気になってくるのは電池持ちへの影響で単純にアプリを複製するだけならそこまで気になることはなくAndroid14ではOSレベルで対応する可能性があるので非常に楽しみ。
これはPixelに限らずアプリ複製機能に非対応なXperiaやAQUOSでも恩恵があることになります。ただ仮に対応したとしても全てのアプリを複製できるわけではなくメーカーやアプリ開発者が許可したアプリのみを複製することが可能に。
GoogleはYouTubeなど純正アプリの複製をブロックしていますがLINEに関してGalaxyやHUAWEIですでにできることを考えると対応する可能性。Pixel Foldで一台持ちを考えている自分にとってはまさに魅力的な新機能になるかもしれません。
アプリのアンインストール。
またアプリ複製機能と同様にまだオープンにされていない機能としてプリインストールされているアプリを簡単に削除する機能が新たに追加される可能性。
Android14でSIMカードを入れた時や初期設定の際にインストールされたバックグラウンドでインストールされたアプリを削除できるかも。Googleはバックグラウンドでインストールされたアプリとはデバイスメーカーやキャリアによってインストールしたアプリとしています。
ただ注意点としてはこれらアンインストールできるアプリはメーカーもしくはキャリアによって許可されたアプリのみとしていることです。
例えばGoogle関連のアプリを使っていないからと言って不要だと思って削除したいとしてもGMSを標準搭載している機種であればGMSのライセンス許可をもらうために必ずプリインストールが必要なアプリがあるのでそれらアプリは今回の新機能が追加されたとしてもアンインストールは出来ない可能性があります。
一方で個人的に気になるのはキャリアアプリで完全に排除が難しいとしてもアンインストールできるアプリが増えることに期待しています。
Googleは以前より使用しないアプリはRAMの占有やマルウェアなどセキュリティ上のリスクからもアンインストールを推奨していますが今回このような機能を実装すること計画していることからもユーザーが不要なアプリを容易にアンインストールできるようにどんどん整えている感じです。
そのためキャリアも本当にユーザーにとって必要なアプリなのか見直しをしてほしいように感じます。
おそらくですがADBもしくはGoogle Play Storeでインストールされていないアプリを簡単に区別することが可能になり後はユーザーが任意でアンインストールするかどうかの流れに。
Pixelはあまり関係ありませんが他のメーカーのキャリアアプリがどうなるのか楽しみです。
Pixel Foldの存在。
他にもAndroid14では新機能が追加されると思いますが自分が何より楽しみなのがアプリ複製機能とアプリのアンインストール機能という感じですがこれはAndroid14搭載機種であれば同様に恩恵を受ける可能性があります。
一方でハード面も非常に楽しみで一つ目としてはPixel Fold。2022年の年末頃には今年の5月に正式発表されると予測されていましたが直近の情報では下半期。
Googleがなぜ再び延期したのか不明ですが個人的には何でもいいから早く発売して欲しいです。
もちろんメーカーとしての目標や理想があると思いますが結局のところユーザーに受けるかどうかは発売してみないと分からない部分であり延期ばかりを繰り返して発売しない流れが一番最悪です。
折畳式機種のカテゴリーで見ればGoogleは完全に遅れているためGoogleとしては初代でもGalaxy Z Fold 5など他のメーカーの機種と比較されます。とはいえ発売しない限りその差はどんどん広がっていくだけなので悪循環です。
自分は折畳式機種が一番ワクワクする機種なので国内での選択肢がどんどん増えて欲しい。現状Galaxy ZシリーズしかないためGalaxyが好きなユーザーにとっては嬉しい流れですがGalaxyが好きではないユーザーにとっては折畳式機種が選択肢になかなか入らないと思います。
自分の今の理想は折畳式機種でDual SIMで一台持ちにすることでPixelのカメラが好きな自分にとってPixel Foldの存在が一番理想に近いです。価格が現時点での情報では$1799になると予測されており国内ではおそらく25万円前後だと思います。
なのでそもそもユーザーを選ぶ価格帯の機種になりますが自分はめちゃくちゃ楽しみです。どんなに安い機種のラインナップがあって欲しい機種がないよりも高くても欲しいと思える機種がある方が絶対に楽しいと思うので。
カメラに関してはPixel 7aとほぼ同じでメインカメラセンサーはIMX787に超広角はIMX712と予測されているので先に発売されるPixel 7aで試せばカメラがどんな感じに仕上がっているのかイメージできます。
あとはSamsung製の望遠レンズを搭載との予測なので望遠レンズだけしっかり試せばいい。カメラはPixel 7シリーズやPixel 8シリーズと比較すれば劣ると思いますが折畳式機種の中ではかなり使いやすいレベルになる可能性が高いです。
自分の使い方に合わせてサブディスプレイで普通のスマホのように楽しむことができタブレットのように大画面でコンテンツを楽しみたい時はメインディスプレイを使えると汎用性がかなり高いです。
コスパとか関係なくハイエンドモデルにロマンを求める人にはぜひ触ってほしいカテゴリーです。
Pixel 8 Proのカメラ。
そしてPixel Foldと合わせてめちゃくちゃ楽しみなのがやはり最上位であるPixel 8 Proです。事前情報からもスタッガードHDRに対応する可能性が高いことからメインカメラセンサーの刷新。
市場調査会社の分析の結果Pixel 7 Proを構成しているコンポーネントの半分がSamsung製を採用。
Google Tensorの開発費を出来るだけカバーするためなのか不明ですがSamsung製を多く採用することで機種全体のコストカットをして販売価格を抑えていると思います。
このことを考えるとPixel 8シリーズでも踏襲される可能性がありメインカメラセンサーが刷新となってもSamsung製を継続採用する可能性。そうなると有力候補に上がってくるのがGN2です。
現行モデルのセンサーが1/1.3インチに対してGN2は1/1.1インチより大型化します。センサーサイズが大型化すると最短撮影距離が長くなりますがレーザーオートフォーカスでどのようにバランスをとるのか。
また光学のボケ感が強くなる中絞り機能をつけることはあるのか。
センサーサイズが大型化することでより光量を取り込めるため明るくノイズが少ない写真を撮影可能になりPixelが得意なナイトモードや天体写真モードがさらに進化する可能性があります。
また自分が好きなポートレートモードがさらに進化する可能性があると考えると非常に楽しみです。
ここで愚痴を言わさせてもらうとボケ感なんて無い物ねだりの貧乏性だとかカメラに拘るならデジカメを使うべきだとのコメントがいまだにつきますがスマホのカメラの使用頻度次第だと思います。
スマホのカメラをあまり使わない人からすれば何か撮りたい時にデジカメを持ち運べばいいと思います。ただ自分の使用目的は子供が遊んでいる時などを撮ることで近所の公園に遊びに行く時にわざわざデジカメを持っていくかという話です。
ちなみによくサンプル撮影をしにいく公園ですが休日はかなりの人で賑わう中遊具エリアでデジカメを持っている人って1ヶ月に一人見るか見ないか。つまり99%の人がスマホで撮影しておりデジカメとの違いはその手軽さだと思っています。
少なくとも子供と遊びに行っているのにデジカメなんかあったら邪魔だと自分は感じちゃう。Xperiaに関してもほぼ誰もが持ち運ぶスマホでデジカメライクに進化させている途中でXperiaがデジカメの代わりになるとは言っていません。
だいぶ話がそれてしまいいましたがPixelのカメラは自分の用途に非常に合っておりその上で進化するとなると非常に楽しみです。
まとめ。
Googleはフラッグシップモデルを下半期に発表することもありますが今年は特に楽しみです。何よりAndroid14は自分にとっては地味に不便だと感じていたところがしっかりと改善されそうです。
上半期にはPixel 7aやPixel Tabletが発表される可能性がありもちろんこちらも楽しみ。ただAndroid14を標準搭載して発表される下半期の機種はここ数年でもかなり楽しみなレベル。
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