先日には韓国版のGalaxy Z Fold 4を購入して思うのはパッとした分かりやすい進化はないものの完成度が着実に高くなっていることを実感できる良機種に仕上がっていること。
詳細は「Galaxy Z Fold 4の開封レビュー。Z Fold 3から本当に変わった？」をご参照下さい。そして先日には今年のSamsungの命運を占うGalaxy S23シリーズが正式発表された一方で進化幅が少なくちょっと物足りなく感じます。
また先日には韓国版のGalaxy S23 Ultraを購入して開封レビューをしてみましたがぱっと見の進化はなくても電池持ちの大幅な改善など完成度をかなり高めた良機種に感じます。
詳細は「Galaxy S23 Ultra 開封レビュー。派手さを捨ててひたすら完成度を高めた機種」をご参照ください。さて今回Phone ArenaによるとGalaxy Z Fold 5はスペックの底上げのチャンスを逃している可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
オーバクロック版がない。
Galaxy S23シリーズはGalaxy専用となるオーバクロック版のSnapdragon 8 Gen 2を搭載していますが同サイトによるとオーバクロック版の独占がGalaxy Zシリーズに影響を及ぼす可能性があるとしています。
Galaxy Z Fold 4に関してはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しているためGalaxy S22シリーズよりSoCで進化がありますがGalaxy Z Fold 5シリーズで最新となるSnapdragon 8 Gen 3を搭載しない場合Galaxy S23シリーズと同様にSnapdragon 8 Gen 2を搭載する可能性。
従来であれば下半期に登場するGalaxy Zシリーズはオーバークロック版を搭載していましたがGalaxy S23シリーズでオーバークロック版が実質独占使用となっていることからも今年はSnapdragon 8+ Gen 2がない可能性。
また有名なリーカーによるとSnapdragon 8 Gen 3は11月に登場すると予測しています。Snapdragon 8 Gen 3は3nmプロセスルールに加え新しいCortex-X4をメインコアに採用する可能性。
下半期に登場する中華メーカーはSnapdragon 8 Gen 3をいち早く出す可能性がある中Galaxy Zシリーズの登場時期が例年通りならSnapdragon 8 Gen 3を搭載出来ない可能性が高くGalaxy S23シリーズとSoCで見ると進化がない可能性。
このことからも同サイトは性能アップのチャンスを逃している可能性があると指摘。とはいえGalaxy S23シリーズで電池持ちが大幅改善したことを考えるとGalaxy Z Fold 5がSnapdragon 8 Gen 2だとしても電池持ちがどの程度改善するのかそれだけでも楽しみです。
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