Pixel Foldのデザインが判明。想定の10倍デザインが洗練

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回Pixel Foldのほぼ確定的なデザインが判明したので事前情報と合わせてまとめてみたいと思います。

延期の歴史。

2019年にGoogleは折畳式機種を開発していることを明らかにしておりその後音沙汰なし。一方で2021年第3四半期にディスプレイの生産が開始するとの予測がありましたが延期に。

また今年の第3四半期からディスプレイの生産が開始するとの予測がありましたが再び延期。そして直近の情報では2023年の1月に生産を開始して3月頃に正式発表との予測。

事前情報や特許からもデザインのヒントが見つかっていましたが今回リーカーがレンダリングを公開。今回のリーカーのリーク情報は100%正確とは言えませんがPixelに関しては比較的信憑性が高い。

同氏は過去にPixel 4aの発売時期やカラバリにPixel Watchの発表時期や発売時期を的中。そして今回公開したレンダリング画像に関して非常に自信を持っていることを明らかにしています。

詳細な本体サイズなどは不明ですが今回のレンダリング画像を確認していきたいと思います。

デザインを確認。

まず事前情報からもOppo Find Nのように横長のデザインになると予測されていましたが今回の画像も一致。バックパネルにガラスを採用していることからも個人的にはOppo Find NよりSurface Duo 2に近い印象を受けます。

サイドフレームを確認するとおそらくアルミフレーム。そして本体上部を確認するとスピーカーにマイクを確認できミリ波用のアンテナスリットもある。

本体下部を確認するとマイクにスピーカーにUSB-Cを搭載。はっきりと確認できませんがSIMトレイのようなものを確認できます。

そして本体右側面に指紋認証と電源ボタンを搭載。

事前情報からも電源ボタンに指紋認証が統合されていると予測されており今回も一緒。カラバリは白と黒を意味するチョークとオブシディアンの2色展開になると予測しています。

個人的には白の方が気になりますがPixel 7のスノーとどの程度違うのか非常に気になるところ。また詳細は不明ですが全体的に薄めの印象でぱっと見はXiaomi Mix Fold 2に近い感じ。

さらにヒンジ部分を確認すると折り畳んだ時の隙間がGalaxy Z Fold 4のようにありません。このことからもGalaxy Z Fold 4のようにU字型ではなく水滴型を採用している可能性があります。

水滴型のメリットとしてはディスプレイに折り目やシワが出来にくくヒンジ部分も薄型化できる。一方で技術的制約なのか現時点では防水/防塵に対応するのは難しいと言われています。

そのためPixel NotePadも防水/防塵は非対応と思っていた方がよそさそうです。

そしてカメラ部分はPixel 7シリーズと似ている感じもしますが同じなのは並列型を採用。サブディスプレイにはパンチホールデザインのインカメラを採用していることを確認できます。

全体的にスリムという印象であとは採用している素材から重さがどうなっているのか。めちゃくちゃ軽いということはないと思いますが270g前後におさめて欲しい感じはします。

スペックを確認。

そして今回の情報では正式名称はPixel NotePadではなくPixel Foldになる可能性があるとしていますが現時点では確認がとれていないとしています。次に今回のデザインとリークを元にスペックを確認していきたいと思います。

来年の5月に開催予定のGoogle I/OでPixel Tabletと合わせて正式発表される可能性があると予測しており発売は5月から6月が目安になります。このことからもAndroid14ではなくAndroid13を標準搭載している可能性があります。

またGoogle初の折畳式機種にどれだけAndroidを最適化できるのかが気になるところです。

SoCはGoogle Tensor G2である可能性が高く折畳式機種はマルチタスクを前提とすることからも容量構成はRAM12GBでストレージは不明。ストレージオプションがあるかもなんとも言えず。

個人的には256GBモデルのみと1種類しかないのではないかと勝手に推測しています。そしてSDカードスロットは非搭載でイヤホンジャックなしのステレオスピーカーを搭載。

個人的には折畳式機種こそスピーカーを頑張って欲しいですがPixel自体のスピーカーがあまり良くないことからもそれなりの音量かもしれませんが音質はまり期待出来ないと思います。

そしてディスプレイに関して今回のレンダリング画像を見るとメインディスプレイは上下のベゼルがちょっと太めという感じです。事前情報を確認するとディスプレイサイズは7.58インチに縦148mmに横123mmでアスペクト比6:5に表示解像度が2208×1840になるとの予測。

ただ今回のレンダリング画像を見る限りだと縦横全て逆にするとちょうどいい感じかもしれません。またメインもサブもSamsung製のLTPO技術を採用した可変式120Hz表示対応のディスプレイを搭載。

サブディスプレイは不明ですがメインディスプレイの最大輝度は1200nitsになるとの予測。このことからも折畳式機種としてみた場合それなりの明るさで見やすいと思います。

またメインディスプレイはUTGを採用と予測されておりサブとバックパネルはGorilla Glass Victusの採用が妥当に感じます。

サブディスプレイは事前情報では5.8インチとの予測。表示解像度はFHD+くらいでアスペクト比は18:9くらいという感じにも見えます。Galaxy Z Fold 4が縦長に対してPixel Foldは横長という印象で使い勝手も変わると思います。

何より横幅があることからもタブレット用のアプリをどれだけ上手くひらけるのか気になるところ。

一部情報によるとGoogleが横長の形状を採用したのはタブレット用アプリを開く場合にはある程度の横幅が必要なことからタブレット用アプリがある場合はタブレット用アプリで開きないものに関してはアプリ開発者にタブレットや折畳式機種に最適化させるように進めさせている。

ディスプレイの耐久性は折畳式機種としてみれば上々な方ですがスマホには及ばないです。また現時点ではGalaxyでみるS-Penのようなものに対応するのか対応できるのかも不明です。

スタイラスペンに対応できるか否かでディスプレイの耐久性の一つの目安になるとも言えます。

そしてカメラに関してレンダリング画像からトリプルレンズカメラであることを確認できます。また事前情報を確認するとメインカメラセンサーは64MPのIMX787で1/1.3インチと大型。

執筆時点で折畳式機種の中では最大のメインカメラセンサーとなりアドバンテージに。またPixel 7シリーズがGN1とはいえ1/1.3インチと同じため違和感もありません。

センサー 補足
メイン 64MP/IMX787 Axon 40 Ultraなどが搭載
超広角 12MP/IMX386? Pixel 6などが搭載
望遠 10MP/S5K3J1 Galaxy S21 Ultraが搭載
インカメラ(メイン) 9.5MP ?
インカメラ(サブ) 9.5MP

そして超広角はPixel 6と同じIMX386との話もあればPixel 7aと同じくIMX712との話も。執筆時点でIMX712の詳細が不明でセンサーサイズなど分かりませんが画素数は13MPとの予測。

どちらにせよ大型センサーを搭載する感じではないですがIMX712がオートフォーカス対応ならPixel 7 Proのようにマクロ撮影に対応する可能性。そして望遠レンズはGalaxy S21 Ultraが採用していたS5K3J1で画素数は10MPとの予測。

レンダリング画像を見る限りではペリスコープは非搭載で何よりカメラバンプがあるとはいえメインカメラセンサーの大きさなどを考えるとカメラ部分付近の内部スペースはカメラ関連で他に何か搭載する余裕はないように感じます。

そしてインカメラにおいて事前情報ではメインディスプレイ側がIMX355を搭載してサブディスプレイが10MPのSamsung製センサーを搭載すると予測されていましたが今回の情報ではセンサーは不明ですが9.5MPのインカメラを2つ搭載すると予測しています。

同じセンサーなのかも不明です。ちなみにインカメラがどちらもDPAFに対応しているのであればGoogle Tensor G2を搭載する可能性が高いことからも顔認証に対応する可能性があります。

とはいえPixel Foldは物理式の指紋認証を搭載しているためそこまでストレスにならないかも。

ちなみに確認しにくいですがメインディスプレイ側のインカメラはベゼル部分にあります。

筐体が思っていたよりも薄いことに加えトリプルレンズカメラを搭載していることから内部スペースに余裕があるとは思えずバッテリー容量はそこまで大きくない可能性があります。

Galaxy Z Fold 4と同じく4400mAh程度搭載できれば御の字でそうなってくるとPixel 7の電池持ちよりちょっと悪いかなというイメージで電池持ちはそこまで良くないかもしれません。

価格を確認。

そして価格に関して事前情報では$1399になると予測されていましたが今回の情報では$1799になるとの予測。これはアメリカにおけるGalaxy Z Fold 4の価格と一緒です。

ちなみにPixel 7 Proのアメリカにおける価格は$899で日本だと12万4300円で購入可能なので税込で$1=約138円です。なのでPixel Foldを単純に計算すると約24万8000円でGalaxy Z Fold 4のキャリアモデルとほとんど一緒の感じです。

なので思っていたよりは安くならないですがPixel Foldはあくまでも初代ということを考えるといきなりこの価格までに抑えたのは相当頑張っているかもしれません。

まとめ

今回はPixel Foldのほぼ確定的なデザインがリークしたので簡単にまとめてみました。おそらくGoogle Storeからも発売され物理+eSIMのDual SIMに対応という流れです。

またdocomoのn79やB21非対応なども現行のPixelと同じ流れになる可能性があります。まだ分からない部分もありますがリーク情報と今回のデザインを合わせることでほぼ全容が判明。

自分は間違いないく白をGoogle Storeでストアクレジットや下取りを使って買います。5万5000円+下取りが6万円くらいと仮定ですれば11万5000円なので普通のハイエンドくらいの価格で買えると考えればかなり安い感じで今から非常に楽しみです。

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