既存Pixelユーザーへ。最新Pixelへ乗り換え前に確認してほしい5つのこと

今年の後半に2世代目のGoogle Tensorを搭載して正式発表されると予測されていたGoogle Pixel NotePadが再び延期されたと予測されています。詳細は「もう嫌だ。Google Pixel NotePad。また延期されたかも」をご参照下さい。

また先日にはGoogleの売れ筋である廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしてみたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

今回は既存Pixelユーザーが次のPixelを選ぶ際の確認しておきたいポイントについて簡単にまとめたいと思います。

アップデートサポート期間が終了へ。

今年の2月頃にPixel 3シリーズは最後のセキュリティアップデートが終了しておりPixel 3aは7月に終了。

そして先日よりAndroid13の本配信が開始しましたがPixel 4シリーズにとっては最後のメジャーで従来通りであれば11月のアップデートはなく12月が最後のセキュリティアップデートになると思います。

Pixel 3シリーズがちょっとゴタゴタになって今年になってからもアップデートがあったのは異例。ただ今年で見ると合計6機種のPixelがアップデートが終了となり買い替えの時期だと思います。

Pixelの大きな特徴の一つがアップデートなのでアップデートが終了したなら買い替えるべきだと思う。もちろん他のメーカーの機種も選択肢に入れるべきですが今回は最新のPixelへの乗り換えを前提にポイントをまとめていきたいと思います。

電池持ちはどうなるのか?

まず一つ目として電池持ちですが既存Pixelから最新のPixelであれば基本どのPixelを選んでも電池持ちは改善する感じです。

いつも参考にしている海外サイトが全てのPixelのバッテリーテストの結果を公開しているわけではありませんが例えばPixel 3は69でPixel 4は62と最新の機種の中でも電池持ちが悪いとされているPixel 6 Proのスコアでさえ84なので基本どの機種でも電池持ちは改善します。

Pixel 4シリーズがトドメでしたが今までのPixelの電池持ちが悪すぎた感じで今のPixelの電池持ちがちょい悪いか普通という感じです。ちなみに記事執筆時点で最も電池持ちがいいPixelはPixel 5aとなっておりそのスコアは122です。

なのでスコアで単純に見ればPixel 4の約2倍の電池持ちを実現しています。

もちろん使い方次第ですが基本電池持ちはそこまで心配する必要はなく後は充電速度と充電方法で個人的には充電方法が気になる。Pixel 3とPixel 4はワイヤレス充電に対応しているので継続して使いたい場合はPixel 6シリーズです。

残念なことに廉価モデルであるPixel 5aとPixel 6aはワイヤレス充電が非対応となっています。

ちなみに初代Pixel StandとPixel 3の組み合わせだと異常な発熱やバッテリーの膨張などの不具合がありましたが2世代目Pixel StandとPixel 6シリーズでは同様の報告がほぼない感じです。

何よりユーザビリティに直結する電池持ちに関してはどの機種を選んでもとりあえず改善する感じ。

パフォーマンスはどうなのか?

次に2つ目としてパフォーマンスですがPixel 5a 5Gを選ぶ時はちょっと注意が必要です。Pixel 3はSnapdragon845でPixel 4はSnapdragon855とハイエンド向けのSoCを搭載しています。

一方でPixel 5aはSnapdragon765Gと世代差はあるとはいえミドルレンジ向けのSoCを搭載しています。Pixel 5aのベンチマークスコアは36万円前後に対してPixel 3のベンチマークは30万点前後と低い。

ただGPUに関してはギリギリSnapdragon845の方が高いのでゲームをちょっとでも快適にしたい場合Pixel 3からPixel 5aを選択すると悪化する可能性。ちなみにPixel 4に関しては50万点前後でPixel 5aよりパフォーマンスが高いので乗り換えた場合悪化します。

ちなみにPixel 4シリーズは90HzのSmooth Displayに対応しているのでゲーム以外の部分ではベンチマークスコアの差よりもリフレッシュレートの差の方が実感しやすいかも。

また同じ理由からPixel 6aを選んだ場合もリフレッシュレートが60Hzなのでカクツキやもたつきはなくてもちょっとモッサリに感じるかも。

またPixel 6シリーズが搭載しているGoogle Tensorのスコアは70万点前後なのでスコアは上昇。ただパフォーマンスが高くなった分発熱がしやすく長時間ゲームなどをやりたい場合は対策が必須です。

Pixelに限らずですがハイエンドからミドルレンジに乗り換える場合パフォーマンスは要チェックです。

アップデートサポート期間。

そして3つ目としてアップデートサポート期間ですがPixel 5aが一番短くメジャーが3回にセキュリティが3年ですがPixel 6シリーズ以降はメジャーが3回にセキュリティが5年と大きく違う。

そのため少しでも長く使いたいと思う人はPixel 5aは選択肢から外した方がいいと思います。ただ今の時期に買い替えを検討しているのであればPixel 7シリーズもありです。

当たり前の話ですが最新機種が最もアップデートサポート期間が長いので恩恵を受けやすいです。

またPixelの特徴の一つとして3ヶ月周期で新機能が追加されるFeature Dropですが対象機種全てがその恩恵を最大限受けられるわけではなく既存機種よりは最新機種の方が受けやすい。

またミドルレンジよりハイエンドの方が恩恵が受けやすいです。そのためにもアップデートの恩恵を最大限受けたいのであればPixel 7シリーズの登場を待ってから考えるのもありだと思います。

今Pixel 3やPixel 3aのユーザーはすでにセキュリティアップデートは終了してしまっているのであと2ヶ月程度待っても大して変わらないと思います。これでPixel 7シリーズでせめてメジャーでもサポート期間が伸びれば儲けもんという感じです。

先日にアンケートをとらさせて頂きましたがサポート期間を意識しているユーザーの多くは同じ端末は2~3年を想定して購入している感じ。5年近く使うことを想定している人はほとんどいない感じでしたサポートは長い方がいいです。

価格の差。

そして4つ目として価格ですがユーザーがどのような購入方法だったかにもよりますがPixelが面白いと思うのが既存機種の定価の方が高い。例えばPixel 3の発売当時の直販モデルの価格は今64GBモデルがないため128GBでみた場合10万7000円でPixel 3 XLは13万1000円です。

そしてPixel 4に関しては10万3950円でPixel 4 XLは12万8700円とPixel 3より安いですがそれでも高いです。約4年前の時点でも10万円オーバーだったのでかなり割高な機種でした。

一方でPixel 6の発売当時の価格は7万4800円でPixel 6 Proは11万6600円とライバルメーカーはどんどん値上げしている中Pixelは5Gに対応しながらも安くなっているのはかなりの好印象です。

今のスマホは高くなったと言われますがPixelの場合は逆に安くなったという感じです。ただ廉価モデルのaシリーズはもともとが安かったので今のPixel 6aなどはちょっと高く感じるかも。

いくら世代差があるとはいえ例えばPixel 3からPixel 6aへ乗り換える場合価格で見れば価格が半分の機種に乗り換えることになるので高いから安いなので何かしら妥協する部分もあります。

逆にPixel3やPixel 4のユーザーがPixel 6シリーズに乗り換える場合は満足度が高くなるかも。

カメラの違い。

そして最後にカメラですが大きな線引きとしてはPixel 6とPixel 6 Proを選ぶかそれ以外を選ぶか。Pixel 4ユーザーから見れば残念なことに望遠レンズを搭載しているのはPixel 6 Pro一択で選択肢がありません。

一方でメインカメラセンサーはPixel 5aもPixel 6aも同じで使い勝手や画質などに大きな違いはない感じです。ただ以前の機種と比較すると最新の機種の方が色味は派手です。

一方でPixel 6とPixel 6 ProはメインカメラセンサーにGN1を搭載しておりセンサーサイズがでかい。特に低照度の環境だとより明るく撮影ができPixelの強みとしてナイトモードがあるので相乗効果。

またポートレートモードを使わなくてもボケ感のある撮影ができる一方であまりボケて欲しくない時もボケてしまうというデメリットもあります。また動画に関しては画質の改善+色味がより派手に。

特に動画で差を感じるのは2倍撮影している時で画質は雲泥の差で正直比較にならないくらいです。カメラのサンプルは過去動画を見て頂けると幸いでそれぞれに良し悪しがあります。

まとめ

今回は既存Pixelユーザーが最新のPixelに乗り換える場合に確認したいポイントをまとめてみました。Pixel 6aの叩き売りやPixel 7シリーズの予約特典などで価格が崩壊していることで判断しにくい部分もあります。

ただ価格に惑わされずしっかりと見極めてほしいようにも感じます。

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