Android13のβ版はリークの宝庫。Pixel NotePadのカメラスペックが判明

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

またGoogleは今年の秋にGoogle Pixel 7シリーズを正式発表することを明らかにしていましたが10月6日に新製品発表会を開催することを明らかにしてPixel 7シリーズとPixel Watchが正式発表されると思われます。

詳細は「速報。Googleが10月6日にイベントを開催。Pixel 7登場へ」をご参照下さい。さて今回Android13 QPR 1から次期Googleの新製品に関する情報が多数判明したので簡単にまとめたいと思います。

ついに顔認証に対応する可能性。

毎回Pixel関連の情報がリークするのは大体固定されておりデザインに関しては有名なリーカー。そしてSoCやカメラのスペックなどはAndroidやGoogle Cameraアプリの内部コードからです。

逆に言えばAndroidの最新のβ版はお宝情報が多く眠っている可能性が高く今回も多数判明しました。まず一つ目としてPixel 6 Proの新機能です。

Pixel 6シリーズのプレス画像がリークした際に確認できた機能で実際に正式発表された際に実装されていなかった新機能の一つが顔認証です。Android12のβ版/Android13のβ版の時にも内部コードから顔認証の開発が継続していることが判明。

Android13で実装されるかと思いきや結局実装されず。ただGoogleは9月より12月に配信予定のFeature Dropのβ版の開発を開始しておりこのβ版から顔認証に関する記述や画像が判明したみたいです。

この内部コードからPixel 6 Proについていくつかの記述があり一つ目は顔認証は十分な光量がありマスクやサングラスを着用していない時に機能する。そして2つ目は普段メガネを着用している場合初期設定中に着用することができる。

さらに3つ目として顔認証する際に本体を目の高さで持つこと。そして最後に顔認証はパターン/PIN/パスワードなどよりも安全性が低いと記述されている。

また使用上の注意としてユーザーが目を閉じている状態でも認証されることがあることや兄弟や双子など顔が似ている人がロックを解除できる可能性があるとしています。

ただPixel 6 Proで実装される顔認証は3D認証ではなく2D認証なので仕方ない可能性があります。Androidの多くが対応している顔認証は2Dなので最悪の場合写真でロック解除可能なのでセキュリティは確かに低い。

ちなみにPixel 6 Proは顔認証用センサーを搭載していないため基本はインカメラを使います。ただGoogleは少しでもセキュリティを強化するためにインカメラがDPAFに対応していること。

そしてインカメラがユーザーの顔を立体的に読み取った上でGoogle Tensorで処理して実装との話。

つまりインカメラがDPAFにGoogle Tensorを搭載していることが必須条件になるため対応機種が限定。ちなみにこの条件を満たしている機種は記事執筆時点でPixel 6 Proのみ。

そしてPixel 7シリーズはインカメラの刷新でDPAFに対応したインカメラを搭載すると予測されているので対応する可能性。つまり顔認証に今後対応したとしてもPixel 6 Pro/Pixel 7/Pixel 7 Proの3機種に限定かも。

Android13へのアップデートで指紋認証の認証精度が悪化したとの話もあるので顔認証に対応すれば単純に嬉しいところですが予算がある人はPixel Watchでロック解除が一番楽かもしれません。

去年からずっと言われてきたことなのでそろそろ顔認証に対応するなら対応して欲しいところです。ちなみに顔認証が実装できずにいる最大の理由は対応した場合の消費電力の増加だと言われてます。

2つのタブレットの存在。

次に今回のβ版の情報から判明したのがPixel Tabletの存在です。すでにGoogleは2023年に正式発表することを明らかにしていますが今回の情報からも一部スペックが判明。

搭載SoCに関しては初代Google Tensorでインカメラは8MPのIMX355である可能性がありセルラーモデルは存在していない可能性。極太ベゼルに安そうな材質から想像はできましたが今回の情報からも廉価モデルの可能性。

おそらくGoogleとしてNest Hubに変わる立ち位置として開発している可能性があり外出先でもバリバリ使う感じではなく家に置きっぱなしでGoogle HOMEを管理するための中心的な立ち位置。

ただビデオを通話はもちろん動画の視聴や漫画などもエンタメを楽しむことができるデバイス。個人的にはこの情報通りであれば興味がありません。手持ちにフラッグシップ級の他社タブレットがあることからも廉価タブレットは必要ない。

ただ今回の情報では2種類のタブレットを開発している可能性。Googleはtangorproというコードネームを採用した製品を開発していることが判明。

ちなみに廉価モデルのPixel TabletのコードネームはtangorなのでPixel Tabletにはプロモデルが存在していると考えることができますが今回の情報では具体的なスペックなどは不明という感じです。

Google製品でProが採用されている製品は限定的で記事執筆時点ではPixel 6 ProとPixel Buds Proの2種類のみ。

わざわざプロを冠することからも2世代目のGoogle Tensorを搭載やデザインをより洗練化するなど他のフラッグシップモデルに引けをとらない製品になって欲しいところ。

ただスペックが底上げされてもライバルであるiPad ProやGalaxy Tab S8 Ultraはアクセサリーもかなり充実しています。なのでライバルメーカーの最上位モデルに匹敵できる存在になれるかは現時点でなんともです。

ただ少なくともGoogleはタブレットを2種類開発しているくらいなのでかなり積極的に感じます。

Pixel NotePadのカメラ。

そして3つ目として自分が最も楽しみにしている新製品であるPixel NotePadの新たな情報が判明。Β版の内部コードからも第2世代のGoogle Tensorを搭載したFelixというコードネームを採用した製品が開発されていることが判明したとしています。

Androidフレームワークとカメラドライバーの間に位置するカメラハードウェアアブストラクションレイヤーのコードからFelixは折り畳まれた状態や開いた状態についても記載されていることからこの機種がPixel NotePadである可能性が高い。

またカメラハードウェアアブストラクションレイヤーのコードからカメラスペックの詳細も判明。

ちなみに事前情報ではメインカメラセンサーはPixel 6と同じGN1かPixel 6aと同じIMX363のどちらかになると予測/超広角はPixel 6と同じIMX386でインカメラも同様にIMX355になるとの予測。

なのでリアカメラはデュアルレンズカメラがインカメラがサブとメインディスプレイに1個ずつ搭載。

この事前情報からも妥当と思っていましたが今回の情報によるとメインカメラセンサーは50MPのIMX787を搭載と判明。ちなみにセンサーサイズは1/1.3インチで今年搭載機種が登場した比較的新しめのSony製センサーを採用。

そしてインカメラはIMX355に超広角はIMX386と一緒です。この時点でメインカメラセンサーがSonyの大型センサーを搭載している時点でサプライズです。

さらに詳細は不明ですが望遠レンズはSamsungのJ1センサーを搭載しているとしています。おそらく望遠レンズは内部スペースの問題からもペリスコープではない。

またインカメラがIMX355なのでDPAFに非対応。つまり先ほどあった顔認証に対応する可能性はかなり低いと思います。

一方でPixel 7シリーズは事前情報通りであれば超広角以外は全てSamsung製に変更されておりまじでSamsung1色になりつつある中Pixel NotePadはSamsung離れと逆の動きになっています。

単純にセンサーだけで見ればPixel NotePadのカメラはPixel 7以上Pixel 7 Pro以下の可能性。望遠レンズ次第ですがむしろPixel NotePadの方が全体的に安定した写真や動画を撮れるかも。

むしろこれから登場するPixelの新製品の中で最強クラスのカメラの可能性もあるくらいです。

ちなみに今回の情報通りであれば折りたたみ式機種の中で1/1.3インチのメインカメラセンサーを搭載しているのはPixel NotePadくらいと折りたたみ式機種の中でも最強クラスのカメラになるかも。

メインカメラセンサーがsony製であればおそらく以前よ言われていた$1399という安い価格ではない。ただそれでも個人的にカメラが強い折りたたみ式機種が欲しいと思っていたのでめっちゃ楽しみ。

ちなみにもちろん今年発表される可能性もありますが一部情報によるとGoogleは2023年からPixel 7シリーズ含めてベトナムで製造すると予測されている一方でPixel NotePadのみは引き続き中国で製造されるとの予測。

この情報を見る限りだとPixel NotePadは2023年に正式発表とも捉えることができるのでちょっと複雑。Pixel NotePadのみが中国で製造される理由としては特殊なヒンジにディスプレイとサプライヤーの兼ね合いから中国で製造した方が効率がいいからとの話。

現時点で10月のイベントで発表されるか不明ですがここまで情報が出てきたら発表して欲しい。

まとめ

先日にSamsungは国内でもGalaxy Zシリーズを正式発表しましたが個人的にありがたかったのが予約特典が10月中旬まで。発売日が9月29日なのでGoogleが新製品発表会を開催する前に予約特典がもらえる期間が終わってしまうかと思いきやGoogleの発表会を見てからでも判断できる。

もしGoogleがPixel NotePadを発表したらPixel NotePadを購入して発表しても今年の発売ではなく来年の場合や発表すらされなかった場合はGalaxy Z Fold 4の国内版を購入する予定です。

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