Xperia Stream正式発表。Xperia 1Ⅳはやはりキャリアのぼったくり

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日にSonyはXperia 5Ⅳを正式発表しており望遠レンズの変更はサプライズでしたがXperia 5Ⅲのデメリットをしっかり潰すなどいい感じの進化を遂げています。

詳細は「これは超待望の神機種が正式発表。Xperia 5Ⅳがめちゃくちゃ欲しい」をご参照下さい。さて今回SonyがXperia 1Ⅳ専用ゲーミングギアであるXperia StreamとXperia 1Ⅳの直販モデルを発表したのでまとめたいと思います。

ゲーミングギアを正式発表。

今回SonyがXperia 1Ⅳ専用となるゲーミングギアを正式発表しました。5月の新製品発表会を開催した時点で今年の秋にゲーミングギアを発売することを明らかにしていましたがようやく発表。

Xperia Streamはマルチポートを搭載しており本体下部に集中しておりイヤホンジャックにHDMI/USB-CにLANポートを搭載しています。

プロゲーマーにとって通信速度は重要であることからもLANポートはありがたいところですがXperia 1Ⅳはゲームプレイをライブストリーミングすることが可能であることからも通信速度を安定させることができつつHDMI端子を搭載しているので外部出力可能。

またイヤホンジャックがあるのでイヤホンはもちろん外部マイクからの音声入力も可能かもしれません。そして当たり前といえば当たり前ですが電池残量を気にせず遊べるようにUSB-Cポートも搭載しています。

また肝心の冷却性能ですが背面に搭載されたファンを使用した空冷方式による冷却機能としています。すでにこの手の冷却ファンは発売されていますがほとんどのものは背面のみを冷却する方式です。

一方でXperia Streamに関してはディスプレイ側にも空気が流れる仕様に設計されており両面とも冷却することが可能な独自構造を採用。

内蔵はファンはXperia 1Ⅳの発熱状況に合わせて回転数を自動制御するとしており熱源の位置に合わせて気流の量も最適化されるように設計。また最も発熱するSnapdragon 8 Gen 1付近にはさらに多くの気流を送り込むことで徹底的に冷却。

その他ゲームエンハンサーを通してファンの回転数などより細かなカスタマイズが可能としています。

ちなみにXperia Streamを装着した際のパフォーマンスですがベンチマークを5回連続回した場合Xperia Streamなしでは2回目以降で15%前後スコアが低下するのに対して装着している場合だとスコアは3%程度しか落ちない。

このことからもベンチマークとかなり負荷がかかるシーンでもパフォーマンスをしっかり維持。ゲームタイトルではディスプレイ輝度最大/FHD/60fpsでスクリーン録画の状態で1時間プレイした場合装着していない場合だとフレームレートが発熱により低下を確認できるとしています。

特に発熱がひどい状態だと長時間フレームレートが落ちている中装着状態だとフレームはほぼ落ちない。またプレイ終了後に表面温度を計測した際に装着した場合とそうでない場合で10度も差があります。

発熱対策としてはかなり強力と判断することができデザインもグリップしやすいような形状を採用。また表面もサラサラとした質感で長時間持っていても変な話ベタつく感じではないと思います。

繰り返しになりますがXperia 1Ⅳ専用。また10月14日より発売予定で価格は2万4000円前後。さらにXperia 1Ⅳの直販モデルとセットになったXperia 1Ⅳ Gaming Editionも発売予定です。

ただこの場合Xperia 1Ⅳの本体のカラバリはブラックのみで価格は18万9200円で10月14日発売。両方欲しい人はXperia 1Ⅳ Gaming Editionの発売を待つのがありかなと思います。

直販モデルを正式発表。

先日には記事でもまとめさせて頂きましたがSony StoreにおいてXperia 1Ⅲが大幅値下げされたのでXperia 1Ⅳの直販モデルを発表するために型落ちモデルの在庫整理をより強化したと勝手に推測。

そして今回国内向けにXperia 1Ⅳの直販モデルを合わせて正式発表。Xperia 1IIの時は8月中旬に正式発表で10月下旬に発売。Xperia 1Ⅲはキャリアモデルの発売が例年より遅く7月だったことも影響したのか10月下旬にXperia PRO-Iと合わせて正式発表して11月中旬に発売を開始。

そしてXperia 1Ⅳのキャリアモデルは例年より早く6月上旬に発売されたことからも直販モデルも昨年より早目でワンチャン8月頃に発表されるかと思いきや今回ようやく正式発表した形になります。

そもそもキャリアモデルとの発売時期のタイムラグをなくして欲しいと思いますがSonyとしては発表から発売までのタイムラグを少しでもなくすために発売日に合わせて発表を粘るのかもしれません。

そして今回発表された直販モデルをキャリアモデルとの違いと合わせてざっくり確認していきます。

まずDual SIMですがキャリアモデルと同じくeSIM+物理SIMのDual SIM構成を採用。個人的には物理SIMが2枚のDual SIMできて欲しかったですが残念なことにeSIMこみでのDual SIMを採用。

ただDual SIMで使いながらもSDカードスロットも使えるのでユーザーにとっては嬉しい仕様です。そしてストレージに関してはキャリアモデルが256GBに対して直販モデルは512GBと倍増しています。

また完全に想定外だったのがXperia初となるRAM16GBに対応しておりめっちゃ容量が多いです。おそらくですがこれはXperia Streamと合わせて使うことを前提にした大幅強化の可能性があります。

またキャリアモデルと異なりミリ波非対応となっておりこれは前モデルの時と同じ流れです。対応バンドに関してはキャリアモデルのバンド縛りがなくなったので基本はそこまで差がない。

ただauモデルとSoftBankモデルはdocomoのn79やB21非対応なので直販モデルの方が分かりやすいとは思いますがキャリアモデルのキャリアアグリケーションは期待できないので通信速度に差がでる可能性。

その他キャリアのサービスとして対応している通話関連のサービスは直販モデルは非対応です。一方でキャリアモデルは基本3G非対応ですが直販モデルは対応しているのでユーザーが使っているSIMによっては汎用性が高いです。

逆に5G契約のSIMを使っている人はほぼ関係ない話という感じです。ざっくりとスペック上での違いはRAMと通信関連とストレージでRAMは完全にサプライズの感じ。

そして個人的に最も残念だったのが限定カラバリがなくキャリアモデルと同じく3色展開ということです。事前情報ではシルバーが追加されるかもという話がありましたが残念なことに予測が外れて終了。

9月16日より予約開始で価格は17万4900円です。もうちょっと安くなって欲しかったところですがキャリアモデルがいかにぼったくりかという感じです。もちろんですがキャリアロゴもキャリアアプリなし。

ただXperia Streamの購入を考えている人はセットで18万9000円なので実質16万5000円程度で購入可能。限定色がなかったのでちょっと躊躇気味ですがRAM16GBもあるので試したいと悩んでいます。

というか発売日が9月16日とiPhone 14シリーズの発売日と同じ日は正直やめてくれという感じです。

Xperia 5Ⅳの動向。

一方でXperia 1Ⅳの直販モデルが発表されるのであれば合わせてXperia 5Ⅲの直販モデルも値引きが行われるかと思いきや残念なことに記事執筆時点で価格改定はないのがちょっと残念です。

この感じだと国内でのXperia 5Ⅳの正式発表に合わせて変更される可能性があり今動きがないことからXperia 5Ⅳの国内発表はもうちょっと先なのかもしれません。

この感じだとXperia 1Ⅳの直販モデルが発売される9月16日までは動きがない可能性がありXperia Streamが発売される10月14日までにXperia 5Ⅳが正式発表されたとしても発売されることはないのかもしれません。

となると海外と比較してXperia 5Ⅳの国内発売はちょっと遅いのかもしれません。ただアメリカでは10月下旬に発売予定なのでそれまでに発売して欲しいところですが結局決めるのはSonyではなくキャリアなので何ともです。

Xperia 1Ⅳの直販モデルで限定色がなかったからこそXperia 5Ⅳのキャリアモデルに昨年と同様に限定色を期待したいところですがコストカットのために今年は全くない可能性も十分にあり得ます。

ただXperia 5IIから続いていることなので継続して欲しいことと個人的にXperia 5Ⅲのシルバーはめっちゃお気に入りなので1世代で廃止になるのは避けて欲しいと感じてしまいます。

やはり今回のXperia 1Ⅳの直販モデルを見てミリ波非対応とはいえストレージにRAMが強化でも本体価格がキャリアモデルより安いとなるとキャリアモデルの価格は釣り上げられていることになります。

結局高いと散々批判されてきましたが昨年登場したXperia 1Ⅲのau版やSoftBank版より安いです。なので今後キャリアモデルに拘りがない人は発売時期にタイムラグがあるとはいえ直販モデルを待つべき。

特にプログラムを使わない人は直販モデルがいいです。

自分は基本同じ端末を2年使うことはないので一括購入がメインですがレビューのためと仕方ないですがキャリアモデルと直販モデルの2重買いになるので早くタイムラグを改善して欲しいですが厳しそう。

結局Xperia 5Ⅳに関しても直販モデルは来年の5月頃とかだいぶ先の話になりそうですよね。

まとめ

今回は事前に明らかにされていたゲーミングギアであるXperia Streamが正式発表されたので簡単にまとめてみました。思っていたよりも冷却性能に優れている感じであとはファンの音とか気になる。

またゲーム以外でも使えたらいいなと思っていましたがカメラや動画でも使えないのは残念です。そして合わせて発表されたXperia 1Ⅳの直販モデルの価格とRAMがサプライズという感じでした。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG