XperiaやPixelは高めだけど問題なし。スマホの電磁波レベルの調査結果公開

先日の情報からも2022年に登場する「Xperia 1Ⅳ」は世界初の4K/120Hz表示。かつLTPO技術を採用した可変式に対応する可能性があると予測されています。詳細は「Xperia 1Ⅳ。世界初の可変式4K/120Hz表示に対応?」をご参照下さい。

また一方で2021年最後に発売されたXperia PRO-Iですが生産数を限定しているのか一時期家電量販店やAmazonで品切れを起こすなどSonyの想定以上の売行きである可能性が高いことが判明しています。

詳細は「売行き上々?Xperia PRO-I。Amazonで早くも完売」をご参照下さい。さて今回GizChinaが電磁波レベルが高いスマートフォンについての調査結果について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

調査方法と注意事項。

今回の情報を確認する前に以下の確認をお願いします。

注意事項
電磁波を発しないスマホは存在しない
スマートフォンの電磁波が人間の体に重大な影響を与えるという証拠はない

今回Banklesstimeが一部スマートフォンを対象に電磁波レベルを調査したその結果を公開しています。

調査方法
スコアの評価方法として最も近い基地局との距離や製造されてからどの程度経過したスマホなのか。そしてアンテナの送信強度などの要因を加味してスコア付
個々のデバイスの比吸収率(SAR)に基づいており、人体においては高周波電磁界(RF-EMF)波を吸収

少なくともユーザーによって生活圏やいつその機種を購入したかバラバラなので、今回スコア付されている機種を持っている=危険になりません。使用環境が違ければスコアも変わってきます。

スコアの確認。

今回の調査結果で電磁波レベルが高いトップ10の機種が上記の画像になります。全ての機種がチェックされているわけではなく詳細はBanklesstimeを確認して頂くことをおすすめします。

メーカー別で見ればOnePlus/Sony/Googleの機種が多くランクインしている。単純に今回テストされた機種の中でこれらメーカーの機種の比率が比較的高かった可能性がある。

ここで注意して欲しいのはOnePlus/Sony/Googleの機種は危険だと勘違いすること。国ごとに基準値が異なるみたいですがアメリカでの基準値について以下のようになります。

米国では、SARレベルが1.6 W/Kgを超えるスマートフォンは販売の対象外です。これは米国連邦通信委員会によるものですが、国がFCCによる推奨を完全に実施しているかどうかはわかりません。

少なくともアメリカの基準値+今回のテスト結果だけで見ればアウト扱いになっているのがMotorola Edgeのみということで、他の機種は基準を満たしていることになります。

ただMotorola Edgeに関してもテスト条件が変われば異なるスコアになる可能性があります。少なくとも今回のテスト結果においてアメリカ政府が何かしら対応するのか。メーカーが対応するのか。

個人レベルでどうこうするものではなく、メーカーなどに動きがなければ特段問題なしということになります。もし問題があるなら基準値を超えてしまっているため即販売停止です。

あくまでも今回のテストではこのスコアだったという話。

スマホの電磁波は有害なのか?

同サイトは結果スマホの電磁波は有害なのか?について以下のようにまとめています。直訳すると以下のようになります。

この質問に対する簡単な答えは、スマートフォンの放射線が人間に重大な害を及ぼすという証拠はないということです。これは、携帯電話がRF波を放射し、現在のすべてのスマートフォンが電磁スペクトル内でRF波を放射するためです。

最新の5Gスマートフォンも最大約80GHzのRF波を放射します。ただし、2G、3G、および4G接続を使用するスマートフォンの場合、RF放射は0.7〜2.7GHzの範囲内です。これらの周波数は十分に高くないため、非電離です。非電離放射線は、原子または分子を電離するのに十分な量子あたりのエネルギーを持たない電磁放射線の一種です。RF放射線によるガンのリスクが高いのは、DNAを変えることができない低エネルギーによるものです。

スマートフォンのRF放射の別の部分は、体の一部を加熱する可能性があることです。これは、特にスマートフォンに近い体の部分に当てはまります。ただし、加熱は通常、中核体温を大幅に上昇させるほど重要ではないことに注意することが重要です。スマートフォンからのRF放射については何も恐れることはありませんが、あまり注意することはできません。

たまにスマホの電磁波レベルについて話題になるので今回改めて取り上げてみました。少なくともネットでは4Gが安全扱いされていて5Gは危険視扱いされることが多いですが、今回の情報をみる限りでどちらも放射していることに違いはなく、4Gと5Gで数値の差はあれどどちらも周波数的には高いとは言えないとしています。

今回のテスト結果だけでスマホが危険と判断するにはデータが少なすぎです。ちなみにFDAがスマートフォンの電磁波が気になる場合の対処方法として長時間使うなとしています。

追記

Google翻訳において「放射線」と訳されていたため、そのまま「放射線」という言葉を使わさせていただきましたが、この場合「電磁波」や「電波」という言葉の方が適切だとご指摘を頂き訂正させて頂きました。確認不足でご迷惑をおかけして申し訳ないです。

 

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