Pixel 11 Pro XLの25Wワイヤレス充電を検証!相変わらず遅すぎる現実

Google Pixel 11シリーズでは発熱対策が強化されたのか、シリーズ通して最大25WのQi2の充電が可能となっています。ただワイヤレス充電自体が遅いという指摘もあります。

今回Android AuthorityがPixel 11 Proの充電速度に言及しているので簡単にまとめたいと思います。

充電速度テストの結果。

今回同サイトが「Google Pixel 11 Pro XL」の充電テストの結果を公開しており、まとめると以下のようになります。

検証セグメント 検証結果・事実関係 解説・過去モデルとの対比
⚡ 1. ワイヤレス最高出力
(PixelSnap 25W検証)
実測値:ピーク出力実測23W(公称25Wに達せず)。
出力の遅れ:充電開始から最高出力に達するまで約6分間(9V/16Vの切り替え制御)を要する。
維持時間:ピーク出力を維持できるのはわずか数分間のみ。
💡 実質は15W並み:
「25W対応」をアピールしつつも、高出力を出せる時間が極めて短く、短時間の継ぎ足し充電には向かない。
⏱️ 2. 充電所要時間
(速度の改善と退化)
11 Pro XL × PixelSnap:50%まで47分 / 100%まで119分
10 Pro XL × PixelSnap:50%まで61分 / 100%まで145分
9 Pro XL × Pixel Stand (第2世代):50%まで33分 / 100%まで101分
💡 2世代前に負ける現状:
前作(10 Pro XL)よりは改善したものの、ファン内蔵スタンドを使えた2世代前(9 Pro XL)の方が遥かに高速。
🔥 3. 発熱と出力抑制
(熱管理の限界)
本体温度:平均37.4℃(10 Pro XLより0.5℃上昇)。
制御:内部温度が40℃に達するとサーマルスロットリング(過熱防止の出力低下)が発動。
★ トレードオフの限界:
11 Pro XLの充電速度向上は「本体温度の上昇」と引き換えになっており、結局は熱で出力が絞られる。
🚫 4. Pixel Stand互換性
(事実上の廃棄状態)
10 / 11シリーズでの動作:コイル位置のズレにより**7.5W出力へ大幅制限**。
所要時間:満充電までに**4時間以上**かかる計算となり実用不可。
🚨 過去資産の無力化:
ファン付きで優秀だったPixel Stand(第2世代)が、最新モデルでは夜間充電専用に成り下がってしまった。
🔌 5. 有線充電・ブースト
(45W & Extreme Charging)
有線45W:実測最大41W。最高速度には「18V/2.27A PPS」対応の特定充電器が必要。
Extreme Charging:最初の5分間を加速するが、温度が**42.9℃まで急上昇**。
✨ 複雑すぎる充電仕様:
有線も充電器の要求スペックが厳しく、新機能のブーストモードも危険なレベルで発熱するため扱いづらい。
💡 6. 総評・まとめ
結論:MagSafe形状の「PixelSnap」はケース等の利便性をもたらしたものの、ファン内蔵の「Pixel Stand(第2世代)」が実現していた「低温かつ高速な充電」からは退化している。25Wワイヤレスや45W有線、Extreme Chargingといったアピールスペックも、厳格な熱抑制や複雑な規格要求により十分な性能を発揮できておらず、マグネット+冷却ファンを備えた新型スタンドの登場が待たれる。

少なくとも今回の情報をみると、ワイヤレス充電はファン付きのQi2対応の充電器を純正で出す必要があるのかもしれません。一方で有線充電に関しては充電縛りが強めであることがからも複雑で分かりにくいことになります。

少なくとも充電規格が複雑であることは前モデルから継続されており、今後改善することに期待したいところです。

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