国内においてGoogleはシェア拡大のためか為替に対してかなり頑張っていた印象。そのため他社が値上げしている中でPixel 6シリーズやPixel 7シリーズはほぼ値上げをしなかったことから価格の安さが際立った印象を受けます。
一方でPixel 8シリーズからは為替に忠実な価格設定を採用したことから一気に高価格化した印象でコスパが悪いと批判の声が圧倒的に増えた印象です。今回はPixel 9シリーズなどPixelの特徴はそもそもコスパではなかったことについて主観的にまとめたいと思います。
そもそもコスパをアピールしていない。
一部メーカーの機種は製品ページに「コスパ」と記載されていることがありますがGoogleはPixelにおいてコスパでアピールしていないです。半導体不足や世界的なインフレの影響を受ける中で、Googleは値上げをできるだけ回避した。
その結果他社と比較して安くなったので「コスパが良い」と話題になりましたが、Pixel単体で見れば価格が変わらなかっただけです。ちなみにコスパという言葉はよく使われますが、「費用対効果」という意味なので本来本体価格は関係ありません。
ただ国内で見るとそもそも安い機種でしかコスパという言葉が使われないことからも、「安い」という意味で使われていることが多い印象を受けます。なので高くなったことで「コスパが悪い」と批判されることが多いですが、逆に今までは価格しか見られていなかったという印象を受けます。
何より繰り返しになりますがPixelはコスパをアピールしていたことは基本ありません。
Pixelの特徴。
個人的にPixel 9シリーズを使っていて魅力に感じる部分は以下のようになります。
Pixelの特徴 |
ポートレートモードでも動体の撮影に強い |
動画ブーストでスマホ最強クラスの動画性能 |
写真や動画の編集機能が充実 |
国内で初めてPixelが発売されたのはPixel 3シリーズからなので、あまり認知しているユーザーはいない印象ですが、初代PixelはDxOMarkにおいて一時期トップの評価を獲得しています。
また初代Pixelはアメリカで半年近く入手困難だったとも言われており注目度も高かった印象です。またPixel 3シリーズの世代で初めてaシリーズが導入されましたが、aシリーズが人気を集めた理由としては本体の価格が安いことよりもフラッグシップと同等のカメラを廉価モデルでも楽しめるから。
なので改めてPixelの歴史を振り返ると「カメラ」が特徴のシリーズになります。つまりPixelのカメラが好きな人にとっては本体価格が値上がりして「コスパ」が良いことに違いはないです。
何より日本国内で本格的に売れ始めたのはPixel 6シリーズで、この頃はGoogle Tensorの採用でGoogle AIを強化してきたばかりです。なので「消しゴムマジック」など分かりやすいキャッチフレーズでユーザーの認知度を上げましたが肝心のカメラがちょっと蔑ろになってしまった印象。
また本体価格が安いからこそ購入したユーザーも多かったと思います。何よりAI目的で購入するユーザーはまだ限定的でPixelが高くなってしまうと何も特徴がないと感じてしまうユーザーが多い。
その結果「コスパが悪い」と今の評価に繋がっていると思います。ただ本来であればカメラが特徴のメーカーであり今でも健在です。少なくともPixelが欲しいと思うユーザーは、カメラが自分に合うかで購入する前にしっかり確認するのが一番で、価格だけで買うと失敗した感じるかもしれません。
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